ロビン!ロビン!ロビン!

【ROBINワンマン@渋谷CLUB CRAWL】

SNAKEPIPE WROTE:

またまた行ってきました、待望のROBINワンマン!
前回のワンマンは去年の5月「祝!ROBINワンマン参戦!」として記事にしているのでそちらをご参照下さいまし。
あの時も異常な興奮状態に陥ったSNAKEPIPEであったが、
「まだ物足りない。もっと聴きたい」
という願望があったのだ。
ファンならみんな同じことを思うんじゃないかな?

そしてついに待っていたワンマンが渋谷CLUB CRAWLで行われた。
このライブハウスは初めて!
地図までプリントしてしまった方向音痴のSNAKEPIPE。(笑)
渋谷から恵比寿方向に歩いて約10分。
ん~、初めて行く人は道に迷いそうだなあ。

場所のせいなのか、寒かったせいなのかは不明だけれど、去年の5月のワンマンの時よりはお客さんが少なかったような?
そして下北沢シェルターのほうがお客さんが乱暴だったような…。(笑)
前の「ケンカ男」も来てなかったみたいだしね。

今回のROBINは前回のワンマンの時と演奏した曲にそれほどの違いはなく、思いっきりパワフルなステージも全く同じ!
「1月からワンマンなんでちょっと体が重いです」
なんてギター・ヴォーカルのHIROSHIは言ってたけどね。

全部で約2時間、およそ40曲弱を演奏!
ROBINが得意としているカヴァーは、恐らく今まで聴いたことがある曲すべてを演奏したんじゃないかな?
「AMERICAN PSYCHO/ミスフィッツ
「LOVE SONG/ダムド
「SHOULD I STAY OR SHOULD I GO/クラッシュ
「MARIBU BEACH NIGHTMARE/ハノイロックス
そして今まで一度もライブで聴いてなかった「MAGGIE MAGGIE MAGGIE/ラークス」をラストに披露!!!!
これには大感激!
前回のワンマンの時も「演ってくれないかなー」と首を長くして待っていたSNAKEPIPEだったから。
やっぱりROBIN、いいわ~!(笑)

声が枯れるほど叫び、指が内出血するほど手を叩きまくり、筋肉痛になるほどピョンピョン飛び跳ねてしまったSNAKEPIPE。
いつもは静かなROCKHURRAHまで「一緒に歌って喉が痛い」と言い出す始末。
あら、体調ヘンだわ、と気付いたのは帰宅後。
あまりに夢中になり過ぎ興奮していたらしい。
これもいわゆる「無我の境地」か。(笑)

二人の情熱男の物語


ポール・シムノンに似て蝶!パフューム主演のBen Whishaw】

SNAKEPIPE WROTE:

最近はとんと映画鑑賞からご無沙汰だったSNAKEPIPE。
昔は新作でも旧作でもお構いなしに映画を観るのが大好きだったのに…。
久しぶりにレンタルビデオ屋さんを覗いてみることにした。

おっとっと!すっかり忘れていたのが「ハンニバル・ライジング」だ!
2007年4月27日に「四番煎じもおいしい?」として記事にしていたのに!
全く不覚であった。深く反省。(ぷぷ)
もう一本レンタルしたのが「パフューム」。
以前テレビCFで一場面をちらっと見て、印象的だったのを思い出したからだ。
「なんて古い話題だろう」と思われるかもしれないが、今回はこの2本の映画について書いてみたいと思う。

まずは「ハンニバル・ライジング」から。
原作はすでに読んでいたので、どういうストーリーなのかは知っていたSNAKEPIPE。
戦時下にあった少年時代を襲った悲劇と復讐を誓う青年期という二つが主軸になっている話である。
見所はやはりSNAKEPIPEが日本人だからか、フランス在住の日本人という設定の未亡人、紫夫人だろうか。
これ、コン・リーという中国の女優さんが演じていて、ちょっとびっくり!
日本の女優さんには出来ない役柄だったのかしら?
原作ではかなり妖しげで魅力的だった紫夫人が忠実に再現されていない気がして不満。
これが残念だったかな。
映画化、ということで、端折って作られている部分は仕方ないとしても、ね。

青年期のハンニバルを演じたGaspard Ullielというフランス人俳優がハマリ役だった。
にやにやしながらできるだけ残酷に復讐を遂げようとする雰囲気のある顔は、後年のハンニバルを裏切らない。
とても良かった、と思う。
ハンニバル・レクター・シリーズはもう終わるのだろうか?
いやいや、きっとトマス・ハリスの頭には構想があるに違いない。(笑)

続いて「パフューム」。
前述したように、この映画はテレビCFで情報として知っていただけなので、一体どういうストーリーなのか全然知らなかった。
CFの中で印象的だったのが、大勢の男女が全裸でもつれ合っているシーン。
これを見た時に
パゾリーニの映像みたい」
と思ったことで覚えていたのである。
さて、内容はというと…。
初恋の女性の匂いを再現するために、13人の女性を殺害し匂いを抽出、香水として保存する調香師のお話。
究極の匂いフェチの映画、という感じか。(乱暴な言い回しだけど)
何度も
「んな、馬鹿な!」
と思う場面がいくつもあって、笑いを誘う。
内容はシリアスだし主人公は目的のために真剣だけれど、やっぱりちょっとおかしい。
観ている途中でROCKHURRAHが
「この主役の人、ポール・シムノンに似てないか?」
と言う。
うんうん、確かにそっくり!
サル顔、いや失礼、THE CLASHのベース、ポール・シムノンに似てる!
特に横顔がよく似てますがな。

余談だけど、WIKIPEDIAでポール・シムノンを調べて初めて知った事実。
なんと「LONDON CALLING」のジャケット写真に写っていたのはポール・シムノンだったとは!
てっきりSNAKEPIPEはあれはJOE STRUMMERがギターを壊しているもんだと。
ROCKHURRAHも知らなかったと告白!
と、余談が過ぎましたな。(笑)

再び映画に話を戻すと…
問題のシーン、そのパソリーニみたいな場面はクライマックス近くにあった。
これもまた「んな、馬鹿な!」のうちの一つに加えたいところだ。
香りに大勢の人を惑わす力があるとは到底思わないけれど、それは映画だから、ということで解決しようか。
ストーリーも面白かったし、映像も美しい。
特に影の部分(黒)の色がまるでリンチ・ブラック(デヴィッド・リンチがしばしば使用する闇のこと)!いい感じだ。
撮影場所がどこなのかよく分からないけれど、行ってみたいと思う路地や風景がいくつもあった。
ヨーロッパは面白そうだな!

「ハンニバル・ライジング」も「パフューム」も、
「年少の頃から思い描いていた情熱を行動にうつした男」が主役の映画だった。
一人は復讐を、一人は究極の香りを求めて。

この手の映画が大好きなSNAKEPIPEは存分に満喫したのであった。

開けてびっくりサイケ柄!

【プレゼント用ウエスタンバッグとパーツのアップ写真】

SNAKEPIPE WROTE:

SNAKEPIPE2008年初のブログである。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

びっくりしたのが初夢にDAMNEDCAPTAIN SENSIBLEが登場したこと!
キャプテンが猫写真集出した、って内容。
しかも猫がウェディングドレス着てる!まるでナメ猫!(古い)
ヘンな夢だけど、今年もパンクで行けって暗示と判断する。(笑)
そしてそのCAPTAINつながりなのか、先日出かけた古着屋でキャプテンもどきになれそうな毛皮ジャケットを発見!
もこもこしている毛足の長い紫色のムートン。
な、なんと驚きの2400円!(笑)
もちろん買いましたとも!
でもあんなにデ~ハ~なジャケット、いつ着ていくんだろ?

今年も一番初めに制作したのが自分用ではなく、またまたプレゼント!
なんだか最近人のためにばっかり制作してるなあ。(笑)
今回はSNAKEPIPEの一番長い親友への誕生日プレゼント。
ということでかなりの気合を入れた逸品が上の写真。
高級感のある一枚革を使用。
ウエスタンを基調にしたモダンなデザイン。
蓋を開けるとハラコと鋲打ちの二つの前ポケットをあしらい、内側にもジッパー付きのポケットを作成。
前部分とジッパーの先にはピンクの革で作ったハートモチーフがアクセント。
裏地がこれまた凝っていて、写真右中央のサイケ柄を使用。
パッと見たらシックだけど、開けたらびっくり派手な様子を演出。(笑)
こんなバッグ、誰も持ってないよ~!

親友へ連絡を入れてみると、今はケガのため療養中だとか。
このバッグ持ってお見舞い行ってくるかな。
喜んでもらって早く元気になって欲しいな!

狩り狩り博士(意味不明)

【あとひとつ・・・】

ROCKHURRAH WROTE:

今回はROCKHURRAH WEBLOGとしては滅多にない話題だけど、久しぶりにゲームの事でも書いてみようか。
こういうのをやってるようには全然見えないが、実は過去にパンクな街でゲーム屋の取締役にまでなった事があるという、意外な経歴を持つROCKHURRAH。多芸多才な男だ(笑)。

さて、今回書きたいのはカプコンが3年ほど前に出した有名なゲーム「モンスターハンターG」について。「狩りゲー」として大ヒットしたゲームであり、現在でも違う機種でさまざまなヴァージョンが出ているアクション・ゲームだ。
ゲームをやってる人にとっては「何をいまさら」という古いゲームで、かなり懐かしい話題だろうが、ROCKHURRAH RECORDSのサイトでも謳ってるように「懐かしいとか再評価ではなく」現在進行形で語ってみよう。

一応知らない人のために説明しておくが、このゲームはプレイヤーが制限時間内に「クエスト」と呼ばれる依頼をこなしてゆき、進行する。
最初は例えば「40分以内にキノコを7つ取ってきて」などという内容で、フィールドで出かけてゆき、あちこちに生えてるキノコを探したりするわけだが、慣れてくると余った時間で他にも色々と隠されている素材を入手したり、要するに時間内に何をやっても構わないという行動の自由がある。極端な話、クエストは成功しなくてもその時間を使ってアイテム探しなども出来るわけで、その辺の自由度の高さは好みだと言える。

最初はロクな武器も防具も持ってないプレイヤーだが、そういう風に手に入れた素材を元に自分の装備ををパワーアップさせてゆき、ある程度になったら上の写真にあるような「飛竜」と呼ばれる大型のモンスターを討伐する事になる。

これからが本番なんだが、ただ闇雲にかかっていってもあっという間に負けてしまうくらいにこのモンスター達は一様に強くてずる賢い。武器や防具はそのうちどんどん強くなるがRPGのように自分の体力が増えるわけではない。結局は自分の技量に負う部分が大きい、という難易度の高さを克服して、生態とか特徴、弱点を観察してアイテムを駆使した作戦によってこれらを打ち負かすのが醍醐味のゲームというわけだ。
にしても一対一のガチンコ勝負というわけでもなく、理不尽すぎる部分が大変に目立つな。

このゲームはオンラインに繋いで何人かでひとつのクエストをこなすモードがメインのようだが、ROCKHURRAHは協力者もいないオフラインのみの環境だ。

いやはや、時間制限はあるし通常のアクション・ゲームのように「一時停止」して一休みなど甘い部分は全くない。飛竜は動物だから気を抜いてたら突然襲ってくるし自分が不利になったら逃げてしまい、時間内に探し回るのも大変、という具合でこのサバイバルな感じがたまらない緊張感を生む。

動物愛護の人や残酷嫌いの人にとっては言語道断な内容であり、ゲームの中の残酷表現が悪影響云々、というような観点からは全く推奨出来ないけども、やってる側から言わせてもらえば、この程度のファイティング・スピリットも持ってないようじゃいかんでしょう日本人、と思う。ゲームで培ったスピリットが実際の何かに役立つかどうかは置いといて。

「ゼルダの伝説」シリーズ以外のゲームを近年やってないROCKHURRAHはこういうアクション・ゲームの現役とは全然言えなくて、それぞれのクエストに苦労しながらもほぼ全ての討伐を終了。誰もが苦労する最初の難関、リオレウス討伐には大層時間がかかったが、その辺で何か開眼したらしく、もっと難しいモンスターもその後はそこまで大変ではなかった。

通常のクエストはそんな感じで(時間はかかったが)ほとんど終了したもんだから、現在は今まで挑戦しなかった「訓練所モード」というのをやっつけてる次第だ。

これは通常のクエストと違い、武器や防具があらかじめ全て決められて(防具なしの裸なんてのもあり)いて、アイテムは全て現地調達という過酷な条件でやらなくてはならない。
さらに通常のクエストならば自分の得意武器だけ出来れば何とか済むのだが、この訓練所は全ての種類の武器を扱えない事には全部クリアが出来ない仕組みになってる。
それまでボウガンを使った事がなかったROCKHURRAHもこの訓練所のために急遽ボウガン練習に励んだり、その努力はほとんど苦行に等しいものだが、その理不尽さに怒りながらもかなりの速度でクリアしていった。横で見ていたSNAKEPIPE(釣りと肉焼き担当)も感心するほど。

遂に「ガノトトスの片手剣」というひとつのクエストさえ出来れば訓練所も完璧、それがクリア出来た暁に通常モード最後の隠しクエストが現れるというところまでたどり着いた。やった事ある人ならば上の写真でわかってもらえよう。

ガノトトスは平たく言えば20メートル以上の巨大なピラルクに足の生えたような魚の形をした飛竜(飛ばないし竜にも見えないが)だ。とにかくでかいのと攻撃力が異常に高いのだけが取り柄のような知能も低そうなヤツなんだが、通常モードでは過去に勝った相手にもかかわらず、クエストの難易度という点でも最高というわけでもなく、なぜかどうしてもどうしてもこれがクリア出来ないのだ。

結局、飛竜の生態や攻撃方法は多種多様で個人の得手不得手という「相性」もあるが、そういう点でガノトトスはROCKHURRAHの天敵と言える。どうしても苦手意識が付きまとった戦いになるのに加えて、このクエストは防具なしの裸での勝負となる。わずか2回踏まれたり当たったりすれば必ず負けてしまうという状況で一体どうやって勝つものか?攻略法は知ってるつもりだが、それでも勝つ事が出来ないありさま。もしかしたら単に人よりちょっと鈍いだけなのかも、という気がしないでもないが、これに苦しんだ人も数多い事だろう。

まあ今までのクエストもどうやったら出来るんだ?ってな状況でも何とかクリアしていったわけだから、現時点では出来なくても、もうすぐ訓練所卒業出来るのは間違いないけどね。その暁にはSNAKEPIPEとこんがり肉Gでも焼いて祝宴する事にしようかな。

 

★追記「大タル・ブレイクアウト」★
(Sham69の名曲「Borstal Breakout」にちなんで)

などと書いていたらその日のうちにあっさり「ガノトトス片手剣訓練」を唐突にクリア出来てしまった。まさに唐突にトトス。何かのはずみとまぐれが重なったらしい。やれやれ、ここまでの長かったことよ。

今時これやってる人は少ないとは思いつつも、あまりのうれしさに書いてしまう。結局、落とし穴作戦が序盤で見事に失敗。武器によるジャンプ斬り&離脱を繰り返し、麻痺剣デスパライズ効果でガノトトスが痺れたら腹を狙って・・・というセオリー通り。やり方はわかってても思い通りにいってくれないのが常なんだが、時間切れまであきらめずにやったのが勝因か。
このゲーム見た事ない人にはまるっきりわからん内容だったが、これでめでたく訓練所卒業と相成ったわけだ。
ちなみにここまでクリア出来て最後の隠しクエストは出現したわけだが、ちょっと姿を見てビックリのヤツだった。これは邪魔も少ないし案外すぐにクリア出来そう。

とにかく新年そうそう ROCKHURRAHも縁起がいいね。調子に乗って祝勝セールはやりませんので悪しからず。