【当時のHANOI ROCKS:MICHAEL MONROE(中央)】
SNAKEPIPE WROTE:
先日観た「ベストヒットUSA」で2週連続のゲストとしてHANOI ROCKSのMICHAEL MONROEが登場。
全盛時代を知るSNAKEPIPEはショックを受けてしまった。
まるでJAPANのMICH KARNのよう。(これ、解るかなあ?)
当時はまるで痩せた美少女みたいなMICHAEL MONROEだったのに、今は結構「いかつい」男に変わってしまって。
ファッションや髪型が以前と変わっていないため、余計に顔と体形の変化が目立つ。
小林克也氏は「全然変わってないねえ」なんて言ってたけどね。
意外にも「酒もたばこも一切やらず」健康に気遣っている模様。
調べてみたらMONROEも今年で45歳。
全盛期は19歳とか20歳だもんね~。
25年も前のことなら仕方ないか?(笑)
40歳を過ぎても「まだまだ現役ロケンロー」な姿勢は感心だけれど。
と、書いたところで「実際のところ現役パンクスの年齢って?」と思い当たった。
先日出かけた「REAL PUNK GENERATION」で出演した方々、例えばPISTOLS UNIT「SEDITIONARIES」でギター担当だったCATも言ってたな。
「42歳だからもう体がキツイねん」
って。(笑)
40代以上のパンクスって結構多いのね!
同じく出演していた「フリチンギター」のオノチンも1962年生まれ、45歳!
他にぱっと頭に浮かぶとすれば…
ラフィンノーズのチャーミーも1961年生まれ、46歳。
怒髪天のヴォーカル増子も1966年生まれ、41歳。
怒髪天は全員同級だったはずなので、みんな40代。
元スターリンの遠藤ミチロウはなんと1950年生まれ、57歳!ええっ!?
軽く調べただけでこれだもの。
きっと他にもたくさんいるに違いない。(笑)
パンクが誕生してもう30年は経ってる、ということを考えれば当時からずっとパンクだった人が40歳をとうに過ぎてるのも納得か。
年齢知ってびっくり、という人が多いのも特徴的。
みなさん、お若くていらっしゃる!
年齢のことなんか気にしてないんだろうな。
かつて「DON’T TRUST OVER 30」という言葉があった。
30歳を過ぎた大人の言うことなんか信じるな、という意味。
「そうだよ、その通りだよ!」
ってSNAKEPIPEも思ってた。
ところが現実に歳はとるもので…。(笑)
自分も30歳を過ぎ、そして30歳を越えたからといって「大人」じゃないことに気付く。
きっと未だにパンクやってる人達も同じだろう。
振り上げたこぶしを下げることもできないまま歳だけとってしまった感じ。
そんなことを考えていたら思い出した曲がある。
1969年ジャックスの「堕天使ロック」の詩だ。
「心は変わりやすいけど
ほんとはなにも変わっちゃないのさ
まわりだけがぐるぐるまわるのさ」
はい、やっぱり「3つ子の魂百まで」、「大人も子供も関係ないぜ!」だね!(笑)