大人社会科見学—りっくんランド—

20211024 top
【りっくんランドの入口を撮影】

SNAKEPIPE WROTE:

2021年6月に靖國神社の遊就館を訪れたROCKHURRAH RECORDS。
かなりボリュームのある展示に驚いたり、特攻隊員に思いを馳せた記事を書いたよね。
他にも軍事関係の展示がされている施設はないかとROCKHURRAHが探してくれた。
埼玉県朝霞市に「陸上自衛隊広報センター」、通称「りっくんランド」という陸上自衛隊の見学できる施設があるんだって。
陸上自衛隊の歴史や戦車などが展示されているという。
和光市駅から徒歩25分という立地であれば、公共交通機関を利用して行かれるもんね!
現在はコロナウイルスの影響で、事前予約制が採用されているんだけど、他とは違うのはメールで住所や名前等を書いて申し込むこと。
訪問が可能かどうかは抽選結果による、というもの。
希望日の2日前に、「当選した人にのみ」メールの返信が来るという。
セキュリティのためなのか、入館時に身分証明書の提示が必要だというから、気軽に入れる施設じゃないんだね。 
横田基地でも身分証明書を見せてから入ったっけ。 
希望日の2日前、ドキドキしながら待っていると、無事に当選!(笑)
雨の予報だった当日、和光市駅に向かったのである。

埼玉県に足を踏み入れるのは、2019年3月に「インポッシブル・アーキテクチャ」を鑑賞するために北浦和に行った時以来かな。
ほとんど馴染みのない土地なんだよね。
「りっくんランド」がある和光市駅は初めての場所だけど、そこまで難しい道のりじゃなくて良かった!
到着すると、すでに20名ほどのお客さんが列を作っている。
後に続いて待ってればいいのかな、と敷地内に入ると、ニコニコ笑いながら、自衛隊員が近寄ってきて名前の確認と身分証明書の提示を要求する。
確認が取れたところで、体温測定と手指の消毒を促され、開館まで並んで待つ。
前方に列を作っている人を観察すると、ほとんどが家族連れ。
ROCKHURRAH RECORDSの2人組みたいなのは珍しいのかも。(笑)

開館となり、早速入場。
先に進もうとするとROCKHURRAHが見当たらない。
記念スタンプを押している子供の後ろで、順番を待ってるじゃないの!
スタンプが欲しかったみたいだよ。(笑)
無事に入手し、1階の展示室に入る。
この日は、「ヘリコプター搭乗」「3Dシアター」「射撃シミュレーター」が体験できることになっていて、先に入場した人は「ヘリコプター搭乗」に列を作っている。
誰もいなかったのが「射撃シミュレーター」だったので、やってみることにした。
説明がなかったのにもかかわらず、ゲームが得意なROCKHURRAHは、次々と敵を爆破!
20機を超える戦車をやっつけていたよ。(笑)

続いて向かったのが「ヘリコプター搭乗」。
この頃には列が少なくなっていたので、並んで待つことにする。 
画像にある対戦車ヘリコプター AH-1S(通称コブラ)の操縦席に座り、写真を撮ることができるんだよね。
順番が来て、ROCKHURRAHと交互に座ってみる。
一人乗りのヘリコプターなので、同時には座れないんだよね。
操縦席が思った以上に狭くて、体が大きな男性には座るのだけでも辛いかも?
今でも現役で活躍している機種だというので、少しは改良されているのかな。
2010年の「横田基地日米友好祭2010」で、ROCKHURRAHはSH-60シーホークに搭乗してるので、今回で2回目。
貴重な体験ができたね! 

1階には他に、16式機動戦闘車の展示や実際に活動している自衛隊員の動画が流されていたよ。
戦闘機は何度か見ているけど、戦車はあまりじっくり見たことないからね。
敷地内広場には、もっとたくさんの戦車が並んでいるようなので、あとのお楽しみだよ!

偵察用オートバイの展示もあった。
あまり乗り物に詳しくないSNAKEPIPEなので、他のバイクとの違いはよく分からないけど、カッコ良かったよ!
何か偵察に特化してる機能があるんだろうね?

これが戦闘装着セットだって。 
説明を見ると、「戦闘防弾チョッキ」や「戦闘つりバンド」「戦闘水筒」など、全てに「戦闘」の文字が付いている。
ちなみに靴は「戦闘靴一般用」となっていたので、一般じゃない特殊な靴もあるんだろうね。
自衛隊員の服装は、国産だけじゃなくて海外メーカーの逸品もあるのかと思っていたけど違うのかな。
自衛隊員がウーリープーリー着てる写真を見たことがあったので、採用された服装かと思っていたけど、私物だったのかもしれないね。

自衛隊員はどんなことをやっているのかを教えてくれる一覧もあったよ!
朝の6時に起きてから23時に眠るまでのスケジュールの中で、いわゆる日勤帯にあたる時間はほとんどが訓練なのね。
オフィスワークで座ってる時間を全て、体を動かすことに充ててたらマッチョなボディになるだろうな。(笑)
じっと見ていると、にこやかに近寄ってくる自衛隊員がいる。
丁寧に説明を始めてくれるじゃないの!

「戦闘糧食」とは、野外地において温めて食べる食事だという。
3年保存できて、簡単に食べられる優れもの。
隊員が飽きないように、味にバリエーションがあるという。
画像にもあるように「かつおカレー煮」や「中華風カルビ」など、試してみたくなるメニューが並んでいるよ。
「おいしいですよ!」と隊員の方からの感想もあったので、食べてみたくなるよね。
残念ながら、お土産ショップでは販売されてないんだって。
きっと欲しい人多いと思うけどね?(笑)

3Dシアターは抽選を外れてしまったので、2階にあるVR体験コーナーに行ってみる。
今から10分後に開始します、という絶好のタイミングで到着し、一番で会場入りしてしまった。
これはVR用の装置を装着し、自衛隊の一員となって疑似体験ができるというもの。
メニューがいくつか用意されていて、体験したいコースをセレクトするシステムになっている。
SNAKEPIPEは高所恐怖症の上、めまいを感じやすいため、戦車に乗る体験を選んでみたけれど、ちっとも面白くなかった。(笑)
車に乗っている感覚と変わらなかったからね。
ROCKHURRAHはパラシュート降下や小型艇に乗るコースなど、いくつか体験して楽しそうだったよ。
このVR装置、ROCKHURRAHが似合い過ぎててびっくり!(笑)
VRではこんな映像を体験できるよ、というサンプルがこちら。 

うーん、やっぱり落ちるのは怖そうだよね。(笑)

施設の見学は1時間半だったので、あっという間に時間が経過していた。
残り時間が少ない中、施設内広場に展示されている戦車を見にいくことにする。
「87式 自走高射機関砲」「89式 装甲戦闘車」「74式戦車」「90式戦車」「10式戦車」などが展示されていて、圧巻だよ!
それにしても、日本の戦車の名前って、型番だけで全然面白くないんだよね。 
ドイツのティーガー(タイガー)やアメリカのシャーマンのような愛称があったら、もっと戦車の人気も出るように思うけど?
VRのインストラクターをされていた女性隊員が「戦闘機が人気ですけど、戦車もカッコ良いですよ!」とアピールされていたので、ニックネームをつけることをお勧めしたいね!(笑)

曇天で雨が降りそうな天気だったけれど、帰る頃には晴れ間が見えてきた。
「りっくんランド」入口付近に展示されていた軽装甲機動車を撮影し、およそ1時間半の見学を終了したROCKHURRAH RECORDS。
見応え充分の施設で、とても楽しかった!
なんといっても施設の隊員達の愛想が良くて、丁寧なことに驚いてしまった。 
すぐにでも接客業に転職できそうだったよ!(笑)

子供から大人まで楽しめる施設なので、当選してよかったよ!(笑)
コロナのせいで開催されていないコーナーがいくつかあったのが残念だったけどね。
土産物コーナーに、もう少し頑張ってもらいたいと思ったのはSNAKEPIPEだけかなあ。
ミリタリー好きをうならせたり、記念に欲しくなるような商品が見当たらなかったからね。
ROCKHURRAHに缶入りキャンディ買ってもらったけど。(笑)

またどこか見学に行ってみたいな。
ROCKHURRAHに探してもらおう。(笑)

大人社会科見学—御岳山—

20210926 09
【鳩ノ巣渓谷の時同様、傑作を撮影したのはROCKHURRAH!神々しい一枚だね】

SNAKEPIPE WROTE:

2019年9月に初めて出かけた「鳩ノ巣渓谷」で感動し、2ヶ月後には「高尾山」を満喫したROCKHURRAH RECORDS。
次のハイキング候補地を探している間にコロナウイルスが蔓延し、2020年はどこにも出かけることができなかった。
テレビの旅番組などで、森の中に川が流れている風景を見ると「いいなあ」と羨ましく感じていたんだよね。
鳩ノ巣行きから2年が経過した現在2021年9月。
そろそろどこか行きたいなあ!
山と川、できれば滝もあって日帰りできる場所を探してみることに。
埼玉方面も気になったけれど、今回もまた奥多摩地方、場所は御岳山に決定!
シルバーウィークを利用して、行ってみることにしたのである。

9月下旬だというのに真夏日になった気温の高い日、普段より早起きして東京駅に向かうROCKHURRAH RECORDS。
東京から終点の青梅までの約1時間半を睡眠時間に充てる予定だよ。(笑)
実はその前日、2人揃ってあまり眠れなかったんだよね。
SNAKEPIPEは遠足前の子供と同じでワクワク状態、ROCKHURRAHは熱帯夜のせいだったみたいだけど!
青梅から青梅線に乗り換え、御嶽駅で下車。
西東京バスを使い、御岳登山鉄道の乗り場まで行き、ケーブルカーで御岳山駅に行くのである。
東京から約2時間半かかるんだよね!
新幹線を使った場合には、同じ時間で金沢や新潟、大阪や京都までは行かれるみたいだよ。
乗り換えも多いので、苦労する道のりだよね。

ケーブルカーを降りて見えた風景がこれ。
少し雲が多めだけど、雄大な景色が広がっているよね。
御岳山について、事前に少し調べておいたROCKHURRAH RECORDS。
滝が2つあるようなので、1つは見ておきたい。
「ロックガーデン」と呼ばれる岩石園を歩く、という2点は押さえておきたいね、と話す。
まず最初に向かおうとしたのが武蔵御嶽神社
行きたいと思っている「七代の滝」に行く前に立ち寄れる場所みたいだからね!

よく分からないまま、上り坂を歩き続ける。
「〇〇荘」という看板がたくさんある細い道は、全く神社に続く参道とは思えないんだよね。
民宿なのかアパートなのか不明だけど、宿泊施設みたいだったよ。
本当にこの道で良いのか、少し疑いながら歩くこと約20分。
ようやく神社の鳥居が見えてきた!
安心したのも束の間、上り坂の次は、階段が待っているよ。
それでも急勾配の坂よりはマシだったかも。
なんとか拝殿にたどり着き、お参りできて良かった!(笑)

次に目指すのは「七代の滝」。
神社の階段を降りる途中の脇道を歩くことにしたのが、失敗の元だった。
段差のある「ぬかるみ」のある悪路!
股関節が痛くなるような急な階段を下っていく。
本当にこの道で良いのか、神社の時と同じ言葉を口にしながら、下っていくと通路に出た。
急な階段使わなくても、神社の入口脇からの平坦な道があったのね。
わざわざ大変な道を選んでしまったよ。(笑)
すっくと垂直に伸びた木などを眺めながら、更に下ること30分あまり。

水が流れる音が聞こえてくる。
神社からずっと下り続けているので、本当に滝が見られるのか不安になったんだよね。(笑)
歩いていた道から、唐突に大きな岩に隠れるような感じで滝が出現する。
足場の岩は濡れて滑りやすいので、用心しながら滝の方に進む。
人が大勢いるので、あまりゆっくり鑑賞できなかったけれど、ROCKHURRAHが動画を撮影してくれたよ!
載せてみようね。


見てるだけで清々しい気分になるね!

実は滝を観ながらご飯を食べようと思っていたのに、座れる場所もなく人も多いので食事は断念。
朝の早い時間に簡単な物を口にしただけで歩いているので、どこか場所を見つけて早く食事にしないと。
続いて目指すのは「ロックガーデン」。 
「七代の滝」から歩くこと約40分。
川が流れる素敵な場所で食事を取ることにする。
川のせせらぎを聴きながら、とても気持ち良く過ごすことができた。
この場所にして良かったね、と話していたその時!
見たことがないほど足が長い蜘蛛を発見!
ぎゃっ、と2人で叫び、思わず立ち上がる!
蜘蛛が近寄ってこないことを確認し、再び岩に腰をおろす。
なんだろうね、あの蜘蛛は?
危険ではないんだろうけど、ちょっと怖かったよ。

休憩後「ロックガーデン」を目指して歩く。 
川に沿って歩くので、涼しくて清々しい!
とても良い気分でゆったり歩くことができた。
この辺りの景色と空気感は最高だったよ!
テレビで見て「いいなあ」と思っていた通りの風景。
実際に体験することができて嬉しいよ!(笑)

これで目的の2つをクリアしたので、帰路につこうとするROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
どの道を歩けば良いんだろう?
「ロックガーデン」からケーブルカー乗り場までの道があれば良いんだけど。
ところがスマホは3Gとか圏外でつながらず、、、道なりに歩く以外方法が見つからない。
 歩き続けること約40分。
「あれ?これもしかして滝?」
なんともう一つの「綾広の滝」に来てしまった!
武蔵御嶽神社の滝行で使われるためなのか、滝の前には「しめ縄飾り」があり、荘厳な雰囲気が漂っている。
滝に近付くためには「しめ縄」をくぐる必要があり、一礼してから滝を鑑賞する。
何やら神聖な場所に来た感じだよね。

ケーブルカー方面に向かうためには、ここからまた更に3km程度、約1時間半歩くことになった。
「御岳山」と検索すると真っ先に出てくるガイド情報にある「ハイキング モデルコース」通りに歩いてしまった、いや歩かされたんだね。(笑)
御岳山は、例えば「ロックガーデン」にだけ行くのが難しい場所なのかもしれない。
一度入ったら終点まで行かないと出られない、まるでIKEA方式みたいな?(笑)
約4時間の道のり、よく頑張って歩いたよね!
このコースで初級レベルだって。
かなり足腰にきたので、もっと鍛えて、次の機会に備えよう。
久しぶりのハイキング、大満足だったよ! (笑)

大人社会科見学—日光湯滝&大谷資料館—

20210711  07
【大谷資料館入り口を撮影】

SNAKEPIPE WROTE:

7月5日はROCKHURRAHの誕生日!
おめでとう、ROCKHURRAH!(笑)
さてプレゼントはどうしようかと悩んだ結果、旅行に行くことにした。
場所は2015年7月の「大人社会科見学—日光—」と同様に日光!
ROCKHURRAHの誕生日は栃木県が多いなあ。(笑)
前回は日光東照宮と華厳の滝を満喫したけれど、 今年は別の滝を目指すことにする。

もう一箇所、どうしても行きたいとROCKHURRAHからリクエストがあったのは宇都宮にある場所。
日程は1泊2日なので、日光→宇都宮泊という計画を立てる。
日光の温泉宿に宿泊してゆったり過ごした翌日、宇都宮に行く人が多いのかもしれない。
車を所持していないROCKHURRAH RECORDSは、公共交通機関を利用するので、早い時間に行動したかったんだよね。
そうと決まれば、チケットやホテルの予約を手早く済ませ、あとは出発の日を待つだけだよ!

ROCKHURRAHの誕生日が7月上旬なので、まだ梅雨明けしていない時期なのは仕方がない。
2014年の日光も、濃い霧に包まれた華厳の滝だったっけ。
今年もあまり天気は良くなさそうだけど、どうなることか?
午前7時半新宿発の「日光1号」に乗り、いざ出発!
車内はガランとしていて、乗客がほとんどいない。
空いているのは大歓迎だけど、以前とは様子が違い過ぎて驚いてしまう。
外国人観光客もいないから当然かもしれないけどね?

約2時間で東武日光駅に到着。
ここからバスで湯滝に向かう計画なんだよね。
前回行った華厳の滝に向かう道の、更に先にあるのが湯滝なので、乗車時間が長くなる。
極度の方向音痴で車酔いしやすいSNAKEPIPEには恐怖の時間、、、。
「日光1号」車内で、すでに「酔い止め」を飲んでおいたので、バスでは眠ってしまおうという魂胆だ。(笑)
「いろは坂」や周りの景色を満喫することは諦める。
約1時間程ぐっすり眠って、「湯滝入り口」に到着。
バスも空いてたけど、同じバス停で降りた人はROCKHURRAH RECORDS以外は3人のみ。
まだ少し寝ぼけ眼のROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
てくてくと湯滝に向かって歩く。
雨はやんでいて、良かったよ!(笑)

「湯滝観瀑台」と書かれた看板を見つけた頃には、ゴーゴーと音が聞こえてきた。
土産物屋やレストランが見えてきたけれど、店頭でのみ団子や串に刺し焼いた魚を売っているようだ。
日光に人がいないからお店が閉まっているのか、その逆なのかは不明だよ。
お店を抜けると目の前は滝!
かなり近い距離だけど、マイナスイオンを含んだ霧を浴びることはない。
傾斜が緩やかな滝なので、水しぶきが上がらないんだね。
しばらく鑑賞しているうちに晴れ間が出てきた!
雨を心配していたけれど、天気に恵まれて良かったよ。
ROCKHURRAHが得意の(?)動画を撮影したので、載せておこう!

湯滝の横に階段があり、登っていくと湯滝の源である湯ノ湖を臨むことができる。
せっかくだから行こうよ、と誘ったSNAKEPIPEを大歓迎してくれたのは蜂だった。
ROCKHURRAHも黒っぽい服を着ているのに、何故だか蜂が好んで来たのは、SNAKEPIPEのスカートなんだよね。
少し光沢がある素材だったので、光に反応したのかもしれない。
キツい上りの道は、2019年9月に行った「大人社会科見学—鳩ノ巣渓谷—」 の白丸ダムへの道のりを思い出す。
また奥多摩行きも計画したいな!
蜂の襲撃を恐れながら、なんとか湯ノ湖に到着。
静かでゆったりした湖面を眺めていると、心に平穏が訪れた気がしたよ。 
帰りのバスの時間を気にしなければ、あのまましばらくボーッとしていたかったくらい。(笑)
温泉のせいか、すこし硫黄のにおいもしていたね。

湯滝までの下りは、上りほどのキツさはなくて、あっという間に終わった。
腰にジャケットを巻き、スカートを隠したおかげで、蜂が寄ってくることもなかったし。(笑)
バスの時間にも間に合い、そのまま宇都宮に出る。
日光のさびれ具合とは違い、宇都宮には活気があったよ!
この頃にはピカピカの太陽が顔を出し、晴れて暑いくらいになっていた。
東京の雨、日光の薄曇り、宇都宮の晴天、と1日のうちに3回も別の天気を経験するとは。
宇都宮では名物の餃子を食べ、ご満悦のSNAKEPIPE。
どうしてご当地グルメが餃子になったんだろうね?(笑)

翌日は早起きをして、ROCKHURRAHがリクエストした「大谷資料館」 に向かう。
大谷資料館というのは、大谷石が採石された地下坑道を歩くことができる博物館なんだよね。 
2007年に公開された京極夏彦原作「魍魎の匣」 の映画版で、ロケ地だった大谷資料館を見た時には衝撃を受けたことを思い出す。
それ以降、「フランク・ロイド・ライトが愛した大谷石」などとコピーがついた栃木県へ誘う駅のポスターを目にしたりして、SNAKEPIPEも気になっていた場所だった。
ROCKHURRAHの提案に、喜んだSNAKEPIPEだよ!
宇都宮駅バス停から大谷資料館までは約30分。
この距離なら酔い止め飲まなくても大丈夫かな。(笑)

バス停から資料館までは少しだけ歩く。
周りを見渡すと、巨石がそびえ立ち、日本ではない場所にいるような感覚になってくる。
こんなに大きな石を切り出していたんだね!
いよいよ大谷資料館への入口になる。
そこにあった自動販売機が石になっていることに気付き、思わず撮影!
本当に石でできているわけではないけれど、大谷資料館らしくて楽しい演出だよね。
2010年12月の「SNAKEPIPEの九州旅行記 part2」では、ミリタリー・ショップWAIPERの店頭にあった自動販売機がウッドランド迷彩だったことに触れている。
外観を損なわない販売機、良いよね!

チケットを購入し、地下への階段を降りる。
開館して間もない時間のため、お客さんが少ないよ。
いよいよ地下探検の始まりだね!(笑)
降りていくうちにどんどん気温が下がってくる。
入館前にソフトシェルを着ておいて正解だったよ。
お客さんの中には半袖短パンの人がいたようだけど、軽装過ぎじゃないかな?
真冬でも半袖のTシャツ一枚の外国人を見かけることがあるので、体感は人それぞれだけどね。

「うおっ!これはっ!」
思わず声が出てしまうSNAKEPIPE。
かつて陸軍の秘密地下倉庫だったり、中島飛行機の地下軍需工場だった歴史があるというのが分かる景色だよ。
採石の跡が随所にあって、切り出された石が並んでいるのが見える。
下に降りていくのがワクワクだよ。
行き道と帰り道が仕切られているので、混雑することもなく、スムーズに歩くことができるね。

かなり広いので、ゆっくり撮影しながら観て回ると1時間以上かかっていたみたい。
どの場所も絵になるから、写真に撮りたくなるんだよね。(笑)
かつてカメラをぶら下げ、様々な場所を歩きまくっていたSNAKEPIPEだったら、大谷資料館で何本のフィルムを消費したことだろう?
もっとも、あの頃持っていたカメラでは、ここまで鮮明に映らなかったかもしれないけどね。
SNAKEPIPEが撮った写真の中で、一番のお気に入りがこれ。
まるで畠山直哉の写真みたいじゃない?(笑)

ROCKHURRAH撮影のこちら、ライトアップの素晴らしい色合いを捉えていてナイス!
石柱の後方に、十字の彫刻があるので、何か儀式に使われるようにも見えてくる。
神殿っぽいんだよね。
もしかしたら、ここは2008年にエンヤがクリスマス・ライブを行った場所かも。
幻想的で、舞台設定バッチリだよね!
エンヤについて詳しくないけど、確かにこの場所と音楽が似合うだろうね。
ここに行く道が分からなかったんだけど、もっと近寄って撮影したかったなあ!

歩いている途中で「良かったら記念撮影しませんか」と声をかけられる。
資料館のスタッフが待ち受けていて、行き交うお客さんに撮影を呼びかけているようで。
普段なら通り過ぎるSNAKEPIPEだけど、この時ばかりは記念写真が欲しいと思ったんだよね。
ROCKHURRAHと一緒に映る、マトモな写真がなかったから。(笑)
「これを持って『おーやいしー』と言ってください」
「しー」のところで笑顔になる作戦だね! 
資料館入り口で受け取り、代金を払う。
何故かROCKHURRAHの拳がグーの形になっていることに大笑いしてしまう。
「しー」の時、拳を突き上げ、おろした瞬間だったそうだ。
ライブの掛け声じゃないのにね?(笑)

自他共に認める雨男のROCKHURRAHが、珍しく天候に恵まれた旅行になったことが喜ばしい!
計画していた湯滝と大谷資料館に行かれて、大満足だったよ。
これで奥日光の三大名瀑といわれている華厳の滝、竜頭の滝、湯滝を制覇したことになるんだね。
そしてROCKHURRAHが誕生日プレゼントを気に入ってくれたことが何よりだよ。
また滝を観に行こうね! 

大人社会科見学—TOTOミュージアム—

20210530 01
【TOTOミュージアムの外観を撮影】

SNAKEPIPE WROTE:

2018年11月4日以来、約2年半ぶりにブログの更新をしなかった先週のこと。
実は「やんごとなき」理由により、ROCKHURRAHの故郷である北九州に帰省してたんだよね。
北九州に上陸するのは、2016年2月以来になるので、およそ5年の月日が経過していることになる。
観光目的の場合には、ネットカフェなどを利用してブログの更新もできたのかもしれない。
残念ながら、今回の帰省では、そんな時間を作ることが難しかったんだよね。

それでもなんとか「ROCKHURRAH RECORDSらしさ」を取り戻そうと、訪れたのが「TOTOミュージアム」!
なんで北九州にTOTOなの?と思ったSNAKEPIPEに
「TOTOの本社があるからだよ」
とあっけなく答えるROCKHURRAH。
日本のトイレといえばTOTOだよね?
北九州の小倉が本拠地とは知らなかった!
なんとROCKHURRAHは、高校時代にTOTO本社横を毎日バスで通っていたんだって。
TOTOミュージアムができたのは2007年のことらしいので、当然のようにROCKHURRAHも初めての訪問になるんだね。

ミュージアムに連れて行ってくれたのは、ROCKHURRAHのお兄さん夫妻。
美味しいランチを頂いた後、一緒にミュージアムに行くことになった。
皆さん小倉っ子(笑)で、もちろんTOTOミュージアムの存在は知っているのに、訪れるのは初めてとのこと。
意外とそういうものかもしれないね?

早速ミュージアムの中に入ってみよう。
1Fはショールームになっていて、ミュージアムは2Fだった。
エレベーターを上がってすぐにミュージアム・ショップがある。
SNAKEPIPEはショップに期待をしていて、面白い物があったら購入したいとワクワクしてたんだよね。
一通り見て回ったけれど、残念ながら琴線に触れる逸品は見当たらず、、、。
北九州市の環境マスコットキャラクター「ていたん」のトイレットペーパーには、少し心が揺れたけれど、持って帰るのも大変だしね。(笑)

ミュージアムは最初にTOTOの歴代便器の展示があった。
画像は1927年に日本で最初に商品化されたサイホンゼット式腰掛け便器だって。
木製の便座のフォルムが素晴らしいよね!
この高級便器は、国会議事堂などに設置されたという。
歴史を感じるよね。

TOTOといえば、ウォシュレット!
初代ウォシュレットの展示もあったよ。 
1980年にウォシュレットが発売され、CMが話題になったっけ。

戸川純が出てたんだよね。
とても懐かしい。(笑)
ミュージアムでも、このCMが流れていたよ。

TOTOは元々東洋陶器という会社名だったことを思い出せば不思議ではないんだけど、ミュージアムには陶器の展示もあったんだよね。 
その陶器類が素晴らしくて、「うひょー」とか「ひー」などと奇声を発しながら鑑賞するSNAKEPIPE。
ROCKHURRAHは慣れているけど、もしかしたらお兄さん夫妻は呆れていたかも?
画像は1940年(昭和15年)頃のティーセットだって。
蒔絵付けと吹き絵付けに白抜き金手描き、と説明されている。
色合いの美しさに目を奪われたよ。

こちらは朱赤に鶴が描かれているティーセット。
赤と白に鶴、という非常におめでたい雰囲気だよね。
和洋折衷を具現化していて、販売されていたら欲しくなってしまう逸品だよ! 
こちらも1940年(昭和15年)頃の商品だというので、当時の美的感覚が高かったことが分かるね。
一体どんな人が使っていたのか気になっちゃうよ。(笑)

続いては「化粧台アイテム」と表示されていた陶器だよ。
ご婦人がお化粧をする時に使用したであろう、陶器なんだけど?
壺っぽいものから香炉のように見える物まであって、どうやって使っていたのか不思議だよ。
もっとも注目してしまうのは、手前にある人の手を中央に立てた小皿ね!
指輪やネックレスをかけておくための物かな、と想像する。
大正時代に制作されたという陶器類も見事で、手の皿は本当に復刻して欲しいと思ったよ!

家庭の水回りから出るCO2を50%削減できる商品の提供を目指すキャンペーン「TOTO GREEN CHALLENGE」の宣伝企画として制作されたのが、バイオ燃料で走る「トイレバイク ネオ」。
実際に走るキャンペーンも行ったらしいけど、便座に座っての運転は大変だっただろうね。(笑)
その「トイレバイク ネオ」が展示されていたので撮影してみたよ。
試しに座ってみたかったなあ。(笑)

TOTOミュージアムは展示室が3つに分かれていて、続いて第二展示室に入る。
そこで興奮したのがこのミニチュアセット!
カタログに載っている製品をお客さんに確認してもらうために、ミニチュアで制作したものだという。
ショールームがなかったから、というのが理由のようだけど、小さくして営業に使うというアイディアが素晴らしいよね!
精巧に作られた小さい物は欲しくなっちゃう。(笑)
特に何をするわけでもないけど、コレクションしたくなるよ。
こういう物をミュージアム・ショップで販売してほしかったなあ!

歴代の便器の展示で素晴らしかったのが、画像のこちら。 
陶器に草花を描いてあって素敵なんだよね。
元々は木製だった物を衛生面と耐久性の問題を解消させるため、陶器製品が主流になったと説明されているよ。
現在の白い便器がそっけなく見えてしまうほど、絵柄付きは新鮮に映るよね。
「すごい」「キレイ」と大絶賛した後に「他社品」 と書いてあることに気付く。
なんと、TOTO製品じゃなかったとはね!(笑)

第三展示室だったように記憶しているけれど、青い光が出る、まるで稲妻のようなシャワーがあったんだよね。
詳しい説明を記録してこなかったので、商品名や青い光の正体について書けないことがもどかしい。
光に驚いてしまい、ROCKHURRAHが動画撮影したことで安心してしまったことが原因ね。(笑)
その動画がこちら。

このシャワー、浴びてみたい?

TOTOミュージアムの中のお客様用トイレがどんなことになっているのか、気になっていたSNAKEPIPE。
画像が女子トイレの様子なんだけど、いたって普通なんだよね。(笑)
便器のほうも、特にこれといった特徴はなく、期待が裏切られてしまった。
ここでしか体験できなかったり、ペイントされてる便器を見せてくれたりなど、趣向を凝らしたトイレかもしれない、と勝手にワクワクしてしまったSNAKEPIPEが悪いんだけどね。
ちなみに男子トイレは、もう少しオシャレだったとROCKHURRAHから報告があったよ。
写真を撮るのは忘れたらしいので、比較ができなくて残念!

トイレ内部はシンプルだったけれど、ミュージアムの建築にも見どころがあったんだよね。
数々の受賞をしている建築物、と調べて知ったよ。
楕円形を基調とした建物の形もユニークで、最初は「上から見たら便器になってるかも?」と皆で話していたんだよね。(笑)
展示も全体的にゆったりとしていて、画像のような中庭もあったよ。
ガラスに水滴のような3つの模様があるところに注目!
TOTOは「水と地球の、あしたのために」 というスローガンを掲げているので、水の大切さをこうした装飾からも発信したいのかもしれないね。
ROCKHURRAHが気付いて、撮影してくれたよ! 

小倉っ子のお兄さん夫妻も「行って良かった!」と喜んでいたTOTOミュージアム。
日本のトイレの清潔さは、恐らく世界一なんじゃないかと思うよ。
1970年代からの変化についてパネルが展示されているのをみると、 公衆トイレのめざましい進歩が分かったね。
確かに昔はこんなだった、と改めて思い出したり。(笑)
日本の衛生面を支えている世界的な企業である、TOTOの企業努力を知ることができたよ。
今回の大人社会見学も大成功だね!(笑)