SNAKEPIPE SHOWROOM 物件20 バスルーム編

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【ROCKHURRAHが作ってくれたTWIN PEAKSイメージのバスルーム画像。最高!】

SNAKEPIPE WROTE:

ROCKHURRAHが書いた先週の記事にもあったように、現在引っ越し作業中のROCKHURRAH RECORDS。
いよいよ新居でのリフォーム工事が始まったんだよね!
業者の方が複数人来宅し、朝からトンカン音が鳴り響いているよ。
粉塵予防として、ROCKHURRAHとSNAKEPIPEがいる別室出入り口にはマスカーテープが貼られた。
そのため同じ家の中に人がいることは分かっているのに、ぼんやりとした人影しか見えない状態なんだよね。
自宅で何かの工事があっても、一日中家族以外の人が在宅する経験はなかったので、不思議な気分だよ。

今までリフォームなどには縁がなかったROCKHURRAHとSNAKEPIPEだけれど、壁紙や床などについて考える必要が出てきた。
職場でも、ふと気が付くと天井や壁紙などを眺めているよ。(笑)
全然知らなかったDIYの世界。
現実的には自宅に取り入れることは難しいけれど、素敵なデザインを見るのは楽しいよね!
今回はカッコ良いバスルームを紹介していこう。

バスルームに作品を展示しているよ!
持ち主はギャラリーのオーナーなんだって。
湯船に浸かりながら、ゆったりと鑑賞するなんて羨ましい限り。
特別な防湿を施しているんだろうけど、日本の家屋では作品が「べこべこ」になること間違いないね。(笑)
よく見ると、湯船の横にも立てかけてある。
浴室で本を読む人もいると聞くので、手に持って鑑賞するのかもしれない。
トイレに取り入れたいアイディアだよ。

あまり見かけないタイプの壁!
どうやらこれは「ル・コルビュジエ風」の壁紙を使用しているらしいよ。
この「〜風」というのがポイントで、「〜テイスト」と同義語だろうね。(笑)
SNAKEPIPEは、ル・コルビュジエは建築家という肩書しか知らなかったけれど、検索するとリトグラフなどの作品がたくさん出てくるじゃないの!
色合いが美しくて独創的なので、いつかSNAKEPIPE MUSEUMで特集してみよう。
コルビュジエはん、やっぱり、ただもんじゃないわ〜!(笑)

目の覚めるようなブルー!
バスタブと壁の色味が少し違っているところが面白い。
こんな色のバスタブは見たことがないよ。
下部に曲げわっぱのような枠が貼られているところに注目すると、だんだんお弁当箱に見えてきちゃったのはSNAKEPIPEだけ?(笑)
個性的な色彩のバスルーム、今後の参考にしよう!

これはレストランのトイレのようだね。
スタッフが描いたらしいんだけど、大胆な構図と色合いが迫力あるよ。
スマホで壁と自分の写真を撮ることを目的に来店するお客さんもいるだろうな、と予想する。
ROCKHURRAH RECORDSの新居も、一室をサイケデリック・アートで仕上げる構想があったけれど、時間的に難しくなったね。
本気でDIYの方だったら、満足行くまで何年も費やして完成させるんだろうけど、「にわかDIY」チームには余裕がない。(笑)
いつかこんな壁を描いてみたいよ!

最後はこちら。
床部分が透明で、宙に浮かんでいるように見えるトイレなんだよね!
床下部分が空洞みたいだけど、どんな状態なのか気になるよ。
もしかしたら下から覗き見ることができるかもしれないし?(笑)
高所恐怖症のSNAKEPIPEだったら、足がすくんでトイレまで辿り着けないかも。
独創性は抜群だけど、居心地が良いかどうかは好みがありそうだね。

今回はバスルームの紹介をしてみたよ!
自宅の中でもプライベートな空間なので、清潔で心地良くしたいよね。
更にグレードを上げて、オシャレにしたい。(笑)
色々なアイディアを参考にして頑張ってみようかな!

ROCKHURRAH RECORDS残暑見舞い2023

Summer2023

【ROCKHURRAH流に真夏を表現したポストカード。センスいいね(自画自賛)】

ROCKHURRAH WROTE:

毎年恒例、残暑見舞いの時期がやってきた。
大体いつもはお盆の時期に書いてる、またはポストカードを制作してるんだが、今年は例年のようにゆったり出来ないお盆休みだったので、ちょっと遅れてしまったよ。

7/30の記事「俺たちリノベーション組」で書いた通りウチは今、引っ越す前準備の段階で、引越し先の片付けや改装で大忙しなのだ。

天井はペンキ、壁は壁紙という誰でも出来そうなことも変なところで苦労したり、何とかゴマカシながらも家の中がだんだん予定通りになってきて満足だよ。

メインの居住空間はすでに完成したけど、あと幾つかの部屋を残すのみ。
記事に書いた通りの経験から壁紙はROCKHURRAHにはあまり向いてないと判断して、だからと言って水性ペンキはちょっと臭いので次の部屋の壁をどうしようか悩んでいた。
ペンキの臭い自体はどちらかというと好きな方なんだが、たぶん油性と水性の違いなのか、もしくは買ったペンキがイマイチだったのか、ドアを開けると毎回ツンとするような臭いでゲンナリする。
真夏で暑いから窓やドアを開け放して換気も今は出来ない。
涼しくなった頃に換気して臭いを飛ばさなければ。
うーん、何行にも渡って自分の家の悪臭を力説してしまったが、そのうち良くなりますから。

それで色々いい塗料がないか調べていたら、なかなか良さげな商品を見つけたので、予算会議(SNAKEPIPEと2人だけ)の後で購入してみた。
これを使って自宅や店の壁を塗った人も多かろう、天然塗り壁材「ひとりで塗れるもん」という商品だ。
簡単に言えば5000年ほど前から世界各国で使われていた漆喰に似た成分のものらしい。

過去に何回か漆喰の部屋に住んだけど、ひんやりしてて好きな素材なんだよね。
これは従来の漆喰の塗りにくさを改良して壁紙の上から塗れて伸びが良い、要するに簡単に塗れるのを売り物にした商品らしいが、風呂や外壁みたいな完全に濡れるようなところには向かないと書いてあった。
本物の漆喰ではないということね。
ウチが塗りたいのはそういう部分じゃなかったので、2人で集中的に塗ってみようというのがお盆休みのミッションとなったわけだ。

ペンキのようにローラーで一気に、というのは出来ないようなので2人とも人生初のコテ体験となったよ。
業者が仕上げる漆喰壁は当然、見事にきれいなものだが、敢えて塗りムラのようなタッチが味わい深いと思ってウチもそういう仕上げを目指してやってみた。
部屋の壁は四面あるが窓や収納で二面は大した面積でなく、壁一面の大きな面積は二箇所のみ。
ペンキのように乾いた後で重ね塗りは違和感があるし、割と早く乾く素材なのでかなりスピード勝負となった。
本乾きする前なら霧吹きの水で多少柔らかくなって伸ばすことも出来るようなので、休憩をはさみながらSNAKEPIPEと2人で頑張ったよ。

ROCKHURRAHが脚立に乗って上の方を塗ってゆきSNAKEPIPEが下を受け持つという連携プレイで進めていったが、途中で見るとやった場所によって当然だが違和感がある。
僭越ながら偉大な芸術家に例えるならば、ゲルハルト・リヒターの手法を真似てコテで塗料の厚い部分を削り、引き伸ばしてゆくタッチのROCKHURRAH。
そして白髪一雄のアクション・ペインティングのようにワイルドに塗りたくってゆくSNAKEPIPEの荒いタッチ。
天井から縄にぶら下がって足で描いて欲しいよ。
その辺の画風(?)の差はあったが、翌日に乾いてみればそこまで違和感もなく、かなりいい感じで仕上がっていたよ。

2日目以降はそれに自信をつけて2人とも大胆に塗りたくったので、思ったよりも早く完成してしまった。

「ひとりで塗れるもん」を実際に塗ってみたブログ記事やレビューを探してみたが、こっちの予想よりも少ない感じがする。
どれほど普及してるのかは不明だけど、ペンキに比べると臭いもなく独特の質感を楽しむことが出来て、かなりお手軽ないい商品だと思ったよ。
漆喰系としては他にも「うま~くヌレール」という他社製品があるようで、こっちの方は使ったことないから比較は出来ないが、どの商品も容器の蓋を開けたらすぐに塗れるというお手軽さが売り物なのかな?
DIYの素人としては助かるね。

あとはずっと前から懸念事項だった床の方も何とか全部設置し終わったので、毎日電車に乗って出かけてハードだったけど、実に充実したお盆休みとなったよ。
この家は10年以上前から何度も通ってたけど、正直言って自分で住みたいとは思わなかった。
けど、こうやって自分たちで好きなように改装していったら段々愛着を持って、マイホームを持つ人の気持ちもわかるようになってきたよ。

さて、そんなワケであまり時間を取れなかったために、手抜きでチャチャッと作った今年の残暑見舞い。
時短の割にはなかなかセンス良く出来上がったと思ってるよ。
昔の欧州製カルト映画のポスターみたいなのを目指してみたけど、どうだろうかね?
芸術家でもデザイナーでもなく、単に素人が自己満足で作ってる趣味の画像だけど、こういうのを生活の糧に出来るような人が羨ましいよ。

ひと夏に出来たのはここまでだけど、秋の引っ越しを目指してこれからもより快適になるように頑張ってゆきたいな。

うーむ、前にトラウマになったほど大変だった引っ越し準備が最も難関(ROCKHURRAH家はとにかくモノや服で溢れかえってる)だな。
これは改装に比べたら楽しくないけど進めてゆかなければ。

ではまた、Arrivederci (イタリア語で「また会いましょう」)

ビザール・ウォールペーパー選手権!51回戦

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【映画で印象に残っているのは「ホーリー・マウンテン」の壁だよ!】

SNAKEPIPE WROTE:

部屋の印象をガラリと変えてしまうアイテムである壁紙。
「剥がせる壁紙」も購入できるので、好きな色や柄を貼って楽しむことができるね!
検索するとビザールな商品が多数販売されていて、見ているだけでもワクワクしてくる。
リフォームが趣味の方にとっては「壁紙の重要性に今頃気付くなんて」と呆れられてしまうかもしれないけどね。(笑)
ビザール・グッズ選手権」は、通常米国Amazonで購入できる逸品を紹介してきたけれど、今回はAmazon以外の店舗で販売している壁紙を紹介してみよう。

見た瞬間に笑ってしまったのがこちら!
なんでしょうか、このデザインは。(笑)
こんなにたくさんの目に見つめられて、落ち着くことができるのか?
furn. Theia Abstract Eye Printed Wallpaper, Blushは、サイトの説明によると「見守る目」のデザインだとか。
どの部屋に使用しても若々しいエネルギーを追加し、柔らかなブラッシュピンクの色合いがモダンな印象を与えます、と続いているよ!
お値段は1ロール(52cmの幅で10m)$55.99なので、日本円で約8,000円だって。
見守られたい時に購入を考えてみよう!

こちらも落ち着かないタイプだね。(笑)
Psychedelic Shapes 2 wallpaperは、とてもSNAKEPIPEの好みだよ!
一面の壁だけカラフルにしてもオシャレかもしれないね。
これはVIVIANA GONZALEZというデザイナーの作品で、デジタルプリントされた壁紙なんだとか。
最大サイズが幅10m、縦69.8cmで、お値段は$3,350、日本円で約47万円。
気分転換に買おうかなって金額じゃないね。(笑)
どうしてもこの雰囲気にしたかったら、SNAKEPIPEがペンキで描くことにしよう!

Black Mechanical Wallpaper Muralは、メタリックな部品がプリントされた壁紙なんだよね!
インダストリアル好きなSNAKEPIPEはグッときたよ。
壁紙が主張し過ぎて、テーブルや椅子が全く目立たなくなってしまう恐れがあるけど、カッコ良いよね。
ご自宅に使用する人は稀で、オシャレなレストランやショップが好むデザインかもしれないな。
お値段は1㎡で$2,935.71なので、日本円にすると41万5,000円!
壁一面なんて気が遠くなりそうな金額だよ。
ちょっといいなと思っても手が出せないなあ。(笑)

End of the Maze Undergroundは、ロンドンの地下鉄をプリントしている壁紙なんだよね。
地下迷路に迷う錯覚を起こさせるんだとか。
方向音痴のSNAKEPIPEは、自宅でも迷ってしまうのか?
そして部屋が広くみえます、とサイトに書いてあるよ。
確かに向こう側にまで通路が続いているからね。(笑)
完全なオーダーメイドなので、壁のサイズをお知らせください、とのこと。
お値段は1㎡$5.95、日本円で約850円。
10㎡必要だとしても8,500円ってことだね!
現実的な金額になってきた。(笑)
候補に入れてみよう!

続いてはこちら。
Gothic Occult Wallpaper Diabloだって。
ゴシック、オカルト、ディアブロと3つの単語が並んでいるだけでも「おどろおどろしい」よね。(笑)
他にはないタイプの壁紙をお探しの方へ、とお勧めの文言が書かれているよ。
バックの色が黒以外に白やピンクがあるのでお好みでどうぞ、とのこと。
1ロール(75cm幅7m)で$104、およそ15,000円だって。
ゴシックやオカルト・ファンにはたまらない壁紙だよね!

最後はPollock Wink 7 wallpaperね!
商品名にポロックとついていることからも分かるように、現代アーティスト、ジャクソン・ポロックをイメージした壁紙だと分かるよ。
これは2つ目に紹介したサイケ柄と同じサイトで見つけたんだよね。
ESTEVEZというデザイナーの作品だという。
最大サイズは9.5m×9.5mで$4,332、日本円で61万4,000円!
とても素敵だけど、予算的に難しいかな?
SNAKEPIPEがペンキぶちまけて、ポロックやるか。
もしくは天井からぶら下がって白髪一雄もどきで頑張ってみようか。(笑)

今回は個性的な壁紙を紹介してみたよ!
アメリカ物を探してみたけれど、他の地域ではまた違う素敵なタイプがあるかも?
アプローチを変えて検索してみよーっと。(笑)

SNAKEPIPE SHOWROOM 物件19 フランク・ロイド・ライト設計の物件編

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【まるで秘密基地!憧れる物件だね】

SNAKEPIPE  WROTE: 

およそ2年も更新していなかった当ブログのカテゴリー「SNAKEPIPE SHOWROOM」。
ジェームズ・タレル好きの友人との会話により、2018年5月に書いた「SNAKEPIPE SHOWROOM 物件13 建築家設計の物件編」を思い出した!
建築家の作品で購入可能な物件を検索すると、フランク・ロイド・ライトの作品が販売されていて驚いてしまう。
世界的に有名な建築家設計の物件に住めるなんて、素敵だよね。(笑)

フランク・ロイド・ライトとは、ル・コルビュジエミース・ファン・デル・ローエヴァルター・グロピウスと共に、「近代建築の四大巨匠」とされる一人なんだよね。
日本にあるフランク・ロイド・ライトの作品で有名なのは、1923年に完成した帝国ホテル「ライト館」になるみたい。
「ライト館」は現在、愛知県の明治村に移築されていて、以前「旅サラダ」か何かの番組で観た記憶があるよ。
そしてフランク・ロイド・ライトが帝国ホテルに使用したのが、大谷石。
2021年7月に出かけた「大谷資料館」の記事にも書いているね。(笑)

それでは早速フランク・ロイド・ライト設計の物件を見ていこう!

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英国マンチェスターにあるカリル・ハウスは、1955年にトゥフィック・カリル博士とその妻ミルドレッドのために設計されたという。
壁を形成する数十個のブロックで構成されたコンクリートの外観と、格子状の窓のセットが特徴で、「ユーソニアン・オートマティック・ホーム」と呼ばれているんだとか(画像1)。
これは建築にかかる経費を抑えるために、ブロックを積み上げるDIYで作られた家だという(画像2)。
カリル夫婦が2人で作ったのかは不明だけど、コンクリートと木材のバランスが絶妙だよね(画像3)!
2つのベッドルームがあり、ほとんどの備品が当時のまま状態良く保存されているという。
お値段は$850,000、日本円で約1億1,600万!
コンクリート好きには「よだれもの」の物件だね。(笑)

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続いてはこちら。
カリフォルニア州ロサンゼルスのエニスハウスだよ(画像1)。
この物件は「ブレードランナー・ハウス」と別名があるらしく、様々な映画やドラマのロケ地としても有名なんだとか。
1924年に建てられた「マヤ・リバイバル建築」の最高傑作だという。
さっきは「ユーソニアン・オートマティック・ホーム」で今回は「マヤ・リバイバル」、知らない単語がたくさん出てくるよね。(笑)
現場で採れた砂利、花崗岩、砂を組み合わせたコンクリートをアルミの型で手作業で鋳造して 約40cmx40cmx9cmのブロックを27000個作り、それを鋼棒と一緒に組み上げているので、テキスタイル・ブロック・ハウスと呼ばれているらしい(画像2)。
マヤというだけあって、テラコッタ・カラーも含めて神殿っぽく見えるよね(画像3)。
3つのベッドルームがあるこちら、お値段$23,000,000、日本円で約31億3,300万!
一体どんな億万長者が購入するんだろうね?(笑)

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アリゾナ州フェニックスにあるのは、フランク・ロイド・ライトの息子デイヴィッドとグラディス夫妻のために建てられた物件だという(画像1)。
1950年から50年以上住み続け、2022年には歴史的建造物として登録されたんだとか。
そんな物件が販売されちゃうってすごいよね!(笑)
フランク・ロイド・ライトが設計した3つのスパイラル・デザインのうちの一つで、コンクリートブロックのディテールと、完全に考え抜かれたインテリア空間が特徴。
ライトが設計した住居の最高傑作と言われる所以とのこと。
丸いデザインが好きなSNAKEPIPEには、たまらないね!(笑)
3つのベッドルームを完備したこちら、$9,990,000、日本円で13億6,100万だって。
敷いてあるジュータンだけでも購入したいよ(画像4)。

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次も大好きなサークル・デザインだよ!
そして場所も同じくアリゾナ州フェニックス。
岩だらけの砂漠に、突如出現した軍事施設のような佇まい(画像1)。
これは1951年にノーマンとエイミーというライクス夫妻の住居として建てられたんだって。
随分と先進的な好みのご夫婦だよね?
物件内部を紹介している映像がこちら!

丸みを帯びた窓と壁、カスタムメイドの家具、三日月形のプールを備えたこの円形の家は、フェニックスを見下ろす山の上にあり、リビングルームからは 180 度の景色を眺めることができるという(画像2)。
素晴らしい景色にうっとりしちゃうよ。
敷地が1.3エーカー(1591坪)で、建物は3,200フィート(約90坪)。
3つのベッドルームを備えた開放感のあるこちらは、$8,900,000、日本円で約12億1,300万!
本気で購入を考えよう。(うそ)

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最後は、イギリスのテレビ番組「サンダーバード」の「国際救助隊」に登場する秘密基地を思わせる物件だよ(画像1)。
ニューヨーク州パットナム郡のマホパック湖に浮かぶプライベート・アイランド(画像2)。
ここに2軒の家が建てられたのは、2000年代初頭のこと。
1951年フランク・ロイド・ライトによって設計された後、実際に建築に関わったのはトーマス・A・ハインツという建築家だという。
そのためこの物件は「正式なライトの作品である」と、フランク・ロイド・ライト財団が認めていないらしい。
財団の主張があっても、素晴らしい物件であることは間違いないよね!(笑)

開放感たっぷりな幾何学的な天窓のある玄関ホール(画像5)。
屋外暖炉のある湖に突き出たパティオ(画像4)。
キッチンのむき出しの岩は、鍋を吊るす場所になっているよ(画像7)。
バスルームまで岩をそのまま使用し、環境に調和するデザインを信条としたライトらしさが出ているんだって(画像6)。
本土からはボートで5分。
敷地にあるヘリポートからヘリコプターに乗車すれば、ニューヨークまで15分というアクセスの良さは魅力的だよね(画像3)。
プライベート・アイランド丸ごとのお値段、$9,950,000、日本円で13億5,500万円!
先に30億超えを書いてしまったので、あまり驚かなくなってしまった。(笑)
この島で「サンダーバード」ごっこして、遊びたいと無邪気なことを考えてしまったSNAKEPIPEだよ!

今回はフランク・ロイド・ライト設計による物件を紹介してみたよ!
どの物件も非常に好みで、見ているだけでワクワクしちゃったね。
フランク・ロイド・ライト以外の建築家の物件も探してみよう。
次回もお楽しみに!