【「映画の殿」初!動画による表紙だよ!】
SNAKEPIPE WROTE:
早いもので、今年最後のブログになるんだね。
2020年は「自粛の年」だったので、いくつもの計画が強制的に中止になることが多かったなあ。
そんな中、自宅にいて楽しく過ごせたのは、Netflixの存在が大きいよ。
そこで今回は、ROCKHURRAH RECORDSが観たドラマについてまとめてみようかな!
今頃そんな昔のドラマについて書いてるの?と呆れないでね。
今年の5月に加入した新参者だから!(笑)
Netflixに加入する前から気になっていたのが「Black Mirror」。
2011年から放映されている1話完結のイギリスのドラマなんだよね。
かなりブラックでSF色が強く、放送禁止になりそうな内容も含まれている。
以前観た「UTOPIA」も過激なシーンが多くて驚いたけれど、さすがイギリスはパンクの国だよね!
VIVA LA REVOLUTION!(意味不明)
載せた画像はシーズン5の「Striking Vipers」。
えっ、そんな展開になるの?と驚いたものよ。(笑)
他にもドライブレコーダーのように記憶を録画再生できる装置が出てくる話や、亡くなった家族そっくりのロボットを作る話など、実現したら怖いような嬉しいような内容もあったね。
やっぱりイギリス、すごいな!
「Black Mirror」を観終わった後、次に選んだのがスペインのドラマ「ペーパー・ハウス」だった。
ROCKHURRAH RECORDSはスペイン映画の大ファンなので、今までスペインドラマを観ていなかったのが不思議なくらい。
「ペーパー・ハウス」はスペインの造幣局に立てこもった8人組の強盗団の話で、強盗同士が都市名をニックネームとして呼び合っている。
これは例えばタランティーノの「レザボア・ドッグス」で、互いをオレンジやピンクなどの色で呼び合っていたのと同じだね。
8人の犯罪者達がそれぞれ魅力的なキャラクター設定されているのが見どころかな。
強盗団を指揮する自らを「教授」と名乗る首謀者が、知的で完璧な計画を立てているかと思いきや、意外と体を張ったギリギリのピンチ脱出大作戦を繰り広げるところに大注目だったよ!
この辺りがスペインっぽいのかもしれないね?
犯罪に使うのがお揃いの赤いつなぎで、スペインらしく仮面のモチーフがダリというのもイカしてる!
そして結束を高めるように使われた曲も印象的だったね。
邦題は「さらば恋人よ」という「Bella ciao」は、レジスタンスの賛美歌として世界的に有名だという。
「ペーパー・ハウス」で使用されて、更に歌う人が増えただろうね。
現在パート5が制作されているというので、放映を楽しみに待っていよう!
「ペーパー・ハウス」の終了に嘆きながらも次のドラマを探すことにする。
続いて観たのが韓国ドラマ「梨泰院クラス」。
これは先日新大久保に行った話の時に書いたけれど、長年来の友人Mから強力に勧められ、観始めたドラマなんだよね。
韓国ドラマには手を出さないと思っていたSNAKEPIPEだったけれど、食わず嫌いだったことが判明したよ。
「梨泰院クラス」は、漫画が原作ということもあり、あり得ないような展開が面白い。
個性的な髪型の主人公パク・セロイの信条を貫き通す心の強さには感服しちゃうよ。
セロイをとりまく仲間たちが良い味出していて、単なる復讐劇に終わらないキャラクター設定がポイントだよね。
最も強烈な印象を残すのは、復讐相手のチャン・デヒ会長!
この会長の存在がなかったら、「梨泰院クラス」はここまでの話題作にならなかったかもしれないね?
韓国の外食産業トップの会長でありながら、食べる時や飲む時に音を出す下品さ。
憎々しげな表情がピカイチだったね!
この会長役のユ・ジェミョン、現在観ている「刑務所のルールブック」では、まるで別人になっていて驚いたよ。
さすが役者だね!(笑)
ドラマの挿入歌にも注目!
「won!」と一緒に声を出し、拳を突き上げたものよ。(笑)
「梨泰院クラス面白かった」と感想を言うと、「じゃあ次はこれ観て」と友人Mから再びお勧めされる。
「マイ・ディア・ミスター 〜私のおじさん〜」という、自分からは探さないようなタイトルのドラマ。
半信半疑で観始めると、次の展開がどうなるのか気になってくる。
全く笑わない女主人公イ・ジアンと、心に空洞を抱えた男主人公パク・ドンフンの心の交錯がテーマになるのかな。
SNAKEPIPEが気に入っていたのが、ドンフンの兄弟たち!
兄弟が出てくると、本筋とは違って笑いの要素が加わるんだよね。
そしてその時に流れる音楽にも大注目だよ!
ロック演歌とでも言おうか、GS調の曲に聞き惚れる。
カラオケあったら歌いたいくらい気に入ったよ。(笑)
そして三兄弟の地元、後渓(フゲ)愛の強さも良かったね。
ジョンヒの店に集まる常連さん達も良い味出してたよ!(笑)
韓国ドラマを連続して観たので、今度はアメリカにしてみたよ!
Netflixの人気ドラマとして必ず上位にランクインするのが「ストレンジャー・シングス」。
1980年代を舞台にしたSFホラーなんだよね。
80年代といえば、これはまさにROCKHURRAH RECORDSの得意分野じゃない?
使用される音楽がクラッシュだったりして嬉しくなっちゃうね!
超能力者の主人公イレブンが仲間と共に怪物を退治する話、と書いてしまうと簡単過ぎて荒唐無稽に聞こえちゃうかな?
ROCKHURRAH RECORDSも、子供が主役と聞いて躊躇していたけれど、観始めるとハマっていくんだよね。(笑)
子役とはいっても、アメリカの子供は一人前以上の役者で観ていて安心!
それぞれキャラクターが立っていて、良いんだよね。
ウィノナ・ライダーが母親役だったり、ユマ・サーマンの娘マヤ・ホークの出演も見どころだよ!
現在シーズン4が制作されていて、来年続きが観られるのかも。
子役が大人になってしまい、顔立ちが変わりそうだよね。(笑)
続いてはまたもや韓国ドラマで、漫画が原作の「ミセン -未生-」。
「絶対観て!」と友人Mの強い要望で観始めることになる。
ROCKHURRAHから「ミセンは見せん!」と言われるかとヒヤヒヤしたけれど、あっさり承諾を得る。(ぷっ!)
韓国では2014年に放映されていたというから、今頃観るのは遅いだろうけど?
学歴社会の韓国で、高卒の主人公が一流企業で奮闘する様を描いているドラマなんだよね。
数ヶ国語話せるエリートな同期入社の面々と上司達のキャラクター設定が良い味出してる!
それにしても、フラッと屋上に行くシーンが多くて、休憩時間が多いなと感じてしまうよ。
ドラマだからいいのか。(笑)
韓国は日本より就職が厳しいことがよく分かるドラマだったね。
他にもROCKHURRAHが「俺たちダーク村」で書いているドイツのドラマ「DARK」、「私立探偵ダーク・ジェントリー」、「マインド・ハンター」など数多くを視聴している。
ROCKHURRAH RECORDSにとって2020年はドラマ鑑賞の年になったね!
今年も残すところあとわずか。
来年はもっと良い年になりますように!
2021年もROCKHURRAH RECORDSをよろしくお願いいたします。