SNAKEPIPEの九州旅行記

moji.jpg【藤原新也氏の故郷・門司港にて。ハイテックな電車がカッコいい!】

SNAKEPIPE WROTE:

九州旅行から無事に帰ってきたSNAKEPIPE。
関東は涼しいかと思いきや、まだまだ夏の陽気に辟易。
一体秋は何処へ?

今週は旅行記を書こうと思う。

今回の旅行は北九州⇒山口⇒福岡⇒北九州を約1週間かけて鈍行電車で移動する、というハードな貧乏旅行である。(笑)
旅行前に調べられるだけの情報は持っていったため、乗り換え時間が長過ぎることもなくきわめて順調だったのが何より。
いろんな場所を見て歩いた中で、いくつかスポットを当ててみよう。

まずは門司港から。
ここは知ってる人も多いかと思うけれど、写真家・藤原新也氏の生まれ故郷である。
氏の著書の中に故郷の話がよく出てくるので、いつか行ってみたいと思いSNAKEPIPEがリクエストした場所である。
最近は「門司港レトロ」なんて名前が付いてちょっとした観光地になっている。
「いかにも」な建物にはあまり興味がないので、すぐに帰ろうとした時に遊覧船案内のアナウンスが聞こえた。
遊覧船「ヴォイジャー」で関門海峡の下をくぐり、宮本武蔵VS佐々木小次郎で有名な巌流島を見るというコースであった。
「面白そう!乗りたい!」
突然の予定変更にとまどうROCKHURRAH。
船のデッキで風を受けながらの周遊。
なんだかお金持ちになった気分。(笑)
「あらま、あれが巌流島とは!」
意外にも大きな島にびっくり。
よく待ち合わせできたよな、小次郎と。(笑)

実は今回の旅行のハイライトは山口県にある秋芳洞を見ること!
関東地方からほとんど出たことがないSNAKEPIPEは土地勘がなくて知らなかったのだが、北九州と山口って近いのね。(笑)
ここの鍾乳洞は日本最大級とのこと。
3億年かけてできた洞窟とは!さ、さんおく〜っ!?
地下約100m、全長約1kmが現在歩いて行かれる場所。
実際はまだ開発されていない残り9kmがある、とは驚き桃の木山椒の木である。(死語)
洞窟に入ってみてその広さにびっくり!
いやはや、日本にもこんな巨大洞窟があったとは!
暗黒地下世界に迷いこんだ探検隊の気分である。
しかもひんやりしていて肌寒い。
「レザー着るのに丁度イイかも」
そんな頓珍漢な感想を持ったSNAKEPIPEであった。(笑)

毎晩違うホテルに泊まりながらの旅行であったが、最近はビジネスホテルといっても設備やサービスが格段に良くなっている。
それぞれ特徴があって楽しんでいたのだが、一箇所面白いサービスがオプションで付いていたホテルがあった。
そこは温泉街の中のビジネスホテル、ということで
「プラス100円で別の場所の温泉に入れる」
というもの。
せっかくだから、と行ってみることにした。
がっ!な、なんと、温泉の「裏口」から入るように、との指示。
裏口入泉である。(笑)
女湯はSNAKEPIPE一人だけのプライベート温泉!
いやあ、極楽、極楽。
あとで聞いてみるとROCKHURRAHも一人だったとか。
怪しいながらも、お得気分のオプションにすっかり満足した二人であった。

昔から「とんこつラーメン」が大好きなSNAKEPIPEは
「九州!とんこつ!」
と初めに連想してしまうほどのファンである。
今回の旅行でもかなり楽しみにしていたのが「本場ラーメン」。
全体に値段が安いのが特徴である。
何軒か適当に選んで「とんこつ」に舌鼓を打っていたのであるが、意外にも一番おいしいと感じたのが「金龍」というチェーン店のラーメン。(笑)
これ、恐らく九州地方の人には笑われると思うけどね。
「金龍」の「やみつきラーメン」最高においしかった!
ほんと「やみつき」になるわ〜!(笑)
また食べたい、と思っても残念ながら名古屋までしか来ていないチェーン店だった、、、くやしい!

はいはい、もちろん撮影も!
フィルム換算で約6本分を撮影、とはSNAKEPIPEにしては枚数撮ったほうである。
北九州は工業地帯なので、SNAKEPIPEが飛びつくようなおいしい風景がいっぱい。
千葉や川崎の海沿いに似てるな、と感じた。
残念ながらやっぱり近くまで寄ることができないところまで同じだったけれど。
九州地方にはハイテックな電車がいっぱいあって、カッコいい!
鉄道マニアの気分が理解できちゃう感じ。(笑)
近未来的な雰囲気に興奮したSNAKEPIPEであった。

今年の2月18日に書いたブログ「VIVA LA 物産展!」の時に手にした九州地方の名産品を、実際に現地で手にすることができたのが嬉しかった。
梅が枝餅だけは大宰府に行かなかったので、食べられなかったけれど。
駅弁「かしわめし」を買うために
折尾でおりおー」
と言ったSNAKEPIPEに冷たい視線を向けるROCKHURRAH。(笑)
いやあ、新幹線で食べる「かしわめし」おいしかったな!

まだまだ書き足りないけど、ここらでおしまい。
また九州行きたいな!

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