【ワインと聞いて思い浮かべるのはこの曲かな】
SNAKEPIPE WROTE:
SNAKEPIPEが担当する2018年第1回目のブログは、新年にふさわしい内容にしてみようか。
♪1月は正月で酒が飲めるぞ酒が飲める飲めるぞ酒が飲めるぞ〜
正月といえば、酒!
わざわざバラクーダの「日本全国酒飲み音頭」を歌わなくても良いか。(笑)
ROCKHURRAH RECORDSでは、毎日の食事の際にビールやワインを飲む。
ところが正月だけは日本酒にするのが「ならわし」なんだよね。
ROCKHURRAHもSNAKEPIPEも、そこまでアルコールに強いわけではないから、口当たりの良い日本酒は要注意なのだ。
正月休みの間ならば翌日に響くような飲み方をしても問題ないかも、という配慮から正月だけは日本酒なんだよね。
世界的にはどうなんだろう?
「新年おめでとう」の掛け声と共に「ポンッ」とシャンパンの栓を抜く音が鳴り響く想像をしちゃうけど。
もしくはワインのコルクを開けて、静かに新年を祝うとか?
今年最初のブログは「新年にふさわしいワイン・ラベル」を書いてみようかな。
2013年に「ワイン・ラベル」を特集したことがあるけれど、あれから5年が経過しているので、様々なデザインを発見したよ。
早速紹介していこう!
色彩が美しく、シンプルなデザインが目に付くパッケージだよね!
特に正月用というわけではないと思うけど、なんともめでたい雰囲気があるよ。
これは韓国のデザイナー、Eulie Leeの作品ね。
オーストラリアのMayrah Wineが採用しているデザインのようだけど、Mayrah Wineの実体が検索できなくて残念だった。
このパッケージのワインがいくらで売られていて、どこで買えるのかを知りたかったんだけどね。
Mayrahというのはアボリジニの言葉で「春」を意味するとのこと。
いかにも新春という感じで、とても素敵だよね。
ところがデザイナー本人の言葉ではバレンタインデーやクリスマス用に考えたとのこと。
ま、記念日っぽいってことで良いか。(笑)
ずっと部屋に飾っておきたくなる逸品!
これはまた正月っぽい!(笑)
なんと目、鼻、口、眉などがシールとして付属しているんだよね。
本当に日本の福笑いだよ!
これはオーストラリアのThe Creative Methodの作品ね。
クリスマスギフトや新規ビジネスの記念品として、5000本のみ製造したらしい。
これはもしかしたらクライアントからの要請じゃなくて、デザイン事務所が独自に制作したのかもしれないね?
このデザインはパッケージデザインに特化したコンペティションであるPentawardsで2010年度の金賞受賞作品とのこと。
pentawardsの存在も非常に気になるね。
今回は正月にちなんで選んでいたので、まさにどんぴしゃ!
発見できて良かったワン!(笑)
ワインといえばキリスト教と切り離せない飲み物と言えるよね。
今年の抱負を口にする機会があるのも新年が多いのではないだろうか。
ここでもう1度、キリスト教における禁忌を思い起こし、その上で新たなる決意をするというのはいかがでしょう。
その時にお勧めしたいのがこちらの逸品、題して「7つの大罪ワイン」でございます。
してはならぬ行為をタイトルにした全7本のシリーズ。
飲み干すことで自らの罪を償い過去と決別し、新年を迎えようではありませんか!
って途中から販売員に変わってたよね。(笑)
このワインはEVERYDAY IS LIKE SUNDAYというスペインのワイン・メーカーの商品なんだよね。
デザインしたのはSidecarDesignで、この「7つの大罪」シリーズも2011年のpentawardsで銀賞を獲得している。
秀逸なのが、「嫉妬」を表す「Envy」の赤いボトルに女性用のストッキングが被せられていること。
このボトルも7本並べて飾っておきたい逸品。
さすがスペイン、やるなあ!
鮮やかな色彩のワインを発見したよ!
ドイツのワインメーカー、MOTIFが手がけているんだよね。
デザインしたのはオーストリアのEN GARDEというデザインスタジオ。
ドイツ語で書かれているので、翻訳ソフトを使っても意味不明だったのが残念。
コンセプトを知りたかったんだけどね。
MOTIFのHPを担当したのもEN GARDEなのかは不明だけど、ワイン一本毎の配色をうまく取り入れた美しいページには脱帽だよ。
バウハウスの国だけあって、幾何学模様と色彩のバランスはさすが!
一番左のラベルはまるで初日の出みたいで、めでたいよね。
このラベルも飾っておきたい逸品!
この配色も目を引くね。
Simpsons Wineというイギリスのメーカーの物なんだよね。
このデザインを手掛けたのはConstantin Bolimond(Konstantin Osipov)というベラルーシ出身のデザイナー。
アメリカのテレビアニメである「ザ・シンプソンズ」の登場人物であるHomer Simpsonsとオランダの抽象画家モンドリアンをミックスして作成したデザインだという。
なんともポップなイメージのワインだよね!
このパッケージには「Wine,or Maybe Not?」って書いてあって中に入っているのは謎の液体のようだよ。(笑)
このパッケージも素敵だなあ。
ベラルーシ出身のデザイナーの作品は次も続くよ。
このボトルデザイン、なんだか分かるかな?
なんと心臓なんだよね。(笑)
上のシンプソンズと同じデザイナー、Constantin Bolimondが手がけているようで。
Blood Of Grapesというワインのボトルなんだよね。
「ぶどうの血」という言葉からイメージして心臓にしたんだね。
ボトルのネック部分に「RH+」なんて書いてあるのも心憎い演出ですな!
ワインメーカーを調べてみたけど、フランスのメーカーということしか分からず、このボトルの値段を知りたかったのに詳細は不明のまま。
花瓶にしても素敵なタイプ。
バレンタイン用のギフトにいかが?なんて書いてある記事があったので、これも記念日っぽいのかもしれないね?
ワインメーカーは不明なままだけど、上と同じ「Blood Of Grapes」の別バージョンがあったので、こちらも紹介してみよう。
これはアメリカのジョージア州アトランタで活動しているデザイナー、Joss Wakamoの作品だったよ。
アメリカ人だと思うけど、名前の読み方が分からないんだよね。
ジョス・ヴァカモかヨス・ワカモ?(笑)
せめて先祖の情報があれば、多少は分かったと思うけど今はこれで許して。
ここまでくると、完全に輸血用のパッケージになってるよね。
しかもタイプCなんて書かれていると、ますます血液っぽくなってるし。
キリスト教的にはこれが正解ともいえるしね?
かなりブラックな雰囲気の商品だけど、SNAKEPIPEは好きだよ。
だんだん正月らしさからは離れてるけど、面白いデザインだから良いことにしよう。
初苦笑いってことでね!(笑)
久しぶりにワイン・ラベルを検索したら素晴らしいデザインに遭遇して嬉しくなったよ。
パッケージ・デザインも進化しているんだね。
これからも様々な秀逸デザインを探していこう!
次回もお楽しみに!