ROCKHURRAH紋章学 映像制作会社・ロゴ編

【印象に残る秀逸な映画会社のCM。1932年だって。カッコ良いね!】

SNAKEPIPE WROTE:

今まで何度か書いたことがあるけれど、週に2〜3本の映画を鑑賞する習慣があるROCKHURRAH RECOREDS。
このブログでも「好き好きアーツ!」で監督別に作品を紹介したり、「映画の殿」というカテゴリーでは様々な角度から映画について語っているんだよね。
映画の内容だったりタイトルバックについてなどは書いてきているけれど、今回SNAKEPIPEが注目したのは映画本編が始まる前に流れる映画制作会社のCMやロゴについて。
実は今までにも「あ、今のカッコ良い!」と感じていたのにもかかわらず、会社名を控えておかなかったために失念してしまっている!
これからはメモっておかないと。(笑)
今日の「ROCKHURRAH紋章学」は、秀逸だと思うロゴについてまとめてみたいと思う。
映画や映像に関わる、実体がある会社ということに統一してみたよ!
では早速いってみよう!


映画制作会社のロゴを探している時に、思わず「おおっ!」と声をあげてしまったのが上の画像!
ベージュ、朱色、黒という3色に加え、構図もバッチリとロシア構成主義を意識しているのが解るんだよね。
なんと素晴らしいんでしょ!(笑)
カナダのオタワ州にある「REFORGER FILMS」という会社だということは調べられたし、実体があることもわかったんだけど、肝心のHPがないの。
貼られていたリンクが切れていたので、それ以上の情報は得られなかったよ。
こんなに素敵なロゴを使用する会社が、どんな映像を制作しているのか興味があったんだけどね。残念!


続いてのロゴもお洒落なんだよね。
魚の骨に見立てて会社名をアピールしてる。
STINK」はベルリン、ロンドン、ロスアンゼルス、サンパウロなど世界各国にオフィスを構えるグローバルな映像制作会社みたい。
さすがにこれだけのロゴを使うだけあって、センスが良い人材の宝庫なんだろうなあ。
HPには「STINK」が手がけた映画や広告、所属するクリエーター達の作品が載っていて楽しい。
実際に目にしたことがある作品はなかったけれど、さすがに面白い作品が多いんだよね。
ロゴがお洒落なら、制作している内容も良いだろうというSNAKEPIPEの予想は当たりだね!(笑)


ロゴだけで、どんな傾向が得意なのか判るのも重要なのかもしれない。
DANGER FILM COMPANY」 は、黒いスーツにサングラス姿の男が、ピストルの代わりにカメラを構えているロゴを使用している。
まるでタランティーノ監督の「レザボア・ドッグス」の中に登場するギャングのような出で立ちに加えて「DANGER」だもんね。
この会社がアットホームでハートウォーミングな映画や広告を制作しているとは思わないよね?(笑)
実際に制作した作品はホラーやクライム系の映画と紹介されているね。
サンフランシスコの制作会社とのこと。
いつか映画のクレジットに名前を発見することがあるかもしれないね?


続いてもすぐに傾向が判るロゴを使用している会社の紹介ね!
HORROR MOVIES UNCUT」はそのまま「ホラー映画」と会社名に使われているため、間違うことなくホラー専門と判るよね。(笑)
そして使用されているイラストも「いかにも」だしね!
HPやTwitter、tumblrなどいくつもの情報サービスを使用してホラー関係のニュースやインタビュー等を載せていることを確認したよ。
いくつかのサイトで探してみたけれど、これは制作会社ではなくて単なる「ホラー好き」な人のウェブサイトみたいだね。
今回設定していた「実体のある制作会社に限定」から外れてしまった!
しかもHPを運営しているのが誰かも不明なの。
HPは頻繁に更新しているし、かなり情報密度が濃いのにね?
「ABOUT US」という項目がないので、不明なままロゴの紹介だけで終わることにしよう。(笑)


続いてもホラーつながりでこちらのロゴを。
CRUMPLESHACK  FILMS」 は、いまにも傾きそうな掘っ立て小屋を使用したロゴなんだけど、ものすごく怖いよね。
中にはどんな人がいて、何を行っているんだろうと想像してしまう。
予想通り、この会社はホラー専門のようだね。
親会社が「DUSTIN MILLS PRODUCTIONS」で、その別ラインとして「CRUMPLESHACK FILMS」があるということみたいだね。
「The dark dirty underbelly 」、直訳すると「暗く汚い下腹部」部門が「CRUMPLESHACK FILMS」ということみたい。
きっとホラーの中でもエグい映画と想像する。
得体の知れない恐怖感は直に伝わってくるので、このロゴの使用は成功だろうね!(笑)


親元である「DUSTIN MILLS PRODUCTIONS」のロゴも素敵なので紹介してみよう。
頭部がぱっくり割れた人のイラスト、ということで良いのかしら?
こちらも「いかにも」ホラーなんだけど、コミカルでシンプルなのでステッカーやTシャツになっていても通用するよね。
実際Tシャツとして販売されているページもあったし!
ちなみにお値段は$19.99、日本円で約2400円くらいかな。
黒、赤、白という3色でなかなかお洒落なんだよね。
ちょっと欲しい。(笑)

今回の企画である「映画制作会社」もしくは「映像制作会社」のロゴや宣伝用の映像については、これからも探していこうと思う。
映画本編が始まる前にもチェックしていこう!

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