Black Mechanical Wallpaper Muralは、メタリックな部品がプリントされた壁紙なんだよね! インダストリアル好きなSNAKEPIPEはグッときたよ。 壁紙が主張し過ぎて、テーブルや椅子が全く目立たなくなってしまう恐れがあるけど、カッコ良いよね。 ご自宅に使用する人は稀で、オシャレなレストランやショップが好むデザインかもしれないな。 お値段は1㎡で$2,935.71なので、日本円にすると41万5,000円! 壁一面なんて気が遠くなりそうな金額だよ。 ちょっといいなと思っても手が出せないなあ。(笑)
End of the Maze Undergroundは、ロンドンの地下鉄をプリントしている壁紙なんだよね。 地下迷路に迷う錯覚を起こさせるんだとか。 方向音痴のSNAKEPIPEは、自宅でも迷ってしまうのか? そして部屋が広くみえます、とサイトに書いてあるよ。 確かに向こう側にまで通路が続いているからね。(笑) 完全なオーダーメイドなので、壁のサイズをお知らせください、とのこと。 お値段は1㎡$5.95、日本円で約850円。 10㎡必要だとしても8,500円ってことだね! 現実的な金額になってきた。(笑) 候補に入れてみよう!
離婚専門の弁護士シン・ソンハンを演じるのは、「秘密の森」や「シーシュポス: The Myth」でお馴染みのチョ・スンウ。 ドラマ毎に印象が変わる俳優だね。 今回は元ピアニストという役どころで、コミカルな一面も見せていた。 印象に残ったのは、いつでも行動を共にしているシン・ソンハンの親友2人との仲良しなところ。 弁護士事務所でシン・ソンハンと一緒に働いているチャン・ヒョングン役キム・ソンギュンが面白かった。 近所のラーメン屋の店主が「ラーメンを食べてる姿が素敵!」と惚れてしまうシーンが最高だった。 「あばたもエクボ」状態なので、どんな姿でも「うっとり」するのは分かるけど、ラーメン店主の脳内で麺をすすっているシーンがスローモーションでリフレインされて大笑いしたよ!(笑) 離婚に関するエピソードも興味深かったけれど、男3人の仲良しぶりがとても良かった。
「このエリアのクレイジーX(原題:이 구역의 미친 X 2021年)」は、タイトルだけで「何か問題がありそうな人の話だろう」と予想がつくよね。 今の時代は、精神に障害を抱えている人は多いはず。 全く聞いたことがない病名がたくさんあるんだよね。 韓国ドラマでは自閉スペクトラム症の「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」、「サイコだけど大丈夫」やアスペルガー症候群の「ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です」など、障害がある主人公をよく見かけるよ。 「このエリアのクレージーX」はどんな話なんだろうね?
80年代的に言うとあまり知られてないノルウェーのバンドの中で、最も知名度が高いのがこのa-Haで間違いないだろうな。 知名度云々よりも音楽とかに特に興味なくても、この当時に青春期だった人ならば彼らの「Take On Me」はどこかで一度は聴いたことがあるだろうというくらいの、1985年の大ヒット曲だよね。 ノルウェーで活動してたわけではなくイギリスに渡ってから大成功を収めたから、故郷に錦を飾った(最近あまり言わない表現だな)ノルウェー人バンドというわけだ。
1982年の結成以来、メンバーが変わることなく不動の仲良し3人組で、いまだに活動しているというのもビックリだ。 デビュー曲「Take On Me」はデッサンがアニメーションして実写と混ざるという、当時としては斬新なビデオが話題を呼び大ヒットしたが、実はこれより前のあまりヒットしなかったヴァージョンというのも存在しているようだ。
「Take On Me」があまりにも有名だからこの時だけの一発屋だろうと思ってたが、それなりにヒットで食いつないでいたようで、上の方のビデオも大メジャー映画「007 リビング・デイライツ」のテーマ曲だったな。 実はROCKHURRAHもSNAKEPIPEも007シリーズは1作目からダニエル・クレイグが最後を飾った「ノー・タイム・トゥ・ダイ」まで(どのタイトル言われても内容がパッと思い出せるほどのファンじゃないけど)ほぼ全作観ている。 「リビング・デイライツ」は歴代ボンドの中でも一番印象が薄いティモシー・ダルトンによるもので、前のロジャー・ムーアの陽気なボンドの方が良かったよとか言いながらも、もしかしたらジェームズ・ボンドの本来の雰囲気を最も出していたのかも。 ウチでは満場一致で(2人しかいないけど)やっぱり一番はショーン・コネリーだけどね。
a-Haのテーマ曲は「Take On Me」よりは骨太でいかにも80年代ヒット曲のオーラに溢れる野心作だが、007のタイトルバックをそのまんま当てはめたようなビデオもいいね。 知名度の高いa-Haを冒頭に持ってきたが、個人的に何も思い入れがないからぞんざいな文章になってしまったし、ノリも悪いな。 やっぱりROCKHURRAHはこういうメジャーどころには疎いと痛感したよ。
「Down in Japan」というタイトル通り、日本の映像がメインとなって、そこに浮かび上がるアンドレイ・ネッブの顔と抑揚ない歌という構成で、プロモーション・ビデオがある自体が謎。売る気はあったんだろうな。 ちなみに今はミュージック・ビデオとかMVとか言ってるけど、80年代的にはプロモーション・ビデオ、プロモと言ってたのでウチでは80年代方式を貫くよ。
ビデオはメジャー路線も板についてきた1986年のヒット曲「Shouldn’t Have To be Like That 」だ。 涼し気なメロディーと大仰ではない等身大のポップス、というような図式はイギリスのスミスとかギターポップのいくつかのバンドにも呼応するが、そういう取り入れ方もうまいバンドなんだろうな。 しかしビデオの方は実写がデッサンで塗られていったり、a-Haの「Take On Me」をさりげなくパクったような出来。 うーん、やっぱり拝借するのが上手なバンドとしか言われないだろうな。
Alle Tiders Dusterは地元ベルゲンを舞台に、子どもたちを主人公にした「Carl Gustav, gjengen og parkeringsbandittene(カール・グスタフと仲間たち)」というコメディ映画にそのまんまバンドとして出演している。 1982年のノルウェー映画で日本で公開もDVD化もされてなさそうだが、この時代に流行した子供が主役のちょっとした冒険ものみたいな雰囲気が楽しそう。
さて、知ったバンドも少ないし大して書けないだろうと予測していた諾威編だが、意外と長く書いてしまった。 最後のバンドは首都オスロで1982年に結成したバンド、前述のブラックメタルとは何の関係もないGarden Of Delight、これで終わりにしよう。
ビデオを見ればわかる通り、派手な女性を4人も含む5人組で本場イギリスにもいない本格派のポジティブ・パンク、ゴシックのバンドだった。死体役だけが男なのかな? 女性メンバーが多いこの手のバンドというとドイツのX-mal Deutschlandが同じような編成だが、ヴォーカルや演奏のスタイルはたぶん多くの影響を受けてるような気がする。 とは言ってもほぼ同時代のバンドでしかもゴシックなシーンもなさそうなノルウェーだと考えれば、Garden Of Delightはかなりポイント高いと思えるよ。 ヴィジュアル的にも良いのでもう少し頑張って音楽活動に勤しんでいれば、伝説のバンドにもなれたのに惜しい。 1984年にシングル2枚と87年にアルバム1枚出しただけで終わっていて、しかもアルバムの方は全くゴシック要素もないようなジャケットで、間違って買う人も稀だったに違いない。
この手の先駆者で絶対的女王と言えばスージー&ザ・バンシーズで、同じようなジャンルの女性ヴォーカルというと大半がスージーっぽい。 演奏がちょっと違うだけでバンシーズなのか別のバンドなのか違いがわかりにくい、などという苦情が寄せられてもいるが(ウソ)、Garden Of Delightはまあ見栄えの良さで数あるポジパン・バンドの中でも高得点をつけられると思うよ。 イギリスに渡れば良かったのにね。