がっちりBUYましょう!vol.7 衝動買いツール編

【ROCKHURRAH制作のよくわからんビデオ。ウロウロしてるだけ?】

ROCKHURRAH WROTE:

使うかどうかは全然わからない、冷静に考えたらあまり使わないんじゃなかろうか?というようなアイテムを無性に欲しくなる時がある。     よほどの倹約家とかじゃない限り、誰にでもそういう時があるんではなかろうか?と思うけど、そういう時は理屈も何もあったもんじゃない。     欲しくなった時にはやっぱり買ってしまうのがいつもの事。特に大した金額じゃない場合は大抵入手してしまう。

今回はそんな感じの衝動買いアイテムをたった2つだけど紹介してみようか。そこまで物欲の権化ではないROCKHURRAHだから「こんな変なモノ買いました」というような記事ではないのは確か。

この数年は実にたくさんの映画を観る機会が多いせいか、自分でも何か映像を撮ってみたくなった。映画を作るとか何かの映像作品を作りたいとか、そんな大げさな気持ちは全然ないが、自分で撮った素材を映像編集ソフトで作り替えてみたいというようなささやかな欲求があったわけだ。もちろんものすごい情熱がありさえすれば映像作品にする事は可能だろうけど、そこまでの意欲も時間も技術もセンスも持ちあわせてないのは自分でもわかっている。単なるシロウトの映像遊びだと思ってほしい。

それで、今まで買うのを考えた事もなかったビデオカメラに急に興味が湧いてきたというわけだ。携帯やデジカメでさえ、ビデオ機能とか付いてても使った事なかったのにね。
早速調べてみたがいわゆるハンディカムのような形はどう考えても日常に持ち歩くはずないから、最初から断念。昔は決心しなければ買えない金額だったけど、今は適度な性能のものなら悩むまでもなく買えるほど安くなってるんだね。そんな事さえ知らなかったよ。

ROCKHURRAHが欲しかったのはポケットに入れてもかさばらない小型のもので、すぐに取り出せるくらいのヤツ。撮った映像を「素」のまま使うつもりはないので画質とかはそこまで気にしなかったよ。
丹念に調べたわけじゃないが、すぐに良さ気なものは見つかった。それが今回買ったコダックのPlaySport2(Zx5)というもの。何だか昔の携帯電話のような角丸の形と大きさがちょうど好みだったし、いつもBlackberryを持ってると全然違和感ないぞ。
光学ズームさえついてないし撮る基本機能以外は何もないシンプルさが今時良い。

関係ないがROCKHURRAHが最初にMacを買った頃に使ってた、はじめてのデジカメはコダック製だった。おもちゃみたいで何の役にも立たなかったけど、あの頃のデジカメはほとんど全て実用性もなくておもちゃの延長線上だったなあ。

さて、この商品はSportという名前からわかる通り、アウトドアやスポーツの際に使える事に特化した機種のようで、3メートル程度の防水機能や落としても大丈夫な耐衝撃機能なども備わっている模様。その辺の趣味が特にあるわけではないが、ヤワなビデオカメラよりは好感が持てるし、あって悪い機能というわけでもない。
ROCKHURRAHが好きなミリタリーもアウトドアの一種だと思えば、持ってて似合うのはやはりこの手のカメラだろうな。値段も安いし惜しげも無く使うにはちょうどいいというもんだ。
カタログには米国国防軍用規格MIL-STD-810Fに準拠などと書いてあって、この辺もそそられる要因。簡単に言えば過酷な試験に合格して軍用としても使用可能という事。ミリタリーの服の裏側とかによく付いてるミルスペックを満たしてるって事だね。

価格comみたいに細かい商品レビューとかはするつもりもないが、使いやすくて手軽、そして値段の割にはなかなか良いなめらか画像が撮れて気に入ってるよ。
そういう趣味の人が遊びで使うにはオススメ出来る。
まだ水中撮影とか雨の中の撮影もないし「落としてみたけど壊れなかったよ」なんて気軽に試しはしてないけどね。見た目はあんまり防水っぽくないから試すのは勇気がいりそう。ん?「惜しげも無く使うにはちょうどいい」などと書いていながら案外大事に使ってるぞ。

タイトル下の動画はこないだ九州に帰省した時の映像を試しに加工してみたもの。森山大道+60年代アングラ映像っぽいのを狙ったつもりが意味不明のシロモノになってしまった。このビデオカメラの特性を考えれば全く合ってないかもな。

お次はアウトドア繋がりでもう一品。
ROCKHURRAHとSNAKEPIPEは「もどき」とか「ルック車」と呼ばれるものよりは多少マシなマウンテンバイクに乗っているが、いわゆる工具類を持ってなくてドライバーとか六角レンチとかをバッグの中に生身で持ち歩いていた。自転車専用のツールとしてその辺がひとつになったものは売ってるが、そこまで毎日整備しまくってるわけではないので持ってなかった。

そういう用途以外でも日常の便利ツールがないか探してて見つけたのがレザーマンのマルチツールだ。歴史も古くファンも多い有名なメーカーだから、アウトドアに通暁してるわけでもないROCKHURRAHごときが今さら語るまでもないけどな。
今までにミリタリー屋やアウトドア屋で何度も横目で見たけど買わなかったものを、なぜか今頃急に欲しくなった次第だ。過去にアーミーナイフとかサバイバルキットとかは持ってたけど、ああいうのは確かに何に使うのか明確な目的なくてもそそられるものがあるのは確か。

何年か前にSNAKEPIPEがおみやげで小さな迷彩アーミーナイフをくれて、それをキーホルダーとして持ち歩いてるけど、実用では洋服のほつれた糸を切った事くらい(笑)。

レザーマンはアーミーナイフと違い本体のメインはプライヤー、ペンチだが、確かな品質と色んな物に変身するギミックが面白いので大人気のツールだ。マルチツールとしてはビクトリノックス、ガーバーと並んで御三家といったところか。

ファンにとっては当たり前なんだろうが、2000円くらいから数万円までのピンキリなラインナップ、アウトドアを本業にするつもりもないので中途半端に安いものを選んでみたよ。どうせいつかは壊れるものだし、一生モノを買うような夢もない。カタログを見て選んだのはウィングマンというシロモノ。桂正和ではない。
安くて機能が絞られててカッコ良いものを選べば良かったが、中途半端に欲張って多機能なモノを選んでしまった。

店まで行くのを面倒臭がって通販で買ったんだが、届いたこれがずっしりと重いのでビックリした。レザーマンのは軽いもので50グラムくらいなんだが、このウィングマンは200グラム弱もあって、これをキーホルダー代わりにしている人間は滅多にいないであろうと思える。しかもこんなの携帯してた日にゃ軽く捕まってボッシュート状態間違いなし。というわけで買いはしたものの、あまりにも物々しすぎて普段使いは出来ない商品という事になる。

実際にこんなCMがあるのかどうかは不明だが、ウィングマンのバカっぽいCM映像があったので紹介しよう。おそろしく胡散臭い男だね。レザーマンの良さを伝えるのに逆効果じゃなかろうか?

プライヤーもハサミもバネ付きで使いやすいし、重量感や質感もさすが機能美に溢れたもので、男の子(気持ちはいつまでも)だったらきっとこのメカニカルな美を理解出来るだろう。

この手のマルチツールはレザーマン以外にも色々出ていて、実用の役に立つかどうかは抜きにして、他にも欲しくなってしまうな。価格と入手のしにくさで断念したがスパイダルコというメーカーのスパイダーレンチとか、最高にそそられる姿形をしているよ。

こういうのをコレクションする趣味はないけど、見かけたらそそられるのは確か。誘惑に負けてもう一つくらいは買うかも。次に買う時はもう少しコンパクトなものにしてみようかな。

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