映画の殿 第51号 韓国ドラマ編 part7

20220605 top
【誰がどのドラマに出演していたのか、分かるかな?】

SNAKEPIPE WROTE:

2022年3月に「映画の殿 第50号 Netflixドラマ編 part6」を書いてから、約3ヶ月が経過。
ほぼ毎日1話、ドラマ鑑賞を続けているROCKHURRAH RECORDSだよ!
今回も備忘録を兼ねて、感想をまとめていこうと思っている。
part6までは「Netflixドラマ編」と書いていたけれど、今回からはNetflixに限定していないため「韓国ドラマ編」に変更したよ!
別にどうでもいいってか?(笑)

part6の一番最後に紹介した「未成年裁判」の次に観たのが「シグナル(原題:시그널 2016年)」。
なんとここでも「未成年裁判」で主役を務めたキム・ヘスが出演していたよ。
連続して観ているけど、特別ファンってことではないんだけど。
最初に観たドラマの役名で覚えてしまっているので「キム判事」って呼んじゃうんだよね。(笑)
トレイラーを載せてみようか。

続いてあらすじね!

警察のプロファイラー・パク・ヘヨンはある日、15年前の未解決事件を追うイ・ジェハン刑事から、壊れた無線機を通じてその未解決事件の有力な手がかりを教えられる。
時効まであと数日のところでかつてのジェハンの後輩・チャ・スヒョン刑事と共に事件を解決することに成功する。
その後もヘヨンはジェハンと交信を続けていくうちに、彼が過去の人間であることに気付く。
一方でスヒョンは、15年前に失踪したジェハンの行方を捜し続けている。
(Wikipediaより)

無線機を通して過去と現在がつながるという設定は、韓国映画「ザ・コール(原題:콜 2020年)」みたい、と書きそうになったけれど、「シグナル」のほうが早かったんだね。
ROCKHURRAH RECOREDSが鑑賞した順番が逆だっただけで。
「シグナル」の主役であるプロファイラー・パク・ヘヨンは「ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です」に出演していたイ・ジェフンだね。
チャ・スヒョン刑事をキム判事じゃなくて(笑)パク・ヘス。
過去で活躍する刑事ジェハンをチョ・ジヌンが演じていた。

特徴的だったのは、過去になると映像の縦横比が変化し、縦長になっちゃうところ!
現在使用されている16:9から地上波で使用されていた4:3に切り替わるシーンが面白かった。
6年前のドラマだけど、全く色あせてないね。
数々の未解決事件に挑む、という硬派な内容も見応え十分で、引き込まれたよ。

いても硬派なドラマをチョイス!
BS12で放映されていた「誰も知らない(原題:아무도 모른다 2020年)」というミステリー・サスペンス。
主演に「SKY キャッスル~上流階級の妻たち~」で、キム先生を演じたキム・ソヒョン。
キム先生のイメージが強すぎてしまい、今回は刑事役なのに正義の人に見えなくなってしまったのはSNAKEPIPEだけ?(笑)
凛とした雰囲気のため、男前な服装も多く、天海祐希に見えてしまったよ。
一体どんな事件を題材にしていたのか、あらすじを書いてみよう。

ソウル地方警察庁のチャ・ヨンジンは実績のみで警部に上り詰めた有能な刑事だ。
彼女が捜査を担当している聖痕殺人事件は、19年前に8人目の被害者が発見されてからは新たな被害が発生していないために捜査は打ち切られようとしている。
そんな中、ヨンジンだけが事件に執着するのには理由があった。
実は彼女は8人目の被害者と高校時代の親友だったのだ。
事件の捜査に打ち込む孤独なヨンジンには、唯一友達と呼べるコ・ウノという少年がいる。
ヨンジンが突き止めた真犯人が投身自殺を図ったことで事件の真相が闇に入りかけた時、ウノがホテルの屋上から墜落する事故が起きる。
ホテルのオーナーであるペク・サンホの取り計らいでウノは助かるが、事故ではなく事件だと判断したヨンジンはウノの担任イ・ソヌの協力を得てウノの事件を探り始めることに。
そこには誰も知らない事実が隠されていた。
(BS12より)

続いてトレイラーね。

コ・ウノを演じたアン・ジホは「今、私たちの学校は…」に出ていたね。
ホテルのオーナー役のペク・サンホは「アルハンブラ宮殿」の感想で「いつまでもずっと追いかけて来る死んだはずの友人(宮迫博之似)」と書いたパク・フン。
顔立ちのせいなのか、やっぱり嫌な役どころなんだよね。(笑)

19年前に起きた「聖痕殺人」は宗教絡みの連続殺人事件で、第1話でグッと引き込まれてしまった。
ドラマの根底には、ずっと「聖痕殺人」が影を落としているため、全体的にダークモードでシリアスなんだよね。
笑いとかボケ要素は一切なく、緊張感が続くドラマだったよ。
BS12で観たため、途中でCMが入ってしまうところが残念だった。

シリアスなドラマを連続で鑑賞したため、少し明るいドラマにしよう!
選んだのは「ラケット少年団(原題:라켓소년단 2021年)」。
主役のユン・ヘガン(画像左から2番め)は、「ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です」で障害がある役を演じたタン・ジュンサン。
「愛の不時着」にも出演していたので、大活躍している役者だね!
そして画像右から2番めに写っているのは、「椿の花咲く頃」でピルグを演じたキム・ガンフン。
ピルグ、大きくなったけど、まだ小さいよね。(笑)
トレイラーを載せよう。

父親の仕事の都合で、都会から田舎の中学校に転校してきた少年。
寄せ集めのバドミントン部を廃部の危機から救うため、コーチである父親とともに大奮闘。
(Netflixより)

随分あっさりしたあらすじだけど、まあいいか。(笑)
バドミントン部のメンバー達の仲の良さが微笑ましい。
村の老人達も良い味出してたよ!
「刑務所のルールブック」の脚本家が手掛けたドラマとのことで、ゆかりのある人物がカメオ出演するのも見逃せなかったね。
最終話での展開に、思わずニヤリ!
「刑務所のルールブック」観てないと笑えないかも。
「ラケット少年団」は、終わってしまうのが惜しくなるほど気に入ったドラマだったよ!

続いては「二十五、二十一(原題:스물다섯 스물하나 2022年)」。
こちらも青春とスポーツを描いたドラマだよ。
「ラケット少年団」はバドミントン、今回はフェンシング!
競技としての知名度は低めだと思うんだけど、韓国では人気があるのかな?

1998年という時代を背景に、夢を奪われた若者たちのジレンマと成長を描く。
ナ・ヒドとペク・イジンの2人が初めて互いの名前を呼び合ったのは、22歳と18歳のとき。
25歳と21歳になった2人は、胸躍る初恋と、温かい友情のはざまで揺れ動く。
5人の友人グループ内の人間関係やその中で巻き起こる問題で、彼らは頭を悩ますことになる。
(シネマトゥデイより)

天真爛漫な高校生ナ・ヒドを演じたキム・テリの実年齢が32歳とは驚き!
童顔なせいだけではなく、演技力が高いため、高校生に見えたもんね。
フェンシングも決まってたし、フランス語も上手だったよ。
「ラケット少年団」同様、高校時代の男女の区別がない友情が羨ましいくらい。
中でも筋が通っていて、生き様がカッコ良かったのは秀才の学級委員長!
あの子には将来、政治家になって欲しいよ。(笑)
成績1位の学生がメンバーにいるというのも、「ラケット少年団」に似てる設定だね。

かつて母親が暮らした部屋で、母親の若い頃を知るというのは「あまちゃん(2013年)」を思い出すよ。
アイドルとスポーツ選手の違いはあるけどね。
「二十五、二十一」は、最終話に近づくほど苦しくなった。
何がとか、誰が悪かったとは言い切れない、小さなすれ違いやほころびから、少しずつ気持ちが変わってしまう。
どちらの心情も理解できてしまうから、難しいよね。
どうすれば良かったんだろう、と鑑賞後も考えてしまう内容だったよ。

感想を書いたつもりでいたドラマがあったんだよね。
元カレは天才詐欺師 〜38師機動隊〜(原題:38사기동대 2016年)」を観たのは、2021年のはずなので、本来はpart4あたりに書くはずだったのに、すっかり忘れていたよ。
ROCKHURRAHに指摘されて気付いたので、まとめておこう。
画像左は「新感染 ファイナル・エクスプレス」などでお馴染みのマ・ドンソク!
長年来の友人Mは、スマホの待ち受け画面にするほどの大ファン。
一度観たら忘れない風貌だよね。
右が詐欺師、ヤン・ジョンドを演じるソ・イングク。
「サンガプ屋台」に出演していたユク・ソンジェと混同してしまったSNAKEPIPEだよ。

ターゲットは税金逃れをたくらむ富裕層。
税金徴収局で働くまじめな公務員が天才イケメン詐欺師とタッグを組み、不届き者たちから巨額の滞納金を取り立てる。
(Netflixより)

公務員が詐欺師と手を組むなんて、通常ありえないけれど、成敗目的だから良いのだ!(笑)
真面目な公務員役にマ・ドンソクっていうのも、あり得ない設定だからね。
そして詐欺を働いている時のマ・ドンソクが、生き生きしていて面白かった。
それぞれの専門家がいるチーム編成もワクワクしちゃったし。
みんな良い味出してたんだよね。
「元カレは天才詐欺師」も、終わらないで欲しかったドラマだったよ!

今回も様々なジャンルのドラマを楽しんだよ!
Netflixだけにとどまらずアマゾンプライムにも手を出したので、幅が広がるね。
どんなドラマがあるのか、今から楽しみ!(笑)

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