
【Yutaka Kikutake Galleryの扉を撮影。ガラスだから写ってしまうね】
SNAKEPIPE WROTE:
先週、「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」展について感想をまとめたSNAKEPIPE。
およそ3年半ぶりに訪れたアーチゾン美術館なので、周辺の様子が変わっていてもおかしくないよね。
アーチゾン美術館の隣に大きなビルヂングがっ!
同じ地下道出口を出た人たちが続々と、吸い込まれるように隣のビルに入っていくじゃないの!
こんなビル、前にあったっけ?(笑)
ビルの看板を見てみると「TODA BUILDING」と書いてあるよ。
2024年11月にオープンしたアート・ギャラリーやショップが入った複合施設なんだね。
「タカ・イシイギャラリー 京橋」「小山登美夫ギャラリー 京橋」「KOSAKU KANECHIKA」「Yutaka Kikutake Gallery」という4つのギャラリーでの展示を観ることができるとは!
六本木のピラミデビルみたいな感じだね。
続々と人が入っていったのは、6階の美術館が目的だったのかも。
開催されていのは、絵本作家でイラストレーターの「ヨシタケシンスケ展」だったことを帰宅後に知ったよ。
SNAKEPIPEは初めて知った名前だけど、かなり有名な方なんだね。
ヨシタケシンスケを調べてみると「ヘンリー・ダーガーの影響を受けた」とWikipediaに書いてあるところが気になったよ!
アーチゾン美術館で「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」展を鑑賞後、TODA BUILDINGにも行ってみることにする。
ギャラリーが入っているのは3階らしい。
エレベーターで上がると、ガランとした空間が広がっている。
この時点では何の情報もないまま歩いていたので、本当にギャラリーが入っているのかすら疑問に感じるほど。
少しうろついていると明るい場所が見えてきた!
「KOSAKU KANECHIKA」で開催されている水上愛美の「Dear All Our Yesterdays」だったようだね。
淡い色調で、まるで夢の中を描いているような雰囲気はシャガールみたい。
このギャラリーでは撮影について質問することを失念し、当然撮影もしていなかったので、感想は文章だけになるね。
気になる方は上のリンクで作品観てね!
他のギャラリーも探してみよう、と歩いてみる。
扉が開いていて、中に人がいる部屋を発見!
それが一番上の画像「Yutaka Kikutake Gallery」で開催されている小林エリカ、ドレーヌ・ル・バ、鈴木ヒラク の3人展「形象 Keisho」だった。
受付の方に撮影許可をもらい、撮らせてもらったよ!
SNAKEPIPEはいつでも必ず許可を得てから撮影するんだけど、SNAKEPIPEが撮影している様子をみて「あ、いいんだ」とばかりに撮影を始める輩の多いこと!
自分からは許可を受けないで、人がやってるからいいだろうと勝手に判断するんだよね。
SNAKEPIPEは、ちゃんと自分で確認取ってから行動したいと思うよ。
話を作品に戻そう。
最初は3人展と気づかずに鑑賞していたけれど、作風があまりにも違うんだよね。
載せた画像は小林エリカの「私の手の中のプロメテウスの火」、「交霊 -娘と父-」、と「わたしの血」という写真作品だよ。
「わたしの血」は、作者自身の血を使っているらしい。
小林エリカは、東大卒の漫画家で作家だという。
ギャラリーの解説によれば、「私の手の中のプロメテウスの火」は、ウランの発見から原子爆弾の開発および原子力発電に至るまでの歴史に言及し、「交霊 -娘と父-」「わたしの血」のシリーズでも、いずれも自身の手を登場させながら人間の限りない欲望について表現しているんだとか。
SNAKEPIPEは、写真を観ただけでは全く理解できなかったなあ。(笑)
ガラスに反射してしまい、作品がみづらくてスミマセン。
鈴木ヒラクの作品3点を並べてみたよ。
展覧会のカタログをシルバースプレーで塗りつぶした作品とのこと。
Wikipediaによると、いくつもの企業から助成により2009年からオーストラリア、ブラジル、イギリス、アメリカなど世界各国に滞在した経験があるんだとか。
支援されたり研究員として海外で生活を続けるなんて羨ましい環境だよ!
鈴木ヒラクの作品は2010年6月の「六本木クロッシング2010」で鑑賞していたようだよ。
名前に聞き覚えがあると思ったんだよね!(笑)

「ひゃー!」と心の中で叫びながら作品に近寄るSNAKEPIPE。
ちょっと不気味で個性的な人形、好みなんだよね!(笑)
左のミドリちゃんは、花がらのワンピース着用のおしゃれさん。
右の画像、ボタンとスパンコールで身を包んでいる人形は、お腹に子供を抱えているね。
赤い糸は、もしかしたら血を表しているのかもしれない。
寝かされているところから想像すると、死体を意味しているのかも。
他に頭部がユニコーンで下半身が人の足になっている人形や、心臓のように見える立体作品も展示されていた。
作者はドレーヌ・ル・バ(Delaine Le Bas)というイギリス人アーティスト。
ドレーヌは自らのルーツであるロマ族の文化や歴史などを表現しているという。
2024年のターナー賞候補になったというから、作品を鑑賞することができて良かったよ!
ドレーヌが10代の頃、崇拝していたというのがイギリスのパンク・バンド、X-RAY SPEX。
代表曲「Identity」を聴いてみよう!

ヒステリックで非常にパワーのあるポーリーの歌声とサックスが印象的なバンドだったね。
セックス・ピストルズのジョニー・ロットンがお気に入りだったらしい。
ドレーヌがパンク出身と聞くと親近感が湧くよね!(笑)
次に立ち寄ったのは「タカ・イシイギャラリー」。
中に入ると、四つ切りくらいの大きさのモノクロ写真と、ロビン・ウィリアムズ主演の映画「ミセス・ダウト(原題:Mrs.Doubtfire 1993)」の看板が見える。
受付の女性に撮影許可をもらい、鑑賞しながら撮影する。
182.9cm×127cmという大型作品の作者は、1982年アメリカ生まれのセイヤー・ゴメス(Sayre Gomez)。
鑑賞している時には気付いていなかったけれど、アクリル絵の具で描かれているんだよね。
てっきり写真かと思っていたよ。
フォト・リアリズム・ペインティングというらしいね!
暗闇にポッと浮かび上がるマクドナルドの看板を観て、胸に迫るものがあった。
知らない土地を暗くなるまで歩き続け、途方にくれた時に目にする明かり。
誰かがいる、と安堵する様子とやるせない寂寥感を想起させる。
マクドナルドの看板から、こんな想像をしたSNAKEPIPEだよ。
モノクロ写真のほうは、予想通り森山大道の作品だった。
今回開催されていたのは「Hellooooo」というタイトルで、ロサンゼルスと東京というそれぞれの都市の根本にあるものを探る展覧会だという。
人間は写っていなくても気配を感じる。
「夜の新宿、裏通り〜」と八代亜紀の演歌が似合う、うらびれた雰囲気。
黒っぽい強めの焼きは、森山大道の特徴だよね。(笑)
2008年に東京都現代美術館で鑑賞した「森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ 写真展 ―共鳴する静かな眼差し」について、SNAKEPIPEはダイドー・ブレンド・コーヒーをもじって「大道・ブランコ・コーヒー」として記事にしているね。(笑)
あの時もブラジルの写真家と森山大道の2人展だったっけ。
森山大道の個性に並ぶ日本人アーティストはなかなかいないだろうね。
京橋のTODA BUILDINGには、「小山登美夫ギャラリー」も入っているみたい。
4つのギャラリーで展覧会観られたら楽しいよね!
これからTODA BUILDINGの情報もチェックしていこう。
ここから自分のための備忘録。
先週愛用のiMacが突然壊れてしまった。
電源入るのにモニターに何も映らなくなってしまったんだよね。
幸いバックアップがあったので、ROCKHURRAHのヘルプを受けながら記事を書いているSNAKEPIPEだよ。
新しいiMacも昨日到着したので、これから設定作業に入らなければ。
みなさまもパソコンのバックアップをお忘れなく!(笑)









