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【あり得ない光景!工場地帯に降る花火写真を制作】

SNAKEPIPE WROTE:

先週の3日、4日は近所で花火大会が開催された。
3日の土曜は江戸川花火大会だったようで、いきなりドドーンと爆音が鳴り響いたときには「すわ、また雷か!」と思ってしまったSNAKEPIPE。
全く情報を知らなかったので驚いてしまった。
かなり長い時間花火が打ち上げられていて、ようやく外に出て眺めてみた頃にはもう終了間際。(笑)
「明日行くからいいよね」
とROCKHURRAHと翌日の花火大会に期待した。

そして翌日。
2年前にも同じ場所での花火大会に行ったことがあり、会場の様子は多少分かっていた。
午前中には場所取りのために会場入り!
すでに5割くらいの場所はビニールシートが張られている。
みんな早っ!(笑)
それでもちゃんと場所が確保できてラッキーだね!

実はこの花火大会は「シークレットギグ」ならぬ「シークレット花火大会」で、全く告知がされない「ご近所様専用」である。
そのためSNAKEPIPEもあまり詳しいことを書くのは控えようと思う。

さていよいよ夕方になり、お弁当や飲み物持参のピクニック気分で会場入りしたROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
午前中に来た時と様子は一変していて、会場にはあふれんばかりの人、人、人!
告知されていないはずなのに、すごい人気にびっくり。
場所取りをしていたのがどこだか分からなくなるくらいである。
確か2年前も同じくらい大盛況だったな、と思い出す。
やっとこさ(死語)たどりつき、胸をなでおろすSNAKEPIPE。
みなさん、大宴会のような雰囲気であちらこちらで酒盛りが始まっている。
ROCKHURRAHとSNAKEPIPEはノンアルコールでお茶だけ!
酩酊していてはせっかくの花火もおじゃん(死語)だろうと思って。(笑)

お腹もいっぱいになり、程好く風に吹かれたお陰でリラックスした状態で、さあ開幕!
花火の打ち上げ開始である。
息つく間もないほどジャンジャン打ち上げられる花火。
「おおーっ!」
「きれいーっ!」
など黄色い歓声がそこかしこで聞こえる。
SNAKEPIPEもカメラを構えながら鑑賞。
カメラを覗くのと空を見上げるのに忙しくなり、ついにはノーファインダーでシャッターを切ることにした。(笑)
後ろで「すっげえ!ヤバイよ、これ!」なんて若者の声が聞こえたので、恐らく前日の江戸川よりも素晴らしい花火だったのではないだろうか?
ま、その若者が江戸川に行ったかどうかは不明だけど!(笑)

ここで、余談であるが最近の若者言葉「ヤバイ」について少し書いてみたい。
元々「ヤバイ」というのは「危ない」とか「不都合な状況」などを意味し、調べてみるとどうやら江戸時代からあった言葉らしい。
ところが最近は「すてき」とか「かっこいい」のような褒め言葉としての使い方をする人が増えているようだ。
「危ない」時にも「ヤバイ」、「すてき」な時にも「ヤバイ」では一体どっちの意味で使っているのか分からなくなりそう。(笑)
ボキャブラリーが貧困というか、表現力が欠落してるというのか。

ROCKHURRAHもSNAKEPIPEも大好きな映画に「時計じかけのオレンジ」がある。
映画の中で主人公アレックスをリーダーにした4人組が、チームの中でだけ通用するスラングを使う。
映画はアンソニー・バージェスの小説を映画化したもので、原作に出てきたスラングを忠実に再現している。
これがなんとも面白い!
完全にオリジナルで、部外者には解らない造語である。
1962年に発表されている原作は、約50年も前とは思えないほどの想像力/創造力!
せっかくだったら日本人もこれくらいのスラングを使って欲しいなあ。
あんまり考えてるとガリバー熱が出そうだからこれくらいでやめておくか。
ライティライト?(笑)

話題を花火に戻そう。
今回観た花火は2年前よりもスケールアップ、かなりボリュームがあったのではないだろうか。
銀河系が迫ってくるような錯覚を覚える。
時間はそれほど長くはなかったはずなのに、矢継ぎ早の花火は感覚を麻痺させてしまったようだ。
眼前に広がった小宇宙を今年の夏の思い出にさせてもらおう。

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