【ワシントンD.C.にある国立航空宇宙博物館も行ってみたいね!】
SNAKEPIPE WROTE:
「もし行かれたら嬉しいな、と思う博物館特集」として記事にした「好き好きアーツ!#46 世界アート(仮)探訪」の続編を書いてみよう。
実際に行かれたらもっと楽しいんだけどね?
最初に紹介するのは、オランダはアムステルダムにある「拷問博物館」だよ!
行かれたら楽しい博物館なのかどうかは不明だけど、近くにあると聞いたら行ってみたいと思うだろうな。
数ある博物館/美術館の中からでも、選んでしまったくらいだからね。
左の画像は入り口の様子なんだけど、そんなに「おどろおどろしく」ないよ。
道を歩いていたら通り過ぎてしまうかもしれないね?
ヨーロッパの中世と聞くと「異端」や「魔女裁判」といった単語が浮かぶよね。
2012年2月に「大人社会科見学—明治大学博物館・爆音劇場—」という記事を書いた。
レプリカだけれど「鉄の処女」という拷問器具(?)を鑑賞する目的で見学に訪れた内容だった。
「鉄の処女」は実際に使用されていたのか不明だったけれど、この椅子は本物だろうね。
鉄のトゲトゲが鋭く体に突き刺さる仕組み。
鍼灸どころじゃないよね?(笑)
ウェブサイトには、他にもどうやって使うのかよく分からない器具の写真が載っている。
オランダ語で説明されても理解できないかも。(笑)
「拷問博物館行ってきたよ」と話のネタにするような博物館かもしれないな。
恐らく今は、この程度では済まされない苦痛を与える方法が編み出されているだろうね。
以前鑑賞したイギリスのドラマ「好き好きアーツ!#48 UTOPIA」での拷問シーン、すごかったもんね。
日常的に使う、誰の家にでもあるスプーンを使うというところが余計に恐怖だったよ。
ああ、恐ろしい!
次も「ちょっと痛そう」な博物館を紹介してみよう。
アメリカ、カンザス州にある「有刺鉄線博物館」だ!
有刺鉄線と聞いて思い浮かべるのは何だろう?
立入禁止、もしくは出られないようにする目的で使用されるのが有刺鉄線だよね。
フランスで発明された有刺鉄線は、アメリカにおいては牧場や農場の境界線を示すために使用されたらしい。
「有刺鉄線博物館」が掲げる使命の中にも「有刺鉄線の歴史とアメリカの発展における重要性」を伝えること、と書いてあるよ。
実はSNAKEPIPE、有刺鉄線って好きなんだよね。(笑)
鉄でできていて尖っているので、パンクな雰囲気を感じるからかもしれない。
好き、と言ってもこんなに種類があるとは知らなかった!
しかもそれぞれに名前が付いているみたいなんだよね。
その名前が手書きで書かれているところも味があるなあ。
博物館にはショップがあるようなんだけど、有刺鉄線グッズが販売されているのかな?
残念ながら商品ページのリンクが切れているようで確認できなかった。
非常に興味あるよ!(笑)
カンザス州に行くことがあったら、是非見学してみたい博物館だね。
次に紹介するのは「International Clown Hall of Fame and Research Center」というアメリカ、ウィスコンシン州にある「ピエロ博物館」だよ!
「好き好きアーツ!#38Alex de la Iglesia part3」の中で「気狂いピエロの決闘」について書いた時、ピエロとクラウンの違いに触れたことを思い出した。
道化師というのがクラウンを意味し、ピエロとは涙を描いているクラウンのことをいうらしい、と非常に簡潔にまとめているよ。(笑)
日本ではどちらもピエロになってるので、「ピエロ博物館」で良いね?
「ピエロ博物館」のウェブサイトを観ても、何が鑑賞できるのかイマイチ分からないんだよ。
ほとんどリンクがないからね。(笑)
HPに記載されているミッションには「歴史を超越する希少な芸術形態であるピエロの役割を理解し、伝統を守り共有すること」とある。
ピエロと聞くとどうしても江戸川乱歩や前述の「気狂いピエロの決闘」などを連想してしまう。
スティーブン・キングの「IT」に出てくるペニー・ワイズや、そのモデルとされるシリアルキラーのジョン・ウェイン・ケイシーも思い出す。
ジョン・ウェイン・ケーシーが描いたピエロの絵については「シリアルキラー展 鑑賞」に書いているね。
SNAKEPIPEにとってピエロは笑いの対象というよりは恐怖を感じる存在になっているみたい。
「ピエロ博物館」は怖いもの見たさ、で行ってみたいね !(笑)
最後は「ROCKHURRAH RECORDSが死ぬまでに一度訪れたい博物館」の紹介ね。
ドイツはワイマールにある「Bauhaus Museum(バウハウス博物館)」だ!
1919年、建築家ヴァルター・グロピウスを初代校長としてスタートした学校「バウハウス」。
工芸・美術・写真・建築・デザインなどの総合的な教育機関だった。
1933年にナチス・ドイツにより閉鎖されるまで、合理的で機能主義的なアートを模索する。
現代にまで強い影響を与える活動をしたのが「バウハウス」なのである。
SNAKEPIPEが入学したかった憧れの学校なんだよね!(笑)
ROCKHURRAHが好きなバンド「バウハウス」もここからバンド名を採用しているとのこと。
機能性とデザイン性を兼ね備えていながらシンプルを極めるのが「バウハウス」の特徴なんだよね。
ROCKHURRAHは昔からそのデザイン性に惹かれていたという。
SNAKEPIPEもモホリ=ナギやカンディンスキーは知っていたけれど、「バウハウス」について知れば知るほど、興味が湧くアーティストがたくさんいることが分かる。
例えば「バウハウス」のポスターとして有名な左の画像だけど、作者は「Joost Schmidt」。
読み方はユースト・シュミットでいいのかな?
残念ながらSNAKEPIPEは知らないアーティストだったんだよね。
作品は観たことがあっても、作者名は知らないことが多い「バウハウス」。
建築や工芸の世界になったらもっと知らないことがいっぱいなんだろうな!
これは「バウハウス博物館」に行って勉強しないとね。
2019年に「バウハウス博物館」がリニューアル・オープンするようで。
その宣伝用映像を最初に載せてみたよ!
やっぱりカッコ良いね。
今回は「世界アート(仮)探訪」の第2弾を書いてみたよ!
きっと他にも面白そうな美術館や博物館があるはず。
将来の計画のために続けていきたい企画だね!