【いつも表紙を作ってくれるROCKHURRAHに感謝!】
SNAKEPIPE WROTE:
2020年からスタートした「韓国ドラマ編」がついに20回目になったよ。
毎回4〜5本のドラマを紹介しているので、約100本近くのドラマを鑑賞していることになるね。
これはNetflixなどの配信サービスのおかげ。
毎回レンタルで借りていたら、ここまで続かなかったはず。
好きな時に自分の都合の良い時間まで鑑賞して、いつでも続きを観られるのは手軽だもんね。
そして新作がどんどん更新されていくので、次に鑑賞するドラマを迷うほどのラインナップも理由になるよ。
過去に鑑賞してもう一度観たい作品もあるのに、なかなか振り返る時間が取れなくなってしまう。(笑)
今回もまた鑑賞したドラマを紹介していこう。
いつも通り、ドラマの制作年ではなくROCKHURRAH RECORDSが観た順番で書いているのでよろしくね!
最初は「ワンダフルデイズ(原題:오늘도 사랑스럽개 2023年)」から。
原作は同名のウェブトゥーンとのこと。
韓国ドラマで漫画が原作って多いよね。
ヒロインは「セレブリティ(原題:셀러브리티 2023年)」や「ダリとカムジャタン~真逆なフタリ~(原題:달리와 감자탕 2021年)」などに出演していたパク・ギュヨン。
男性アイドルグループ「ASTRO」のチャ・ウヌ、映画「シークレット・ミッション(原題:은밀하게 위대하게 2013年)」や「ビューティー・インサイド(原題:뷰티 인사이드 2015年)」に出演していたイ・ヒョヌが相手役として出演している。
ドラマのあらすじを書いてみよう。
教師のハン・ヘナは、異性とキスすると犬になってしまう呪いのせいで、ちゃんとした恋愛をできずにいた。
そんなある日、同僚のチン・ソウォンにひょんなことからキスしてしまったヘナ。
ソウォンに呪いを解いてほしいヘナだが、犬が苦手なソウォンには難題で…!?
(海外ドラマNAVIより)
続いてトレイラーね。
呪いのせいでヒロインが犬になってしまうなんてあり得ない話だけど、漫画が原作だからね。(笑)
トレイラーにも登場してるけど、そのワンちゃんがかわいいの!
ワンちゃん好きのSNAKEPIPEは、ヒロインがずっと犬の姿のままドラマが進行しても良いと思ったくらいだよ。
同じワンちゃんは、ドラマ「マスクガール(原題:마스크걸 2023年)」にも出演していたというけど覚えていないなあ。
演技力もあって、とてもキュートだったよ!
ストーリーは途中から遠い過去の因縁話になり、謎の解明につながるというよりは、より複雑になった感じ。
同じ登場人物が現在と過去で役割が違っているので、関係性が分かりづらい気がしたよ。
好みの俳優が出演している、もしくはワンちゃん好きにはオススメのドラマだね。(笑)
続いては「クリーニングアップ(原題:클리닝 업 2019年)」ね!
これは同名のイギリスで公開されたドラマのリメイクとのこと。
主演はホラー映画「箪笥(原題:장화 2003年)」やドラマ「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜(原題:SKY 캐슬 2018年)」などで有名なヨム・ジョンア。
冷たい印象の役とは裏腹に、バラエティ番組「三食ごはん 山村編」では、大口を開けて食事をたいらげている素の表情を見せる。
そのギャップがとても魅力的で、すっかりファンになってしまった。(笑)
ジョンアさんが主役のドラマ、期待しちゃうよね!
2人の娘を育てるシングルマザーのヨンミはビルの清掃やコンビニで働き家庭を支えながら必死に生きていた。
しかし、賭博で抱えた借金を返済できず、取り立てに追われる日々…。
お金に困っていた彼女は偶然、清掃している勤務先の証券会社で株のインサイダー取引を耳にする。
ヨンミの同僚で友人のインギョンを誘い、取引の情報を集めるため盗聴器を仕掛けることにするが…。
(KNTVより)
トレイラーはこちら。
元ミス・コリアのジョンアさんが、ビルの清掃員になっている!
これはアルモドバル監督の映画「ボルベール〈帰郷〉(原題:Volver 2006年)」で、ペネロペ・クルスが清掃員やってる時と同じくらい違和感あったよ。(笑)
ジョンアさんもペネロペ・クルスもスタイル抜群なので、清掃員の制服もおしゃれに着こなしているのはさすがだけどね!
違法な手段とはいえ、完全な素人からスタートして株の勉強を始め、お金儲けしていくところが面白い。
「掃除のおばちゃんには意味が分かるはずないから、情報を聞かれても問題ないわ」
といった差別発言を逆利用するところは爽快だったよ。(笑)
後半にかけて、ストーリーが少し間延びしていた気がする。
16話より話数を少なくしていたら、緊迫した状態が続いて、もっと引き込まれたかもしれない。
そこだけが残念だよ。
次は「智異山(原題:지리산 2021年)」。
これは韓国の放送局tvNの15周年記念特別ドラマとして制作され、制作費が300億ウォン(日本円で33億円)を超えているという情報もあったよ。
ヒロインはROCKHURRAH RECORDSでは馴染みがない、チョン・ジヒョン。
1話あたりの出演料が2億ウォンとも噂されている、人気がある女優なんだね。
もう一人の主役は映画「神と共に(原題:신과함께 2017年)」などに出演しているチュ・ジフンで、こちらもギャラが高額な俳優みたいだね。
「智異山」のあらすじを書いてみよう。
2018年、ソ・イガンは智異山国立公園でレンジャーとして働いていた。
そんなある日、新米レンジャーとしてカン・ヒョンジョが入所してくる。
智異山で奇妙な事件が続く中、イガンはヒョンジョからある告白をされる。
最初はその告白を信じようとしないイガンだったが…。
時は変わって2020年。
智異山国立公園にヒョンジョの姿はなく、車椅子に乗るイガンの姿だけがあった。
イガンはヒョンジョと追っていた連続殺人犯の正体を突き止めるべく、独自に調べを進めようとする。
そして、イガンは遭難者の居場所を示す印が山に残されていることに気づく。
誰が山から自分へシグナルを送っているのか、イガンは奇妙な事件を追いながら、真実へと向かっていく…。(テレビ大阪より)
トレイラーはこちら。
智異山は韓国で2番目に標高が高い山で、韓国最大の面積を持つ山岳型国立公園だという。
山岳信仰の聖地とされていたこともあり、ほとんど手つかずの自然が残っている山なんだとか。
ドラマの中に映る智異山の風光明媚な様子に目を奪われたり、怖くなるほどの闇を感じることができるよ。
SNAKEPIPEは、行ってみたいかと訊かれたら、首を横に振るだろうね。(笑)
ドラマは智異山で起こる連続殺人事件を主軸に展開していく。
途中で山火事の危険や動画配信を目的にした不法侵入の話など、注意喚起を目的にしているような話が挿入される。
迷惑行為がどんな結果を生むのか、レンジャーたちがどんなに大変な活動をしているのか理解することができるよ。
今まで観てきた韓国ドラマで見覚えがある俳優達が体当たりの演技をしているのも見どころだね。
みんな本物のレンジャーにみえたもん。
あらすじにもあったように、2018年と2020年が舞台になっているので、1話の中で2つの時を行ったり来たりするのが分かりづらかった。
全体的に見応えがあり、次の展開が気になるドラマだったけれど、最終話だけ都合良くまとめた感じかな。
そこだけがイマイチだった気がするよ。
「財閥家の末息子〜Reborn Rich〜(原題:재벌집 막내아들 2022年)」で締めくくろうか。
主演は「ヴィンチェンツォ(原題:빈센조 2021年)」で抜群の存在感を見せていたソン・ジュンギ。
そして「ミセン(原題:미생 2014年)」に出演していたイ・ソンミンが財閥の会長役なんだよね。
あの時の印象が強くて、今でもROCKHURRAH RECORDSでは、オ課長と呼んでしまうよ。(笑)
原作はウェブトゥーンだって。
日本語版があるようなので、読んでみたいな。
あらすじを書いてみよう。
スニャングループの不正を取り消す未来資産チーム長のユン・ヒョヌ。
ある日、ヒョヌにスニャンの資産を取り戻す任務が与えられるが、何者かに追われ銃殺される。
目を覚ますと、ヒョヌはかつて自らを殺害したスニャン一族の末孫チン・ドジュンとして生まれ変わっていた。
この機会を利用して、ドジュンは自らを殺害したスニャン一族への復讐を決意する。
(Wikipediaより)
トレイラーも観てみよう。
韓国ドラマでは定番の復讐モノになるんだね。
生まれ変わりというと、「もうすぐ死にます(原題:이재, 곧 죽습니다 2023年)」を思い出すけれど、「財閥家の末息子」は自分が転生するのではなく、自分の意識を持ちながら他人に生まれ変わるところが面白い。
そしてオ課長じゃなくて(笑)イ・ソンミンの迫力が凄まじくて、目が離せなかったよ!
百想芸術大賞2023で最優秀演技賞を受賞したのも納得。
ソン・ジュンギが生まれ変わり、少し成長した時を演じていたのが「椿の花咲く頃(原題:동백꽃 필 무렵 2019年)」で、主人公ドンベクの息子役ピルグだっキム・ガンフン。
「ラケット少年団(原題:라켓소년단 2021年)」に出演している時にも、ついピルグと呼んでしまったよ。
2009年生まれとのことなので、今年15歳の中学生?
有名な作品に出演している名子役だよね。
「財閥家の末息子」でも、イ・ソンミン相手に堂々とした演技を見せていたよ。
未来から過去にタイムスリップできたらどんなに良いだろうと想像したことがある人は多いはず。
すでに情報を知っているので、例えば次に何が流行するかなど分かるもんね。
SNAKEPIPEはもう一度80年代に戻ってみたい願望に駆られるよ。(笑)
「財閥家の末息子」は音楽も印象的だったので、Youtubeを載せておこう。
ジョンホ(ATEEZ)の「GRAVITY」だって。
今回紹介した4本のドラマ、それぞれジャンルが違っていて面白かった。
SNAKEPIPEが1本を選ぶなら「財閥家の末息子」かなあ。
早く続きが観たくて夢中になったからね。(笑)
ドラマ鑑賞はまだまだ続いているよ。
次回もお楽しみに!