【グラスの底に顔があってもいいじゃないか、で有名な岡本太郎の作品。欲しい!】
SNAKEPIPE WROTE:
SNAKEPIPEが担当する今年最初の記事だよ!
本年もよろしくお願いいたします。(笑)
昨年末、ROCKHURRAHとお出かけした時、2人で一目惚れしたアイテムがあるんだよね。
それがグラス!
大昔、青山のF.O.B COOPで購入したDURALEXのグラスは、未だにROCKHURRAH RECORDSで使用しているアイテム。
そのDURALEXのグラスが「ぐにゃり」と変形し、1点ずつ形が違う逸品を見つけたんだよね。
どうやらこれは非常に高温の窯で再溶解させ変形させた「TIPSY GLASS」というものらしい。
どの形が良いか、色も含めて2人で真剣に選んだっけ。
ROCKHURRAHが購入してくれて、大事使っているところだよ!
2019年10月に「ROCKHURRAH紋章学 ウォーター・ボトル編」としてオシャレな水のペットボトルについて書いたことを思い出し、今回はグラスをテーマにしようと考えた。
SNAKEPIPEの好みで選んでいるので、多少偏っているかもね?(笑)
最初に紹介するのはモロッコのグラスね!
ROCKHURRAH RECORDSの新事務所で、この色味に近いブルーをアクセントに使用しているせいか、つい反応してしまうよ。
ちなみにこのグラスの説明では、イートンブルーの背景にムーア柄があしらわれている、とされている。
SNAKEPIPEは、イートンブルーって初めて聞くけどメジャーなのかな?
どうやらイギリスのイートン校で採用されていることから、この名前になっているんだとか?
またの名をシェルダックブルー、そしてケンブリッジ大学が使用するケンブリッジブルーにも似ているって説明もあったよ。(笑)
グラスの話に戻ると、グラスは6個セットで$89.95、約13,000円だって。
ハンドメイドと聞くと、益々気になるよね!
アンティーク物も気になるんだよね!
こちらは詳しい説明があまり載っていなかったアール・デコ調の黒いグラス。
カッティングの模様と「ペデスタルベース(台座)」がオシャレなんだよね!
高さが約15センチ、傷や損傷のない商品だという。
1個4,500円だったらお値打ちかも?
黒いグラスがとても気に入ったので、日本への配送可能か聞いてみようかな!(笑)
1910年代から1930年代に流行したアール・デコは、建築や家具などの工芸だけではなく、美術やファッションにまで影響を与えた様式だよね。
日本では大正時代が、まさにアール・デコのブームと重なるのかな?
先日、大阪に残る大正時代の近代建築を特集する番組を観たせいか、アール・デコ調のグラスも気になってしまうSNAKEPIPE。
シンプルだけれど優雅なアール・デコには、精神的な余裕を感じるよ。
紹介するのは、現在製造販売されている商品で、ドレープ状のラインが入った表面と台座のゴールドが印象的なグラス!
自宅でカクテルを楽しむことを目的にしているんだとか。
画像の中で一番小さいグラスが約350ml用で、2個セットで$37.99、日本円で約5,500円とのこと。
$60以上の買い物で送料無料というのも良いね!(笑)
最後はこちら。
1920年代ドイツ製のカクテル・グラスだよ!
持ち手部分がヌードの女性になっているのがポイント。
このグラスもアール・デコ様式なんだよね。(笑)
グラスの色や女性のポーズに種類があるので、いくつか揃えてみるのも面白そう。
レトロな雰囲気のバーに似合いそうじゃない?
気になるお値段は、1個$160、約23,000円だって。
SNAKEPIPEがいつかバーを経営した時に、購入してみよう。(笑)
合理的でシンプルな大量生産に向いたデザインといえば、真っ先にバウハウスを思い浮かべるけれど、機能主義的なアプローチを強調したアール・デコにも共通点がみられるよね。
どちらも現代のプロダクトデザインの基!
これからも探求していきたいところだね。
現在ポーラ美術館で開催されている「モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン」がドンピシャの企画なんだよね。
箱根、行ってみたいなあ。(笑)