ビザール・ポストカード選手権!30回戦

20180429 top
【アール・ヌーヴォーな雰囲気のワシントンDC・ポストカード】

SNAKEPIPE WROTE:

ビッグニュースが飛び込んできた!
なんと我らが鳥飼否宇先生の新刊が発売されたんだよね!(笑)
タイトルは「隠蔽人類」。
とても嬉しいサプライズがあって、手に入れることができたROCKHURRAH RECORDS。
既にROCKHURRAHもSNAKEPIPEも読み終わっているけれど、感想は次週に死体、じゃなくてしたいと思う。(ぷっ)
今週はビザール・シリーズをお届けしましょう。 

いよいよゴールデンウィークがスタートしたよ!
今年は5月1日と2日を休みにすると9連休の大型連休になるんだよね。
ROCKHURRAHとSNAKEPIPEは暦通りのお休みにした。
あまり長く休んでしまうと体も頭も鈍りそうだからね。(笑)

長い休暇ではないというのも理由だけれど、ROCKHURRAH RECORDSは基本的に引きこもるのが好き。
当然のように連休中も遠出する予定はなし。(笑)
それではせめて外国のポストカードでも集めてみようか?
目に留まるのは、やっぱりビザール系になってしまうね。 

まずはアメリカ、シカゴのポストカードから!
シカゴは「Windy City」と呼ばれているらしい。
これはシカゴの政治家が「Long Winded」(息が長い)と評したことから来ているという記事も見つけたけれど、実際に強風が吹き荒れるとのこと。
その強風に乗じて、あわよくばスカートの中が覗けるかも!という意味合いのポストカードがこれ。(笑)
盗撮が問題になっている日本で販売されることはないだろうなあ。
この辺のジョークはいかにもアメリカって感じで良いと思うけど。
強風でもスカートを穿こうとする勇気のある女性ならば、スカートがめくれても
「Oh!モーレツ!」 
と笑いでしめくくりましょう。(笑)

次はアイスランドにしようか。
テレビをあまり観ないROCKHURRAH RECORDSだけれど、録画しておいて観るのが旅行番組なんだよね。
アイスランド、とても良かったなあ。
オーロラや氷河、間欠泉などが観光としては有名だけど、それよりも惹かれたのは人の少なさかな。(笑)
アイスランドのポストカードは、名所とパフィンという鳥、その上に取って付けたように配置されている花をあしらったもの。
「ICELAND」の文字、いたずら書きにしか見えないような稚拙さなのが素晴らしい。(笑)
ちょっと「トホホ」な感じが良いんだよね!

メキシコもテレビで観て、良いなと思ったんだよね。 
まずは食べ物が美味しそう!
事実上の公用語がスペイン語というのも、スペイン好きとしては良いんだよね。 
麻薬に絡んだ犯罪が多発しているというニュースはよく耳にするけれど、ROCKHURRAHも惹かれたというから、2人にとって魅力のある国なんだろうね。
メキシコで使用されることが多い帽子・ソンブレロをモチーフにした、アメリカ国境にある都市ティファナのポストカードをチョイスしてみたよ。
ティファナというのは、カリフォルニアのサンディエゴから車で15分の距離だという。
アメリカからの日帰り観光名所らしいね。
日本は島国だから、日帰りで外国って想像し辛いけど、15分だったらランチにタコス食べに行ったりね?(笑)
気軽にメキシコ行かれるなんて羨ましいな!

今から4週間前に「マイク・ケリー展 デイ・イズ・ダーン 鑑賞」にも書いたのが聖パトリックの祝日の話だったね。
これはアイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日である3月17日のこと。
この日は緑色の物を身に着けるのが決まりだという。 
ならわし通りにおめかしして、これからお祝いに出かけようとするカップルが描かれているポストカードを見つけたよ!
「聖パトリックの祝日の夜明けに心が若くなるようにしましょう」
直訳すると、こんな意味合いの文章が書かれているんだよね。
まさかと思うけど、このカップルって意外と年寄りなのかな?
ちょっと縮尺が変だと思ったのは、左の男性正面からだから分からなかったけど、腰が曲がってるのかも。
腰痛も気になって腰に手を当てているのか?
右の女性はスカート持つ手が逆手になってるように見えるところに注目しちゃう。
もしかしたら実は老女で、スカートの中にズロースを重ね穿きしているため、外から見えないかチェックしているのか?
見るほどに謎が深まるポストカード、なかなか良いね!

ポストカードの下に「1174 Le Tour Eiffel」と書かれているポストカード。
エッフェル塔だということは分かるんだけど、1174って年号のこと?
調べてみると建設されたのは1880年代だというから、年号じゃないことは確かだよね。
では高さなのかな?
Wikipediaによると先端までの高さは324 m (1,063 ft)だという。
近いような気もするけど、どうだろう?(笑)
「エッフェル塔は象より大きいんだよ」
と言いたいためのポストカードなのか、これも意味不明。
恐らくフォトモンタージュで作成されたと思うけど、構図が上手(韻を踏んでる!)なためか、収まりの良い一枚になっているね。
このポストカードが作成されたのがいつなのかは不明だけど、簡単な切り貼りでもインパクトあるよね!

最後はこちら!
エジプトのスフィンクスだっ!
とは言っても、スフィンクスと聞いて想像するような神々しさや神秘性は皆無。
なんともゆる〜い雰囲気のスフィンクスなんだよね。(笑)
そもそもスフィンクスってこんな状態だったっけ?
スフィンクスとはライオンの体と人間の顔を持った神聖な存在と書いてあるよ。
ってことは、人間の状態でうつぶせのポーズを取っているポストカードは一体なんだろうね?
それでも堂々と「スフィンクスです」と言い切っているので、良しとするか。(笑)
トホホな雰囲気は抜群なので、貰ったら嬉しいね!

今回はそこまでビザールではなかったけれど、ポストカード都市編という試みが新鮮に感じたよ。
なんとなく旅行気分も味わえたしね。(笑)

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