【毎度お馴染みの構図で看板を撮影】
SNAKEPIPE WROTE:
「すごく有名な人なんだよ。知らないの?」
長年来の友人Mの発言である。
現在、国立新美術館で開催されている佐藤可士和展についての会話なんだよね。
SNAKEPIPEは佐藤可士和という人物を全く知らなくて。
せっかくなので、経歴を調べてみようか。
1965年 東京生まれ 1989年 多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン科卒業後、博報堂に入社 2000年 独立し、株式会社サムライ設立 2007年〜 明治大学客員教授 2008年〜 多摩美術大学客員教授
博報堂に入社して独立とは、エリート中のエリート!
ROCKHURRAH RECORDSではグラフィックやタイポグラフィに関する記事を書いてきているつもりだったけれど、佐藤可士和は全く知らなかったよ。(笑)
気温が上昇し、初夏の陽気になるという快晴の日、六本木に向かう。
なんとこの日、SNAKEPIPEに珍しく待ち合わせに遅刻してしまったんだよね!
1時間勘違いしていたことが原因なんだけど、友人Mはショップ巡りをして優雅な時間を過ごしていてくれたので良かった。
もちろんランチをご馳走して、お詫びしましたとも。(笑)
桜が満開で、とてもキレイ!
会場である国立新美術館を撮影してみたよ。
国立新美術館は、コロナ対策のため予約制が原則とのこと。
事前に友人Mが手配してくれたので、距離をとって列に並ぶ。
入場を待っている客層は、全体的に若いよ。
SNAKEPIPEが命名した「国立系(高齢者のアート好き)」とは 違うことに気付く。
いよいよ入場となる。
人数をカウントしている係員の指示に従って入ったけれど、会場入口から密な状態になっていた。
今回の展示は、ほとんど全て撮影オッケー。
そのためスマホを片手にしたお客さんが立ち止まるんだよね。
佐藤可士和が手がけたパルコの広告(2000年)がこれ。
今年の1月に鑑賞した石岡瑛子展で目にした石岡瑛子版を彷彿させる作品だよね。
佐藤可士和が手がけたロゴマークの一部。
セブンアンドアイ、ツタヤ、ユニクロ、そして会場となっている国立新美術館もあったよ。
これらのロゴは1mくらいの大きさで、壁にかけられていたんだよね。
そんなに大きくしなくても。(笑)
あまりに有名過ぎて、撮影することに躊躇してしまうほど。
その他のロゴが一覧になっている。
どこかで目にしたことがあるロゴもありそうだけど、企業名と一緒に展示していないので、謎のロゴも見受けられるよ。
四角4つが横並びとか、横棒2本は、どんな会社なんだろう?
正解は、会場でもらったマップに記されているよ。
見ただけで全問正解の方はいるかな?(笑)
セブンイレブン商品のパッケージ・デザインもやっているんだね。
佐藤可士和の名前を知ったのも初めてだけれど、「クリエイティブ・ディレクター」という肩書も初耳だよ。
コンセプトを開発し、アイデアを具現化するための指針を決定する責務を担い、各分野の専門スタッフを指揮する中心的な立場の人物(wikipediaより)を指すという。
トータルプロデュースする人、という理解で良いのかな。
順路に従い歩いていくと、大きなパンダを発見!
これは「佐藤可士和展オリジナル お買いものパンダ」だって。
かわいいものには目がない、10代くらいの4人組女子が、かわるがわるパンダと一緒に撮影している。
時間がかかりそうだから、次に行こうとすると
「写真撮りたい」
と4人組女子が立ち去るまで待つという友人M。
そうだった!
友人Mが大のパンダ好きだったことを失念していた!(この記事参照)
女子達を待っていると
「撮影お願いしても良いですか」
と声をかけられてしまった!
SNAKEPIPEが快く応じ、パンダと女子4人をパチリ。
喜んでもらって良かった。(笑)
友人Mも思い切りパンダの撮影ができて良かったね。
展覧会のポスターになっている作品「LINES」。
上のパンダが着ているTシャツも赤白青のボーダーだよね。
このボーダーの太さが変化したり、格子状になったりして様々なパターンがあったよ。
この作品はムービーだったけれど、動画撮影は禁止されていたので画像で記録したよ。
「LINES」が有田焼になって展示されていた。
とても美しくて、販売されていたら欲しかったなあ!
きっとかなりの高額になるだろうけど。(笑)
飾皿としても良いけど、実際に使用するお皿だったら素敵だよね。
一体どんな料理を盛り付ければ良いのか考え中!(うそ)
現代の日本を代表する企業名が揃い踏み!
今まで目にしていたロゴ・デザインが、佐藤可士和の手によるものだったと知り驚く。
現代日本の消費を促す立役者、ということになるのかな。
客層が若いのも納得だよ。
確かに友人Mの言う通り「有名な人」だね。(笑)