【WAYNE COUNTYのジャケットにも登場。さすが世界シェア45%のYKK!】
SNAKEPIPE WROTE:
バイク乗りで全身刺青の友人、T君からVANSONの革手袋の修理を依頼された。
ジッパーの先部分が破損しているため、開閉不可になっている。
なるべく初期状態に近いように、との配慮から全部を外してジッパーの先部分を付け替えることで解決。
結局はジッパー交換と手間は変わらないんだけどね。
そしてなんとROCKHURRAHのライダースジャケットの前ジッパーも壊れた、とのことでこちらの修理もしたSNAKEPIPE。
自分の制作はさておき、世のため人のために貢献する、まるでマザーテレサのような寛大な心を持つ「ジッパー修理屋SNAKEPIPE」である。(笑)
ジッパーは安全ピンと並ぶパンク御用達アイテム。
SNAKEPIPEも昔からジッパーは大好き!
どっちもシルバー色でピカピカだしね。(笑)
服飾材料屋に行くと必ずジッパーコーナーをチェックする。
変わったジッパーないかなあ、という期待はいつも裏切られるけれど。
日本では恐らくYKKがシェアの90%以上だろうから、出回っている商品に違いがないのは仕方ないのかもしれない。
さて、先ほどから「ジッパー」と書き続けているけれど、はて?
ジッパーとチャックとファスナーの違いについてはっきり言える人って少ないのではないだろうか。
で、調べてみた。(YKKより)
・ジッパー :アメリカ式の言い方
・ファスナー:イギリス式の言い方
・チャック :巾着をもじった日本独自の言い方
とのこと。
うわ、かなり意外!
「お口にチャック!」なんていうのは日本的な言い方だったのね。(当たり前か)
ちょっと勉強になりましたな!
このブログではアメリカ式を採用することにしよう。
大好きなジッパーなのに、実はあまり詳しくないことが分かってしまった。
ジッパーのメーカーとかね。
前述のように日本ではほとんどがYKK(元吉田工業株式会社だって!)。
ではアメリカでは?
ROCKHUURAHがアメリカンジッパーに詳しいので教えてもらった。
アメリカ製のジッパーというと、TALON、SCOVILL、CONMAR、CROWN、GRIPPER、愛である、じゃなくて(笑)IDEALなどが有名どころ。
ヨーロッパではPrentice、Eclair、Opti、Lampo、Ririなど。
これはヴィンテージ愛好家とか軍物に詳しい人は当然のように知ってるメーカーらしい。
ジッパーのメーカーやデザインが年代などを特定するのに重要なアイテムだからである。
デッドストックのジッパー1本が7000円や8000円もの値段で売られているのも、その道の人以外では「?」だろう。
海外のジッパーはカッコいいタイプがいっぱい!
古着屋さんでじっくり見ると意外と上記のジッパーメーカーに当たったりするので、観察するのも面白いかもしれない。
いろいろ調べていたら、見ているだけで興奮状態になってしまった。
ジッパーを買う目的で海外に行きたいくらいである。(笑)
この熱い情熱ったら!
I LOVE ZIPPER!である。
いつの日かROCKHURRAH RECORDSオリジナルブランド、BINARY ARMYロゴ入りジッパーを作ってみたい。
これぞまさにオリジナルね!