ビザール・チェア選手権!6回戦

20120923_top【椅子に座っている人物を描いている画家といえばやっぱりベーコンだよね!】

SNAKEPIPE WROTE:

久しぶりに変わったグッズはないかな、と検索してみる。
前回ビザール・グッズ選手権を書いたのが今年の5月だったので、新しいデザインが増えていることを期待したのだ。
おおっ、電化製品なども月単位で新しい商品が生まれていると思うけれど、デザインの世界も同じことがいえるみたいだね。
思った通りに今まで見たことがないビザールな逸品を発見したよ!
今回もビザール・グッズ選手権を始めたキッカケになった、椅子に焦点を当ててみることにしよう!

CD-Chair-by-Belen-Hermosa

パッと目に飛び込んできて惹かれたのが左の椅子。
なんとこれはCDで作られているんだよね。
CDでもDVDでも良いんだけど、裏の、あのピカピカ光る、カラスが嫌がるとされている部分に関してはSNAKEPIPEも以前より興味があったんだよね!
だって、見た目がキレイじゃない?
かつてファントム・ギフトのピンキー青木が、あれをブローチにしてジャケットに付けていたのを思い出すなあ。(笑)
この椅子はスペインのデザイナー・Belen Hermosaの作品とのこと。
このサイトは全部スペイン語で書かれているから、スペイン語について全く知識のないSNAKEPIPEにはお手上げ状態!(笑)
サイトを見ている感じでは、恐らくBelen Hermosaという方は商業デザイナーのようで、椅子だけじゃなくてカーペットや花瓶などの生活雑貨やインテリア全体についての作品を発表しているみたい。
実際作品が売られているのか、販売しているんだったら値段はいくらなのかなどの詳細については不明。
スペイン語わかる方がいたら教えて欲しいな!
上のCD椅子は、実際に座ってみたらどうなるんだろう?
クルクル回転して、滑り落ちちゃうかもしれないね?
デザイン的にグッド!だと思うけど。

rehherb_chair

はい、お次はまた座り心地を無視して、デザイン性に惚れた逸品ね!
Alexander Rehというアメリカのデザイナーの作品なんだけど、椅子本体に使用されているのはなんと薬莢!
武器を家具にしてしまうとは、ものすごい発想だよね。
そして金属のゴールド色とプラスチック部分の赤の取り合わせがなんともゴージャスに見えてくるから不思議だよね?
武器なのに。(笑)
実際に座るとこうなります、という写真がAlexander Rehのサイトに載ってるんだけど、わざわざ裸の女性をモデルに使ってるよ!
そして予想通りに薬莢の痕が付いていて、まるでお灸したみたいでおかしいね。
薬莢の種類を変化させるとまた違う雰囲気の椅子になる、という紹介もされていて、オリジナル薬莢椅子を作ってみたくなるよね。
気になる方はご連絡を、としか書かれていなくて、実際おいくら万円なのかは不明。
CD椅子同様、インテリアとして欲しい逸品だよね!

Shopping-Cart-Chair-2巨大ショッピング・センターで1周間分の食料をまとめ買いする主婦、というのは国内外問わず多いと思うんだけど、「残った材料からメニューを考える」のが苦手なSNAKEPIPEには難しい芸当だな。
ショッピング・カートいっぱいに食料品を積み込む様子は、例えばアメリカ映画なんかでよく見かけるよね。
うん、確かにそんな時に使われているのはこんなカートだったはず。
と、思ったらなんとこれはショッピング・カート型の椅子だったのね!(笑)
これはFernando Paulladaという、恐らくアート系の大学に通う大学生の作品みたい。
移動は楽だし、足の下に物は置けるし、肘掛けも付いてるし至れり尽くせり!
リサイクル的な発想も面白いし、SNAKEPIPEは気に入ったよ!(笑)
Fernando Paulladaのサイトには、他にもイラスト作品なども載ってるんだけど、このイラストがとても良いね!
ポストカードがあったら欲しいくらい。
若いっていいわねえ。(遠い目)

nobody_and_co_bibliochaise2最後はこちらの逸品!
なんと本棚と椅子を合体させてしまった、横着な人にピッタリの椅子のご紹介ね。(笑)
Nobody&CoはAlisée Matta と Giovanni Gennariというイタリア人2人組みユニット。
1994年から商業デザインを始めているらしい。
「トラブルは最大のインスピレーションの元」とHPに書いているように、本が多過ぎて座る場所がない、ということからデザインされた椅子とのこと。
カラーも豊富だし、様々なシチュエーションにも対応できる様子も詳しく紹介されているよ。
違うバージョンも存在するようで、寸法などもキチンと書かれているね。
確かに便利そうで一脚欲しくなるよね!
そこでお値段を調べてみると…なんと上の黒タイプは10,700ユーロ、日本円で約108万円也!
いつか自分好みのフレームとクッション色で購入してみたいね。

また定期的に新しいデザイン探しをしてみよう!
ワクワクすること間違いなし、だからね。(笑)

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