映画の殿 第79号 韓国ドラマ編 part28

20251221 top
【「模範タクシー」はシーズン1と2両方の画像を用意してくれたROCKHURRAHに感謝!】

SNAKEPIPE WROTE:

年内最後になる「映画の殿」韓国ドラマ編を書いていこう。
かなり前にリストに入れておいたまま放置されているドラマってあるよね。
そのうち観ようと思いつつ、面白そうなドラマが配信されると優先してしまう。
初めに紹介するのは、ずっとリストにあった作品だよ!
毎回注意書きしているように、記事はドラマの制作順ではなく、鑑賞順なのでよろしくね。
※ネタバレしている可能性がありますので未鑑賞の方はご注意ください

美男堂の事件手帳(原題:미남당、Cafe Minamdang 2022)」は、ミステリー・コメディドラマとされていたので選んだんだよね。
ここ最近鑑賞していたドラマに笑いの要素が少なかったのが理由だよ!(笑)
韓国ドラマでよく見かける黄色い紙に朱色で文様や文字が記されている符籍(ふせき)をバックに、主要登場人物がポーズを取っているね。
符籍とは、韓国の伝統的なお守りの一種で占い師や僧侶に書いてもらうものらしい。
願いごとや流派などによって種類が違うんだとか。
ドラマの中で占い師を訪ねたり儀式を行うシーンをよく見るので、韓国では日常的に取り入れられていることなのかな。
「美男堂の事件手帳」はどんなストーリーなのか、あらすじを書いてみよう。

「カフェ 美男堂」で客の悩みを解決するニセ男巫(パクス)の「ナム道士」として人気のナム・ハンジュン。
元プロファイラーの彼は、依頼者の問題を解決しようとする中で、仲間と共に危険で奇妙な事件に巻き込まれることになる。
(シネマトゥディより)

トレイラーはこちら。

偽物の男巫を演じているのは「元カレは天才詐欺師 〜38師機動隊〜」や「もうすぐ死にます」などのドラマで主演だったソ・イングク。
鈴をふりながら飛び跳ねたり、歌うようにお教を唱えたりするのが様になっている。
さすがに歌手だね!
赤いパンツ一丁で倒れたり、白目を剥いて失神したり「美男」のイメージとは程遠いコミカルな演技だった。
今まで何本かソ・イングクのドラマを観ているけれど、こんなに笑いを取る役は初めてだよ。
白目のシーンは「熱血司祭」の影響かな?
元プロファイラーなので、観察力に優れ行動予測をするのが得意なことに加え、臨機応変な対応もできる人物。
ハッカーの妹からの正確な情報もあって、占いに訪れた人をぴしゃりと言い当てる男巫になれるんだよね。
SNAKEPIPEは妹の天才ぶりが羨ましかったよ。(笑)

刑事役は「花遊記」や「このエリアのクレイジーX」で知っていたオ・ヨンソ。
今頃になって「トンイ」で粛宗の再婚相手役だったことが分かったよ。
時代劇の衣装だと別人みたいになることもあるからね。(笑)
「美男堂の事件手帳」では、アクションをこなしていたオ・ヨンソ。
格闘に長け、恐れられる役どころなので、気合が入ると風が巻き起こり髪をなびかせる演出が面白かった。
日本のCFで似たようなシーンを見かけたので、「美男堂〜」の影響かなと思ったよ。(笑)
オ・ヨンソの先輩だけど部下として出演しているチョン・マンシクが、いつもの悪役ではなく良い人役なのでびっくり。
ほとんどのドラマで悪い人だったから、いつ裏切るのかとハラハラしながら観ていたよ。
取り越し苦労だったね。(笑)

ミステリーとコメディが融合した面白いドラマだった。
最後はキレイに片付いてスッキリしたよ!

続いては「エマ(原題:애마 2025年)」だよ。
主演は「熱血司祭」で印象的な検事を演じたイ・ハニ。
元ミス・コリアとは思えない男っぷりの良い(?)役だったんだよね。
今年の8月に2人目の出産を終えて、女優復帰したと聞いて驚いてしまう。
全然スタイルが変わっていないんだよね!
ドラマの中でパワー・ヨガのようなポーズを決めていたので、実際にやってるんだろうね。
顔立ちがハッキリしていて、好きな女優だよ!
「エマ」はどんなドラマなのかあらすじを書いてみよう。

1980年代初頭のヒット映画「愛馬夫人」に出演する2人の女優の葛藤を描いたフィクションコメディ。
当時、大物女優だったチョン・ヒランは、作品のクリエイターと意見が合わず、主役の座を失う。
一方、女優の卵シン・ジュエはチュンムロで最も期待のかかる映画「愛馬夫人」の主役に抜擢される。
2人は女優として活躍しながら、華やかな映画業界の裏にある厳しい現実と激しい苦労を味わう。
(Filmarksより)

トレイラーの日本語版が見つからなかったので、韓国版を載せておこう。

「愛馬夫人」というのは、韓国で1980年代に大ヒットした成人映画だという。
1974年に公開された有名なフランス映画、「エマニエル夫人」にインスパイアされているんだね。
「愛馬夫人」は13作までシリーズ化されたというから、その人気ぶりが分かるよね。
載せた画像は1982年の映画(リマスター版)の宣伝みたい。
ドラマ「エマ」にも似たシーンが出てきたね。
「エマ」は当時の映画制作サイドや女性たちの闘いを描いたドラマだった。
「女の裸」で金稼ぎしようとする男や、賄賂代わりに泊りがけの接待を要求する要人たちなど、ズルい男がたくさん登場する。
立ち向かうイ・ハニがカッコ良かったよ!
全6話という短い話数だったけれど、印象に残るドラマだね。

最後は「復讐代行人~模範タクシー~(原題:모범택시)」のシーズン1(2021年)とシーズン2(2023年)だよ!
シーズン1をリアルタイムで鑑賞していた人は、2年待ってシーズン2を観たことになるね。
シーズン2が終わって2年経過しているので、ROCKHURRAH RECORDSは続けて鑑賞できて良かったよ。
「復讐代行人」と最初から書いてあるので、復讐を代理で行うドラマに間違いないはず。
あらすじとトレーラーはこちら。

タクシー会社「ムジゲ(虹)運輸」の社長で犯罪被害者の支援活動を行う「青い鳥財団」代表を務めるチャン・ソンチョルや、同社タクシー運転手キム・ドギらは、犯罪被害者などからの依頼に基づく「復讐代行」を行う裏の顔があった。
一方、検事のカン・ハナは、心神耗弱を理由に減刑された性犯罪者が出所後行方不明になった件で、出所の際乗り込んだ模範タクシーの調査を始める。
そのタクシーはキム・ドギが運転していた。
カン・ハナは法に則って犯罪者を処罰する検事の立場だが、本当の正義に揺れ始める。
また、キム・ドギら復讐代行のメンバーにはそれを行うある理由を抱えていた。
(Wikipediaより)

シーズン1とシーズン2の予告を載せてみたよ。
裁くはずの法に守られて刑が軽くなっていたり、抜け道を利用して刑自体が執行されなかったりする例は多いはず。
「模範タクシー」の裏の顔は弱い者の味方になり、代わりに成敗する組織なんだよね。
どうやら実際に起きた犯罪からヒントを得たストーリーになっているそうで、かなりリアルだよ。
タクシー運転手キム・ドギを演じているのは、「秘密の扉」や「シグナル」で主役を務めたイ・ジェフン。
「模範タクシー」では、普段はポーカー・フェイスで無愛想な人物なのに、復讐の時には変装して別人に成り切るところが秀逸だった。
次は何になりすますのか、と楽しみになっていたほど。(笑)

中でも最もインパクトがあったのが「振り込め詐欺」の回で化けたワン・ダオジーという謎の中国人役!
チンピラ風の派手で少しセンスの悪い服装やアクセサリー、グラデーションのサングラスなども「やり過ぎ」で最高だった。
声や歩き方なども変えて、別人に成り切っていたよ。
そんなワン・ダオジーに淡い恋心を抱く、「振り込め詐欺」のボス、リム女史の強烈さは右に出る者がいないほど!
このキャラクターを超えるのは難しいだろうね。
カニを食べるシーンは、何度観ても笑ってしまう。(笑)
シーズン2にもリム女史が出てきて嬉しかったSNAKEPIPEだよ。

2025年11月からシーズン3が放映されているニュースを知る。
「模範タクシー」の代表はじめ、エンジニアの2人とハッカーの5人は、連帯感があって良いチームなので、続きが観られるのが待ち遠しいよ。
いつの日かNetflixかディズニープラスで配信して欲しいな!
そしてシーズン3の舞台は日本で、竹中直人も出演する情報が入っているよ。
竹中直人なら、リム女史に対抗できるかも!(笑)
楽しみに待っていよう。

今回は3本のドラマを紹介したよ。
「美男堂の事件手帳」と「模範タクシー」は少し雰囲気似ていたね。
オススメはどっちかと聞かれたら「模範タクシー」かな。
最後に「模範タクシー」のオープニング映像を載せて終わりにしよう。
また来年もドラマ鑑賞は続くよ!

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