RINA BANERJEE  You made me leave home…鑑賞

20260419 top.
【展覧会の看板を撮影】

SNAKEPIPE WROTE:

「そろそろ限界かも」
ROCKHURRAHが話すのは、所持しているiPhoneのこと。
SNAKEPIPEもROCKHURRAHと同じ時期に購入したので、TouchIDがついたiPhone SEを大事に使っているんだよね。
最近では1日の終わりにはバッテリー残量が残り少なくなることがしばしば。
大して使っていないのにも関わらず、である。
そろそろ買い替えて新しくしようと計画し、2人揃って購入を決定する。

前回はアップルストアから通販で購入したようだけど(記憶が定かでない)、今回は実店舗で受け取ることにする。
現在エスパス ルイ・ヴィトンで開催されている展覧会にも行きたかったので、アップル表参道にいくことにしたのである。
一粒で2度おいしい、みたいなもんか。(笑)

汗ばむくらい気温が上がり、日傘をさしたり水分補給が必要なほどの暑い日、表参道に出かける。
最初にエスパス ルイ・ヴィトンを鑑賞してから、アップルストアに向かう予定である。
エスパス ルイ・ヴィトンについては、今までも「ギルバート&ジョージ Class War, Militant,Gateway」他、何度も書いているようにドアマンに要注意なんだよね!
今回も3、4人ドアマンが待ち構えていたので「ギャラリーです」と振り切ろうとするSNAKEPIPE。
「ご案内します、あ!ギャラリーは12時からです」
ショップの開店は11時だけれど、ギャラリーは時間違ったのね。
のちほど伺います、とルイ・ヴィトンを後にするROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
1度で済むはずのドアマン対応が2回になってしまってガッカリ。
予定変更し、アップルストアに向かうことにする。
事前受け取り予約をしてから出かけているので、アップルストアはすんなり完了!
12時を過ぎているので、再びルイ・ヴィトンに向かう。

「お待ちしておりました。どうぞこちらへ」
にこやかな笑顔に迎えられ、エレベーターまで案内される。
ショップのお客さんとしての訪問ではないので、毎回申し訳ない気持ちになるんだよね。(笑)

今回の展覧会はRINA BANERJEE (リナ・バネルジー)の「You made me leave my happy home to become someone else anew, in diasporas without origin to be related again this is living and in this waits the joy of one earthly place, hope of eternal intimacy. Intimate in Nature」という長いタイトルの展覧会だよ。
草間彌生のタイトルより長いね!(笑)
ChatGPTに訳してもらうと以下のようになったよ。

あなたは私を幸福だった故郷から離れさせ、
新たに別の誰かになるようにした。
起源を持たないディアスポラの中で、
再び何かと結びつくために——

これこそが生きるということであり、
その中にこそ、ひとつの大地に属する喜びと、
永遠の親密さへの希望が待っている。

自然の中での親密さ。

このタイトルを理解するためには、リナ・バネルジーの経歴を調べたほうが良さそうね。

1963 インド・コルカタ(旧カルカッタ)に生まれる
幼少期 イギリス(ロンドン、マンチェスター)で育つ
幼少期 アメリカ(ニューヨーク・クイーンズ)へ移住
1993 ケース・ウェスタン・リザーブ大学でポリマー工学の学士号取得後、研究化学者として勤務
1995 イェール大学美術大学院にてMFA取得(絵画・版画)
1990〜 科学分野を離れ、アーティストとして本格的に活動開始
2000 ホイットニー・ビエンナーレに参加
ニューヨークを拠点に活動
2007–2010 パリ、ベルリン、ロンドンなどで個展開催
2018 初の大規模回顧展「Make Me a Summary of the World」開催
2022 イェール大学にて「ポストコロニアル・クリティック」に任命される

今はカルカッタって呼ばないことに衝撃を受けたよ。
2001年からベンガル語の呼称コルコタになっているんだとか。
「和名で甲谷佗、加爾各搭、軽骨田という表記(Wikipediaより)」とは、漢字表記が得意なROCKHURRAHに教えてあげないとね。(笑)
リナ・バネルジーの経歴で驚くのは「ポリマー工学の学士号取得」の部分だよ。
難しい分野なので詳細は割愛するけれど、いわゆる「理系女子」ってことだよね!
理数系の頭脳を持ち、アートの道に進むなんてカッコ良い!(笑)

エスパス ルイ・ヴィトンは撮影可能なことは知っているけれど、念のために係の方に確認。
いつも通り大丈夫で良かった!
リナ・バネルジーの作品を紹介していこう。
タイトルの意味も絡めて考えてみよう!

会場に入ってすぐ目に入った作品がこちら。
「Native, migrant naturally(ネイティヴ、移民としての自然性)」は2018年の作品。
ヴィンテージのシルク製ウェディング・サリーはスカート部分の素材なのかな。
全体的に華やかな印象だけど、目が貝殻なんだよね。
そして画像には映っていないけれど、手にはロープみたいなのが巻き付き、足が金属で異常に大きいのが特徴だよ。
どうやらこれは家具の脚先に取り付ける装飾的な金属パーツを使用しているみたい。
美しく着飾っているけれど、手足はがんじがらめ、見る自由まで奪われている花嫁ってことかな?
故郷であるインドの象徴であるサリーと西洋の家具をミックスさせているところが、リナ・バネルジーの生い立ちを感じさせるよね。

会場中央にあったインスタレーション。
2021年の作品「Black Noodles」を鑑賞していると、係の方から「作品に触れないで」と注意を受けてしまった。
撮影に夢中になっていると、誤ってどこかに当たってしまいそうになるから気をつけないとね!
エスパス ルイ・ヴィトンの解説によると、これは「人毛の国際取引とその政治的背景を扱った」作品なんだとか。
巨大だけど繊細なオブジェは、様々な素材で構成されていた。
恐らくそれぞれに意味があるんだろうね。
呪術的なイメージもあり、SNAKEPIPEは少し怖い感じがしたよ。

上と似た印象だけど、2008年の作品がこちら。

不自然な嵐の中で、
豊饒でありながら脆く、欲望に満ちた世界は、
過剰な受粉によって汚染され、
無秩序な商取引を貪るように求めながら、
また、いくつかの混血的な所有物に測り知れない規模を与え、
奔放な遺産を排出し、
彼女の現代的な愛を撒き散らし、
どこか一つの場所を超えて深く息をし、
背を反らせて新たな帝国や宗教を投げ出し、
季節外れの希望に浸りながら、
本来は温めることのできないものを変えようとした。

上に書いたのがタイトルなんだけど、詩みたいだよね!
たくさんの花みたいな装飾と薄衣で形作られている球体とのバランスが美しいと感じたSNAKEPIPE。
使用されている素材の貝殻や羽には「移動」の意味があって、文化が移動して混ざり合う状態(ディアスポラ)のメタファーになっているんだとか。
鑑賞している時には気付いてなかったよ。(笑)

2015年/2023年に制作された作品は、目力が強くて奇抜な印象だったよ。
こちらもタイトル長いんだよね。

周縁にして中心の外にある《無言の証人》において、
彼女は仮設的な集落の最後の折れ曲がった縁を形づくる。
そこは陰に沈んだ暗い場所であり、
やがて虹色に光る棘を育てる。
それは“新参者”として知られるようになり、
その未熟な果実の硬さと青さによって、
あらゆる〈家〉を貫いていく。

ChatGPTに訳してもらったんだけど、意味はさっぱり分からないよ。
かなり不気味でインパクトがある作品だったよ。
これは「彼女」なのかな?
SNAKEPIPEはてっきり「彼」だと思っていたけど、違うのかな。(笑)

絵画作品の展示もあったよ。
アクリル絵具を使用していて、発色がキレイだった。
絵画は全体的にインド色が強いように感じたよ。
ヒンズー教の神々やモチーフからインスピレーションが来ているようだね。
SNAKEPIPEは立体作品よりも絵画のほうが好みだった。
残念だったのは、作品が天井に近い上のほうに展示されていたので、1点ずつじっくり鑑賞できなかったこと。
何が描かれているのか間近で観たかったな!

リナ・バネルジーは「アイデンティティ」「ディアスポラ」「ポストコロニアル」という3つの主題を持ったアーティストだという。
インドで生まれイギリスに渡り、アメリカに移り住む経験から来ていることが分かるよ。
自分探しや西洋文化に対する疑問などを表現に取り入れているんだね。
30年以上前からこうしたテーマを探求してきたアートを知ることができて良かった。
エスパス ルイ・ヴィトンは、これからも注目だね!

SNAKEPIPE MUSEUM #81 Jordi Díez

20260412 09.
【高さ255cm × 幅380cmの Winged Manは大天使聖ミカエルのようだね】

SNAKEPIPE WROTE:

今回のSNAKEPIPE MUSEUMは、ステンレススチールを素材として作品を発表しているJordi Díezを特集しよう。
読み方はジョルディ・ディエスで良いのかな?
先週書いた「ROCKHURRAH紋章学 鉄鋼会社ロゴ編」を検索している時に、たまたま目にしたアーティストなんだよね。
一目でグッと来たよ!(笑)
まずは経歴を調べてみよう。

1966 スペイン・バリャドリッドに生まれる
1989 マドリード近郊にて最初のアトリエを設立
1989-1992 約3年間、孤立した環境で制作に没頭し、人間像を軸とした基本コンセプトを確立
1990- 石、鉄、木、テラコッタなど多様な素材で制作
1990年-2000 ステンレススチールへと制作素材を移行
2000- バルセロナ近郊センテリェス在住、制作活動を継続

1966年生まれということは今年60歳かな。
特に目立った受賞歴や展覧会への参加はないみたい。
世界各地の美術館に作品が所蔵されていたり、パブリック・アートとしてスペイン、フランス、ドイツなどの公共施設に展示されているんだとか。
企業や富裕層がコレクションしていることもあるらしいよ。
SNAKEPIPE MUSEUMも所蔵させてもらいたいね!(笑)

一目惚れした作品がこちら。
高さ250cm × 幅180cm × 奥行き107cmという大型サイズの「Celia」は、特定人物の「本質的な存在感」を抽象化して一つにまとめた作品だという。
この表現方法を「顔貌(フィジオノミー)の統合」というらしい。
モデルそっくりに制作するということではなく、不要な細部を削ぎ落とし、線・空間・構造に分解した後、再構成するんだとか。
制作過程について文章にすると難しいけれど、作品は観た瞬間から度肝を抜かれそうだよ。
実物を観てみたいね!

「Nefer」のモデルは、第18王朝エジプト王妃のネフェルティティ(画像右)だね!
現代でも、かなりの美女として通用する麗しさだよ。
この彫刻を基に制作されたのが画像左の作品。
角度によって表情が変わるだろうけど、作品のほうには少女性が感じられるよ。
これが先に説明した「顔貌の統合」なのかも。
ネフェルティティが王妃になる前からの人生を想像してるのかもしれないね。
ステンレスにブルーの光が反射しているところがカッコ良い!
高さが63cmの個人蔵だって。
きっと豪邸に飾ってあるんだろうね!

2009年の作品「Steel Lovers」の部分だけ載せてみたよ。
ステンレスで恋人たちを表現している。
白い恋人ならぬ銀色の恋人だね!(笑)
骨組みが金属の人型ロボットを連想してしまう。
最初に思い浮かぶのは、やっぱり「ブレードランナー」のレプリカントだよね。
高さが190cmもあるんだって。
ジョルディ・ディエスは大型の作品が得意なんだね!

スペインの革製品・ファッション・ブランドであるロエベのバッグをモチーフにした作品も素敵だね。
ロエベの代名詞といわれる「アマソナ」は、ブランドを代表するバッグなんだとか。
どうやらこの作品は、ロエベのショーウィンドウに飾るためのディスプレイとして発注されたみたいだね。
お店に飾られている様子の画像がいくつも出てきたよ。
1975年から現在に至るまで人気がある商品の歴史を表現しているように感じたよ。

続いては手をモチーフにした作品だよ。
タイトルの「El Caminante o La Rosa de los Vientos」を訳すと「歩く者(カミナンテ)または風配図(風のバラ)」と出てきたよ。
指を足のように見せかけて動かしている瞬間を切り取っているんだね。
この手はジョルディ・ディエス本人がモデルになっているようだよ。
サラサラと鉛筆でスケッチして、立体にしていく様子を動画で観てみよう!

火花を散らしながら溶接している様子は、まるで職人みたいだね。
2017年2月に書いた「SNAKEPIPE MUSEUM #41 Regardt van der Meulen」南アフリカのアーティスト、リガルト・ヴァン・ダー・メーレンの作風にも似てるよね。
スペインの巨匠とされるジャウメ・プレンサとは作風は近いけれど、作品制作における意図や制作方法に違いがあるようだよ。
ジャウメ・プレンサについても、調べてみたいと思う。

今回は、ステンレススチールで曲線を作り、対象の本質に迫る表現を続けているジョルディ・ディエスを特集したよ!
偶然に目にした好みのアーティストを知ることができて良かった。
いつの日かSNAKEPIPE MUSEUMに所蔵したいね!(笑)

ROCKHURRAH紋章学 鉄鋼会社ロゴ編

20260405 top.
【1400℃以上で溶かされている鉄】

SNAKEPIPE WROTE:

2015年4月の「ROCKHURRAH紋章学 重工業ロゴ編」は、重工業会社のロゴデザインについて書いた記事だった。
インダストリアル系の会社というだけでワクワクするね。(笑)
今回は鉄鋼会社のロゴを調べてみたよ。
早速紹介していこう!

「I」の文字のブルーがキレイだね。
下に「インダストリアル」と書かれていなかったら、鉄鋼会社のロゴとは思わないかもしれない。
「I」が電線などを巻き付けるケーブルドラムを横から見た形になっているところがポイントだね!
ガリソン・インダストリアル・スチールは、1970年からアラバマ州にある金属加工を行っている会社だという。
何に使うのか分からない巨大なパーツの画像が載っていて、まるでアート作品のようだよ。
見ていると欲しくなってしまったSNAKEPIPE。(笑)
住所が「インダストリアル・パーク」だって。
その響きだけでもグッと来るよ。(笑)

1985年創業のペンシルベニア州にあるキンズリー・スチールは、比類ない品質を実現し、東海岸全域で構造用鋼材プロジェクトにサービスを提供している会社と紹介されているよ。
6角形のフレームの中央の文字は、フォントも色も秀逸!
上部のハンガーみたいなデザインも鉄鋼会社であることが一発で分かる仕組みだね。
この会社のロゴは、ワッペンになっていたら欲しいな!

MMスチール・コーポレーションのロゴは、オレンジ色が印象的だよね!
Mの文字がまるで工場の屋根みたいに見えるところも、シンプルで良い感じだよ。
ニューヨーク州にあるMMスチール・コーポレーションは、高い基準を守ることに専念する従業員を擁する、家族経営の企業とのこと。
このロゴのワッペンも欲しくなるね。
スチール関係のロゴばかり集めていたら、その手の会社に関連する人だと思われてしまいそう。(笑)

ロシアのJSCウラル・スチールも、濃いめのオレンジ色を使ったロゴなんだね。
鉄と炎を表しているのかな?
スチールの文字がなかったら、梵字のようにも見えて面白い。(笑)
JSCウラル・スチールのページに載っているノヴォトロイツク製の鋼材が、まるでゲルハルト・リヒターの作品のようでうっとりしたよ。
鋼材を積み重ねているだけなのに、アートに見えるとはね!

シルバー色の金属部品をモチーフに流れるような文字を使用したロゴが、80年代風で好きだよ!
白バックだと少し弱いけれど、黒っぽい背景には映えるんだね。
あまり手を加えず、ストレートな表現が潔い。(笑)
インディ・スチールの「インディ」は、インドのほうじゃなくてアメリカのインディアナ州から来ているんだね。
地域に根ざした親しみやすい小規模事業者向けのサービスを行っているという。
「最低注文数なし、最大限のサポートを提供します」がスローガンのようなので、個人の方も安心して注文できるよね!

パイプ・アンド・スチール・インダストリアル、SNAKEPIPEが好きな単語が3つも入ってるとは!
とてもカッコ良い会社を想像してしまうのに、このロゴは残念だよね。
ルイジアナ州、ミシシッピ州、フロリダ州など手広く展開している、25年以上歴史のある大手製鉄メーカーとのこと。
25周年記念にロゴを刷新してみては?と提案したくなってしまう。
次にサイトを見た時には、違うロゴになっていることを期待しよう!

最後はこちら!
見た瞬間に「スー」と読めてしまったよ。
それはもちろんロンドン・パンク・バンドであるスージー・アンド・ザ・バンシーズのヴォーカル、スージー・スーのおかげ!
ロンドン・パンクの女性ヴォーカリストの草分けだもんね。
そんなスージーを連想させるスー・スチール・カンパニーのロゴには、目が釘付けだよ!
1918年創業とのことなので、100年以上鉄と関わっている企業なんだね。
密かに応援してしまうよ。(笑)

今回はインダストリアル系、鉄鋼会社のロゴを特集してみたよ!
初心に返ったような気分で楽しかったな。(笑)

好き好きアーツ!#64 現代アート風写真編

20260329 02.
【ホアン・ミロの作品に見えてしまう地面のペンキ跡】

SNAKEPIPE WROTE:

2022年2月に書いた「好き好きアーツ!#55 失敗写真編」は、SNAKEPIPE自身が気付かないうちに撮影されていた画像を紹介した記事だった。
そのため「失敗写真」として特集したんだよね。(笑)
今回の記事は「現代アート風写真」。
ふと目にした風景が「現代アート!」のように見えて、SNAKEPIPEが意図的に撮影した写真だよ!
皆様はどんな感想をお持ちになるかな?(笑)

記録によれば、左の画像を撮影したのは2004年だったみたい。
撮影地は全く覚えてないよ。
今から22年前だからね。(笑)
白と黒のペンキを大胆に使用したアクション・ペインティングみたいじゃない?
左上にある丸い金具にも意味を見出そうとしてしまうよ。
まるで「具体美術協会」のアーティストによる作品みたい。
この構図で撮影したSNAKEPIPEは正解だね!(笑)

この時はROCKHURRAHと一緒に歩いていて、「うわっ」と揃って声を上げたっけ。
電信柱に残ったテープの跡が、まるで現代アート!(笑)
特に誰の何かに似ている、ということはないけど、最初に発した「うわっ」がアートなんだよね。
現代アートなら、何かしら解釈をつけるはずなので、考えてみようか。
・抑圧された感情が無意識下で連なっていく様子を表現
・現代におけるネットワークを通じた希薄な人間模様
陳腐だけど、何か意味をつけるならこんな感じ?(笑)
電信柱に広告貼ってる人は、面倒で下のテープを剥がさないまま、次を貼っていった結果がこれなんだろうね。
とても存在感があったよ!

続いてはこちら。
工事中の駅を撮影したものだけど、中央付近の黒いパイプも含めてアートな雰囲気だよね。
白い長方形は、ポスターか駅名が来るはずの場所なのかも。
昔から工事現場の風景が好きなSNAKEPIPE。
壊れていく過程に興味があるのかもしれない。
スクラップ&ビルドで、再生に向かう段階とも言えるかも?
何気なく見えた風景を特別な物として捉えるのは、楽しいね!(笑)

キラキラ光るシルバー色に光が反射して美しい。
鉄なのかステンレスなのか不明だけど、パイプなどの円柱形の削りカスなのかな。
このまま廃棄されるのかもしれない。
これを例えばガラスケースいっぱいに詰めて作品にしたらどうだろう?
もしくは椅子などに貼り付けてみるとか。
座れない椅子、として何か解説できそうだよ。
何に使うわけじゃないけど、欲しくなった素材だよ。(笑)

ジャクソン・ポロックか!(笑)
絵具やペンキを何回も塗り重ねて厚みがある作品みたいだよね。
黄緑から深緑のグラデーションが素晴らしいよ!
正解を言ってしまうと、実際は苔むした壁を撮影したもの。
かなりジメジメした場所だったので、苔が生えたんだろうね。
無作為に自然が創った美しさに感動したよ!
人は自然に敵わないという言葉に納得してしまうね。

白髪一雄かと思った!(笑)
本能の赴くままに白色ペンキを塗りたくる。
暴力的にさえ見える大胆な筆使い、只者じゃないよね。
恐らくペンキ職人の作業途中を目撃しただけなんだろうな。
部分として切り取っているので、作品に見えるよね。(笑)
この作業をした人がアートを意識して塗りたくったとは思えないので、偶然の産物のはず。
素敵な風景をありがとう、と感謝したいね!(笑)

最後はこちら!
2023年12月に書いた「奪われた自由への眼差し_監視社会の未来」のアニッシュ・カプーアみたい。
燃える炎のようなオレンジ色に目を奪われる。
真ん中辺りにひときわ明るい色が置かれているのが秀逸!
よく見てもらうと分かるけど、これは扉なんだよね。
オレンジに見える部分は恐らくサビと推測する。
鉄が錆びて浸食されて、このような状態になったみたいだよ。
なんとも美しい造形美だね!

今回は、たまたま目にした「アートみたい」な風景を特集してみたよ。
SNAKEPIPEが撮影しているから、これらは全てSNAKEPIPEの作品じゃないの!(笑)
失敗写真も含め、また企画していきたいと思うよ。
次回もお楽しみに!