俺たちワイルド班

【ワイルドさを意識しすぎてもはや何者だかわからんリンク】

ROCKHURRAH WROTE:

前に遅ればせながら任天堂SWITCHを買った話はちょっとだけしたが、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」を早解きではなくゆったりと楽しんでるROCKHURRAHなのだった。

ウチの生活パターンとして毎日は難しいので、週末にだけ数時間プレイするのが習慣になってるけど、自分で操作しないSNAKEPIPEも一緒にこの冒険を楽しんでくれているのが一番嬉しい。
かつては中古ゲーム屋の取締役にまでなったという経験を持つROCKHURRAHなのだが、ここ数年はゲームをやる時間さえなくて、最後にやってたゲーム機が任天堂のWiiまで。
完全に現役からは遠ざかっていたのだ。

最初の「ゼルダの伝説(ディスクシステム)」をプレイして以来このゲームの虜になったROCKHURRAH。
筋金入りのマニアとまではいかないが、初期からのファンだというのは間違いないよ。
64の時もゲームキューブの時もWiiの時もゼルダが出るたびにハードを買い替えてたが、SWITICHは最初の頃入手困難でやる時間もないから、と自分に言い聞かせて諦めてたんだよ。
そしてやっと普通に買えるようになったのは「ブレス オブ ザ ワイルド」が出てからすでに数年も経った頃。
どうせならのんびりゆったりこの世界を楽しんでゆこうと思い、何ヶ月もやってるわけだ。

このゲームは自由度が高いのがウリのひとつだけど、次にどこに行って何をやるかはプレイヤー次第。
そこが難しくもあるけど、寄り道がまた楽しい仕掛けになっていて、飽きさせない作りはさすがだと思う。

SNAKEPIPEはゲームをやってる時は視界が狭くなる(それ以外の時も視界は狭い)ROCKHURRAHのサポート役として優秀で、横から敵が来てるとか体力回復とか、ROCKHURRAHが気づかない部分で助言をしてくれるので、非常に助かっているよ。
このコンビで幾多の試練を乗り越えてきたもんだ。

敵が近づいてるのも気づかなかったり戦闘に夢中になり体力回復を疎かにする、などアクション系ゲームをやる者としてはいかがなものか?というボンクラぶりだが、それでもROCKHURRAHはなぜか難易度の高いゲームを好んでやって、ちゃんとクリアしてるという猪突猛進タイプなんだよね。

相当に難易度高いと思われた「モンスター・ハンターG」も小技をほとんど使わずに全クリアしたのも懐かしい思い出。

二人が一番熱意を持ってやっているのが世界各地にある祠(ダンジョン)を見つけて開放してゆくというもので、全部で120あまりもある祠のうち、かなりの数を踏破している。残りがだんだん少なくなって寂しくなるけどね。

このゲームの中で大半を占めるのがフィールドの中をあちこち駆け巡って、何かないかと探す行為。

高い山の上まで登る事もあればパラセールで向こう側まで滑空して行ったりもあるけど、基本的にはとにかく大陸の隅々まで走り回ってる画面が最も多いと思うよ。

タイトルにもある「Breath Of The Wild」は訳せば野生の息吹ってとこか。 確かに動物や鳥や魚、野菜や果物などを獲って野山を駆け巡るサバイバル生活はこのタイトルそのものだね。

さて、この前置きでわかる通り、今回はワイルドがタイトルに入った1970〜80年代の曲を選んでみようか。

まずはパンクの時代。
夜な夜な酒を飲みドラッグをキメて道端で眠るようなヤツらが多数いたような時代だから、ワイルドな出来事はたぶん結構あったような印象がするが、手っ取り早く思い出したこの曲からにしてみよう。
ジェネレーションXの2ndシングル「Wild Youth」だ。

ビリー・アイドルはゴリラ顔のジーン・オクトーバーが率いるパンク・バンド、チェルシーの初期メンバーだったが、早々に脱けて正解だったと、心から思えるほど成功したパンク・バンドがこのジェネレーションXだったね。
ピストルズ、ダムド、クラッシュなどに続くパンク第2世代の中でも見た目が良くて曲や演奏も良い、このバンドは自分の名前通りにアイドル的な人気があったな。
ロンドン・パンクの最も初期にロンドンSSという伝説のバンド(クラッシュのミック・ジョーンズやダムドのブライアン・ジェイムスもメンバーだったが大分裂してそれぞれのバンドが生まれた)をやっていたトニー・ジェイムスもジェネレーションXの創立メンバーだった。
後にジグ・ジグ・スパトニックというキワモノで一世を風靡したが、あのインチキっぽいところも好みだったよ。

個人的には北九州市小倉の図書館に視聴覚室があって、ソファに座ってヘッドフォンでリクエストしたレコードが聴けるというサービスが大のお気に入りだったROCKHURRAH少年。どこの図書館でもああいうサービスはあったのかな?
ここで隣のヤンキー友達は永ちゃんとかクールスとか(なぜか比較的真面目に)聴いてたが、自分だけはパンクの世界に浸って東京に行きたいと念じてたのを思い出す。
で、その時のBGMがジェネレーションXの2nd「人形の谷」だったりワイヤーの「消えた椅子」だったりで、とにかくパンク、ニュー・ウェイブ浸りの毎日だったよ。
聴いてたROCKHURRAHも素晴らしいが、それを図書館の限られた予算で仕入れてくれたのが誰なのかは知らないが素晴らしい。
視聴覚室のお姉さんがなぜかパンク好きでリクエストから話が弾むこともあって、そういう何気ない共感が嬉しかったものよ。
ここまで書いて前にもブログでほぼ同じようなこと書いてたなと思い出した。
うーむ、書くのも久しぶりだから仕方なかろう(偉そう)。

ジェネレーションXは日本でも1stと2ndの2枚のアルバムが出てて、この当時のパンク・バンドとしては一般的にも知名度は高かったんじゃないかな。
この曲「Wild Youth」も1stシングルの「Your Generation」もアルバム未収録だから当時は英国盤のシングル買わないと聴けない曲ではあったが、YouTubeが普及して以来はどこの地方にいてもタダで聴ける観れるいい時代になったもんだな。
インターネットでこういう動画観れるのが当たり前の世の中になる前は、ビデオやDVDでも買わない限り観れない動画も多かった。

普段はTシャツ一丁という安上がりな格好が多いジェネレーションXだが、このビデオの時は珍しく全員革ジャンで決めてるのが気に入ったので、オフィシャルのビデオではないこっちを選んでみたよ。
いつもパンクのライブとか見て思ってたけど一曲やって汗だくになった革ジャンはどうするのか?
鋲ジャンだったら錆びそうだな。

80年代ニュー・ウェイブと言えば長らく主流だったのがエレポップ、シンセ・ポップ、日本ではテクノポップと呼ばれたような音楽。
モロにこのジャンルではなくてもシンセサイザーのような電子楽器がどんな音楽にも侵入していって、その手の楽器を全く使わないバンドの方が少ないとさえ思えるような時代だったね。

その手の音楽は当然ながら都会的でスマートだったわけで、無人島テクノとか原生林エレクトロなんてものは(たぶん)なかったと思う。だって電気ないもんね。

そういう音楽へのアンチテーゼという程の気構えはなかったろうけど、部族的なビートに色々な民族の音楽や唱法、そしてファッションを掛け合わせ、ワイルド全部盛りのような世界観で80年代初頭に大ヒットしたのがこのアダム&ジ・アンツだった。

元々は一風変わったパンク・バンドとして登場して、1stシングル「Young Parisians」などはシド・バレットのソロかと間違えるようなパンクとは思えない曲で、「これをデビュー曲にするか?」と仰天してしまう。
このままではコアなファンやアダム・アントのルックス目当てのファンはついても、パンクの世界で大成はしないと思ってたもんだ。しかしメンバーを総入れ替えして(経緯は省略)、当時のニュー・ウェイブ好きだったら誰でも知ってるド派手な海賊ルックで起死回生の大ヒットを飛ばしたのが1980年のこと。

ちょうどその頃に人気だったのがグラム・ロックのニュー・ウェイブ版とも言えるニュー・ロマンティックと呼ばれるバンド達。
化粧したり派手な髪型や衣装はグラムを踏襲してるものの、グラム特有の下品さや毒気はそんなになくて、音楽性もそれぞれのバンドでマチマチだったが、クラブで踊るような曲が多かったのが時代背景にピッタリだったんだろう。
アダム&ジ・アンツはそういうのとは一線を画した路線ではあったけど、古い時代のカッコいい男たちになりたいというコスプレ願望を満たすという意味では、ニュー・ロマンティックの一方の代表格だったと思うよ。

ちょうど同時代にマルコム・マクラーレンとヴィヴィアン・ウエストウッドがロンドンでやっていたブティック、ワールズ・エンドが展開していたのが海賊をモチーフとしたコレクションだった。
そしてこの店の2人とは色々な深い関わりがあるのがアダム・アント。
パンクの時代にはセディショナリーズでセックス・ピストルズ。
その後の時代はワールズ・エンドでアダム&ジ・アンツ。
ファッションと音楽が密接に結びついて、時代の寵児となったのにはちゃんとワケがあって仕掛け人もいたというわけだ。

海賊のような衣装に金モール、インディアンのようなメイクで多国籍、時代考証もメチャクチャ。
見た目のインパクトはすごかったけど、同時代ではそういうのに憧れるガキの音楽、みたいに蔑まれるような評価もあった。
ちびっ子ファンも多かったからね。
しかし個性という点では際立っていて、他に類を見ないユニークな音楽性で個人的にはとても高く評価しているバンドだ。
今でも「Stand And Deliver」がかかるとノリノリになるROCKHURRAH家なのだった。

アフリカのブルンジという国のあたり、ルンディ族のドラミングに発想を得たという(Wikipediaによると)2人のドラマーによる連打がこのバンドの独特のリズムを作っていた。
さらに普通のパンクやニュー・ウェイブとは違ったコード進行だったり奇声のようなコーラスや掛け合い、その辺のミクスチャー具合が大変にうまく、当時としては唯一無二とも言える音楽性を誇っていたと思うよ。

「Kings Of The Wild Frontier」は1980年に出た彼らの2ndアルバムのタイトル曲でアルバム自体も全英1位になった。
シングルにもなっていて、その翌年の全英1位となった大ヒット曲「Stand And Deliver」や「Prince Charming」ほどの熱狂ぶりはなかったけど、「何かすごいバンドが最近流行ってるぞ」という注目度のきっかけにはなったんじゃなかろうか。

ビデオを観てこの時代のカッコ良さは感じるものの、曲の方は決してノリノリでもなくポップでもない。
むしろ聴きにくいと思う人がいるかも知れない。
オルタナティブなバンドが同じような事をやっても大して話題にならなかったろうに、この曲や「Prince Charming」のようにポップ・チャートでヒットする要素があまりないような曲さえも力技で無理やりヒットさせてしまう、これがアダム・アントの持つ特異な魅力なんだろうな。
話題のツイン・ドラムもブルンジというよりは和太鼓っぽくもあり、どこの夏祭りに出しても違和感なし。

上のアダム&ジ・アンツの初期メンバーをマネージャーのマルコム・マクラーレンが全部引き抜いて新たに作ったのがこのバウ・ワウ・ワウだった。
初期メンバーと言えばまだアダム・アントが海賊になる前で、あまりキャッチーではないパンクをやってたという印象だが、これが新バンドのバウ・ワウ・ワウになった途端に強烈なジャングル・ビートを前面に出すようになったように思ったものだ。
元々はこういう感じの音楽をしようという腹案があって、それがアダム・アント側と辞めたバンド側のどっちも実現させたというだけに過ぎないのか、どっちかがアイデアをパクったのか、その辺は遠く離れた日本人が推理してもわかるはずのない真相があるんだろうね。

まあとにかく両者は別の道を歩んで、大体同じくらいの時代に部族ミクスチャーな音楽とヴィジュアルで大成功を収めた、似たような傾向のバンドとして語られる事が多い。

このバンドのヴォーカル、アナベラは当時まだ14歳というビルマ系の少女。
レコードはもう古い、これからはどこでも持ち運べるカセットテープの時代が来る、というようなコンセプトの「C-30 C-60 C-90 Go」でデビューしたのが1980年。
ちなみにタイトルの意味が不明の若人も多かろうが、C-30とかはカセットテープの規格みたいなもんで、要はA面B面合わせて30分の録音が出来るというもの。
ROCKHURRAHはこの時代はウォークマンではなくアイワのカセットボーイという録音も出来る携帯型カセット・プレイヤーを持ち歩いていて、確かにどこでも音楽に浸っていたもんだ。
買ったレコードの好きな曲を集めて自家製コンピレーション・テープを山のように作っていたなあ。
長く聴けるからTDKやソニーのC-90を使用する事が多かったけど、最後にちょっとだけ余るのがイヤで短い曲を間にチョイスして時間調整するのが得意技だったな。
この熱意がMD、CD-R、そしてiPodのようなさらに小型化したプレイヤーの時代にはあまりなくなっていたから、便利さではなく、やっぱりレコードをモニターしながら音量レベルの調整してリアルタイムで録音、という行為が好きだったんだろうな。

そういう小型プレイヤーの思い出とは関係なしに、バウ・ワウ・ワウが推奨していたのは大型のラジカセで、こいつを持ち運びながら街なかのどこででもミュージック・スタート、周りはみんな踊るぜという迷惑行為だったな。
ビデオもそういう感じだったし。
それと同時代くらいか、アメリカでもラップやヒップホップの流行で大型ラジカセがもてはやされたから、世界的な流行だったんだろうね。
ROCKHURRAHの実家でもマランツの超大型ラジカセがあって・・・ん?この話はもういい?

バウ・ワウ・ワウはその後もマネの「草上の昼食」を真似した全裸ジャケットの「ジャングルでファン・ファン・ファン」という1stアルバムで物議を醸して、問題になればなるほど知名度も上がっていった。
マネが問題じゃなく未成年のアナベラが全裸という方ね。
ジャケットの差し替えを求めて親が訴訟問題を起こしたんだったな。
しかし本人の方は本当にメンバーや撮影スタッフ全員の前で平気で晒す(メイキング映像がある)というのもさすが、これこそワイルドな女王と言うべきかな。

このバンドの核となるのは原始的なズンドコのドラムだが、派手なモヒカンのくせにやたらとうまいマシュー・アッシュマンのギターにも注目だよ。
確かポールキャッツのボズと幼馴染だったか同じ学校だったか昔一緒にバンドやってたかで(ものすごく記憶があいまいですまない)、要するにネオ・ロカビリー系ギタリストとしてもやってゆけるだけのテクニック持ってたと言いたかっただけ。
ギターもグレッチだしね。90年代に亡くなっているが、いいギタリストだったよ。

ビデオの「Go Wild In The Country」は1981年の1stアルバム「ジャングルでファン・ファン・ファン/See Jungle! See Jungle! Go Join Your Gang Yeah, City All Over! Go Ape Crazy!(タイトル長すぎ!)」に収録でシングルにもなった大ヒット曲。
歌いだしはちょっと元気ないように見えてあまりワイルド感がないんだけど、辛抱して観てるとそのうちこなれてきたのか、かなりアグレッシブにワイルドを連呼する。
しかしライバルなのかはさておいて、アダム・アントの見事な着こなし術の前ではアナベラ、インパクトだけじゃ太刀打ち出来ないなと、逆に差を見せつけられる結果となり残念。
まあ本来ならば中高生だもんな。

ワイルドが少ないわけじゃないけど、今回はひとつのバンドにつき長すぎたので、ちょっと少ないけどこれで終わりにしよう。

ワイルドと言えばイギリスでは1950年代から60年代に起きた若者文化、テディボーイ通称テッズとそこから発展した、カフェレーサーと呼ばれたロッカーズがパンクより前の反逆のルーツ的存在だった。
ノートンやトライアンフのような英国バイクを改造して、カフェでジュークボックスの曲が終わるまでにバイクをかっ飛ばすというのが流行ってたようで、キメキメなライダースに憧れた若者も多かったろう。

そういうテッズやロッカーズが何を聴いてたかと言うと、そこんとこだけアメリカのロカビリーと一緒なのが唯一の弱点。
イギリスにもバンドはいたけど世界を牽引するような魅力を持った大スターが現れてないんだよな。
後の時代のパンクやスキンヘッズのように、自分たちのアンセムとなるものがないとムーブメントとしては弱く、ファッションとしてたまに復活はしてもライフスタイルにするにはちょっと足りない、とROCKHURRAHは思うよ。

アダム・アントのところで少し書いたが、マルコム・マクラーレンとヴィヴィアン・ウエストウッドがパンク以前にやってたのがレット・イット・ロックというテディボーイ・スタイルの店だった。
そこに集っていたのかは不明だが、同じくテッズやロッカーズというスタイルを取り入れたのがエディ・テューダーポールを中心としたテンポール・テューダーだった。

ロンドン・パンク初期の1977年に結成された彼らはセックス・ピストルズの映画「グレイト・ロックンロール・スウィンドル」で数曲歌い、テューダーポールは俳優としても出演して注目された。
映画館のモギリ役だったけど・・・。
この時、ピストルズは大スター、ジョニー・ロットンが抜けてシド・ヴィシャスが死んで、主役不在の状態だったが、テューダーポールをヴォーカルとして新生ピストルズの話もあったとかなかったとか。
結局は両者が結びつく事はなかったけど、スタイルが違いすぎるから当たり前という気がするよ。

テンポール・テューダーは結局パンクの時代にはリアルタイムでレコードを出さず、1stシングルは1980年代になってから。
エコー&ザ・バニーメンで有名なコロヴァ・レーベルからなぜかポツンと1枚だけ出したが、このレーベルはベット・ブライト(元デフ・スクール)やロリ&カメレオンズなどリヴァプール勢が多いという印象があり、テンポール・テューダーのようなバンドがここから出す自体、違和感があったよ。
ベット・ブライトも「グレイト・ロックンロール・スウィンドル」に出演していたので、もしかしたらその縁でこのレーベルを紹介してもらったとか、そういう話もあったのかな?

それ以降はスティッフ・レーベルからリリースを続けたテンポール・テューダーだが、1980年から81年くらいの短い期間に2枚のアルバムと6枚くらいのシングルを出してて、これはかなりの勢いだと思うよ。
彼らの特徴としては中世の騎士団とか、そういうコスプレを好んでやっててレコード・ジャケットも鎧甲冑に大剣と盾、まさになりきり度合いとしては海賊アダム&ジ・アンツと双璧のバンドだったと思う。

音楽の方はパンクとロカビリー、ロックンロールをうまくミックスさせ、そこにスキッズやビッグ・カントリーのようなスコティッシュのトラッド要素も盛り込んだ雄大な曲調が得意技。

「Go Wilder」は1980年の1stアルバムに収録の曲だがシングルにはなってない曲。
映像もプロモーションではなくライブのものだと思われるが、とにかく暴れまくりの大げさなアクションが大好きなエディ・テューダーポールの激しい動き。
演奏も良くてライブでこのクオリティはなかなかだと思える。
全盛期に観たかったよな。

プロモ・ビデオでも毎回いい味出してるのがワイルド丸出しのロッカーズ、ギタリストのボブ・キングストンだが髪型と濃い顔立ち、ファッションが魅力的。
テンポール・テューダー以外の活動をしてない(パール・ハーバーのアルバムにちょっとだけ参加)のが惜しい人材だったよ。

本当はもう少しワイルドについて書きたかったけど、今回も時間切れとなってしまった。
ROCKHURRAHのブログはあまりサラサラと書けないのが難点だが、時間がある時やじっくり書けそうな時にはまた登場したいと思ってるよ。

「ブレス オブ ザ ワイルド」も佳境に入り、あとはボス戦のみなんだけど、この世界でもう少し楽しんでいたいから、色々な事をやり込んでいきたいと思ってるよ。
続編が今年だと思ってたのに延期になってしまったからなあ。

ではまた、Muraho(キニヤルワンダ語で「さようなら」)!

ビザール・ウォレット選手権!49回戦

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【札束いっぱいだから、大きい財布が必要ね】

SNAKEPIPE WROTE:

スーパーマーケットなどでよく目にするのは、スマホ決済やクレジットカードのポイントについて書かれているポスターや看板だよ。
現金を電子マネーにするチャージ式のカードも含めると、あらゆるシーンで現金そのものを使うことが少なくなっているよね。
カードやスマホ決済で支払うとポイントが付き、お得になる。
情報収集されているんだろうと分かっていても、背に腹は代えられない。(大げさ)
いつの頃からか、SNAKEPIPEも現金払いをすることが少なくなってきているよ。
スーパーマーケットのレジで、小銭を数えて出す必要がないのは楽だよね。(笑) 
そうすると現在持ち歩いている長財布はお役御免かも?
カードと多少の現金があれば間に合うもんね?
財布の買い替えを検討してみようか。

自分のための財布を探している間に、いつの間にかビザールな逸品に興味が湧いてしまったSNAKEPIPE。
今回はちょっとビザールな財布を特集してみようかな?

KARAが販売しているのは「Women’s Bike Wallet」という商品名の財布だよ。
太いチェーンが印象的だよね。
どうやらレザーにプリントが施されていて、金属っぽく見えているみたい。
10cm×7cmほどの大きさだというから、アクセサリー感覚で首から下げたり腰に付けて使用できるね。
気になるお値段は、約40,000円!
アクセサリーと財布を同時に買ったと思えば、お手頃かな?(笑)

次もゴツい財布にしてみよう。
DANGO PRODUCTSの「T01 Tactical Wallet + Multi-tool」だって。 
この画像だけだと、どこに財布要素があるのか分からないよね?(笑)
なんといっても商品名にタクティカルが入っているので、普通の財布とは違うわけよ!
ナイフやレンチ、栓抜きなどに利用できるマルチツールを組み込むことができるカードホルダーなんだよね。
お値段は、日本で購入可能なもので約12,000円。
ギミックが大好きなROCKHURRAHにプレゼントしたくなる逸品だね! 

リリアン編みとは懐かしいねえ。
えっ、違う?(笑)
なんとこれはパラコードで編んである財布なんだって。
パラコードとは正式名称パラシュート・コードで、第二次世界大戦の時に米軍のパラシュートを吊るすために使用されたという。
その丈夫さとカラーの豊富さから、アウトドアの方にも愛用されているアイテムなんだよね。
この財布にはもうひとつ特徴があり、どこでも火が起こせるように火打ち石が内蔵されているという。
サバイバル向きの逸品だよね!(笑)
気になるお値段は日本円で約5,000円。
持ってると安心しそうなので、一つ買ってみようか?

次も素材が変わっている財布ね。
画像ではレザーに見えるけれど、ステンレス鋼生地を使用しているんだって!
ステンレス製の財布なんて、銀色にピカピカ光る物が大好きなSNAKEPIPEにとっては垂涎物。
カードと札しか入らないようだけど、これだけあれば十分じゃない?
お値段は日本円で約8,500円。
実際手に持って、ステンレスの感触を確かめてみたいよ。
日本のどこかに売ってないかな?

続いては、SNAKEPIPEに珍しくナチュラル志向にしてみようか。
クルミや桜の木材を使用したカードケースだって。
スーパーマーケットで、いきなりこのケースからカード出したらびっくりされそう。(笑)
名刺も入るらしいから、営業の方がお客さんの前で出して、ネタにするとか?(笑)
お値段も約3,000円なので、プレゼントにも良さそう。
好きな文字を入れてくれるサービスがあったら、もっと良いのにね? 

最後はこちら!
どうせカードしか持ち歩かないなら、この財布はどうだ!(笑)
なんと36枚のカードが収納できるというから驚きだよね。
画像をよく見るとスマートフォンまで収納してるので、大きさはありそうだけど。
レジの前でポイントカードを探しまくる手間が省けて良さそう。(笑)
現実的には、ここまでカードが必要な人はあまりいないと思うので、この半分の大きさにしてくれたら理想的かも。
お値段は約10,000円とのこと。
広げた瞬間に驚かせそうなので、楽しくなるかも?(笑)

ビザール・グッズと言ってはみたものの、今回のチョイスは購入したくなる財布が多かったよ。
さて、本気でSNAKEPIPE用の小さくて使い勝手が良い財布、探してみよーっと!(笑)

Holidays In The 散歩 千鳥ヶ淵公園

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【セックス・ピストルズ・ミーツ・ポップアート?】

SNAKEPIPE WROTE:

毎年楽しみにしているROCKHURRAH RECORDSの恒例行事がお花見なんだよね。
コロナ前は、お弁当を持参して桜を観ながら食べたものよ。
ゆっくり座って鑑賞したいので、できるだけ人が少ない場所を選んだっけ。
この数年はシートを広げたり、食事をすることが難しいため、歩きながらの鑑賞のみ。
昨年にいたっては花見自体を中止したんだよね。
今年はどこかに行ってみたいなあ。

先に書いたように、例年お花見といえば、混雑を避けた「ひっそり」した場所を探してきたROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
今年は今まで行ったことがない大メジャーな場所に行ってみようと提案してみる。
東京のお花見スポットランキングで、必ず上位に君臨する「千鳥ヶ淵」!
名前は聞いたことあるけれど、今まで一度も行ったことがない場所なんだよね。
当ブログのカテゴリーである「Holidays In The 散歩」に丁度良い企画かも。(笑)

桜の開花情報が報道され始めると、いわゆる三寒四温と呼ばれる気温の上下動が激しくなる。
雨風が強まることもあり、このままでは桜が散ってしまうかも、と心配になってしまうんだよね。
今年も同様で、お花見に丁度良い時期より、少しだけ出遅れてしまったかもしれない。
キレイな青空が広がる風が強く寒い日に、ROCKHURRAHと千鳥ヶ淵公園を目指したのである。

千鳥ヶ淵というのは九段下駅もしくは半蔵門駅が最寄り駅とされる、皇居の北西部に位置するお堀を指すんだね。
九段下から歩くのがポピュラーなコースらしいけれど、ROCKHURRAH RECORDSは半蔵門方面から歩いてみることにする。
千鳥ヶ淵公園近くまで行くと、徐々に人が増え始める。
走って信号を渡る高齢女性までいるほど。
桜は逃げないのにね?(笑)
公園に入ると、スマホで桜を撮影している大勢の人が見えてくる。
ROCKHURRAHもSNAKEPIPEも負けじと撮影を開始!
他の人をフレームに入れないように撮影するのが難しいよ。

満開を少し過ぎていたので、強めの風が吹くと桜吹雪が舞う。
その様子をROCKHURRAHが動画撮影してくれたので載せてみよう!
花びらが画面を横切る様子が分かるかな?

公園をお堀に沿って進み、麹町署千鳥ヶ淵の派出所まで来たところで、内堀通りをまっすぐ進んだROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
お堀に沿って歩く千鳥ヶ淵緑道を通らず、靖国神社を通って九段下方面に向かってしまった。
一番有名どころを見ずに素通りしてしまったことになるよ。
生来の気質で、人混みを避けがちなROCKHURRAH RECORDSらしいトホホな結果になってしまった!(笑)

メインは逃したものの、桜はとてもキレイだったので大満足。
そして「Holidays In The 散歩」の主旨である「行ったことがない近場を散歩する」ことに違いないよ!
2021年6月に記事を書いた靖国神社まで歩いたのも楽しかったしね。

次回の散歩はどこにしようか計画中だよ!(笑)

Chim↑Pom展:ハッピースプリング 鑑賞

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【Chim↑Pom展入り口を撮影】

SNAKEPIPE WROTE:

友人Mから「観に行きたい」と誘われたのは、森美術館で開催されている「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」だった。
森美術館は興味深い企画が多いので、できるだけ鑑賞するようにしているんだよね。
Chim↑Pomについては会田誠と何か関係がある人達、という程度の知識しかないSNAKEPIPE。
友人Mも殆ど知らないというので、行ってみることにした。

帰宅後調べたChim↑Pomの経歴について書いておこうかな。
まずは読み方から!
「チンポム」で良いみたいだけど、人前では言いづらいかもね?(笑) 

2005 東京で結成 
会田誠のサンフランシスコでの個展開催時に会場の一部で作品を展示し、アート界にデビュー
2008 被爆地である広島市の上空に、飛行機雲で「ピカッ」という文字を描いたことが問題となる
2010 河出書房新社より初作品集が出版 
「Asia Art Award」のファイナリストが発表され、日本代表に選出される
国際美術展サンパウロ・ビエンナーレに参加
2011 渋谷駅構内に設置されたパブリックアートである岡本太郎の壁画「明日の神話」へ絵を付け足したことが問題になる
2015 アーティストランスペース「Garter」を東京、高円寺にオープン
東京電力福島第一原子力発電所事故による帰還困難区域内で、封鎖が解除されるまで“観に行くことができない”国際展「Don’t Follow the Wind」の発案と立ち上げを行い、作家としても参加

年表でみる限りでは、かなりのお騒がせ集団みたいだよね。
森美術館の宣伝文句にも「日本で最もラディカルなアーティスト・コレクティブ」と書いてあるし。
どんな作品が並んでいるのか、早速会場に入ってみよう! 

入り口横に「くらいんぐみゅーじあむ」と書かれた壁がある。
どうやらこれは「子供がいるために美術館に来ることが困難な人」のために、美術館内に託児所を設ける企画らしい。
クラウドファンディングで寄付を募り、託児所を運営するというもの。
客入りが多いであろう、金土日の10時から15時まで開設するんだとか。
確かに子連れの方は周りに気を使うだろうし、周りのお客さんも静かな環境で鑑賞できたほうが良いはず。
「くらいんぐみゅーじあむ」がどんな感じだったのかは見に行かなかったので不明だけど、今後の美術館運営のヒントになるかもね。

会場に入ると、そこは鉄パイプなどが張り巡らされた異様な光景だった。
節電のためではないだろうけど、照明が落とされて暗い。
展示物があっても、作品タイトルなどは非常に見づらいよ。
そのためChim↑Pomの作品を初めて観るSNAKEPIPEにとっては、「?」な展示が並ぶことになる。
画像は崩壊したビルの模型なんだよね。
ここらへんの雰囲気は、2018年に鑑賞した会田誠の「GROUND NO PLAN」みたいだったよ。

会場で鑑賞していた時には、意味不明のまま撮影した画像がこれ。 
帰宅してから調べて、これは「酔いどれパンデミック」というパフォーマンスのワン・シーンだったことが分かった。
英国マンチェスターのヴィクトリア駅では、19世紀のコレラ流行時に感染・罹患して亡くなった人々が埋葬されたという。
そうした歴史を持つ地下の廃墟でオリジナルのビール「A Drop of Pandemic(パンデミックの一滴)」を醸造し、移動型公衆トイレを改装したパブで一般の人々に販売・提供するというパフォーマンス・アートだったみたい。
貧富の差や差別問題に焦点を当てた行為のようだけど、説明受けないとわからないなあ。

「ゴールド・エクスペリエンス」という展示の中での撮影だよ。
外から見ると、黒くて丸い物体なんだよね。
コロナの影響で順番に並び、連れ同士でしか内部には入れなかった。
一組終わると、その都度消毒してもらい、次の組が入れるようになっていたよ。
美術館の方も大変だよね。
友人Mと2人だけで丸い物体の中に入ると、足元は柔らかい厚手のクッションみたいな感じで、ゆらゆら揺れるの。
天井を見上げると、テントの中心から光が差しているように見えたよ。
普段はゴミを捨てる側の人間が、この作品では袋の中に入れられたゴミそのものになってしまうという設定の企画のようで。
Chim↑Pomの作品は難しいねえ。

「わっ、すごい」と声が出たのが夥しい数の千羽鶴を盛った「パビリオン」という作品。
平和の願いを込めた千羽鶴が毎年送られて、その保管に困っていたという広島市から借用して作品にしたという。
年表に広島の空に「ピカッ」という文字を書いて謝罪したとあるけれど、広島市とは友好な関係を築いているようだね。
こんもりと盛り上がった千羽鶴の内部に入れる構造になっていて、周囲を千羽鶴で囲まれる不思議な体験ができたよ。
これほど大量の平和への願いを目の当たりにするのは、念の集合体のように感じられて怖いくらいだった。
半透明の巨大なガラスに入った千羽鶴も展示されていて、人々の想念が流れ出ないように箱詰めしたように感じたよ。

Chim↑Pomにはエリィという紅一点が参加している。
そのエリィの結婚式を路上で行った時の様子を作品にしているらしい。
式自体が「LOVE IS OVER」というパフォーマンスだったようで、検索すると篠山紀信が撮影した画像などが出てくるよ。
デモ申請をして、新大久保から歌舞伎町までを警察官に見守れながら行進したという。
撮影した写真を等身大に引き伸ばし、一人一人切り抜いて展示したんだね。
これも調べてから分かった情報なので、会場では面白い展示としか分からなかったよ。

Chim↑Pomは自費でカンボジアを訪れ、地雷爆破と寄付を募るプロジェクトを行ったという。
その際、メンバーであるエリィに見立てた石膏像や私物を地雷で爆破し、日本に持ち帰ったのがこれ。
私物などの爆破された物をオークションにかけ、販売金210万円をカンボジアに寄付したんだとか。
アートとも慈善事業とも言える行為になりそうだよね。
森美術館の説明によれば、先進国と発展途上国との経済格差の問題や、美術と資本主義との密接な関係性について問いかけるもの、とのこと。
やっぱり難しいなあ。(笑)

 Chim↑Pomの作品はメッセージ性の強いパフォーマンス・アートというジャンルになるのかな。
発信を正確に受け取る必要があり、上述したように知識を持たないまま鑑賞しても理解できない場合が多くなってしまうかも。
今回の展覧会では、SNAKEPIPEは恐らく半分以下の理解しかできていなかったかもしれないよ。
以前より何度か書いているように、観た瞬間に「好き!」と感じるのがアート鑑賞の醍醐味だと思っているので、Chim↑Pomは得意なジャンルではないアートということになりそうだね。(笑)
ただ、そういう感想も鑑賞したから言えるので、行って良かった展覧会だったよ!