【色とりどりのコンテナをSNAKEPIPEが撮影】
SNAKEPIPE WROTE:
先日100円ショップに立ち寄った。
目当ての消耗品を手にしたSNAKEPIPEはレジに向かおうとした。
その時ROCKHURRAHから呼び止められる。
「ちょっと!これ見て!」
やや興奮気味のROCKHURRAHが指し示す棚に視線を移す。
そこにはミニチュアのコンテナが並んでいたのである。
これから本文中で使う「コンテナ」という単語は、鋼鉄製で輸送を目的とした長方形の箱型のことね。
通常は20ft(約6m)や40ft(約12m)などが単位の大型であることが多いみたい。
たまにトラックの荷台に載ったコンテナを見ることがあるよね。
TOPに載せた画像はSNAKEPIPEが2003年に撮影したもの。
湾岸地帯を撮影することが多かったSNAKEPIPEにとって、コンテナは非常に身近だった。
様々な国から運ばれてくるコンテナには、読めないようなスペルの文字やロゴマークが書かれている。
コンテナ本体の色もカラフルでとてもオシャレ!(笑)
ROCKHURRAHもコンテナが好きなので、100円ショップで興奮したのも納得だよね。
100円ショップで発見したコンテナは3色展開で、ロゴはすべて同じ。
ROCKHURRAHは全色を購入、SNAKEPIPEは2色をチョイス。
結局2人で5個購入したんだけど、見ているだけでウキウキする逸品だよ。(笑)
上の蓋が開くので、小物入れなんだろうね。
特に使用目的もなく、「かわいい!」という理由で選んでしまったよ。
残念なのはロゴが同じというところ。
100円なので文句は言えないけれど、もっと色んな種類があったら良いのに。
調べてみると、あるじゃないの。
アメリカのAmazonにWalthers SceneMaster HO Scale Modelとして展開されている。
1/87の縮小サイズで21種類のミニチュアコンテナがあったよ!(笑)
上に画像を載せたトラックの荷台にあったコンテナもこの通り。
手のひらサイズになっているということで、玩具なんだよね。
鉄道模型を趣味にしている人なら、実物に忠実なアイテムを望むはず。
鉄道好きは子供から大人まで幅広い層がいるはずなので、きっとこのミニチュア・コンテナには反応するだろうね。
インダストリアル好きのSNAKEPIPEやROCKHURRAHのようなタイプも注目するアイテム。
気になるお値段は$12.95に加えて日本への送料が$8.91なので$21.86、日本円で約2,300円だよ!
種類が豊富なので、全部欲しくなっちゃうよね。(笑)
他にもコンテナ・アイテムは売ってないか調べてみる。
米国のAmazon内で購入できるもの、という意味ね!
そして見つけたのがこれ。
「MAERSK」という文字は、コンテナにかかれているのをよく見かけるよ。
なんと読むのかな?
調べてみると、これは売上高世界一のデンマークに拠点を置く海運企業「マースク」とのこと。
これからは悩まないで「マースク」と言えるね。(笑)
そんな「マースク」のコンテナを再現し、パッケージにしているティッシュケースがNing 1 PCS Metal Shipping Contianer Tissue Box Holder Decorative Rectangular Container Tissue Cover Boxとして販売されているよ。
5色展開されているんだけど、残念なのは色がランダムで送られてくること。
ページ内のQ&Aにも色の指定に関する質問が数多く寄せられているよ。
どの色になっても問題ないということであれば、お値段$35(日本円で約3,700円)で手に入る逸品だよ!
「夫が鉄道オタクなので購入。気に入ってくれました」
などのコメントもあったね。
ちなみに「train guy」 を鉄道オタクだと思ったんだけど、単なる鉄道関係者だったら意味が違うかな?(笑)
ミニチュアのコンテナはかわいいけれど、コンテナの実物はないのかしらん。
あった!(笑)
20FT USED Cargo Worthy Steel Shipping Container in CA – Secure Water Tight Home or Business StorageとしてAmazon内で販売されているよ。
これはどうやら中古のコンテナのため程度によって価格に違いがある商品のようで、 「お問い合わせください」としか書かれていないのが残念!
せめて価格帯だけでも載せておいて欲しかったんだけどね。
ちなみにAmazon以外で新品のコンテナを販売しているページで価格について調べてみた。
新品の20ftで$2,700、日本円で約28万6,000円だって。
なんとなくの金額が分かってきたね。
コンテナといえば、忘れちゃならないのが家としての使用だよね!
SNAKEPIPEが一番最初にコンテナ・ハウスを知ったのは、映画「ピンク・フラミンゴ(原題: Pink Flamingos 1972年)」。
ディバイン一家が住んでいたのがコンテナで、映画を観た当時18歳のSNAKEPIPEは憧れを持ったものだった。
恐らくアメリカでは、コンテナ・ハウスは家を建てることができない低所得者層向けのアイテムだと思うけどね。
「ピンク・フラミンゴ」でのディバイン一家は、どうみても裕福とは言い難い生活だったし。
それでもコンパクトに生活できて、いざとなったら移動可能なコンテナ・ハウスは記憶に残ったんだよね!
Amazonでコンテナ・ハウスが販売されていることがわかったよ!
MODS 40 Foot Tiny Homeは320ft²(約30m²)の面積を持つ家具付きの小さな家なんだって。
狭いなりにもベッドルーム、シャワー、トイレ、シンク、簡易キッチン、リビングエリアが完備されているという。
下水道や電気などインフラ設備を整える必要はあるようだけど、充分生活できるよね。
気になるお値段は$36,000、日本円で約380万円!
自分の家を建てたことがないし、一般的な相場も知らないけれど、この価格でマイホームを気取ることができるならお買い得なのかも?(笑)
日本国内でコンテナを使用している住宅やショップはそんなに見かけないけれど、海外では増えているようだね。
例えばトラックの幌をリサイクルしてバッグを販売しているFREITAGのチューリッヒにある本社は貨物コンテナを利用したビルなんだよね。
他にも有名なショップがコンテナをオシャレに再利用しているのも見かけるようになってきた。
住宅用に使用され、機能性とデザイン性を兼ね備えた設計が注目されている。
かつての簡易住宅というイメージとは違ってきているようだね。
画像はそんなオシャレなコンテナ・ハウスを集めたもの。
上に書いたように20ftのコンテナ1台が約30万なので、いくつ積んでコストがどれくらいなのか考えてしまうよ。
10個買って300万だもんね?
実際にはコンテナの輸送や積み上げ、更に加工が必要だからお値段は何倍もかかるだろうけど。
いつの日かこんな家に住んでみたいもんだよ。(笑)