収集狂時代 第9巻 レザー・ジャケット編

20180311 top
【ストリート・ファッションの元祖?レザーで連想するのは映画「乱暴者」。】

SNAKEPIPE WROTE:

初夏の陽気になったかと思うと、突然真冬並の気温になったりする。
体が気温差についていかれなくなるよね。(笑)
そうは言っても桜の便りが届く時期になっているんだよね。
すでに咲いてる桜も見かけたし。
そろそろ厚手のコートやダウンは着られなくなるね。
この時期、上着として活躍するのはレザー!
ROCKHURRAHもSNAKEPIPEもレザーが大好き。
コーディネートを考えるのが楽しみだよ。

レザー・ジャケットの販売ページを見ているだけでも心が躍る。
素敵なデザインに出会うと物欲や創作意欲が刺激されるからね!
検索していると世界には驚くようなレザー・ジャケットがあるんだよ。
SNAKEPIPEのレベルではとても手が出せない高額品がいっぱいなの!
今回はそんなレザー・ジャケットを紹介してみようか。
ワクワクしちゃう逸品が勢揃いだよ!

最初に登場するのは英国を代表するブランド、バーバリーのPコートだよ!
あれ?レザー・ジャケット特集と言っておきながらコートだったか?
まあ、良いことにしよう。 (笑)
平置き画像だと分かり辛いと思うけど、着用写真になると素材の素晴らしさがよく分かる。
なんて軽そうで柔らかそうなんだろうねえ!
ベーシックで飽きがこないデザインも素材の良さを引き立てているね。
新鮮な食材に手を加え過ぎず、素材で勝負する料理人みたいな感じ?(笑)
SNAKEPIPEは一目惚れしてしまったよ。
さて気になるお値段は?
$5,750、日本円で約62万円!
うわっ、さすがに良いお値段だよね。
現在もバーバリーで販売中だけど、S,M,Lサイズは完売してるよ!
このクオリティなら60万出して購入する人が大勢いるんだねえ。

続いてもムートンになってしまったね。
時期的には冬物になるけど、これも一目惚れアイテムなので紹介しよう。
イタリアのハイ・ブランド、ドルチェ&ガッバーナのレザー・ジャケットだよ!
身頃にはハンドウォームポケットとフラップ付きのポケット、合計4つのポケットがあるところが秀逸!
更にSNAKEPIPEの心をくすぐるのはボタンの数が多いところ。
軍服っぽいシルエットもぐっとくるんだよね。(笑)
さて気になるお値段は?
$1,950、日本円で約21万円。
おや、そこまでの金額じゃないみたいだね。
換算間違ってないよね?
ドルガバでこのデザインのメイド・イン・イタリーならお値打ち品かも!
あ、メンズだったね。(笑)

ドルガバからはもう1点紹介してみよう。
ウエスタン・レザー・ジャケットと名付けられているジャケットだよ!
サボテンやピストル、薔薇が刺繍されていて強いインパクトがあるよね。
腕に入っている2本のラインとウエスタン・モチーフの融合が面白い。
画像で見ているより恐らく着用している人を直に見たほうが派手になりそうだよね。
日本人でこのジャケットを着こなせる人は、あまり多くないかもしれない。
お値段は$5,141、日本円で約55万円!
1回着たら「サボテンと薔薇の人」と記憶されてしまいそうだけど、世界のセレブなら1度の着用のためでも購入するかもね?(笑)

ジバンシィも頑張っているよ。
スタッズ付きのジャケット、カッコ良いなあ!
それにしてもジバンシィというのは懐かしい名前に感じてしまうSNAKEPIPEなんだよね。
60年代や70年代のイメージが強いせいで、現在でもファッション業界で名を轟かせていることに驚きを感じてしまう。
恐らくこれはSNAKEPIPEがその世界について詳しくないからで、業界通の人から見たら「何言ってんの?」というレベルなんだろうけど。(笑)
最近はイメージの若返りを図る老舗ブランドが多いのか、斬新なアイデアを持っている若手デザイナーを主任デザイナーに決定しているみたいだよね。
シンプルだけどスタッズが効いているD-1タイプのジャケットも、元々のジバンシィのイメージとはかけ離れているように思うよ。
ここで少し説明をしておくとD-1というのは、アメリカ空軍が1940年代に地上整備員用に支給したジャケットのこと。
そのデザインを参考にしているように見えるんだよね。
エレガントなイメージのジバンシィがミリタリー・テイスト、だから違和感があるのかもね?
お値段は$6,610 、日本円で約71万円!
ボマージャケットをスタイリッシュにデザインしている逸品。
これも欲しいなあ!(笑)
残念ながら既に完売しているようだね。

スタッズ付きなら負けてないのがこれ!
販売しているのはグッチだよ。
まるでパンクスが自作したライダースにしか見えないけどね?(笑)
一体いくつスタッズを打ち込んでるんだろうね?
その昔スタッズ打つのが趣味だったSNAKEPIPEなので、これだけの数を仕上げるのにどれだけ苦労するのかよく解っているつもりだよ。
製品の場合は手作業じゃないのかな?(笑)
このジャケット、素晴らしいのは前面だけじゃないんだよね。
見よ!このバックスタイルを!
ピラミッド・スタッズを正方形に仕上げているデザインが秀逸。
ROCKHURRAHが大昔に財布に打ち込んでいたのに似ているなあ。
グッチのデザイナー、ROCKHURRAHの真似をしたのかも。(笑)
お値段は$18,650 、日本円で約200万円!
おおっ、ついに最高額が出たね。
このお値段なのにネットサイトでは完売状態だよ。
世界にはお金持ちがたくさんいるんだねえ。
羨ましい限りだ。(笑)

ショップの前を通るといつも溜息が出るほど、うっとりしてしまう憧れのブランドであるリック・オウエンス。
カッコ良いけど、高くて買えましぇーん!(笑)
当然ながら一度も着たことがないSNAKEPIPEだよ。
そんなリック・オウエンスの中でもひときわ高額品だと思うのがこちら。
なんとワニ革のジャケットなんだよね!
襟や袖口と裾にはカンガルーの革を使用しているという。
着心地はどうなのかな?
硬いレザーという印象があるけど、どうなんだろう?
お値段は$53,925、日本円でなんと約575万円!
うひゃー!ついに500万を超えてしまったよ。(笑)
一体どなたが購入したのかな?
とても気になるよね!

ワニ革が出たので、別の素材も紹介しておこうか。
アイザック・セラム・エクスペリエンスというフランスのレザー・ブランドが販売しているのが、左のジャケット。
特に変わったところが見当たらないシングルのライダース・ジャケットだけど?
ん、んん?素材がイールスキン?
イールって、、、えっ!うなぎ!(笑)
画像では分かり辛いけど、うなぎの幅で縫い合わせてあるのが確認できるんだよね。 
調べてみると、どうやらイールスキンはヨーロッパにおいては幸運アイテムらしく、牛革より軽くて丈夫であり、様々なカラーに染めることができるとのこと。
食用にはならないアブラウナギを使用するんだって。
日本では例えば蛇革の財布が金運アップにつながる、のような感じなのかな?
お値段はなんと118万円!
日本で買った場合で調べたので輸入関税も含んでいるけどね。
それにしてもうなぎレザーに馴染みがないので、100万超えと聞くだけで驚いてしまう。
サイズがXXLとXXXL以外は完売だって。
うなぎ人気恐るべし!

高額レザーと検索すると、必ず1位になっているのがこれ!
ご存知マイケル・ジャクソンが「スリラー」の中で着用していたジャケットね。
このジャケットが2011年のオークションで$1.8 millionの値がついたという。
1.8ミリオンって180万ドル、現在のレートで約1億9,200万!(笑)
完全な一点物だし、マイケル着用だからねえ。
このジャケットだけは今まで紹介した物とは、話が違うよね。
例えばマリリン・モンローが着用したドレスがオークションで高額だった、みたいな話と同じだと思うけど一応載せておこうね。

あまりに高額過ぎると身に着けるのが怖くなりそう、と思ってしまうのは金持ちじゃない証拠か。(笑)
今回紹介したのは全てメンズなんだけど、SNAKEPIPEは欲しくなるジャケットがいっぱいだったな。
さあて、手持ちのジャケットお手入れして、着用に備えようか。
春はもうすぐそこだからね!(笑)

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