ベストオブ2014

【SNAKEPIPE撮影のホドロフスキー監督講演会の様子】

SNAKEPIPE WROTE:

早いもので今年もこれが最後のブログ。
今日は毎年恒例の(?)1年の締め括り企画、ベストオブ2014にしよう!
毎年特別なことがあるわけではないけれど、今年1年を振り返り、来年の抱負を語りたいよね。(うそ)

昨年の2013年からすっかりスペインに魅了されているROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
最初はアルモドバル監督の映画鑑賞から始まり、今ではかなりの本数のスペイン映画を観ている。
新作のチェックもしてるしね。(笑)
スペインに対する情熱は映画だけにとどまらず、今年はスペイン料理にまで拡大!
食べに行くだけではなく、自分で作るようになっているのである。
そこまでバリエーションがあるわけではないけれど、パエジャやアヒージョは何度もトライし、満足のいく出来映えになっている。
ワインもなるべくスペインの物、おつまみもハモンセラーノを探したり。(笑)
まだまだスペイン熱は続きそうだ。

今年の旅行は日光だったね。
関東地方で育ったSNAKEPIPEは、どうやら小学生の時に遠足で行ったようだけど、全く記憶にない。
お土産として、猿の置物を買ったことをかろうじて覚えているくらいだ。
映画でも本でも、数年を経てから観直したり、読み返したりすると印象が変わっていることが多いけれど、日光に関しては以前の記憶が欠落しているため初めて行った場所と言って良いだろう。

霧がかかった幻想的な華厳の滝については、旅行記を書いたブログに詳細を載せているのでご参照下さいませ!(笑)
左の画像は華厳の滝右手にある、見事な岸壁が霞んでいるところ。
晴れた日にくっきり見えるのも絶景だけど、この風景も風情があるよね!
きちんと認識ができる今の年齢になって、滝の圧倒的な存在感や素晴らしさに気付かされた。
えっ、やっとこの年で認識できるとは遅い?
ほとんど旅行らしき経験をしていないから、仕方ないかもしれないね。
これからも色んな場所に出かけてディスカバリージャパンしてみたいね!

昨年熱中して観ていたのはアルモドバル監督の作品で、当ブログでも驚きの4回連続特集記事を書いたことは記憶に新しいよね。
今年、2014年も実は似たような驚きの連続特集をしている。
それはアメリカが誇る人気コメディアンであり、俳優のウィル・フェレル!
最初に観たのが「俺たちサボテン・アミーゴ」。
ボッサリした木偶の坊のような冴えない俳優と思っていたSNAKEPIPEは大間違いだったね。
次に観た「俺たちフィギュアスケーター」で一気に株が上がり、それからはウィル・フェレルが出演している映画をかたっぱしから鑑賞したのである。
そしてウィル・フェレルを最初に観た「俺たちサボテン・アミーゴ」まで再鑑賞。
どれだけ好きになったんだ?(笑)

ウィル・フェレルがラス・メイヤーの自伝映画に監督役で出演するかもとの情報をキャッチ。
ラス・メイヤーといえば、巨乳女優が大好きなポルノ監督だよね。(笑)
SNAKEPIPEも「ウルトラ・ヴィクセン」は映画館で観たなあ。
ウィル・フェレルがラス・メイヤーとはピッタリだよね!
今からとても楽しみだ。

2つをハシゴしたのが、リンチの展覧会だったっけ。
渋谷と六本木をハシゴすることになるとは!
どちらの展覧会でもリトグラフの作品が展示されていて、力強い黒々とした太い線に魅了された。
独特の雰囲気があるんだよね!
最近は撮影オッケーな展覧会もあり、六本木のイメージメーカー展では撮影しまくり。
ただしどうしても縦横比が狂った写真になってしまうのは仕方ないだろうね。
それでもリンチの作品と記念撮影できるのはファンにはたまらない。

更にファンが待ち望んでいたニュースが飛び込んできた。
なんと25年後の世界として、「ツイン・ピークス」の続編が製作されるらしい!
今まで何度観たか覚えていないくらい鑑賞したパイロット版のラストが事件の25年後だったのを思い出す。
幾何学模様の床、赤いカーテンの部屋にデイル・クーパーとローラ、そしてダンスする小人。
ローラがクーパーに耳うちし、小人は踊り続けているあのシュールなシーンである。
公開は2016年とのこと。
公開前には観直しが必要だね!
嬉しいサプライズに踊りだしたくなる気分だ!

2014年の大事件といえば、やっぱり23年ぶりの新作と共に来日したホドロフスキー監督だね!
来日に合わせて映画を初公開、更に監督の講演会があることを知ったのは、チケットが完売した後だった。
ショックを受けたけれど、情報通である長年来の友人Mが当日券があることを調べてくれる。
そしてチケットまで取ってくれるとは!
本当に友人Mには感謝だね!

まさか目の前にいるホドロフスキー監督を自分のカメラに収めることができるとは思わなかったよね!
この時のことを書いたブログでは撮影した写真だけを載せたけれど、実は約20分くらい動画も撮影していたSNAKEPIPE。
ほんの一部だけど、ベストオブ2014では載せてみよう!
トップにあるのがその動画なんだけど、ROCKHURRAHが1分程度に編集してくれた。
とても85歳とは思えない元気ハツラツのホドロフスキー監督を見ることができるよ!
ホドロフスキー監督の次回作はすでに進行しているようなので、今から本当に待ち遠しい!

大ファンの作家、鳥飼否宇先生の新作「迷走女刑事」を年内に読むことができたことも書いておきたいね。
更に来年早々には、またもや鳥飼先生の新作が読めるなんて、本当にHAPPYだよね!
2015年も映画にアートに忙しくなりそうなROCKHURRAH RECORDSである。

今年も残すところあとわずか。
年末年始は例年より寒くなると言われているので、皆様も体調管理にお気をつけ下さいませ!
それでは良いお年を!

3 Comments

  1.  鳥飼否宇

    最近はほとんど映画を観ませんが、ワタシも『リアリテのダンス』は東京出張の際に観ました。ホドロフスキー調が健在で堪能しました。しかし、生ホドロフスキーにお会いになったとは羨ましい。

  2.  鳥飼否宇

    最近はほとんど映画を観ませんが、ワタシも『リアリティのダンス』は東京出張の際に観ました。ホドロフスキー調が健在で堪能しました。しかし、生ホドロフスキーにお会いになったとは羨ましい。

  3. SNAKEPIPE

    鳥飼先生からコメントを頂けるなんて本当に嬉しいです!
    いつもありがとうございます。

    生ホドロフスキー、衝撃的な出来事でした!
    次回作も決定しているようなので、今から楽しみにしています。
    まだ原作であるバンド・デシネが発売されていないので、まずは原作を手にしたいですね。

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