
【ド派手な色使いの「Snow White XL」は2024年の作品】
SNAKEPIPE WROTE:
作品を観た瞬間、ギョッとさせられる。
中世の拷問器具と言われる鉄の処女のように、体の前面が左右に開く構造なんだね。
ヌードだけでなく、心の中をさらけ出しているように見えるよ。
この作品は「Goddess 1」というタイトルで、Nina Murashkina(ニーナ・ムラシュキナ)とXavier Escala(ハビエル・エスカーラ)との共同制作だという。
ハビエル・エスカーラはスペインの彫刻家で、ニーナの夫らしい。
彫刻はハビエル、絵はニーナという役割分担なのかな。
SNAKEPIPEは絵に興味があったので、今回はニーナについて特集しよう。
まずは経歴を調べてみようか。
1985 ウクライナのドネツクに生まれる 2000–2005 ドネツク美術大学(グラフィック・デザイン)で学ぶ 2005–2009 ハルキウ芸術デザインアカデミー(記念碑的絵画)で学ぶ 2011 キーウ芸術アカデミー(舞台美術・映画)で学ぶ 2012 ポーランドのヤン・マテイコ美術アカデミー(絵画)で学ぶ 2017〜 スペイン、バルセロナ県サン・クガ・セスガリゲスに在住・制作
現在41歳、ウクライナ出身のアーティストなんだね。
自身の作品である大きな指輪を着用して、ポーズを決めているニーナの画像を載せてみたよ。
美貌も才能も併せ持つ女流アーティストなんだね!
ニーナ本人の経歴には書かれていないけれど、2017年にハビエル・エスカーラと結婚したみたい。
そこから共同制作が始まって、先に紹介した「Goddess」のような作品を発表するなんて素晴らしい!(笑)
「Goddess」は、ひとりの女性が開かれ、女性神のための神殿へと変容していく「人間の内側に宿る神性」を表現している作品と解説されている。
キッチュでグロテスクな美しさを持つ女神像なんだね。
ニーナの作品をもっと紹介していこう!
「Conquistadoras(征服する女たち)」は2024年の作品。
水色と赤が鮮やかでエキゾチックな雰囲気だよね!
馬に乗った3人の女性が描かれている。
動きを表しているのか、連続写真のように馬や人物が重なっている。
コーヒー・カップやムチを手にしていて、3人目の女性には男性の姿が見えるね。
「どのような状況であっても、自らの目的に向かって進んでいく強い女性たちへの讃歌」というのが、ニーナによる解説だよ。
確かに力強さを感じるね!
2025年の作品「Blue Tiger(青い虎)」も色使いが派手だよね。
楕円形のキャンバスが新鮮!
この作品にも3人の女性がいて、青い虎にまたがっている。
虎を制してるくらいだから、こちらも強い女性像だね。(笑)
作品の下部に首を切られたヒゲの男性がいるので、左で笑っている女性がサロメを思わせる。
不気味さとポップが共存していて目を引くね!
立体作品も手掛けているんだね。
壺の周囲に描かれているモチーフが面白い!
壺のアート作品といえばグレイソン・ペリーを思い出す。
2008年6月の「ターナー賞の歩み展」や2026年3月の「YBA&BEYOND」で鑑賞したグレイソン・ペリーの壺は、毒気たっぷりで魅力的な作品だった。
ニーナの壺もその雰囲気に似ている感じだね。
壺の作品はいくつも制作しているようなので、一つ譲ってもらおうか。(笑)
陶器のお皿もあるんだね。
「Triumph of Chastity 1(貞潔の勝利 1)」は2025年の作品。
ユニコーンの手綱などに金が使用されているみたいだよ。
丁寧に描きこまれたモチーフの意味は不明だけど、「勝利」を喜ぶ女性の顔が誇らしげだね!
「私が作品の中で表現する女性は、強大な存在、いわば勝利する女神のような存在なのです」と語るニーナ。
神話的な視点から女性的な性質を強調し、「マジカル・フェミニズム(魔術的フェミニズム)」を提唱している。
本来の文学批評としても意味合いと、ニーナの「マジカル・フェミニズム」は違うようだけど、言いたいことは分かる気がするよ!
今回はニーナ・ムラシュキナを紹介してみたよ!
面白いアーティストがいるよ、とROCKHURRAHに見せると
「ヴァニラ画廊って感じ」
と的確な感想を言う。
ヴァニラ画廊さん、実物観たいので是非とも展覧会開催お願いします!(笑)























