
【遠目から鑑賞した「幸せをよぶシンフォニー彫刻」】
SNAKEPIPE WROTE:
「箱根彫刻の森美術館」の作品は、ほとんどが屋外に展示されている。
美しい青空が広がる気持ちの良い日、約1時間半かけて撮影しながら鑑賞する。
夢中になって撮りまくった中から、気になった作品を載せておこう。
最初は1971年に制作された岡本太郎の「樹人」だよ!
高さが3m近くあるので、見上げて鑑賞する。
方角によって表情が変わりそうだけど、本館ギャラリーを出てすぐの場所に設置されているため、人が多くじっくり観られなかった。
なんだか、かつてラフィン・ノーズのNAOKIがやってたスパイキーヘアみたいに見えるよ。(笑)
この不思議な造形はまさにTA
RO OKAMOTO!
とがった先っぽが上向きなのが、明るいイメージで良いね。
フランスのラランヌ夫妻による1986年の作品「嘆きの天使」は、本当に涙を流していたよ。
涙でいっぱいになったプール(?)に映る、自分の顔。
泣きながらも少し微笑んでいるようにも見えるよね。
髪の毛にあたる部分は人工植物なのかな。
最初から組み込まれていたのかは不明。
4mほどの大きな作品で、インパクトあるね。
「涙流してる顔」といえば、すぐに思い出す作品だね。
伊藤隆道が1969年に制作した「16本の回転する曲がった棒」は、モーターで棒が回転する動きのある作品だよ。
ステンレスに光が当たると、キラキラ輝いて美しい。
シルバー色でピカピカ光る物が大好きなSNAKEPIPEに、もってこいの作品だね!(笑)
伊藤隆道について調べてみると、1939年北海道生まれの照明や彫刻を手掛ける造形家。
日本のキネティック・アートの第一人者だって。
大型の作品が多いだろうと予想する。
伊藤隆道の個展があっても、作品を集めるのは難しいかもね。
またどこかで作品に出会えることを期待しよう!
箱根彫刻の森美術館の展示品の中でROCKHURRAHが一番気に入ったのがこれ。
画像はROCKHURRAHが撮影したものを共有してもらったよ!
イタリアのアルナルド・ポモドーロが1978〜1980にかけて制作した「球体をもった球体」は、ブロンズ製だって。
侵入できない遠い芝生の上に設置されていたので、間近で鑑賞できなかったよ。
スチーム・パンクの世界を表現しているような、インダストリアル系でとてもカッコ良い!
球体の中には球体が入っていることは、調べてから知ったよ。
映画「エイリアン」で有名な画家、H・R・ギーガーがデザインしたような感じ。
この作品、SNAKEPIPE MUSEUMに欲しいよ!(笑)
ポモドーロの作品の後方に井上武吉の作品「my sky hole 84 HAKONE」が写っていて、まるで惑星が並んでいるみたい。

彫刻の森美術館には「ピカソ館」があるんだね。
ドーンと「ピカソ」と書かれた大きな館に入ってみる。
彫刻の森美術館なので、陶芸などの立体作品が多かった。
画像右のタピスリー「ミノトーロマシー」は大型作品で見応えがあった。
「ピカソ館」は大人気で、多くのお客さんでごった返していたよ。
SNAKEPIPEが気に入った作品がこれ。
地面に腹ばいになった人体彫刻は、イギリスのアントニー・ゴームリーの作品だよ。
なんとアーティスト御本人がモデルなんだって!
観た瞬間に笑ってしまったSNAKEPIPE。(笑)
うつぶせの彫刻は初めて観たかも。
とてもユニークな作品で印象的だったね!
ステンレス製の大木が自然に溶け込んでいるように見える。
これはドイツのマルティン・マッチンスキーとブリジット・マイヤー=デニングホフというカップルによって1980年に制作された「シュトルム(暴風)」という作品だよ。
細いステンレスを何本も溶接して太さを出しているとのこと。
影の具合なのか年輪みたいな部分もあって、木に見えるよね。
鑑賞する角度によってイメージが変わるのも面白い。
先に書いた「嘆きの天使」もラランヌ夫妻による作品で、「シュトルム」もカップル2人で制作している。
アメリカには有名なイームズ夫妻、スイスにはアルプ夫妻がいるよね。
夫婦やカップルで同じ趣味・嗜好を持ち、生活とアートが混在しているなんて素敵!(笑)
屋外での鑑賞を終え、室内に戻る。
そこは常設展示室だったみたい。
突如現れた4mほどの巨大な緑の人型に驚いてしまう。
緑色の巨人といえば「超人ハルク」を思い出すけれど、こちらは筋肉隆々でもなく怒りの表情も浮かべていない。
昭和レトロな雰囲気で、B級SFが好きなROCKHURRAHは気に入ったらしい。
真ん中の赤い部分は点滅を繰り返し、「ドクンドクン」という音も鳴り響いている。
ジョナサン・ボロフスキーは自分の心拍音と光の点滅を組み合わせて「心臓をもった男」を制作したという。
観た瞬間にギョッとさせる現代アートらしい作品だね!
名前だけはずっと前から知っていて、テレビのCFで毎日のように見ている彫刻の森美術館の感想をまとめてみたよ!
真夏や真冬は、屋外展示品を鑑賞するのに過酷かもしれないので、春や秋が丁度良い季節だろうね。
ベスト・シーズンに行くことができて良かったよ。
大型の彫刻作品をもっと間近で観ることができたら良いのになあ。
企画展チェックして、またいつの日か訪れたいね!









