大人社会科見学—りっくんランド—

20211024 top
【りっくんランドの入口を撮影】

SNAKEPIPE WROTE:

2021年6月に靖國神社の遊就館を訪れたROCKHURRAH RECORDS。
かなりボリュームのある展示に驚いたり、特攻隊員に思いを馳せた記事を書いたよね。
他にも軍事関係の展示がされている施設はないかとROCKHURRAHが探してくれた。
埼玉県朝霞市に「陸上自衛隊広報センター」、通称「りっくんランド」という陸上自衛隊の見学できる施設があるんだって。
陸上自衛隊の歴史や戦車などが展示されているという。
和光市駅から徒歩25分という立地であれば、公共交通機関を利用して行かれるもんね!
現在はコロナウイルスの影響で、事前予約制が採用されているんだけど、他とは違うのはメールで住所や名前等を書いて申し込むこと。
訪問が可能かどうかは抽選結果による、というもの。
希望日の2日前に、「当選した人にのみ」メールの返信が来るという。
セキュリティのためなのか、入館時に身分証明書の提示が必要だというから、気軽に入れる施設じゃないんだね。 
横田基地でも身分証明書を見せてから入ったっけ。 
希望日の2日前、ドキドキしながら待っていると、無事に当選!(笑)
雨の予報だった当日、和光市駅に向かったのである。

埼玉県に足を踏み入れるのは、2019年3月に「インポッシブル・アーキテクチャ」を鑑賞するために北浦和に行った時以来かな。
ほとんど馴染みのない土地なんだよね。
「りっくんランド」がある和光市駅は初めての場所だけど、そこまで難しい道のりじゃなくて良かった!
到着すると、すでに20名ほどのお客さんが列を作っている。
後に続いて待ってればいいのかな、と敷地内に入ると、ニコニコ笑いながら、自衛隊員が近寄ってきて名前の確認と身分証明書の提示を要求する。
確認が取れたところで、体温測定と手指の消毒を促され、開館まで並んで待つ。
前方に列を作っている人を観察すると、ほとんどが家族連れ。
ROCKHURRAH RECORDSの2人組みたいなのは珍しいのかも。(笑)

開館となり、早速入場。
先に進もうとするとROCKHURRAHが見当たらない。
記念スタンプを押している子供の後ろで、順番を待ってるじゃないの!
スタンプが欲しかったみたいだよ。(笑)
無事に入手し、1階の展示室に入る。
この日は、「ヘリコプター搭乗」「3Dシアター」「射撃シミュレーター」が体験できることになっていて、先に入場した人は「ヘリコプター搭乗」に列を作っている。
誰もいなかったのが「射撃シミュレーター」だったので、やってみることにした。
説明がなかったのにもかかわらず、ゲームが得意なROCKHURRAHは、次々と敵を爆破!
20機を超える戦車をやっつけていたよ。(笑)

続いて向かったのが「ヘリコプター搭乗」。
この頃には列が少なくなっていたので、並んで待つことにする。 
画像にある対戦車ヘリコプター AH-1S(通称コブラ)の操縦席に座り、写真を撮ることができるんだよね。
順番が来て、ROCKHURRAHと交互に座ってみる。
一人乗りのヘリコプターなので、同時には座れないんだよね。
操縦席が思った以上に狭くて、体が大きな男性には座るのだけでも辛いかも?
今でも現役で活躍している機種だというので、少しは改良されているのかな。
2010年の「横田基地日米友好祭2010」で、ROCKHURRAHはSH-60シーホークに搭乗してるので、今回で2回目。
貴重な体験ができたね! 

1階には他に、16式機動戦闘車の展示や実際に活動している自衛隊員の動画が流されていたよ。
戦闘機は何度か見ているけど、戦車はあまりじっくり見たことないからね。
敷地内広場には、もっとたくさんの戦車が並んでいるようなので、あとのお楽しみだよ!

偵察用オートバイの展示もあった。
あまり乗り物に詳しくないSNAKEPIPEなので、他のバイクとの違いはよく分からないけど、カッコ良かったよ!
何か偵察に特化してる機能があるんだろうね?

これが戦闘装着セットだって。 
説明を見ると、「戦闘防弾チョッキ」や「戦闘つりバンド」「戦闘水筒」など、全てに「戦闘」の文字が付いている。
ちなみに靴は「戦闘靴一般用」となっていたので、一般じゃない特殊な靴もあるんだろうね。
自衛隊員の服装は、国産だけじゃなくて海外メーカーの逸品もあるのかと思っていたけど違うのかな。
自衛隊員がウーリープーリー着てる写真を見たことがあったので、採用された服装かと思っていたけど、私物だったのかもしれないね。

自衛隊員はどんなことをやっているのかを教えてくれる一覧もあったよ!
朝の6時に起きてから23時に眠るまでのスケジュールの中で、いわゆる日勤帯にあたる時間はほとんどが訓練なのね。
オフィスワークで座ってる時間を全て、体を動かすことに充ててたらマッチョなボディになるだろうな。(笑)
じっと見ていると、にこやかに近寄ってくる自衛隊員がいる。
丁寧に説明を始めてくれるじゃないの!

「戦闘糧食」とは、野外地において温めて食べる食事だという。
3年保存できて、簡単に食べられる優れもの。
隊員が飽きないように、味にバリエーションがあるという。
画像にもあるように「かつおカレー煮」や「中華風カルビ」など、試してみたくなるメニューが並んでいるよ。
「おいしいですよ!」と隊員の方からの感想もあったので、食べてみたくなるよね。
残念ながら、お土産ショップでは販売されてないんだって。
きっと欲しい人多いと思うけどね?(笑)

3Dシアターは抽選を外れてしまったので、2階にあるVR体験コーナーに行ってみる。
今から10分後に開始します、という絶好のタイミングで到着し、一番で会場入りしてしまった。
これはVR用の装置を装着し、自衛隊の一員となって疑似体験ができるというもの。
メニューがいくつか用意されていて、体験したいコースをセレクトするシステムになっている。
SNAKEPIPEは高所恐怖症の上、めまいを感じやすいため、戦車に乗る体験を選んでみたけれど、ちっとも面白くなかった。(笑)
車に乗っている感覚と変わらなかったからね。
ROCKHURRAHはパラシュート降下や小型艇に乗るコースなど、いくつか体験して楽しそうだったよ。
このVR装置、ROCKHURRAHが似合い過ぎててびっくり!(笑)
VRではこんな映像を体験できるよ、というサンプルがこちら。 

うーん、やっぱり落ちるのは怖そうだよね。(笑)

施設の見学は1時間半だったので、あっという間に時間が経過していた。
残り時間が少ない中、施設内広場に展示されている戦車を見にいくことにする。
「87式 自走高射機関砲」「89式 装甲戦闘車」「74式戦車」「90式戦車」「10式戦車」などが展示されていて、圧巻だよ!
それにしても、日本の戦車の名前って、型番だけで全然面白くないんだよね。 
ドイツのティーガー(タイガー)やアメリカのシャーマンのような愛称があったら、もっと戦車の人気も出るように思うけど?
VRのインストラクターをされていた女性隊員が「戦闘機が人気ですけど、戦車もカッコ良いですよ!」とアピールされていたので、ニックネームをつけることをお勧めしたいね!(笑)

曇天で雨が降りそうな天気だったけれど、帰る頃には晴れ間が見えてきた。
「りっくんランド」入口付近に展示されていた軽装甲機動車を撮影し、およそ1時間半の見学を終了したROCKHURRAH RECORDS。
見応え充分の施設で、とても楽しかった!
なんといっても施設の隊員達の愛想が良くて、丁寧なことに驚いてしまった。 
すぐにでも接客業に転職できそうだったよ!(笑)

子供から大人まで楽しめる施設なので、当選してよかったよ!(笑)
コロナのせいで開催されていないコーナーがいくつかあったのが残念だったけどね。
土産物コーナーに、もう少し頑張ってもらいたいと思ったのはSNAKEPIPEだけかなあ。
ミリタリー好きをうならせたり、記念に欲しくなるような商品が見当たらなかったからね。
ROCKHURRAHに缶入りキャンディ買ってもらったけど。(笑)

またどこか見学に行ってみたいな。
ROCKHURRAHに探してもらおう。(笑)

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