SNAKEPIPE SHOWROOM 物件10 孤立物件編

A.Masow ARCHITECTS設計の未来的なエコハウス。素晴らしいね!】

SNAKEPIPE WROTE:

引っ越したいなあ、とネットで様々な情報を見ているとワクワクしてくるSNAKEPIPE。
実際に住んでみると不便なことや不満が出てくるんだろうけど、写真や動画を見ている段階では楽しいことしか頭にない。(笑)
この部屋をこうして、ああしてと想像すると夢が広がるからね。
今回の「SNAKEPIPE SHOWROOM」も、「見てる」のと「実際」が恐らく違うと思われる物件を紹介してみよう。

最初に紹介するのはアメリカ合衆国東海岸首都ワシントンD.C.の東にあるチェサピーク湾に浮かぶ灯台! (写真①)
灯台がマイホームなんて聞いたことないよね!
この外観だけでもグッと来る!(笑)
恐らく廃墟好きにはたまらない建造物だと思うよ。
1894年に建造されたというから、およそ築120年。
恐らく外壁だと思うけど、 「歴史的建造物」と書いたプレートもあるね。(写真③)

あまり内部の写真がないんだけど、かなり傷んだ様子の階段やペンキの剥げた様子を知ることができるね。(写真②、④、⑤)
120年間何の手入れもされてこなかったのかもしれない。

5階建てで広さが1500平方フィート、換算すると約140㎡。
日本人に分かりやすいように言うと約85畳の広さとのこと。
結構な広さはあるけれど、実際に生活できる環境になっているのかな?
建物内の、例えば風呂や台所など日常生活で使用する設備についての説明もなし。(笑)
「ちょっと手を加えれば充分住めます!」
と話している不動産屋の談話が載っているけど、実際にはどの程度の修理が必要なんだろうね?

そして上陸するためには船を使うしかない状況なので、食料や物資の調達についても気になるところ。
そういった数々の難問をクリアできたら、目の前に広がる絶景を独り占めできることになるよ!(笑)(写真⑧)
お値段は$249,500、日本円で約2550万円也!
隣近所が皆無のプライベート空間を満喫できる貴重な物件。
見た瞬間に惹かれてしまったSNAKEPIPEだよ!(笑)

次も似た物件に一目惚れしてしまった。
こちらはイギリスはロンドンのテムズ川に浮かぶ要塞なんだよね。
要塞!
ミリタリー好きにはたまらない「要塞での暮らし」。
英訳すると「life in fort」か?(笑)
売りに出されてる要塞ってあまり聞かないように思うよ。
ここは1855年のナポレオン戦争でフランスからの攻撃に備えて設置されたという、非常に長い歴史のある建物なんだよね。(写真②)
建物に行くための道があるんだけど、かなりぬかるんでいて歩くのが困難な状態だよ。(写真①)
歩いている様子が動画になっているので載せてみようか。

内部はさすがに要塞なだけあって、屈強な造りになってるね。(写真③)
プールにできるような施設も完備。(写真⑤)
本来は水を貯めるためだったのかな?
そして沈みゆく太陽をテラス(?)から眺めることもできるね!(写真④)

ロンドンまでモーターボートで約50分の距離というから、アクセスも抜群!
モーターボートさえあれば、交通渋滞に巻き込まれる心配はないってことだ。
通勤時のストレスもないだろうし。(笑)
前に紹介した灯台と同じように、生活物資の調達の問題があるけれど、その点もモーターボートでクリアかな?

さて、気になるお値段はというと。
£500,000、日本円で約6650万円!
改装費用が倍以上かかるという見込みもあるようなので、簡単ではないけれど、ちょっと憧れる物件だよね!(笑)

なんだか今回の「SNAKEPIPE SHOWROOM」は高い建物に焦点を当ててるみたいなんだけど。
次に紹介するのも19階建ての高い建築だよ!

ボコボコ・ゴツゴツした不気味な形状!
下から見上げるとまるでSF映画に出てくるような建物だよね。(写真①)
ガウディが設計した「カサ・ミラ」の進化系といった感じかな?
岡本太郎じゃないけれど「なんだこれは!」と感嘆の声を上げてしまうような不思議な建造物。
一体なんだろうね?
調べてみると、これはオランダはアムステルダムにある公団住宅だったよ。
「サボテン・ハウス」を意味する「Urban Cactus」 という名前がついている。
日本で言うところの団地とはまるで印象が違うよね。(笑)
Ucx Architectsという設計事務所のデザインとのことだけど、こんなに斬新なデザインを採用するロッテルダムが羨ましいな!

フロアごとに65㎡から110㎡までの部屋があるという。
この面積だけでも充分広いのに、更に庭まであるんだって!(写真②)
各フロアにプールもあるみたいなんだけど?(写真③)
管理や掃除はどうなってるんだろうね。
全世帯で98というから、みんなで交代して掃除するのかな?(笑)

公団住宅のせいか値段や、どうしたら借りる(買う?)ことができるのかという情報を見つけることができなかったのが残念!

最後も高い建物にしてみようか。
アメリカはコネチカット州の川沿いに建つ風車を紹介してみよう。(写真①)
風車を住居に、という発想がすごいよね。
玄関の青いドア。(写真②)
上下階への移動は階段だから、ある程度の年齢までしか住めないかも!(写真③)
いや、もっと改造してエレベーターにするとか?(笑)

内部は驚くほど美しくリノベーションされているんだよね。
こう言っては失礼だけど、外観からは想像出来なかったほどの完成度の高さに驚いたSNAKEPIPE。
ここだったらすぐにでも住めそうだよね!
1967年に建造されたとは思えない程、手入れが行き届いてるもんね。

840平方フィート、78㎡というから決して広くはないけれど、3ベッドルームに1バスルーム。
まあ、一般的な日本の3LDKくらいの感じかな?
デッキ部分は新しく作られたらしい。
眺めも良いし、洗濯物がよく乾きそうだよね!(写真④)

さて、気になるお値段は?
$1,850,000、日本円で約1億9000万円!
えーーーっ?!
かなりリノベーションしたといっても、高くない?
億超えで風車かー。(笑)
どうやら値段の高さの理由は 、ニューヨークのグッゲンハイム美術館のリノベーションを手がけたこともあるFrank J. Sciame, Jrによるリノベーションが施されていたということ。
リノベーション界の有名人みたいだね。(笑)
そんな人の手にかかってるから、素敵に変身してるし、お値段もお高めということなんだろうね。
風車、ちょっと良いなと思ったけど、この値段だったら違う物件を考えたほうが良さそう。
本気で考えてたのになあ。(うそ)

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