【ROCKHURRAH制作の傑作プロモ。必見!】
SNAKEPIPE WROTE:
「笑っていいとも増刊号」で「美人ニューハーフ特集」を見てしまった。(笑)
化粧をしている男といえばニューハーフの方を一番に思い浮かべてしまうが、日本では伝統的に歌舞伎なども含めて
「男性が化粧をする」
ということに歴史的に違和感を持たない国ではないだろうか。
伝統芸能には詳しくないので詳細は割愛。(笑)
一体ロックの世界ではどうだろうか。(小林克也風)一番初めに化粧をした男性ロックアーティストって誰なんだろう。
ROCKHURRAHに聞いてみたけれど
「はっきり言えないけど、グラム・ロック辺りからじゃないの」
との返事。
グラム系アーティストでの化粧男代表といえば、やっぱりこの人DAVID BOWIEでしょう!
中性的な魅力やキレイさをよりアピールするためにお化粧したのかしらん。
ナルシスト魂がそうさせるのかもしれない。
もっとも、アーティストはほとんどみんなナルシストで見せたがりの人種とも言えるけど。(笑)
グラム・ロックの後、いよいよパンク・ロック登場。
パンクで化粧をした人、と言えばDAMNEDのヴォーカルDAVE VANIANだろうか。
意外と本場ロンドン・パンクシーンでは男性は化粧していなかった模様。
日本では少し遅れて80年代にパンクが盛り上がっていて、そのときにはかなりの人数の「化粧男」が登場している。(笑)
代表はやっぱりこの人、STALINの遠藤ミチロウに決定!
他にも当時のバンドの中にはウイラードや有頂天などたくさんの化粧男がいたものだった。
パンクといえばポジパンも忘れてはならないジャンル。
こちらは「目立つための化粧」というよりは「病気に見せるための化粧」といった雰囲気。
こちらの代表はSEX GANG CHILDRENあたりか。(笑)
パンクの次は化粧男の宝庫、ニューロマンティクス!
ここの時代はほとんどみんな化粧していたけれど、やっぱり代表はCULTURE CLUBのBOY GEORGEだろうか。
今の日本のビジュアル系と呼ばれるバンドの系譜はここですな。
さてお次はサイコビリー。
このジャンルも上述のポジパンと同じで「キレイに見せる」ための化粧ではなく病的な化粧が多い。
サイコビリーに詳しいROCKHURRAHに聞いてみると
「ホラー映画が元になっているから」
とのこと。
ゾンビ化粧、ということらしい。(笑)
音楽と化粧、ということになるとまた違う角度からいろいろ考察できて面白い。
音楽の歴史の勉強にもなったりして。(笑)
話だけでは理解できない、という方のために「音楽系化粧男CM」をROCKHURRAHに作ってもらった。
上の画像をクリックしてご覧下さいませ!
参考になるだろうか。
なーんて一番楽しんでるのがSNAKEPIPE自身なんだけどね!(笑)