収集狂時代 第26巻 高額アート編#05

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【Judy Kensley McKieのフィッシュ・ベンチは6千万円だって。ステキ!】

SNAKEPIPE WROTE:

2021年5月以来、更新していなかった「収集狂時代 高額アート編」。
毎年のように情報の確認はしていたけれど、ランキングにさほど変動がなかったんだよね。
いつでもベーコンさんだったりリヒターやマーク・ロスコといったお馴染みの顔ぶれが高額取引されていて、少々食傷気味。
何十億円もの作品について、SNAKEPIPEがそんな発言をするのは「けしからん」話だけどね!(笑)
ただ世間的にもSNAKEPIPEも似たような感想を持つ人がいるようで、不動の人気を誇ったウォーホルやジャコメッティの作品が落札されない事態が発生しているんだとか。
価格帯は抑えめで女性アーティストの作品が人気になっているという。
今年のトレンドはどんな感じなのか、早速見ていこう!

下半身を剥き出しにして「どうだ!」と言わんばかりに正面を見据えた挑発的な女性が描かれている。
凝視するのが憚られるような作品だよね。(笑)
作者はMarlene Dumas(マルレーネ・デュマス)。
1999年に制作された「Miss January(ミス・ジャニュアリー)」が、$13,650,000(日本円で約20億円)で落札されたという。
マルレーネ・デュマスは初めて聞いたアーティストかも。
少し調べてみようか。
1953年南アフリカ共和国のケープタウン生まれの、現在72歳。
1975年にケープタウン大学美術学士号(ファインアート)を取得する。
1976年にオランダに移住し、ハールレムのアトリエ63で美術を学び、1979年から1980年にはアムステルダム大学で美術と心理学を学んだという。
自ら撮影したポラロイド写真やメディアに流通している映像や画像などを基に描くこともあるという。
2000年代には、写真家のアントン・コービジン(今の読み方はアントン・コービンみたい)と協働し、アムステルダム歓楽街のナイトクラブを取材した「Stripping Girls」を発表というところが気になったよ。
アントン・コービジンは、ジョイ・ディヴィジョンのヴォーカル、イアン・カーティスの伝記映画の監督だったよね。
その映画についての感想は2009年12月の「BREAK ON THROUGH TO THE OTHER SIDE」をご参照ください!
マルレーネ・デュマスは、このオークションで生存する女性アーティスト作品の史上最高額を更新したんだって。
他の作品も観てみたいよ。

$6,220,000(日本円で約9億1,500万円)で落札されたのは、Remedios Varo(レメディオス・バロ)の「Revelación (El relojero)(啓示(時計職人)」。
天幕のような天井に突き刺さるほど大きな時計が8つ。
それぞれの時計には窓があり、一人ずつ人間が配置されているのは何を意味しているのか。
中央に腰掛ける人物が恐らくタイトルの時計職人だろうね。
窓から、なにやら透明の円いモノが漂って来ている様子。
これが啓示なのかもしれない。
このシュールな絵は、1955年の作品だという。
レメディオス・バロは1908年スペイン生まれで1963年に亡くなったシュルレアリスト。
22歳で結婚したにも関わらず、旦那を置いてメキシコへ逃避行をしてしまったというから驚きだよ。(笑)
最終的には、また別の男性と結婚することになったというから、恋多き女性だったのね。
まるでドラマみたいな話も、レメディオス・バロの肖像写真を確認して納得してしまった。
ちょっとキツめの美女だもんね!(笑)
1930年にパリに移りアンドレ・ブルトンから影響を受けた、とWikipediaに載っているよ。
本場でシュルレアリスムを宣言した本人に出会ってるとはね!
レメディオス・バロの他の作品も気になるよ。

2012年6月に「SNAKEPIPE MUSEUM #16 Dorothea Tanning」で紹介したDorothea Tanning(ドロテア・タニング)の名前がランキングに登場していて嬉しくなる。
1944年の作品「Endgame(エンドゲーム)」が、$2,340,000、日本円で約3億4,500万円で落札されたという。
以前のブログにも書いているように、ドロテア・タニングはマックス・エルンストの奥様なんだよね。
「エンドゲーム」は、エルンストと出会った直後に制作されている。
2人が興じたチェスが題材になっていて、エルンストとタニングが向かい合っている様子まで想像してしまうよ。(笑)
チェスといえばマルセル・デュシャンを思い出すね。
きっと1920年代や30年代のパリでは、カフェでシュルレアリスト達がチェスをしていたんだろうなあ。
「エンドゲーム」では、白いシルクのスリッパがクイーンの駒として描かれていて、ビショップを踏みつけているんだって。
将棋もチェスも経験がないSNAKEPIPEなので、駒の意味を理解できていないよ。
解説だけを読んで感想を言うなら「クイーン(女性)がキリスト教の聖職者(男)を踏んでいる」と聞くと、「かかあ天下」をイメージしてしまうね。(笑)
踏みつけ方が強烈で、チェス盤が歪むほどの圧力だよ。
下方に破れたように見える風景は、2人が滞在していたアリゾナ州セドナかも?という記述があったよ。
出会ってすぐに親密になったというエルンストとタニング。
2人のカッコ良い肖像写真を載せてみたよ!
先のレメディオス・バロ同様、タニングも女優みたいだよね。
シュルレアリスト同士、惹かれ合って刺激的な毎日を過ごしたんだろうなあ。
13年前の記事にも書いたけれど、ドロテア・タニングの展覧会どこかで開催して欲しいよ。
全貌を観てみたいね!

続いては彫刻作品の紹介だよ!
高さ約3メートルのブロンズ彫刻はSimone Leigh(シモーヌ・リー)によるもの。
2020年に制作された「Sentinel IV(守護者4)」は、$5,730,000(約8億4,400万円)で落札されたんだとか。
シモーヌ・リーは、アフリカ美術や土着の物から着想を得ることが多いアーティストだという。
「守護者」は女性の体を基部にして、ズールー族の儀式用スプーンにインスパイアされた形状を頭部に配置しているんだって。
上のほうが重そうに見えるけど、バランス取れているんだね。
3メートルもの大きさがある作品を購入できる人は、高い天井の豪邸か広い庭の邸宅にお住まいなんだろうね!
3部作である「守護者」のうち1体は、テキサス大学オースティン校のアンナ・ヒス体育館前に設置されているというから、個人蔵ではなくてパブリック・アートとして購入されていることもあるんだね。
シモーヌ・リーは1967年、ナザレン教会の宣教師としてアメリカに渡ったジャマイカ移民の両親のもとに生まれたという。
1990年にインディアナ州リッチモンドのアーラム大学で美術学士号を取得。
ニューヨークのグッゲンハイム美術館、ロンドンのテート・モダンなどの名だたるギャラリーや美術館で個展を開催し、2022年のヴェネツィア・ビエンナーレではアメリカ館代表に選ばれ金獅子賞を受賞しているという。
どこかで鑑賞するチャンスがあるかもしれないね?

今回の高額アートは女性アーティストに絞って紹介してみたよ。
日本には世界的に有名な御年96歳の草間彌生という偉大な女性アーティストがいるためなのか、女性がトレンドと言われても何を今更と感じてしまったSNAKEPIPE。
2021年7月に森美術館で開催された「アナザーエナジー展:挑戦しつづける力」にて、世界の女性アーティスト16人の作品を鑑賞し、感銘を受けたことがあったっけ。
皆様80歳以上になっても強い情熱を持って作品を制作されているんだよね。
オークションでのトレンドは、目新しくて好奇心をそそられる作品、ということなのかもしれない。
女性アーティストとシュルレアリスムの作品が高額取引の常連になったら、また別のトレンドが生まれるのかもね。(笑)

収集狂時代 第25巻 高額ソファ編 #02

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【ソファといえばリンチ監督作品「インランド・エンパイア」を思い出すよ】

SNAKEPIPE WROTE:

2016年6月のブログ「収集狂時代 第5巻 高額ソファ編#01」の中で、

映画観た後で少し横になっていたら、いつの間にか眠っちゃった、というのが理想的。(笑)

一眠りするのに丁度良いソファ、ないかな?

と書いているSNAKEPIPE。
あれから10年が経過。
ついに!念願のソファを購入したよ!(笑)
映画やドラマ鑑賞が快適にできて嬉しい。

サイズが少し大きめなので、室内に運び込めるのか事前に確認したにもかかわらず。
いざ配送業者が運んでくると、玄関先(外)に放置するだけで帰ってしまった。
「運び込み」というのは「組み立て」までお願いしないとやってくれないんだね。
ROCKHURRAHが玄関先(外)で梱包を解き、ソファを露出させた状態にして2人で運び込む。
かなり苦労したけど、頑張って設置したよ。(笑)

2016年に書いた「高額ソファ編」には「#01」がついていて、続編を書くつもりだったみたい。
こちらも10年越しで、続きをやってみようか。

Johnny Swing(ジョニー・スウィング)デザインのニッケル・カウチは、光るシルバー色となめらかな流線型が見事!
見ているだけでよだれがでちゃうよ。
名前のニッケルは、その名の通りニッケル硬貨(5セント硬貨)とのこと。
このソファは、硬貨を溶接して仕上げられているという。
一体何枚の硬貨が使用されているんだろうね?(笑)
サザビーズのオークションで$138,600、日本円で約1,990万円で落札されたという。
実際に座るためというよりは、アート作品だよね。
自宅にこんなソファあったら嬉しいだろうな!

ソファで映画やドラマ鑑賞する時には、飲み物飲んだり軽くおやつをつまんだりするよね。
ちょっとしたサイドテーブルが欲しくなるよ。
Pierre Chareau(ピエール・シャロー)がデザインしたのは、可動式のテーブル付きソファ。
好きな時に引き出せるテーブルがあるなんて素敵!
サザビーズのオークションで$478,800、約6,800万円の値がついたって?
シンプルで機能性があり、オシャレ。
座り心地を確かめたくなるね!

Jean Royère(ジャン・ロワイエ)が1955年にエルサレムのアンバサダー・ホテルのためにデザインしたソファ。
ベルベット生地にうっとりしちゃうね!
両サイドの跳ね上がり方に50’sを感じるよ。
ゴロンと寝転んだら、頭と足が上がる状態でお昼寝できそう。(笑)
お値段 $927,500、日本円で約1億3,300万円!
億超えソファで昼寝なんて贅沢過ぎだね。(笑)

1969年、イタリアの家具メーカー、カッシーナが依頼し、イタリアの建築家トビア・スカルパがデザインしたソファ。
「ソリアナ」は膨張性ポリウレタンの塊をレザーで包み、中央を光沢のある金属ベルトで締めている。
丸っこくて可愛いよね!(笑)
1982年に生産が終了したけれど、熱烈なファンの声に応えて、カッシーナで再販されているという。
お値段$14,600、約210万円!
億超えの次なので、お買い得に感じてしまうね。
色は黒以外に、白やピンクも販売中。
イタリアから日本への配送も可能だよ!

フランスの高級インテリア・ブランドであるRoche Bobois(ロッシュ ボボア)。
ブランドのアイコンである「マ ジョン」という名前のカラフルなソファも素敵だね!
「マ ジョン」とは長方形のユニットを組み合わせることができることから、中国の麻雀をイメージしてネーミングされたんだとか。
ケンゾーやミッソーニ、ジャン=ポール・ゴルチエなどデザイナーのファブリックを使用して、熟練の職人によりハンドステッチで仕上げられているという。
日本にも店舗があるみたいだけど、当ブログでは海外サイトでの販売価格を載せてみようか。
$34,663、日本円で約500万円!
かなりインパクトあるソファだし、好きな形に組み換えできるので、ベッドにもなりそうだよね。
実物を見てみたいな!

世界の名品を見るとワクワクするね!
ソファ特集の2回目を企画して良かったよ。
3回目はいつになるのやら?(笑)

収集狂時代 第24巻 David Lynch グッズ編2

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【ツイン・ピークスのファンなら手に入れたくなるアクセサリー

SNAKEPIPE WROTE:

一年前に行った企画が「収集狂時代 第22巻 David Lynch グッズ編」だった。
映画を撮らなくなって久しいデヴィッド・リンチだけれど、SNAKEPIPEを含め世界中に熱狂的なファンがいる。
今でもリンチ関連のグッズが増えているんだよね。
リンチ・グッズの中から選りすぐって紹介していこう!

なんて秀逸なステッカーなんでしょ!
リンチの映画から、印象的なシーンを切り取ってデザインされている。
その名も「DAVID LYNCH Sticker Sheet」だって。
A5サイズ(15x21cm)にバランス良く配置されていて、ファンにはたまらないよ。(笑)
お値段£4.99 GBP、日本円で約960円!
他にもツイン・ピークスのステッカーやトランプも扱っていて、どれも気になる。
ツイン・ピークスのトランプも素晴らしいデザインで、£12.99 GBP(約2,500円)だって。
日本への配送はしてくれるのか調べてみよう。

続いてはこちら。
先にも書いたように、映画を撮らなくなってしまったリンチなので、このステッカーはグッと来るよ。
2017年7月の「ふたりのイエスタデイ chapter12 / ゲルニカ」の中で、「『Directed By DAVID LYNCH』
の画面を観ることができて、本当に感激したよ!」と書いているSNAKEPIPE。
このステッカーは、リンチアン(リンチのファンのこと)の心を鷲掴みにするよ!
観てるだけで嬉しいもの。(笑)
約11.4cm×3cmサイズが5枚セットで1,800円ほど。
日本へは500円ほどプラスでベルギーから発送してくれるみたい。
これも欲しいね。(笑)

ツイン・ピークスに登場する「ROAD HOUSE」という酒場のネオン・サインが「BANG BANG BAR」だったんだよね。
分かる人には分かる、ちょっと変化球的な商品にニヤニヤしてしまう。
至ってシンプルな枕カバーで、約40cm四方のポリエステル製で両面プリントだという。
このデザインが秀逸なんだよね。(笑)
$24.99、日本円で約4,000円。
他にない商品なので、お買い得かも。

続いてはツイン・ピークスにインスパイアされたアロマ・キャンドルだよ!
説明によると「ワシントンの森」「チェリーパイ」「コーヒー」の香りを楽しむことができるという。
レビューを書いている人の中に「まさにツイン・ピークスの香り!」と大絶賛する人もいる。
ツイン・ピークスの香りって言い切っちゃうところがすごい。(笑)
お値段3,900円だって。
どんな香りなのか試してみたいよね!

ツイン・ピークス・リターンズをテーマにしたコースター
デイル・クーパーとダイアンとリンチとコーヒー。
選び方にセンスがあるし、抽象的な表現もイカしてる!(笑)
素材はコルクと木材で約9.5cmサイズだって。
お値段約4,800円。
これは使わないで額に入れて飾っておきたいね。

ツイン・ピークスの世界が瓶詰めになっているよ!
赤いカーテンとV字型の床に立っている、ミニチュアのクーパー。
これはコレクションしたいね!
お値段5,000円で、日本への配送料は4,400円とのこと。
高さ8.89cm、幅7.62cmというサイズも丁度良いね。
在庫の残り7個だって。
急がないと!

赤い服の男がダンスしているシーンがステッカーになっているよ!
これも素晴らしい逸品だね。
ツイン・ピークス序章の最後に踊りまくっていた赤い男を何度観たことだろう。
その様子がステッカーになってるから嬉しくなるよ。
9.14cm×7.37cmから35.56cm×28.19cmまで、種類が4種類あるらしい。
このステッカーで35cmだったら、かなり迫力あるかも。
一番大きなサイズで、お値段が$20.70、約3,300円!
どこに貼ろうかな。(買う気満々)

最後はこちら!
イレイザー・ヘッドの赤ん坊を抱いているリンチのフィギュアだよ。
通常だったら主人公のヘンリーが赤ん坊を抱くはずなのにね?
赤ん坊の出来はまあまあだけど、リンチのほうは似てない!
顔はゴツゴツしてるし、しかめっ面だし。
これはひどい。(笑)
それなのにお値段は66,665円だって。
「貴重な掘り出し物ですね」なんて宣伝されてるよ。
このフィギュアより前に紹介した逸品全てを注文してもお値段3万円ほどなので、SNAKEPIPEは迷わずフィギュア以外を購入するよ。(笑)
2025年になってもツイン・ピークス関連グッズをはじめ、リンチに関連する商品が販売されていて嬉しい限り。

ロスの山火事が報道されていて、有名人のお宅が全焼したと聞いた。
リンチもロスに住んでいるはずなんだよね。
お家は大丈夫なのか心配になっちゃう。
何事もなく無事でいてくれることを祈るばかりだよ!

収集狂時代 第23巻 楽器編

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【楽器が描かれた名画といえばアンリ・ルソーの「眠れるジプシー女」】

SNAKEPIPE WROTE:

2024年6月に鑑賞した「GOMA ひかりの世界」で、初めて知ったのがディジュリドゥという楽器だった。
「世界にはいろんな楽器があるんだね!」と感想を書いたSNAKEPIPE。
そこからヒントを得て、今回は珍しい楽器を特集してみよう。
ただし、SNAKEPIPEは楽器に関して全く知識がないので、詳しい方からすれば「こんなことも知らないのか」と呆れられてしまうかもしれないけどね?(笑)

「なんだこれは!」と思わず口に出してしまいたくなるよね。
ジャズ・ギタリストであるパット・メセニーが、1984年にリンダ・マンザーに特注したギターなんだとか。
「できるだけ多くの弦を持つギター」というリクエストに「4つのネック、2つのサウンドホール、42本の弦」を持つ「ピカソ・ギター」が誕生したという。
このネーミングも納得だよ。(笑)
オブジェじゃなくて、本当に演奏できるからすごいよね!

一人で複数のパートをこなしていてビックリ!
こんな演奏ができたら楽しいだろうなあ。

円盤が着陸した画像?
まさかと思うけど、これも楽器なのかな。
正解はハングというイディオフォン(体鳴楽器)に分類される楽器なんだって。
深絞りされた窒化鋼板の2つの半球をリムで接着して作られていて、内部は空洞で凸レンズの形状をしているとのこと。
上部(「ディング」)側には中央にハンマーで打ち込まれた「ノート」があり、その周りに7つまたは8つの「トーンフィールド」が配置されているという。
下部(「グー」)側は平らな面で、中央に巻き込まれた穴があり、リムを打つことで調律された音が生成される、と説明されているよ。
一体どんな音なんだろう?

形状から想像していたのとは違う音じゃない?
環境音楽とかヒーリング・ミュージックと呼ばれるジャンルになるのかな。
演奏しているのはHANG MASSIVEというデュオで、プロのミュージシャン!
インドのゴアで出会った、とプロフィールに書いてあるね。
オフィシャル・ビデオはチベットで撮影されたみたい。
壮大な風景と音楽がマッチしているよね。

こちらも不思議な形状だけど、本当に楽器なのかな。
調べてみると、1761年にベンジャミン・フランクリンによって発明されたグラス・ハーモニカと判明!
今から250年以上前から存在していた楽器とはびっくりだね。
「ワイングラスの縁を濡れた指で擦って音を出す現象について、ガリレオも『新科学対話』の中で考察していた(Wikipediaより)」なんて書いてあるよ。
時代が遡り過ぎて、いつの話をしているのか分からなくなるね。(笑)
グラス・ハーモニカはガラス製の大きさの異なる円盤を配列し,水で濡らして回転させ,それを指で押えて演奏する体鳴楽器、だって。
音を聴いてみよう。

グラスの縁を指でなぞって音を出すのは「新春かくし芸大会」で見たことあるけど(古い!)、横にして回転させると音が連続するんだね。
音を聴いて、ホラー映画を連想してしまった。(笑)
SNAKEPIPEは寂しい、悲しい、怖いと感じたけど、人それぞれ感想は違うよね!

最後はこちら!
画像だけでは、どんな楽器なのか想像もつかないよね。
細かい部品がみっちり詰まっていて、手巻きのリールのような物も見えるよ。
これはスウェーデンのWintergatan(ウィンターガタン)というフォークトロニカ・バンドが自作したMarble Machine(マーブル・マシーン)という楽器だという。
手動でリールを動かし、鋼鉄の玉の移動により、機械下部に設置された楽器を叩き、音を奏でる仕組みなんだって。
ビブラフォン、ベースギター、シンバルやドラムの音を出すことができるという。
実際に機械楽器を動かしている映像がこちら。

一人で忙しそうに機械を操っているね。
木材に手書きで文字が書いてあったり、ネジを手回しする部分はアナログなのに、プログラミングされて動くところは未来的。
レトロ・フューチャーとでもいったら良いのか、面白いよね!
ウィンターガタンは、この機械楽器を2年かけて制作し、そのプロセスを動画配信しているという。
すでにこの初号機は解体され、2号機も完成しているみたいだね。
ウィンターガタンのサイトには、マーブル・マシーンの設計図が「お代は自由にどうぞ」として、ダウンロード可能になっているよ。
「同じ楽器を作りたい」と思ったら、自作できるんだね!
工学と音楽を組み合わせた斬新なバンドを知ることができて良かったよ。

今回はSNAKEPIPEが、今まで見たことも聴いたこともない楽器を特集してみたよ!
目と耳が刺激されて、とても楽しかった。
世界にはまだ色々な楽器があるので、続きを検討してみよう。
次回もお楽しみに!