映画の殿 第48号 Netflixドラマ編 part4

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【ドラマに登場したあの顔、この顔!】

SNAKEPIPE WROTE:

ほとんど毎日、何かしらのドラマを鑑賞しているROCKHURRAH RECORDSなので、Netflixドラマ編は約3ヶ月おきに更新していることになるね。
備忘録を兼ねて、今回も韓国ドラマをまとめておこう!

まず最初に、長年来の友人Mから強力に進められた「秘密の森(原題:비밀의 숲 2017年)」 から始めよう。
2017年に、米ニューヨーク・タイムズが「国際TVドラマTOP10」に韓国ドラマで唯一選定したドラマだというから期待しちゃうよね!(笑)
まずはあらすじを書いておこうかな。 

子供時代に脳手術を受けた影響で感情を失い、理性だけで行動する冷徹で孤独な検事ファン・シモク。
日常のように目の当たりにする検察の内部不正を断ち切ろうとしていたシモクの前に、現れた第一の死体。
その後、相次ぐ第二、第三の死体。
検察の内部不正を覆い隠すために相次いで起こる殺人の中で、周りの人すべてが殺人の動機を持つ容疑者として次々と浮上する。
時には全員が犯人のように、時には全員が無実であるように感じられる…。
シモクとは対照的に、人情味あふれる性格のハン・ヨジン刑事協力のもと、シモクはだんだん犠牲者たちの共通点に気付き始める…。
(BS-TBS公式サイトより)

続いてトレイラーね。

初対面ではぎごちなくて感情表現がほとんどない検事と熱血女刑事のペアリングが、回を追うごとに良いタッグに変化していくところが良かったよ。
そして冷徹な反応で、的確に謎を解いていくファン・シモクへの信頼感が増していく。 
こういうドラマを観ていると、韓国は不正だらけなのかと思ってしまうよね。(笑) 
強く記憶に残っているのは、ハンジョ・グループの会長イ・ユンボムが、日本のヤクザと一席設けた際に発した乾杯の音頭。
花は桜木
人は武士
という謎の言葉の後、楽しそうに祝杯をあげていたところ。
この言葉は、日本のことわざのようだけど、ここで使う必要あったのかな?(笑)

「秘密の森」は目が離せない展開にハラハラさせられ、続きが気になったエキサイティングなドラマだったよ。
シーズン1が面白かったので、期待してシーズン2を観たROCKHURRAH RECORDS。
1に比べて少し地味でゆっくりしたペースで進行していたため、盛り上がりには欠けたかも。
ハン・ヨジン刑事とのタッグ・シーンが少なかったのも原因かもしれない。
ファン・シモクに、少しずつ表情が出てきたのは、良かったね!

ファン・シモクを演じているチョ・スンウのファンになったから、というわけではないけれど、たまたま同じ主演俳優が続いてしまった「シーシュポス:The Myth(原題:시지프스: the myth 2021年)」。
シーシュポスといえば、カミュの「シーシュポスの神話」だよね! 
SNAKEPIPEの高校時代、何故かこの本が課題図書になっていた。
「永遠に終わらない、というのは最も残酷なことだ」
と倫理社会の先生が話していたことを思い出すよ。(遠い目)
韓国ドラマ「シーシュポス」のあらすじとトレーラーを続けてどうぞ! 

舞台は2020年の韓国。
10年前に事故で兄を失った天才工学者ハン・テスルは、不測の事故でこの世界には「密入国者」という謎の存在が正体を隠して生きていることを知ってしまうことに。
敵なのか味方なのかも不明な彼らの秘密を明らかにし、兄の死の真実を追いかけるなかで、テスルは彼のために危険な道を遡ってきた救援者カン・ソヘに出会い……。
(シネマトゥデイより)

「秘密の森」の後に観ているため、「ファン・シモクがナンパしてる!」とか「ファン・シモクが笑った!」など、別人の設定なのにおかしな比較をしてしまったよ。
天才工学者の役も似合ってたよ、ファン・シモク! (笑)
未来からやってくるカン・ソヘを演じるパク・シネの、アクション・シーンが迫力満点。
銃を構える姿が様になっていたよ!
「シーシュポス」の印象としては、以前ROCKHURRAHが書いた「俺たちダーク村」で紹介されたドイツのドラマ「DARK」に近い雰囲気だったね。
「シーシュポス」の場合は、未来/現在/過去に、そこまでのスパンがないので、どの時点の話なのか分かりづらい時があるのが注意かな。
韓国でSFというのは珍しい気がするけど、最近はこうしたジャンルにも力を入れてるみたいだね。
廃墟の表現など、映画さながらの素晴らしい出来栄えに驚いたよ。
これからもっと発達していくジャンルになりそうだね。

続いては、2021年8月に公開されたばかりの「D.P.─脱走兵追跡官─」ね。
ドラマの中で「D.P.」は何の略かと尋ねるシーンが出てきたけれど、明確な答えは返されてなかったよ。
Deserter Pursuitの略で、日本語では「軍隊離脱者追跡」だって。
韓国は兵役義務がある国なので、実際にイジメや家庭の事情などで、軍隊を抜け出したいと思う人が多いんだとか。
デビュー作が「コインロッカーの女(原題:차이나타운 2015年)」の監督ハン・ジュニが監督を務めたという「D.P.」。 
あらすじとトレイラーを載せてみよう。 

兵役義務により入隊した青年が、軍の脱走兵を追跡する部隊に配属されることに。
任務にあたるなかで、脱走した兵士たちがそれぞれ抱える過酷な現実が見えてくる。
(Filmarksより) 

先輩後輩という上下関係がここまでとは、驚きだよね。
そうとうリアルに描かれているらしく、韓国はもちろん海外でも高い評価を受けているという。
イジメや暴力が日常化している軍隊ってどうなんだろう。
国を守るための組織なのにね?
そして主役が「刑務所のルールブック」で、兵隊を暴力で死に至らしめたとされている「悪魔のユ大尉」を演じたチョン・ヘインだったことも注目だったね。
坊主頭の兵隊役のイメージになってしまうよ。(笑)
どうやらシーズン2も予定されているというので、続きが気になるよ。

上の「D.P.」もそうなんだけど、ウェブ漫画が原作の韓国ドラマが多いんだね。
悪霊狩猟団: カウンターズ(原作:경이로운 소문 2020年)」も漫画が原作とのこと。
「シーシュポス」を観ている時から、「早く観て!」と友人Mから催促されていたドラマだよ。
あらすじはこちら。 

昼は知る人ぞ知る人気店「姉貴麺屋」の従業員、夜は悪霊と戦う特別な力を与えられたカウンターと呼ばれる人たちの活躍を描く。
幼いころに両親を事故で亡くした高校生のソ・ムンは、カウンターの一員となり、強い力を持つ悪霊と戦うことになる。
(シネマトゥデイより)

トレイラーも載せておこう。

主役の高校生を演じたのは、「SKYキャッスル~上流階級の妻たち~」で熱心過ぎる父親からスパルタ教育を受けていた双子の高校生だったチョ・ビョンギュ、25歳(!)。
韓国ドラマを観ていると、似た役柄を演じる俳優が多いんだけど、チョ・ビョンギュはいくつまで高校生役ができるだろうね?(笑)
「カウンターズ」で気になったのは、 「姉貴麺屋」の看板メニューである「ククス」という料理だよ。
友人Mが食べられる店を探してくれて、一緒に食べに行ったSNAKEPIPE。
とても美味しかったよ!(笑)

おそろいの赤いジャージを着て活動するカウンターズの面々は、みんな良い味出してたね。
中でも注目していたのは、治癒能力を持ったチュさんを演じたヨム・ヘラン!
「トッケビ」では「がめつい」おばさん役、「椿の花咲く頃」での弁護士役など、印象に残る名バイプレーヤーなんだよね。 
実際の年齢より老けた役までこなしていて、「カウンターズ」では会長とのロマンスも微笑ましかった。(笑)
シーズン2の制作が決定したらしいので、楽しみに待っていよう!

最後はこちら! 
世界的なヒットを記録した「イカゲーム(原題:오징어 게임 2021年)」 。
こちらも漫画が原作、更に上の「カウンターズ」と続けて観たため、ジャージつながりとなってしまった。(笑)
世界94ヶ国で1位になり、Netflixに多額の利益をもたらし、コスプレ衣装も売れたという。 
確か「ヴィンチェンツォ」が配信された時は2021年はこれ!みたいな宣伝をされていたように記憶しているけど、「イカゲーム」に奪われちゃった感じだね。
世界中の人を熱狂させたドラマのあらすじを書いておこう。

ある日謎のゲームへの招待状が、お金に困り、崖っぷちに立たされる人々の元に届く。
年齢・職業もバラバラな456人の参加者は、悲惨な現状から抜け出すべく、賞金456億ウォンを目指し、子供の頃に遊んだゲームを想起させる「命懸けのサバイバルゲーム」に挑むことに……。
謎の人物が統べる、全てが不可解な空間の中で、「だるまさんがころんだ」などを思わせるゲームに挑戦する参加者の姿が描きだされるが、子供時代に遊んだゲームと違うのは、敗者には容赦ない死が待っていること。
果たして勝ち残るのは誰か、そしてこのゲームに隠された目的とは?
(FILMAGAより)

次はどうなるの?とハラハラドキドキしながら鑑賞していたよ。
もしかしたら大金をつかめるかもしれないとしても、危険な賭けだもんね。
ちなみに456億ウォンは、日本円で約44億円だって!
ドラマ鑑賞中、「嫌なのにやらなければいけない」というような悪夢に、何度もうなされたSNAKEPIPE。
すぐ夢に出てきちゃうからね。(笑)
日本の漫画に似ている、という記事があるけれど、この2021年にあれほどの残酷描写を実写で制作した「イカゲーム」は、やっぱりすごいよ!
世界中の人が熱狂したというのは、逆に考えると怖い感じもするけどね。
こちらもシーズン2の制作は確実みたい。
次はどんな展開になるのか、待ち遠しいね!

いつの間にか韓流ドラマばかり観ているROCKHURRAH RECORDS。 (笑)
俳優層の厚さ、ストーリー展開の面白さ、撮影技術の高さなど、感心することが多いよ。
次々と新しいドラマが配信されるので、これからも見逃せないね! 

Holidays In The 散歩 若洲海浜公園

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【若洲海浜公園の入り口看板を撮影】

SNAKEPIPE WROTE:

「ずっと行ってみたいと思ってた場所があるんだけど」
ROCKHURRAHから提案されたのは、若洲海浜公園というサイクリングコースやゴルフ場が隣接する、かなり大きな公園だった。 
以前は週末ごとに自転車に乗り、近所に買い物に出かけていたROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
最近は歩くことが主体になっているため、自転車を使用することが稀なんだよね。
若洲海浜公園までは、ちょっと遠出になるけれど、久しぶりに頑張ってみようか、と公園行きを決意する。(大げさ)
毎週乗っていた頃は問題なかったけれど、しばらく自転車に乗らないと汚れるわ、空気は抜けるわで、最初に準備が必要になるんだよね。
これがまた乗らなくなる原因になってしまう。
ササッと掃除を済ませ、空気を入れる。 
簡単に食べられる物と飲み物を準備して、いざ出発じゃ!(笑)

自転車に乗るには絶好の天気、この日に決めて良かったね、と笑いながら自転車を走らせる。
少しひんやりする風を切りながら、颯爽と走り抜ける感覚はとても気持ちが良い!
そんなに走りにくい道もなく、スイスイ走ることができた。
東京ヘリポートを抜けて、途中の橋で一休み。
「あそこに見えてる丸いところが目的地だと思うよ」
ROCKHURRAHが指を指しながら言う。
あともう少しで着くね!(笑)

いよいよ若洲海浜公園入り口へ。
初めてなので、どこがサイクリングコースなのか分からない。
こっちかな、と走らせると、そこはヨット訓練所方面で行き止まり。(笑)
公園中央に戻り、少し走る。
目の前が急に開けて、海が一望できる場所に出た。
「わあーーー!」
自分でも気づいていなかった、心の中にモヤモヤしていた澱がさーっと消えていく。
一瞬にして気分爽快だよ!(笑)

若洲海浜公園の海際のサイクリングロードは、広くて距離が長くて、ほとんど誰もいなかった。
とても気持ちの良い場所を独占しているみたいで、嬉しくてたまらない!(笑)
「わー」とか「おー」とか「気持ちいいー」など、好き勝手なことを叫びながら、ひたすら道を走り続ける。
こんなに開放感を味わうのは久しぶりかもしれないね。

海が見られるベンチで休憩。
自転車で走っている時には、少し汗ばんでいたのに、座ってしばらくすると海風を受けて寒くなってくる。
それにしても見事な快晴で、自転車日和だね!(笑)
もう少し海際を走ってみよう。
道にはイルカやエイ、クジラやダイオウイカなどの影絵が描かれていて、とても楽しい。

端まで行ってみよう、と走らせる。
ここでやっと公園に入る前に見ていた丸い物体が出現!
これが展望台だったんだね。
せっかくなので、このまま上まで行ってみる。
ベンチがあり、休憩できるようになっていたよ。
高台から見下ろす海も良いね。

展望台から撮った一枚がこれ。
SNAKEPIPEは、かつて写真を撮り歩いていた頃、ピンぼけの写真を撮ったことがないんだよね。
自分の目で見る時に、ピントがずれてることがないから。
あくまでも自分が見えた通りに撮影する、ということを心がけていたため、ピンぼけになってしまった場合はボツにしていたよ。
今回珍しくスマホで撮影したピンぼけ写真があったので、嬉しくなってしまった。
SNAKEPIPEにとって珍しい出来事だからね。(笑)
そしてこんな写真も良いかも、と思うようになった心の変化にも、我ながら驚いたよ!

次は展望台とは逆方向に走ってみる。
現れたのは東京ゲートブリッジだった!
実際に目にするのは初めてだよ。(笑)
橋の奥に富士山が見えるのが、おわかりいただけるだろうか。
まるでご褒美のように感じられて、気分が上がる!
富士山のパワーってすごいよね。(笑)

釣り人に混ざって、ゲートブリッジに少し近寄って撮影してみたよ!
ちょっと作品風にモノクロで仕上げてみたけど、どうだろう。
イメージはマイケル・ケンナなんだけどね。(笑)
静かな海を見つめ続ける。
頭の中を空っぽにして、眺めていよう。
心が平穏になりそうだよね!

帰り道は爽快感に満ち溢れて帰路についた、と書きたいところだけど。
長い距離を自転車に乗っていたので、お尻が痛くて。(笑)
2人でヒーヒー言いながら無事に帰宅したよ。
次回自転車で遠出する時は、サドルを替えたほうが良さそうだね!

自然の中に身を置いてマイナスイオンを呼吸することも大好きだけど、人工物に囲まれた中でのリフレッシュも良いな、と改めて確認できたよ。
とても良い散歩ができたね!(笑)
 

ギルバート&ジョージ Class War, Militant,Gateway 鑑賞

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【エスパス ルイ・ヴィトン東京の壁を撮影】

SNAKEPIPE WROTE:

長年来の友人Mから表参道に行きたいと連絡が入る。
なんとエスパス ルイ・ヴィトン東京ギルバート&ジョージ の作品が展示されているという。
表参道のルイ・ヴィトンといえば、およそ2年前の2019年8月にもボルタンスキーの「ANIMITAS II」を鑑賞したっけ。

エスパス ルイ・ヴィトン東京には、ドア・マン対策を強化してから出かけよう。(笑)

もう一度この記事を読み、対策していけば良かったSNAKEPIPE。
自分で書いていたことをすっかり忘れ、小雨の中、友人Mとルイ・ヴィトンに向かったのである。
開店に近い時間だったせいか、ドア・マンが3人いたんだよね!
そして折りたたみ傘を畳みながら入ろうとすると、
「その傘お預かりします」
なんとドア・マンがSNAKEPIPEの傘を手に取り、わざわざ袋に入れてくれるじゃないの!
「自分でやりますよ」「いえいえ、こちらで」
なんて押し問答めいたやり取りの末、傘袋に入った傘を渡され終了。
買い物に来たわけじゃないから、本当に申し訳ない気持ちになるよ。(笑)

最上階に上がると、受付には女性2名がいて、満面の笑みを浮かべウェルカム状態!
念の為に撮影できるか尋ねるとオッケーとのこと。
上に載せた壁の撮影をしてから会場へ。
会場には壁一面に大型の作品が展示されている。
「うぉー!すごい!」
歓声を上げた時、受付にいた女性が「かなり大型の作品ですよね」と声をかけてくる。
「今までギルバート&ジョージの作品は観たことありますか」
と質問されたので「ターナー賞の歩展で観てますよ」と答えるSNAKEPIPEと友人M。
観たことは覚えていたのに、作品を忘れてしまったので載せてみたよ。
友人Mは「確か黒人の写真じゃなかった?」と口にしていたので、正解だったね!(笑)

今回の展示は「Class War(階級闘争)」、「Gateway(入り口)」、「Militant(闘争家)」という1986年の作品で、日本初公開だという。
同年、ギルバート&ジョージはターナー賞を受賞しているんだよね。
特徴的な格子とフォトモンタージュは、ギルバート&ジョージの代名詞。
画像は「Class War(階級闘争)」で、横幅は10mを超える大きさだよ!
モデルになっているのはいわゆるブルーカラーの若者たちみたいね。
丸い窓?から覗いているのはギルバート&ジョージ。

こちらは「Gateway(入り口)」で、まるで寺院の阿吽像のように仁王立ちしたギルバート&ジョージ。
自らの作品に登場するのが作風であり、流儀なんだよね。(笑)
若者達は、皆何かを見上げていて、階級闘争の時には全員が持っていた棒の数が少なくなっているよ。

「Militant(闘争家)」になると、若者は4人に減り、ギルバート&ジョージも見えなくなっている。
ルイ・ヴィトンの解説によれば「棒(自由)を手に入れ、自己肯定を経て、自分の居場所を見つける」ことに成功した若者たち、らしいよ。
ギルバート&ジョージ風の十牛図みたいだよね。
本人たちの姿がないから余計にそう感じるのかも。(笑)

天気が悪かったせいか、友人MとSNAKEPIPEだけの特別展示場になっていて、とても嬉しかった。
一瞬でも作品を独り占めできた気分だからね!(笑)
2年前のインタビュー動画も流れていて、80歳になろうかという年齢でも、未だにスーツ姿でギルバート&ジョージの健在を観ることができた。
そして感じが良い受付の女性2人と少しおしゃべりして、会場を後にしたよ。
こんな展覧会を企画してくれるルイ・ヴィトンに感謝だね!

こっそり帰りたかったけれど、やっぱりドア・マンの前を通る必要があり
「傘袋お預かりします」
としっかり最後までサービスされてしまったよ!(笑) 
次はどんな企画をしてくれるのか楽しみだね。

大人社会科見学—りっくんランド—

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【りっくんランドの入口を撮影】

SNAKEPIPE WROTE:

2021年6月に靖國神社の遊就館を訪れたROCKHURRAH RECORDS。
かなりボリュームのある展示に驚いたり、特攻隊員に思いを馳せた記事を書いたよね。
他にも軍事関係の展示がされている施設はないかとROCKHURRAHが探してくれた。
埼玉県朝霞市に「陸上自衛隊広報センター」、通称「りっくんランド」という陸上自衛隊の見学できる施設があるんだって。
陸上自衛隊の歴史や戦車などが展示されているという。
和光市駅から徒歩25分という立地であれば、公共交通機関を利用して行かれるもんね!
現在はコロナウイルスの影響で、事前予約制が採用されているんだけど、他とは違うのはメールで住所や名前等を書いて申し込むこと。
訪問が可能かどうかは抽選結果による、というもの。
希望日の2日前に、「当選した人にのみ」メールの返信が来るという。
セキュリティのためなのか、入館時に身分証明書の提示が必要だというから、気軽に入れる施設じゃないんだね。 
横田基地でも身分証明書を見せてから入ったっけ。 
希望日の2日前、ドキドキしながら待っていると、無事に当選!(笑)
雨の予報だった当日、和光市駅に向かったのである。

埼玉県に足を踏み入れるのは、2019年3月に「インポッシブル・アーキテクチャ」を鑑賞するために北浦和に行った時以来かな。
ほとんど馴染みのない土地なんだよね。
「りっくんランド」がある和光市駅は初めての場所だけど、そこまで難しい道のりじゃなくて良かった!
到着すると、すでに20名ほどのお客さんが列を作っている。
後に続いて待ってればいいのかな、と敷地内に入ると、ニコニコ笑いながら、自衛隊員が近寄ってきて名前の確認と身分証明書の提示を要求する。
確認が取れたところで、体温測定と手指の消毒を促され、開館まで並んで待つ。
前方に列を作っている人を観察すると、ほとんどが家族連れ。
ROCKHURRAH RECORDSの2人組みたいなのは珍しいのかも。(笑)

開館となり、早速入場。
先に進もうとするとROCKHURRAHが見当たらない。
記念スタンプを押している子供の後ろで、順番を待ってるじゃないの!
スタンプが欲しかったみたいだよ。(笑)
無事に入手し、1階の展示室に入る。
この日は、「ヘリコプター搭乗」「3Dシアター」「射撃シミュレーター」が体験できることになっていて、先に入場した人は「ヘリコプター搭乗」に列を作っている。
誰もいなかったのが「射撃シミュレーター」だったので、やってみることにした。
説明がなかったのにもかかわらず、ゲームが得意なROCKHURRAHは、次々と敵を爆破!
20機を超える戦車をやっつけていたよ。(笑)

続いて向かったのが「ヘリコプター搭乗」。
この頃には列が少なくなっていたので、並んで待つことにする。 
画像にある対戦車ヘリコプター AH-1S(通称コブラ)の操縦席に座り、写真を撮ることができるんだよね。
順番が来て、ROCKHURRAHと交互に座ってみる。
一人乗りのヘリコプターなので、同時には座れないんだよね。
操縦席が思った以上に狭くて、体が大きな男性には座るのだけでも辛いかも?
今でも現役で活躍している機種だというので、少しは改良されているのかな。
2010年の「横田基地日米友好祭2010」で、ROCKHURRAHはSH-60シーホークに搭乗してるので、今回で2回目。
貴重な体験ができたね! 

1階には他に、16式機動戦闘車の展示や実際に活動している自衛隊員の動画が流されていたよ。
戦闘機は何度か見ているけど、戦車はあまりじっくり見たことないからね。
敷地内広場には、もっとたくさんの戦車が並んでいるようなので、あとのお楽しみだよ!

偵察用オートバイの展示もあった。
あまり乗り物に詳しくないSNAKEPIPEなので、他のバイクとの違いはよく分からないけど、カッコ良かったよ!
何か偵察に特化してる機能があるんだろうね?

これが戦闘装着セットだって。 
説明を見ると、「戦闘防弾チョッキ」や「戦闘つりバンド」「戦闘水筒」など、全てに「戦闘」の文字が付いている。
ちなみに靴は「戦闘靴一般用」となっていたので、一般じゃない特殊な靴もあるんだろうね。
自衛隊員の服装は、国産だけじゃなくて海外メーカーの逸品もあるのかと思っていたけど違うのかな。
自衛隊員がウーリープーリー着てる写真を見たことがあったので、採用された服装かと思っていたけど、私物だったのかもしれないね。

自衛隊員はどんなことをやっているのかを教えてくれる一覧もあったよ!
朝の6時に起きてから23時に眠るまでのスケジュールの中で、いわゆる日勤帯にあたる時間はほとんどが訓練なのね。
オフィスワークで座ってる時間を全て、体を動かすことに充ててたらマッチョなボディになるだろうな。(笑)
じっと見ていると、にこやかに近寄ってくる自衛隊員がいる。
丁寧に説明を始めてくれるじゃないの!

「戦闘糧食」とは、野外地において温めて食べる食事だという。
3年保存できて、簡単に食べられる優れもの。
隊員が飽きないように、味にバリエーションがあるという。
画像にもあるように「かつおカレー煮」や「中華風カルビ」など、試してみたくなるメニューが並んでいるよ。
「おいしいですよ!」と隊員の方からの感想もあったので、食べてみたくなるよね。
残念ながら、お土産ショップでは販売されてないんだって。
きっと欲しい人多いと思うけどね?(笑)

3Dシアターは抽選を外れてしまったので、2階にあるVR体験コーナーに行ってみる。
今から10分後に開始します、という絶好のタイミングで到着し、一番で会場入りしてしまった。
これはVR用の装置を装着し、自衛隊の一員となって疑似体験ができるというもの。
メニューがいくつか用意されていて、体験したいコースをセレクトするシステムになっている。
SNAKEPIPEは高所恐怖症の上、めまいを感じやすいため、戦車に乗る体験を選んでみたけれど、ちっとも面白くなかった。(笑)
車に乗っている感覚と変わらなかったからね。
ROCKHURRAHはパラシュート降下や小型艇に乗るコースなど、いくつか体験して楽しそうだったよ。
このVR装置、ROCKHURRAHが似合い過ぎててびっくり!(笑)
VRではこんな映像を体験できるよ、というサンプルがこちら。 

うーん、やっぱり落ちるのは怖そうだよね。(笑)

施設の見学は1時間半だったので、あっという間に時間が経過していた。
残り時間が少ない中、施設内広場に展示されている戦車を見にいくことにする。
「87式 自走高射機関砲」「89式 装甲戦闘車」「74式戦車」「90式戦車」「10式戦車」などが展示されていて、圧巻だよ!
それにしても、日本の戦車の名前って、型番だけで全然面白くないんだよね。 
ドイツのティーガー(タイガー)やアメリカのシャーマンのような愛称があったら、もっと戦車の人気も出るように思うけど?
VRのインストラクターをされていた女性隊員が「戦闘機が人気ですけど、戦車もカッコ良いですよ!」とアピールされていたので、ニックネームをつけることをお勧めしたいね!(笑)

曇天で雨が降りそうな天気だったけれど、帰る頃には晴れ間が見えてきた。
「りっくんランド」入口付近に展示されていた軽装甲機動車を撮影し、およそ1時間半の見学を終了したROCKHURRAH RECORDS。
見応え充分の施設で、とても楽しかった!
なんといっても施設の隊員達の愛想が良くて、丁寧なことに驚いてしまった。 
すぐにでも接客業に転職できそうだったよ!(笑)

子供から大人まで楽しめる施設なので、当選してよかったよ!(笑)
コロナのせいで開催されていないコーナーがいくつかあったのが残念だったけどね。
土産物コーナーに、もう少し頑張ってもらいたいと思ったのはSNAKEPIPEだけかなあ。
ミリタリー好きをうならせたり、記念に欲しくなるような商品が見当たらなかったからね。
ROCKHURRAHに缶入りキャンディ買ってもらったけど。(笑)

またどこか見学に行ってみたいな。
ROCKHURRAHに探してもらおう。(笑)