【ジョージ・ダイアーとお酒を楽しむフランシス・ベーコン】
SNAKEPIPE WROTE:
「これ、知ってる?」
ある時、知人よりもたらされたのは、「ロック酒」についての情報だった。
なんとスターリンがラベルになったお酒があるというのだ!
販売しているのは、ロックバンドが製造工程にまで関わり、バンド名を冠することが許された公認のお酒を輸入している都商会。
「遠藤ミチロウオフィス公認スピリッツ」って書いてあるよ!
このお酒はアルコール度数96%、つまり「ほとんどアルコール」という世界最高の度数を誇る、ポーランドのウォッカなんだって。
スターリンだけにウォッカ、とは、なかなかやりますな。(笑)
それにしても、どうして「trash*」のジャケットをラベルに採用したんだろう?
「trash*」には「ワルシャワの幻想」入ってないのにね。
スターリンをイメージしたウォッカだったら、「STOP JAP」で使用されたロゴのほうが良かったような?
「ワルシャワの幻想」も収録されてるし、インパクトも強いように思うけど。
どちらにしても、ファンだったら欲しくなること間違いなしだよね!
河内屋でも買えるみたいだから、行ってみようか。
お値段は税込2,178円とのこと。
もちろん飲む時に聴くのは、この曲に決まりっ!(笑)
都商会では、他にもロック酒を扱ってるんだけど、ほとんどがハードロック系なんだよね。
気になったのはポーグスのウイスキー。
ポーグスは80年代に活躍した大所帯のバンド。
アイリッシュ・トラッドをパンク風に歌って、大人気だったんだよね。
実はSNAKEPIPE、ライブ行ってたわ。(笑)
ヴォーカルのシェインが、あまりの酒飲みのせいで首になったという逸話が残っているくらい、ポーグスといえば酒、とイメージされてしまうバンドだったよ。
そんなポーグスがウイスキーのラベルになってるなんて、気になるじゃない?(笑)
これらをブレンドしていると海外のページに説明されているよ。
都商会にある文章と違うんだけど、手間をかけて美味しく作っていることに間違いはないね!
「POGUES」とだけ書かれたボトルも美しいんだけど、アイリッシュ・ウイスキーだったら、クローバーのロゴを使用しても良かったのでは、と思ってしまうね。
ROCKHURRAHがスコッチ・ウイスキーを好んでいるので、今度はポーグス・アイリッシュ・ウイスキーも飲んでみたいね!(笑)
お値段は現在セール中で、税込3,500円。
2本購入でTシャツも付いてくるらしいよ!
世界にはどんなロック酒があるのかと探してみたけれど、ROCKHURRAH RECORDSらしいバンドが見当たらなかったため、「アーティスト」のラベルを検索してみた。
まず最初に「DISARONNO」(ディサローノ)が発売した限定ボトルから見ていこうか。
1525年からイタリアで作られているリキュールだというディサローノ。
ちょっと待って、それって今から約500年前ってことだよね!
さすがイタリア、歴史があるわ〜。(笑)
遥か昔からイタリア人に愛されてきた「ディサローノ」が、イタリアのファッション・ブランドとコラボしたのが画像のボトルだって。
左からベルサーチ、モスキーノ、エトロ、とブランドが一目で分かるデザインが使用されているね。
デザインによって値段が違うけど、3,000円以内で購入可能みたい。
リキュールって飲んだことがないので、おしゃれなパッケージで試してみようかな? (笑)
もしかしてこれはバスキア?
1800® Tequilaは、メキシコのテキーラ・ブランドであるホセ・クエルボ社が手がけているプレミアム・テキーラだそうで。
上に書いた「ディサローノ」同様、毎年限定ボトルを発売していて、バスキアは第6弾目だったんだね。
他にもキース・ヘリングなど、どちらかというとポップな印象のアーティストが多いみたい。
オンライン・ショップで値段を確認すると$34、日本円で約3,700円くらいだね。
テキーラって飲んだことがないので、一度試してみたいな!
残念ながらオンライン・ショップでは日本への配送は行っていないようなので、限定ボトルを手に入れるのは難しいかもしれないね?
ちょっとアルコール度数を下げてみようか。
アーティストの作品からインスパイアされたワイン・ラベルを使っているんだね。
左からジャクソン・ポロック、モンドリアン、ピカソ、ウォーホル、カンディンスキーだって。
こんなオシャレなワイン・ボトルだったら、並べてコレクションしたくなるよね?
デザインを手がけたのはドイツのLinkupDesignというデザイン事務所とのこと。
商品化されているのかどうは不明なので、お値段までは調べられなかったよ。
最後はこちら!
アーティストをモチーフにしたラベルの使用を1924年にスタートさせているというChâteau Mouton Rothschild(シャトー・ムートン・ロスチャイルド)。
一番初めにラベルを手がけたジャン・カルリュは、シュールレアリスムと構成主義の影響を受けているように見受けられる素晴らしい作品を残している。
そして1945年から毎年、アーティストの作品がラベルを飾っているという。
名だたるアーティスト達の名前が出てきて、見ているだけでうっとりしちゃう。(笑)
そんな中、SNAKEPIPEが是非ともコレクションしたいと思ったのは、ゲルハルト・リヒター(画像左)とフランシス・ベーコン(画像右)!
どうやら日本でも扱っている店舗があるようでリヒターは約88,000円、 1990年物のベーコンは127,000円で購入可能だよ。
2本合わせて215,000円!
宝くじが当たったら絶対買おう。(笑)