
【ポーラ ミュージアム アネックス入口を撮影】
SNAKEPIPE WROTE:
先週、ギンザ・グラフィック・ギャラリーで「アイデンティティシステム」を鑑賞した記事を書いたよね。
その後、もう一つ展覧会を鑑賞したので、感想をまとめておこう。
銀座ってギャラリーがたくさんあるから、よりどりみどり見学できてありがたいよね!(笑)
その中から、今回はポーラ ミュージアム アネックスをチョイス。
ホセ・パウラ 「Home Away from Home」が開催されている。
SNAKEPIPEは初めて知るアーティストだよ。
経歴を調べてみようか。
1973 アメリカのマイアミ生まれ 1990〜 サバンナ芸術工科大学で学ぶ —- マイアミ・デイド・コミュニティ・カレッジで学ぶ —- ニュー・ワールド・スクール・オブ・ジ・アーツで学ぶ 2009 カナダ、トロントの住宅開発地に初めて大規模な壁画を制作する 2012 ニューヨークのバークレイズ・センターで公共壁画「Diary of Brooklyn(ブルックリンの日記)」を発表 2014–2015 ニューヨークのワン・ワールド・トレード・センターに「ONE: Union of the Senses(感覚の結合)」を発表
何年に学校を卒業した、のような詳細な経歴は確認できなかったよ。
1973年生まれなので、今年52歳なんだね。
ブルックリンを拠点に活動しているんだって。
2009年頃から大型の壁画を制作していて、特に世界貿易センターの「ONE」は、毎日ビルに入る2万人が目にする作品だという。
「ONE」は横幅27mで、ニューヨークで一番巨大な壁画として認知されているんだとか。
パルラは脚立から飛び降りながらキャンバスに筆を振り下ろし、勢いのせいで何度も投げ出されながら制作したんだって。
白髪一雄顔負けのアクション・ペインティングだね!
脚立を使いながら「ONE」を制作している画像がこちら。
ここから落ちたら怪我しそうだよね。(笑)
ホセ・パウラは、世界的に有名なアーティストだったんだね!
SNAKEPIPEの勉強不足でスミマセン。
それでは早速、ポーラ ミュージアム アネックスに向かってみよう。
銀座1丁目にあるポーラ銀座ビルは、外壁の塗装か何かやっていて、工事中なんだよね。
美術館は開館しているけど、誤って通り過ぎそうになるから注意だよ。
営業していないと勘違いしている人が多いのか、会場にはほんの数人しか入っていなくてガランとしていた。
ゆっくり鑑賞できるのは良いね!
受付の方に撮影許可をいただき、鑑賞を進める。
一番最初に展示されていたのは、「NIPPON」と題された2013年の作品だった。
タイトル通り日本の国旗に見えるね!
丸いキャンバスは、この1点だけだったよ。
全部で約20点ほどの作品が展示されている。
全体的にサイズは大きめなんだよね。
載せたのは2024年の「Shifting Poetics(詩情の揺らぎ)」で、六本木のピラミデビルにあるKOTARO NUKAGAが所蔵しているみたい。
KOTARO NUKAGAでもホセ・パウラ展を同時開催しているんだって。
ギャラリーの説明によると、1999年以降パウラは何度も訪日し、アーティストやファッションデザイナーとコラボしているんだとか。
そう聞くと最初の「NIPPON」を制作したのも納得だね!
左から「The Vast Space of Creation(創造がひらく無限の空間)2022年」、「Words Break Across the Sunset(沈む陽を裂いてゆく言葉たち)2013年」で、右が「City Prose(都市が綴る散文詩)2013年」。
詩的なタイトルがつけられているんだね。
パウラはアーティストとしての地位を確立する前、ヒップホップのアルバム・ジャケットやTシャツのデザインなどで生計を立てていたんだとか。
パウラ独特のカリグラフィは、ストリート・アートの影響を受けているようだね。
街で見かける、何語なのか分からないサインに似てるかも。
こちらが2025年の新作ね。
「Morning Blossoms Over Tokyo (Multiversal)(東京に咲く朝の花々 ― 多元宇宙のかなたにて)」は、182.9 x 487.6 cmという大型作品で、迫力あったよ!
4枚のキャンバスをつなげて、1枚として見せる方法がとられているんだよね。
2023年8月に鑑賞した「蔡國強展」にも、4枚で1組になった作品があったことを思い出したよ。
蔡國強は生活したことがある福島県いわき市を「第二のふるさと」と呼んでいるという。
パウラも同様で、何度も訪れている日本を「もう一つのホーム」と捉えているというから、似た印象が強まるね!
日本とのつながりが分かる展示がこちら。
備前焼の作品が展示されている。
写真家であり、備前焼の伝統窯元「一陽窯」の三代目の顔も持つ木村肇とコラボしているんだね。
写真と陶芸を並行して創作活動するアーティストって珍しいんじゃないかな。
まるで発掘調査で出土したような四角い焼き物が2つ。
パルラのカリグラフィが、エジプトのロゼッタ・ストーンみたいだもんね!
「Sake Bottle」と記載されている、小さめの徳利も渋くて良いね。
ホセ・パウラの展覧会を鑑賞できて良かった。
2021年5月の「収集狂時代 第19巻 高額アート編#04」で紹介したサイ・トゥオンブリーの影響を見る人もいるらしい。
1950年年代、暗号制作者としてアメリカ陸軍に従軍した経歴を持つトゥオンブリーは、書き殴ったような文字やドローイング的な動きを取り入れた作品が有名だという。
色や文字(記号)を何度も塗り重ねて、時間や記憶を感じさせるところに共通点があるのかもね。
有楽町方面に歩き、以前より気になっていたディスカウントストア「オーケー銀座店」に立ち寄ってみた。
2023年10月にオープンしているらしいので、すでに2年半経ってるけど。(笑)
品揃えや価格など、「銀座ならでは」の特徴があるのか知りたかったからね!
階段を降りて地下に向かい、売り場を確認していく。
特に「銀座価格」にもなっていないし、品揃えも近所のオーケーと変わらないよ!
銀座でやっていかれるか心配になってしまうね。
1999年にマツモトキヨシが出店した頃から銀座のイメージが変わってきているけど、銀座3丁目にスーパーマーケットができるとは思いもよらなかった。(笑)
2025年7月に発表された土地の路線価は、相変わらず銀座5丁目の鳩居堂前が日本一だという。
高級路線と庶民的なものが入り混じっていて、不思議だね。
時代の移り変わりを感じるなあ!(遠い目)









