収集狂時代 第16巻 BALENCIAGA編

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【パパラッチから追われるセレブを演出した広告】

SNAKEPIPE WROTE:

今回の「収集狂時代」も世界的に有名なハイ・ブランドを特集しよう!
1914年にバスク系スペイン人のクリストバル・バレンシアガによって設立された、ファッション・ブランドであるバレンシアガ。
スペイン内戦の影響により、パリに本店を移転させたらしい。
ハリウッド女優やセレブから人気のブランドなんだって?
確か長年来の友人Mは、バレンシアガのバッグをいくつか所持していたような?
ハイ・ブランドについて名前は聞いたことがあっても、全く詳しくないSNAKEPIPE。
その手のショップでお買い物している方からは呆れられるかも。(笑)

最初に検索で目を引いたのが、この厚底シューズ。
クロックスが発売し、大人気となったサンダルに「BALENCIAGA」って書いてあるよ?
これは本当に「あのバレンシアガ」の商品なのかしら。
調べてみると、正真正銘バレンシアガだと判明!(笑)
「form」という名前で10cmの厚底仕様、更に花やロゴなどをピンで留めてアレンジできるという。
お値段はサイトによって様々だったけれど、一番高くて10万円ほど。
SNAKEPIPEが思っていたバレンシアガのイメージがかなり変わったよ。

もしかしたら他にも面白いアイテムがあるんじゃないの?
次に見つけたのがこれ!
なんとパンツと靴が一体化した商品なんだよね。(笑)
これはオシャレというより、舞台衣装のように見えてしまうよ。
パンツと靴が合わさっているので「pantashoes」とネーミングされているらしい。
ちょっと安直、と感じてしまうのはSNAKEPIPEだけ?(笑)
しかもパンツの裾直しはできないので、画像のモデルと同じくらいの足の長い人限定商品!
お値段$2,850、日本円で約30万6,000円。
洗濯がどうなるのか非常に気になるところだけど、足の長いお金持ちは1回着たら満足なのかな?(笑)

バレンシアガ面白いかも、と検索と続けると出てきたのがこれ!
パンプスなのに、スポーツ系に見えてしまうよね。
「lego shoes」とネーミングされているみたいよ。
結構見たまんまの名前が多いような?(笑)
アイテムのミクスチャーが面白いけど、どんなファッションに合うのか考えてしまうね。
スポーツ・ウェアとのコーディネートが一番なのかも。
気になるお値段は2007年の発売時で$4,175、日本円で約44万8,000円!
人とは違うファッションにこだわりがある人なら、持っておきたい一足だよね。(笑)

「lego shoes」に近い雰囲気の靴を発見!
様々な素材をコラージュした、まるで建築のようなデザインなんだよね。
そのせいか「Architectural Shoes」と呼ばれているみたい。 
異素材を組み合わせたアート作品みたいじゃない?
こんなデザインを発表しているとは、バレンシアガ恐るべし!
お値段を調べていたけれど、情報が出てこなかったんだよね。
もしかしたらコレクションで発表されたけれど、 商品化はされなかったとか?
お値段ご存知の方は、教えてください!

このスカートもまさかアート作品風?
車のゴム・マットをアップサイクルしてスカートにしてるんだよね? 
「car design skirt」って名前もついてるし。
素材はゴムかと思いきや、100%ラムスキンだって。
わざわざゴム・マットに見えるように仕上げてるってことね。(笑)
お値段$2,300、日本円で約24万7,000円!
「ゴム・マットで代用すれば?」のような記事がいくつかあったけれど、バレンシアガがやるから良いんだろうね?

最後はこちら!
画像を見た時には目を疑ったSNAKEPIPE。
何かのおふざけかと思ってしまうのも無理はないよね?
マクドナルドで販売されているフライド・ポテトのパッケージをそのまま使用した靴だよ!
バレンシアガで検索してヒットするとはどういうことだろう。
なんと本当にこの靴はバレンシアガの商品で、「MCBALENCIAGA」と名前がついているんだとか。
お値段は$530、日本円で約5万6,000円!
完売という記事があったけれど、みんな本当に買ったのかな?
それにしてもこの靴を商品化したバレンシアガ、本当にすごいよね!(笑)

ハイ・ブランドの「ちょっと奇妙に感じる」商品が意外と多いことが分かるね。
バレンシアガは、持っていたイメージと大きく違うことが判明して、とても面白かったよ。
今回は靴を中心に紹介したので、別のアイテムも探してみようかな。
次回をお楽しみに! 

収集狂時代 第15巻 Hermès編

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【エルメスのスカーフを頭にかぶるブリジッド・バルドー】

SNAKEPIPE WROTE:

今回は「収集狂時代」のHermès編を書いてみよう!
2016年10月の「収集狂時代 第6巻 Louis Vuitton編」から始まったハイ・ブランドの特集は、ChanelGucciへと続いていった。
(ここからカタカナ表記)エルメスにも驚くようなデザインはないかな、と探してみる。
エルメスというのが、元々馬具を扱っていたため、由緒正しく格式のあるデザインが多いのではないか、と予想していたSNAKEPIPE。
グレース・ケリーやジェーン・バーキンなど、女優の名前が付いたバッグが有名で、人気が衰えないブランドだからね!
検索を始めるSNAKEPIPEは、予想と違ったデザインに遭遇する。
驚きのため口が半開きになっていた。(大げさ!)

エルメスはバッグと共にスカーフが有名だよね。
SNAKEPIPEが連想するエルメスのスカーフといえば、画像のようなゴールド色が使用されたゴージャスなデザイン。
先に書いたように馬具メーカーだった名残で、馬に関するモチーフも多いイメージだよ。
セレブが愛用することで、更にエレガントさがアップする。
日本でも「いいとこのお嬢さん」や「お金持ちのマダム」が使用している印象があるよ。
SNAKEPIPEには、全く縁がない世界の話だと思っていたのに。

エルメスのスカーフ、と検索して出てきたのがこれ! 
まるでゴジラが東京を襲っているようじゃない?
じっくり見るとヒョウかチーターのような大型動物もいるし。
右端にはシロクマかパンダ?
これって本当にエルメスなの?(笑)
更に検索すると、これは正真正銘エルメスの商品で、「Animapolis」という名前だという。
こんなに遊び要素が入ったスカーフを販売してるんだ!
ちなみにデザインを手がけたのはJan Bajtlikというワルシャワ生まれのグラフィック・デザイナーとのこと。 
こんなにポップなデザインを採用しているなんて、エルメスのイメージがガラリと変わったよ! 

他にも面白いデザインはないか、と期待に胸を膨らませるSNAKEPIPE。
いや、大してバスト、膨らんでませんけど!(笑)
次に発見したのがこちら。
日本の鎧兜じゃないの! 
飾り紐や家紋があしらわれ、純和風なのにエルメス製品とは驚いちゃうね。
デザインしたのは、Aline Honoré。(読めん!)
ダラスにいるアート・コレクターであるAnn & Gabriel Barbier-Mueller夫妻のコレクションがもとになっているというから、想像して描かれたものじゃないんだね。
このスカーフも、海外セレブが使用すると、異国情緒あふれてオシャレなんだろうなあ。(笑)

鎧兜を見た後には、これも和風に見えてしまったSNAKEPIPE。
なんだかまるで伊藤若冲が描いたみたいじゃない?
7羽のオウムが俯瞰図となっているんだけど、色合いのためか日本画に見えるよ。
SNAKEPIPEは勝手に「エルメスのスカーフはシンメトリー」と思っていたけれど、違うデザインも多いんだね。
ちなみにこのオウム・スカーフは1980年代の物とのこと。
お値段は$425、日本円で約4万5,000円。
実際に使用するのも良いけど、額に入れて飾るのも素敵かもね?

これもエルメス?
まるで曼荼羅だよね!
色合いが華やかなので黒づくめの服装でも、このスカーフ1点で印象が変わりそうだよ。
これはMusée des Arts Décoratifs(パリ装飾芸術美術館)と共同で制作されたという。
中国の明王朝と清王朝の七宝焼のデザインからインスパイアされているらしい。
ヨーロッパ諸国ではシノワズリーと呼ばれる美術様式まで生まれたほど、中国美術に関心が高まっていたため、コレクターが集めた美術品が大量に美術館に寄贈されているという説明があったよ。
前述した鎧兜もコレクションされていたというので、海外の方から見るとアジア系の美術というのは魅力的だったんだろうね。
ちなみにこの曼荼羅スカーフは$350、日本円で約3万7,000円だよ!

異国情緒というところでは、このスカーフも同じ趣向かも。
これはエジプト・モチーフなんだよね!
古代エジプトで、聖なる虫としていたスカラベをデザインに取り入れている。
左を向いた鷲は、エジプトを象徴するシンボルとのこと。
鷲はエジプトの国旗にも描かれているんだよね。
首に巻いてしまうと、昆虫が描かれていることが分からないかもしれない。
このスカーフは1970年、Caty Lathamによってデザインされ、1999年に再発売されたというから、人気の商品なんだね。
お値段は中古品で$320、日本円で約3万4,000円だって。
エルメス・ファンなら1枚は持ちたいスカーフかも。(笑)

さて、SNAKEPIPEだったらどんなスカーフにしようか?
レアだったりヴィンテージ物も素敵だけど、現在販売している中から選んでみることにしよう。
大胆な構図で目に留まったのは、3匹のキリンが描かれた物。
「The Three Graces scarf(三美神)」と名付けられているという。
ロンドンのイラストレーター、Alice Shirleyによるデザインだって。
キリン以外にもエルメスのスカーフに採用されているデザインがあって、どれも素晴らしいんだよね!
すべて動物をモチーフにしているんだけど、目移りしてしまうほどだよ。(笑)
気になるお値段は90cmサイズで$420、日本円で約4万5,000円。
140cmサイズでは11万8,000円。
本気で購入を考えてしまうね!

最後はこちら!
まるで構成主義かバウハウスか、という雰囲気のデザインだよね!
この色合も1920年代を彷彿させ、その時代に憧れを持つSNAKEPIPEにとっては垂涎モノ。
エルメスの頭文字である「H」 をモチーフにしたシンプルさに潔さを感じるよ。
特にデザイナーの記載はないので、エルメスでは伝統的に使用しているのかな。
カシミア70%シルク30%とのこと。
サイズが大きめの140㎝なので、「くるまる」こともできそうだよ。
お値段は$950、日本円で約10万2,000円ほど。
どれにしようか迷ってしまうね。(笑)

今回はエルメスのスカーフを特集してみたよ!
SNAKEPIPEには全く縁がない世界だと思い込んでいたけれど、欲しくなってしまうデザインがたくさんあったね。
エルメス・ファンの皆様からみたら「何をいまさら」と思われるだろうけど。(笑)
手が出せない金額ではなかったのも意外だった。
いつか手に入れたいな、と思ったSNAKEPIPEだよ! 

一ヒゲ二鷹三茄子(意味不明)

【この映像を観て懐かしいと感じる人は同年代か?】
SNAKEPIPE WROTE:

2017年3月の「SNAKEPIPE SHOWROOM 物件12 ゴルファー達の物件編」や2019年11月の記事「ZOZO CHAMPIONSHIP 未観戦」 などでも書いたけれど、ROCKHURRAHとSNAKEPIPEはゴルフ観戦が大好き!
毎週放送されているPGAゴルフ中継を楽しみにしているんだよね。
観戦を始めた頃は選手の顔と名前が一致しなくて、特徴がある人から覚えていったっけ。
名前が変わっている、背が高い、お腹がでっぷり出ているとか。(笑)

そして特徴的なヒゲをはやしていたのがダスティン・ジョンソンだった。
当時はダスティン・ジョンソンとケヴィン・チャペル、もしくはスコット・ピアシーの区別がついていなかったけれど、ヒゲによって見分けられることに気付く。
「もみあげ」から「あごひげ」へと続く濃いヒゲは、まるで第16代アメリカ大統領リンカーンみたいなんだよね。
並べてみたけど、似て蝶でしょ?(笑)
2015年当時はそこまで多くなかったのに、ダスティン・ジョンソンの影響からなのか、現在ではヒゲのゴルファー率が非常に高いんだよ。
5年は観続けてるから、今ではヒゲによって人を見分けることはないんだけどね。
ゴルフ界では多いヒゲ人口だけど、アートの世界ではどうだろう?
今回はヒゲについて考察してみようか。

画家でヒゲといえば、一番最初に思いつくのはサルバトール・ダリかな。
スペインを代表するシュルレアリスムの画家だよね!
ぐんにゃり曲がった時計を描いた「記憶の固執」を始め、恐らくダリもが、あっ、誰もがダリの作品を一度は目にしたことがあるんじゃないかな。
SNAKEPIPEが衝撃を受けたのは、ダリとルイス・ブニュエルが製作した1928年の映画「アンダルシアの犬(原題:Un Chien Andalou)」だよ。
早稲田だったか高田馬場辺りの、こじんまりした劇場で観たんだよね。
なつかしい。(目に涙)
ダリのヒゲに話を戻そうか。
いつの頃からかダリのヒゲはコミカルになっているんだよね。
跳ね上がっていたり、リボンが結ばれていたり。(笑)
本来は美男子なのに、あえて変顔で写真に撮られることを好んだように見える。
ここまで顔が知られた画家というのも珍しいかもしれないね。

もう一人画家を紹介しよう。
ええ、女性です。(笑)
メキシコを代表する女流画家であるフリーダ・カーロは、インパクトのある眉毛と口ひげを描きこんだ自画像が有名なんだよね。
どちらかというと自慢げに描いているように見えるので、チャームポイントだったのかな?(笑)
以前フリーダ・カーロの伝記小説を読んだことがあるSNAKEPIPEは、フリーダの深い悲しみを知る。
個人的な出来事により噴出した感情をストレートに描き、強い印象を残すフリーダの作品が生まれる理由が分かった気がしたんだよね。
2002年には伝記映画「フリーダ(原題:Frida)」が公開され、サルマ・ハエックが見事にフリーダを演じているのを鑑賞した。
フリーダ・カーロの作品は数点、実物を鑑賞しているけれど、森美術館あたりで大規模な回顧展やってくれないかなあ。
是非とも鑑賞したいんだよね!

映画界でヒゲといえば、ジョン・ウォーターズ
説明する必要もないかもしれないけど、「ピンク・フラミンゴ(原題:Pink Flamingos 1972年)」で有名なカルト映画監督だよね。
B級を愛する「バッド・テイスト」を提唱したり、殺人者の描いた絵画を収集するなど本業以外にも注目を集めたり、毎年その年の映画ベスト10を発表し話題になっている。
ジョン・ウォーターズは、細いペンシルヒゲを生やしているんだよね。
Wikipediaによれば、どうやらそれは「付けヒゲ」とのこと!
なんともインチキ臭く見えて、ジョン・ウォーターズにピッタリのトレードマークなのに、付けヒゲとは。(笑)
そんなエピソードも含めて、やっぱりジョン・ウォーターズは良いね!

映画界という広い範囲では、我らがウィル・フェレルのヒゲにも注目したい。
俺たちニュースキャスター(原題:Anchorman: The Legend of Ron Burgundy 2004年)」 、2013年に公開された続編で演じたキャラクターであるロン・バーガンディには立派な口ひげがたくわえられていたね。
どうやら初回は付けヒゲで、続編では自身の本物のヒゲだったようだけど、 映像では違いがよく分からないよ。
ウィル・フェレルは、日本ではあまりウケないタイプのコメディアン / 俳優みたいで、なかなか新作映画が鑑賞できないのが残念でたまらない。
どうやら「フレンチアルプスで起きたこと(原題:Turist 2014年)」 をリメイクした「Downhill」で主演するらしいので、是非観たいよ!
映画配給会社の方、よろしくお願いします!

音楽の世界でのヒゲって誰を思い浮かべる?
ROCKHURRAHに質問すると「マーチ・ヴァイオレッツかな」と即答する。
それってどんなバンドなの?
80年代前半、ポジティブ・パンクが盛んだった時期にロンドン以外のシーンから登場したバンドだという。
最初の頃は、シスターズ・オブ・マーシーと同郷ということもあり、何かと比較されていたけど、ROCKHURRAHはシスターズにはない独自の魅力を見出して好きだったバンドだという。
彼らの特徴は、リズムマシーンによる硬質なビートに乗せた男性と女性のツイン・ヴォーカルのからみ。
ポジティブ・パンクという言葉を最も感じさせてくれるバンドだった、と語るROCKHURRAH。
で、ヒゲは?
デビュー当時から男性ヴォーカルであるサイモン・Dは、まるで漂流してきた宣教師のようなヒゲをたくわえていたという。
パンク系でヒゲってあんまりいないもんね?
載せた画像は、割と最近のものらしいので、当時とは少し違ってるようだよ。
あまりヒゲ男が出てこないけど、当時の映像を載せておこうね。

80年代のパンク・バンドで他にヒゲといえば、アンチ・ノーウェア・リーグだね。
ヴォーカルのアニマルは、1982年の画像でも野獣っぽいヒゲ姿を確認することができる。
それにしてもアニマルって名前にするところがワイルドさ全開!(笑) 
セックス・ピストルズの「Bodies」に「I’m not an animal!」って歌詞があるけど、それを逆手に取ったのかな?
ほとんどの画像でアニマルはサングラスにヒゲ。
ファッションセンスはヘルス・エンジェルスなどのバイク乗りっぽい感じだよね。
1981年にラルフ・マクテルの曲をカヴァーし、シングル・チャートの48位を記録したという。 

元がフォーク・ソングだったのに、バンド形式で、更にアニマルのだみ声になると、全く別の曲に変わっているところがすごい!
この映像も1982年のものらしいけど、アニマルの野獣具合がよく分かるよね。(笑)
 
ちなみにROCKHURRAHもアニマルと同じように、いつでもサングラスのヒゲ男。
ヒゲの種類でいうと「Ducktail」になるのかもしれない。
ヒゲを勧めたのはSNAKEPIPEなんだけど、よく似合っているんだよね!
今ではすっかりトレードマークになっているよ。(笑)

今回は「ヒゲ」をテーマにしてみたよ。
こうした括りでブログを書くのは2007年5月の「髪型・古今東西」や2008年11月の「帽子男世界一決定戦」 、そして2009年6月の「個性派女流アーティスト大集合!」以来、およそ10年ぶりということになるんだね!
たまにはこんな企画も面白いかもしれないな。

収集狂時代 第10巻 Gucci編

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【かなりブラックな印象の広告写真だよね】

SNAKEPIPE WROTE: 

3月の終わりに「マイク・ケリー展」を鑑賞して以来、とんと展覧会鑑賞にご無沙汰のROCKHURRAH RECOREDS。
これは!と思う情報に巡り合っていないんだよね。
休日は専ら引きこもることが多くなっている。
元々引きこもりが好きな2人なので、全く苦痛はないんだけど!(笑)
必然的にブログのネタはインターネット検索に頼ることになってしまう。
何かないかなあ、と検索すること2年。(うそ)
ついにSNAKEPIPEはブランド商品の紹介にたどり着く。
これは以前「収集狂時代」でLouis VittonChanelを特集したタイプの第3弾だね!
今回はGucciにしてみようか。

大きく「GUCCI」とロゴが書かれているトートバッグ。
ラバー素材だというから驚いちゃうね!
SNAKEPIPEは、子供の頃熱を出した時に氷入れてもらった枕を思い出してしまった。
最近の子供はそんなの使ってないかな?
このラバー・トートは赤、黄色、ピンクと黒の4色展開されているんだよね。
赤と黄色はかなりビビッドカラーで面白い使い方ができそうだよ。
ゴム製のバッグとは言っても、さすがはハイ・ブランド。
当然のようにお値段は$980、日本円で約10万7千円ね!
かなり大きさがあるようなので、 ショッピングバッグとして使っても良いかも。
多少食品から水が漏れても問題なしだね。(笑)

続いてもバッグ。
この編み方はまるで畳のようじゃない? 
そしてどこにも「Gucci」の文字が見当たらないんだよね。
それじゃまるで東南アジアのお土産屋で買ったみたいに見えないかしら。
ヒッピー文化を取り入れたデザインにしているというけれど、「買い物に行くお母さん」かアジアしか連想できないなあ。(笑)
お値段気になるよね?
$1,154、日本円でなんと12万6千円也!
これはちょっとショッキングな金額だよ。
どうしてもグッチじゃなければいけない理由が見つからないSNAKEPIPE。
それでもグッチャーは買うんだろうな。(笑)

これはどうだ!
エルトン・ジョンがプリントされたトートバッグだよ!(笑)
上のバッグの時に書いたように、どうやらヒッピー文化や70年代がテーマになっているコレクションの商品のようだけど、、、。
これはいかがなものか、と思うよ。
ユニクロがコラボTシャツ作ってるのと同じなのかな、と思ってしまう。
それにしてもエルトン・ジョン、最近になってホットだよね。
「キングスマン2」にも出演していて、良い味出してたし。(笑)
グッチに取り上げてもらったりして、ね?
さてエルトン・バッグのお値段は(高い店で)$5,611、日本円で約61万4千円!
ひゃー、これはちょっとぼったくりじゃないの?と言いたくなるよね。
ちなみに同じエルトン・ジョンがプリントされたTシャツもあるよ!
これは5万5千円。
買うなら揃えないとね!(笑)

昆虫バッグもインパクトあるよね。
大きな蛾は立体的に付いていて、下の3匹の昆虫はプリントになっているのかな。
持ち手がグッチお得意のバンブーだし、赤と緑のラインが入っているのでロゴがなくても「グッチだね!」と一目で分かるよ。
SNAKEPIPEは全くと言って良いほど、この手のブランドとは縁がないけれど、これくらいの知識はあるよ。(笑)
ビビッドな黄色が印象的な昆虫バッグは$5,776、日本円で約63万2千円!
このバッグだったら納得の金額だよね。
何故、エルトン・ジョンのバッグと金額変わらないのかなあ?

この毛むくじゃらの2匹は一体何?
ベロ出して笑ってるように見えるワンちゃん?
もしくはスター・ウォーズに登場するチューバッカ用のコスチューム?
これはスリッパで、真上から見たところなんだよね。
「Princetown Horsebit Slipper」と名付けれているらしい。
ヤギの毛皮を使用してグッチの目印とも言える金具が装飾品になっている。
素足で履いたら、毛が甲にサワサワしてくすぐったいかも。(笑)
気になるお値段は$1,800、日本円で約20万円!
家の中でしか着用することがない商品なので、これを購入できるのは本当のお金持ちだろうね。
履き心地を聞いてみたいよ!(笑)

最後はこちら! 
光沢のあるレザーを使用したショートブーツなんだけど、、、。
ソックスとサンダルを合わせたデザインと説明されても、SNAKEPIPEには足首からチョンパされた人形の足にしか見えないよ!(笑)
もしくは江戸川乱歩っぽく、本物の人間の足ね。
グッチというブランドも、SNAKEPIPEが考えていた「堅いブランド」というイメージとは少し違うのかもしれないね。
足首サンダルのお値段は$1,200、日本円で約13万円だよ!
スカート穿いて、素足にこの足首サンダル履いたらどうなるんだろう?
肌の色との違いがはっきりしていれば、まだおしゃれに見えるのかな。
ここまでやるなら指とか爪も描いてくれたら良かったのにね?(笑) 

2016年からアレッサンドロ・ミケーレというデザイナーに変わって、グッチのカラーが劇的に変化したらしい。
過剰な毒々しさを持つデザインを多く発表し、話題をさらっているというのは知っていた。
モデルに自分の首を持って歩かせるファッション・ショーなんて、前代未聞だよね。(笑)
人とは違うことを求めることが好きなセレブには大ウケなのかも?
驚かせるという意味では、現代アートといえるのかもしれないな。 

老舗ブランドが驚くような商品を作っている、という企画は調べていて楽しかったよ!
次回もお楽しみに!