ROCKHURRAH RECORDS残暑見舞い2022

【夏っぽさを表したつもりだが意味不明なポストカード】

ROCKHURRAH WROTE:

ユニクロが行っているサービスでUT meというのがあって、自分の好きなデザインでオリジナルのTシャツを作れるというもの。

そういうサービスはユニクロじゃなくても結構前からあって、色んなサイトでどんなもんかな?と思ってチェックしていたものだが、シルクスクリーン印刷のものは販売目的とかでたくさん作らない場合は高くついてしまうというのが欠点だった。

ユニクロのはシルクではなくインクジェットだけど高品質というのを謳っていて、さらに作りたい柄の画像さえアップロードすれば、出来上がりイメージがその場でわかるようなシステムでかなりお手軽な印象があった。
アイロンプリント用紙というのも一時期は多くのメーカーから出ていたと思うが、アイロンで圧着という面倒な部分を代わりにやってくれるのがポイント。普通は自宅にプレス機なんてないからね。
これならお試しで一枚くらい作ってもいいかな、という簡単さがユニクロのうまいところだな。

元々ROCKHURRAHはオリジナルのTシャツを作りたいという思いが強くて、その意気込みはかなり昔にさかのぼる。

90年代にMacを使いだした頃は同時に買ったアルプスというメーカーのプリンターを使っていて、アイロンプリントの用紙も出していたので、これを活用してオリジナルのTシャツを作りまくっていた。

このプリンターがインクジェットのように水分を使わないマイクロドライ(インクリボンのような方式)のもので、長く使うとボロボロにはなるものの、インクジェットのアイロンプリントよりは遥かに鮮明にプリント出来たものだ。
作ったTシャツのプリントも寿命が長かったな。
ただしあっという間にインクリボンがなくなってしまうので4色のリボンを常時ストックしておかないといけないのと、メジャーなメーカーではないため、どこの電気屋にでもインクリボンを売ってるわけでないのが不便だった。
コストも相当にかかるしね。

この頃は東京で働いてた店が倒産して実家に戻っていた時期。

北九州小倉のしがないビデオ屋で働いてたんだが、そこの同僚がROCKHURRAHと同じくホラー映画好きで意気投合してたから、頼まれて「Night Of The Living Dead」のTシャツを作ったら惚れ惚れするような出来。
いい気になって福岡のレコード屋で働いていた頃の元同僚に、頼まれてもいないのに別のデザインで作ったTシャツを送りつけたり、今思うと迷惑な行為だったな。

その後はプリントゴッコによる多色刷りシルクスクリーン印刷も挑戦してみたが、ズレたり印刷がうまくいかずかすれたり、失敗も多かったけど楽しかったよ。

京都に住んでいた頃の古本屋の同僚と無地Tシャツを大量に買って、夜中まで奮闘してTシャツ作ったり、この頃は音楽も精力的に作っていたし、趣味のために生きていたと言える。
ROCKHURRAH RECORDSの通販サイトを始めた頃で、オリジナルのTシャツを買ってくれた奇特な人もいたんだよね。

プリントゴッコのシルクスクリーンは枠が厚紙で出来ていて、インクが乾くまでの間に何枚も刷ることは出来ても、保存して何度も同じ印刷をすることは出来なかった。
シルクを洗うと枠がぶよぶよになって使い物にならないからだ。
しかも知ってる人は知ってる通り、プリントゴッコ自体がすでに販売終了しており、発光させるための電球やシルクスクリーンなど消耗品が入手出来ないような状態。
今や本体を持っていても使いみちがないという状態なのだ。

そういうこともあって近年は自作Tシャツを作ったりしてなかったんだが、UT meを知ってからちょっとやってみたいなと思って、早速注文してみた。

ROCKHURRAH RECORDSのロゴマークと、かつて作った年賀状の中で自分が気に入ったデザインをチョイスして2枚頼んでみたんだが・・・何と!
「申請いただいたデザインと一致する画像が他のWEBサイト内に存在しており、第三者の権利侵害にあたる可能性があるため」という理由で注文が却下されてしまった。
他のWEBサイト=それワシのサイトじゃよ、などと言っても後の祭り。
確かに自分のデザインだと明記するような項目があったのに「デザインした本人が頼んだのにそれが通らないことはないだろう」と高をくくっていたのが失敗だった。
ユニクロ内でどういう判定がなされているのか不明だが、rockhurrah.comからのメールアドレスでまさかの本人が申請落ちするとは悔しくて仕方ない。

ならば他で探すしかないと次に選んだのがUp Tというサイトのもの。

注文の仕方などもユニクロと同じくらいに簡単で出来上がりイメージもわかりやすいもの。
しかもUT Meよりもずっと安い値段でベースとなるTシャツも各メーカーから選べる自由度。
ダメ元で注文してみたらあっさりOKが出て「今から制作にかかります」だの進捗状況をメールしてくれて親切・安心。
しばらく待って送られてきたのは素晴らしい出来のTシャツでびっくりした。
個人で色んなメーカーのアイロンプリントをやってみたが、当然ながらそんなものより遥かにクオリティが高い。
Up T、偉い。と賛辞を惜しまないROCKHURRAHなのだった。
Up TとUT Meを比較した記事などもあるようだが、ROCKHURRAH個人的には圧倒的にUp Tの方を推すよ。

さて、Tシャツの話は単なる最近のエピソードなだけで、この残暑見舞いとは全く無関係。
今年の暑さで何かをやる気力もあまりなかったから、残暑見舞いを作ってみたが割とぞんざい。

いつものROCKHURRAHらしさは出てないなあ。
オリジナルTシャツとか自分のデザインがどうとか言ってるようなレベルのデザインではないよな。
「of!」と書いてあるように見えるがこれは韓国語で呼びかけの時に使われる야!
「ヤ」と言うようだがパンク用語で言うならOi!と同じようなニュアンスなのかな。

大半が前置きで本文の方はほとんどないという驚きのブログだったが、今回はこんなもんでいいかな?

蒸し暑い夏、早く終わって欲しいよ。

ではまた、アンニョヒ カセヨ(韓国語で「さようなら」)。

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