
【憧れのポンピドゥーセンター!建物からしてシャレオツ!】
SNAKEPIPE WROTE:
前回「好き好きアーツ!」を書いたのが、2025年2月のこと。
テート美術館のミュージアムショップについて書いたっけ。
そのブログから数日後に緊急入院したSNAKEPIPE。
病を押してまで執筆していたとは、この時点では気付いていなかったからね。
さて、前回はロンドンのテートだったので場所を移動してパリに行ってみよう。
かつてないほど円安の今こそ(仮)探訪したいよね!
パリといえば、まず思いつくのが一番上に画像を載せたポンピドゥーセンターやカルティエ美術館!
選りすぐりのコレクションをたくさん所蔵している憧れの美術館だよ。
カルティエ美術館では、敬愛するデヴィッド・リンチや横尾先生も個展を開いていたね。
有名な美術館は必ず訪れるので、今回は「もう少し時間があったら」行ってみたい美術館や博物館を特集してみようかな。
Fondation Agnès B.が手掛ける「La Fab.」は、ファッション・ブランドのアニエスベーが所蔵する現代アートを展示するギャラリーがある建物だという。
2020年2月、パリ13区のジャン=ミシェル・バスキア広場にオープンしたんだって。
ルイ・ヴィトンやエルメスなどのハイブランド同様、アニエスベーも美術館があるんだね!
デザイナーであるアニエスベーについて、ほとんど知らなかったSNAKEPIPEだけど、美術館のキュレーターを目指してヴェルサイユ美術学校で学んでいたことを知る。
生まれたのもヴェルサイユとは、ブルジョアな香りがするわあ。(笑)
およそ5,000点の現代アートをコレクションしているというアニエスベーは、ギャラリー・デュ・ジュールで作品展示を行っているようだね。
過去に開催された展覧会情報がサイトに載っているので参考に観てみると、面白そうな企画がたくさんあったよ!
2009年には、アニエスベー基金を設立して、文化や芸術の保存や展覧会を開催する以外に、社会・人道支援や海洋保護活動なども行っているという。
「La Fab.」のギャラリーは無料で「コレクション展示エリア」の入場料は、一般料金で7ユーロ(約1,200円)とのこと。
建物内にある書店で本を散策したり、バスキア広場でゆっくりくつろぐのも良さそうだよね!
アニエス・ベーのギャラリーの鑑賞を終えてから、徒歩でおよそ30分。
今度は彫刻家アルベルト・ジャコメッティのアトリエが再現されたジャコメッティ研究所に行ってみようか。
歴史的建造物に指定されているアール・デコ様式の建物は、ジャコメッティが住んでいた場所ではないんだって。
ここには、モンパルナスにあったジャコメッティのアトリエを完全に再現している部屋があるんだとか。
壁の落書きや家具、道具、石膏像の欠片まですべて再現または保存されていて、「まるでジャコメッティが今も作業をしているみたいだ」というから一見の価値ありだね!
もちろんジャコメッティの作品展示もされているよ。
来年の1月まで開催されているのは、シリア出身の画家マルワンとの2人展とのこと。
マルワンとジャコメッティが対話するような構成になっているという。
ジャコメッティの作品は彫刻以外鑑賞したことがないので、絵画や版画も観てみたいよ。
サイトに「会期終了まで93日」のように、残りの日数が表示されているのが面白い。(笑)
入場料金は一般で9ユーロ(約1,600円)だって。
アール・デコな建物と作品を鑑賞してみたいね!
次は、ジャコメッティ研究所から天気が良ければ1時間くらいセーヌ川沿いを歩くか、もしくは30分くらいメトロに乗ってケ・ブランリー美術館に行ってみよう。
入場する前にカラフルな立方体が飛び出しているような建物や庭園にも注目したいね。
ここは世界でも屈指の民族学博物館で、総数45万点に及ぶ収蔵品のうち、およそ3,500点が常時展示されているんだって。
展示は「アフリカ」「アジア」「アメリカ」「オセアニア」の4つの地域に分かれていて、世界中の先住民族の芸術を紹介しているというから、時間配分に気を付けて鑑賞しないとね。
これはSNAKEPIPEが博物館で「縄文時代」鑑賞に時間を費やしてしまうクセを揶揄した自虐ネタだよ。(笑)
3,500点の展示品を4つの大陸で等分したら、およそ900点!
まんべんなく観るために、少し早めに歩くように心がけようか。
アフリカやオセアニアの工芸品に、かつてピカソ、モディリアーニ、ゴーギャンといった芸術家たちが触発されたという記事があったよ。
岡本太郎が縄文文化に感動したのと同じなんだろうね。
ケ・ブランリー美術館の入場料金は14ユーロ(約2,500円)。
今まで観たことがないアートに出会えそうだよね!
ケ・ブランリー美術館を出て、30分ほどメトロを乗り継ぐと贋造博物館に到着!
ここは、その名の通り偽造品を展示している博物館だって。
本物の製品とその模倣品を並べて展示し、正規品の優位性を示すことを目的としているんだとか。
展示の範囲が驚くほど広くて、スイスアーミーナイフ、ヴーヴ・クリコのボトル、ロダンのブロンズ像など「本物」と「偽物」を見比べることができるという。
実際に訪れた方のレビューによると「タバスコや日焼け止めの偽物があるとは!」と、世の中に蔓延る贋作の多さに驚くようだよ。
SNAKEPIPEは、贋作がどこまで本物らしく作られているのか観てみたいと思う。
以前、絵画の贋作師ヴォルフガング・ベルトラッキのドキュメンタリーを観たことがあるけれど、贋作を作るための努力(?)に目を見張った記憶があるよ。
8ユーロ(約1,400円)で、贋作の精巧さを観てみたいね!(笑)
時間があったら行ってみたいパリの美術館や博物館を特集してみたよ!
距離的には可能でも、実際には1日で回るのは難しいかもしれないね?
次はどの都市を歩いてみようか?
次回をお楽しみに!




























