I LOVE PIGBONE!

【あまりのおいしさに道化のバギーもびっくり!あっ、クリンゴンズか。(笑)】

SNAKEPIPE WROTE:

先日「めざましテレビ」を観ていたら、中国に進出している外食産業特集をやっていた。
マクドナルドやケンタッキーというお馴染みのファストフードはもちろんのこと、日本発のチェーン店も奮闘しているそうで。
その中でびっくりしたのが「味千拉麺」という熊本らーめんが人気という事実。
「中国のラーメンよりとんこつラーメンのほうがおいしい」
なんてインタビューに答えてる人もいて驚いてしまう。
中国には「とんこつ」の文化ってないのかな?
「とんこつラーメンの成り立ち」のようなことは詳しくないのでよく分からないけれど、4000年の歴史を持つ中国の人をも納得させるおいしさであることは間違いないだろう。

SNAKEPIPEの九州旅行記」や「ベストオブ2007」で書いたことがあるが、SNAKEPIPEも大のとんこつラーメン好き!
特別にラーメンランキングなどを気にしてはいないが、結構いろんなお店に足を運んでいると思う。
今回はいつもの音楽や映画ネタとは趣向を変えて、食べ物ネタ!
ズバリ、とんこつラーメンについて少し書いてみたいと思う。

山頭火一風堂などの有名店も行ったけれど、ちょっと違う気がした。
もう一度絶対行きたい、とまでは思わなかったのだ。
これは好みの問題なので、人それぞれ感想があって仕方ないだろう。
そんな中、近くに行けばなるべく食べたいと思う店もある。
新宿にある「肥後のれん」は「とんこつが好きで」と言う人を連れて行くと大抵「いいお店を教えてくれてありがとう」と感謝されるお店。
知らないで食べていたけれど、今調べてみたら「塩とんこつ」なんだって?
肥後というだけあって、熊本の濃い目こってりラーメン。
お薦めは「ぱーこーめん」という豚の角煮がごろごろ入ってるメニュー!
たまに味にバラつきがあって、非常に塩っぱい時もあるので要注意。(笑)

同じ新宿ならば「桂花」も有名だね。
このお店は九州出身の友人から「一番地元の味に近い味」との評価だったので、期待に胸をふくらませて出かけたSNAKEPIPEだった。
お店に近づく前からぷいーんと鼻をつくあの独特のとんこつ臭!
食べたのがかなり前だからあんまり覚えてないけど、麺が固過ぎて飲み込めなかった記憶がある。
「九州の麺はあれくらいが標準」
と聞かされてびっくりしたっけ。(笑)
まだROCKHURRAHの評価を聞いていないので、近いうちに行ってくるかな。

SNAKEPIPEが一人でも並んで何度も食べに行ってたのが「じゃんがらラーメン」だ。
あんまりはっきり覚えてないけれど、一番初めにとんこつラーメンを食べたのが原宿店のじゃんがらラーメンだったような?
そういう意味ではSNAKEPIPEにとってはとんこつ元祖の味になるのかな。
ここはラーメンにトッピングを全部加えると値段が1000円近くになってしまうのがちょっと痛い。
ラーメン一杯1000円って高くない?(笑)
でも好きなもんだからついつい通ってしまうんだな。
先日やっとROCKHURRAHと一緒に食することができた。
北九州出身のROCKHURRAHはどんな反応を示すのか、と興味津々のSNAKEPIPE。
なんにも言わないで黙々と食べ続けているのでちょっと不安・・・。
と思ったら「あまりにおいしくて急いで食べてしまった」とのこと。
良かったー!九州の人にも受け入れてもらったよ!(笑)
「また行きたい店」リストに登録だね。

人によってとんこつラーメンに求めるものって違うと思うので、その基準が同じじゃないと「おいしい店」の情報も共有し辛い。
SNAKEPIPEは「こってり」した濃厚スープに細麺が好み。
これはROCKHURRAHも同じなので、良かった。
麺が細ければ好みだったのに、と思ったのが「六角家」などに代表される横浜ラーメンか。
スープはものすごくおいしく頂いたけれど、麺が太い。
「ラーメンの麺は太いほうが好き」
という人も多いので、これは仕方ないね。

もっと気軽に自宅でもとんこつラーメンが食べたい、今すぐ食べたい!などと禁断症状が出た時にはどう対処するか?(大げさ)
実は結構最近のインスタント食品にもいいものあるんですよ、奥さん!(笑)
「マルちゃん」の名前で親しまれてる東洋水産がいい商品出してるんだよね。
商品名「九州ガラ炊き」シリーズとして「熊本ラーメン」「久留米ラーメン」「博多ラーメン」と3つのバージョンを展開。
「熊本」と「久留米」に挑戦してみたけれど、どちらもグー!(笑)
「やるなあ、マルちゃん!」「いいぞ!マルちゃん!」
などと掛け声をかけながらおいしく頂戴できる逸品。
どこのスーパーにも置いているわけじゃないので、見つけた時には買うことにしている。
とんこつ好きの方はご賞味あれ!

「マルちゃん」のシリーズは美味しいけれど、生麺タイプなのでどうしても賞味期限が短めに設定されている。
ということで「買いだめ」が出来ないのが残念。
乾麺タイプだったら良かったのに、と思っていた時にたまたまイレギュラーに入荷されていたインスタントラーメンを購入したのだけれど、これが目ん玉飛び出るほどの衝撃!
五木食品が発売している「熊本もっこすラーメン」の素晴らしさをどうしたら文章でお伝えできるのだろう。
とんこつの独特の香りと濃厚な白濁したスープ、やや固さの残るストレートな細い麺!
こんなに本格的なインスタント食品があるなんて!と食べ終わった後すぐに五木食品に通信販売がないのかどうかを調べたほど。(笑)
非常にありがたいことに通販やってるみたいなので、是非とも取り寄せたいと思う。
「もっこす」の他にも「火の国とんこつ」やら「博多美人」、「アベックラーメン」など気になるネーミングがあるのでそちらもチェックしてみたい。(笑)
ROCKHURRAHによれば、五木食品は「九州地方ではうどんで有名なメーカー」とのこと。
しかもアベックラーメンは発売50周年を迎える、なんて書いてあったよ。
歴史のあるメーカーだったんだね!

なんて書いてたらまた「とんこつラーメン禁断症状」が!(笑)
前からあるのは知ってたけど、いまいち勇気がなくて入れなかったとんこつラーメン屋を思い出した。
「あまり期待しないで行ってみようか」
とROCKHURRAHと出かけたのが「山小屋」という九州筑豊ラーメンの店。
ちくほう?ちくほうって何?と思うのはSNAKEPIPEだけじゃないだろう。
「飯塚市、直方市、田川市の3都市を筑豊三都と呼ぶ」(Wikiより)
大昔は炭鉱のある場所として栄えていたらしい。
と、いうことで名前としてはマイナーな筑豊ラーメン、果たして味はいかに?!
こわごわ店内に入るとROCKHURRAHがすかさず小声で言う。
「ここの匂いは本物だよ」
出てきたラーメンのスープを一口飲んで、確信。
かなり濃い目のクリーミィなとんこつスープ。
キクラゲ、小口ネギ、チャーシューに紅しょうがとゴマが入る、非常にオーソドックスな九州とんこつラーメン。(ROCKHURRAH談)
期待しなかったのがより効果的だったのかもしれないけれど、意外にも非常においしかった「山小屋」も「また行きたい店」リストに登録決定!(笑)

うっ。書きながらまたお腹が空いてきてしまった。
早く五木食品「熊本もっこすラーメン」取り寄せなきゃ!(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です