【最近では珍しく一目惚れした写真。よだれダラダラ~!】
SNAKEPIPE WROTE:
自分の記憶を辿って印象に残っている「あの一枚」を紹介してきたSNAKEPIPE MUSEUMだけれど、今回はふと目にした写真をコレクションに加えたい。
観た瞬間に「欲しい!」と思い、「こんな場所に行かれてズルイ!」と歯ぎしりまでする始末。(笑)
それが上の、大好きなジャンルである廃墟写真。
この色合い、光の入り方、崩れ落ちている天井、すべてバッチグー!
自分だけ撮影するなんて悔しいとか、SNAKEPIPEもそこに行きたい、などという感情が伴う写真こそがまさしく琴線に触れた廃墟写真、ということになるんだよね。
さて、こんな素晴らしい一枚を撮影したのはどんなお方なんでしょ?
調べてみるとKatherine Westerhoutという女流写真家のよう。
初めてカメラを手にしたのは6歳か7歳というから早熟なお子様だったようで。
1975年サンフランシスコ州立大学で芸術の学位を取得。
1990年代後半から個展を開催しているらしい。
去年の個展情報も載ってたから、現在も活動中みたい。
キャサリンご本人の情報についてはこれくらいしか得られないんだよねー。
写真で拝見すると初老の女性のように見えるんだけど、おいくつなのかしら?
もしご年配の女性で、こんな写真を撮ってるのだとしたら益々憧れちゃう!
最近気付いたんだけど、SNAKEPIPEって自分より年上の素敵な女性が好きみたいなんだよね。
で、当然ながら自分が年を取ってくると、更にご年配の女性に目が行くみたい。(笑)
日本では残念ながら、目標にしたい年上の女性が少なくてねえ。
こういう外国人女性にめぐり合うと元気になるよね!
いいぞ!キャサリン!GO!GO!キャサリン!(笑)
キャサリンのHPには惜しげもなく、アメリカの廃墟写真がいっぱい載っている。
う~ん、どれも色合い、構図、崩れ具合文句なし!
SNAKEPIPEお気に入りの畠山直哉の雰囲気に似て、静謐で崩壊の美を感じさせてくれる写真群。
「解るっ!解るわよっ!」
と握りこぶし作って独り言を言いながら鑑賞するSNAKEPIPE。
ほとんどの写真が2000年代の物なんだけど、アメリカは広いから廃工場とか廃病院とかいっぱいあるんだろうなー!
羨ましい環境ですな!
まだまだ知らない好きなタイプの写真家がいることも分かって大満足。
写真集あったら絶対買おう!(笑)