好き好きアーツ!#55 失敗写真編

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【「チベット死者の書」における「再生のバルド」を連想させる失敗写真】

SNAKEPIPE WROTE:

展覧会に行ったり近所を散歩している時など、スマホを使って写真を撮ることが多い。
一枚だけ撮って満足することもあれば、角度や構図を変えて複数回シャッターを切ることもある。
そんな時、意図していないタイミングでシャッターを押してしまうことがあるんだよね。
簡単に言えば、失敗してしまった写真ってこと。
SNAKEPIPEには、そんな失敗写真が多いんだよね。
あとで見直して笑ってしまうこともあるし。(笑)
偶然撮れてしまったにもかかわらず、「アート作品」のような写真も存在していることに気付く。
今回はそんな「アート系失敗写真」を特集してみようと思う。

最初はこの作品から。
なんだかエロチックに見えてしまうクローズアップだよね。(笑)
ベッドに寝そべった男の視線が、女の太ももからふくらはぎを「なぞって」いるような。
ブレが効果的で、様々な想像ができそうだよね。
かつて敬愛するデヴィッド・リンチが、クローズアップでヌード風の写真を発表していたことを思い出したよ!
 我ながら、秀逸な失敗写真だね。(笑)

赤い服を着た人物がコーヒーカップに手を伸ばそうとしている瞬間。
女性のように見えるけれど、頭から垂れ下がっているヒモ状の物体はなんだろう。
ブレがひどいためなのか、手指の異常な長さも気になるところ。
果たして、これは人間なんだろうか。
一体SNAKEPIPEは何を撮影したんだろう?
全く覚えがないんだよね。
不気味な失敗写真として記憶にとどめることにしよう。

まるで盗撮した写真のようじゃない?
もしくはクローゼットに隠れた人物が隙間から外の様子を伺っているような。
どうにも犯罪めいた雰囲気を感じてしまうんだよね。(笑)
そしてこの赤っぽい色合いも意味深!
この一枚から物語が作れそうだよ。
SNAKEPIPEのことだから、陳腐なストーリーだろうけど。(笑)

続いても足ね。
この失敗写真を撮影したのはROCKHURRAH!
そして写っている足は、SNAKEPIPEなんだよね。(笑)
どうやらこれは2019年9月の「横田基地日米友好祭」で撮ったものらしい。
あの時は鳩ノ巣渓谷に行った帰りに、たまたま横田基地に立ち寄ったんだよね。
歩きやすいようにReebokを履いてたんだった。
横田基地の「Y」に見える構図とROCKHURRAHの手元が影で写り込んでいる。
面白い一枚だよね!(笑)

こ、これはソラリゼーションでは?
マン・レイを意識して作った写真ではないし、本来は現像途中で露光させることで起きる現象だから違うんだけどね。(笑)
恐らく写っているのはSNAKEPIPE自身の指。
間違ってフラッシュが作動してしまい、慌てて止めようとした瞬間ではないかと推測する。
撮ろうとして撮れる写真ではないので、面白いよね!

最後はこちら!
これはデヴィッド・リンチを彷彿させる一枚!
映画でいったら「ロスト・ハイウェイ」かな。(笑)
暗闇に薄明るく浮かび上がるのは、看板か建物か?
斜めに傾いて見えるのは、見ている自分が倒れ込んでいる瞬間だからかもしれない。 
背後から誰かに襲われたせい?
それとも薬を盛られ、意識が朦朧としたせい?
またもや陳腐な物語ができそうだけど、とても気に入った失敗写真だよ!(笑)

今回はSNAKEPIPEとROCKHURRAHが撮影した「アート系失敗写真」を特集してみたよ!
一眼レフを使ってフィルムで写真を撮影していた頃は、現像してからプリントしないと、自分がどんな写真を撮ったのか分からなかった。
現像してコンタクトプリントを作り、やっと小さな写真と対峙した時のドキドキ感は、デジタルカメラになってからはなくなってしまった感覚だよ。
何が写っているのか分からない偶然の産物という概念を、「失敗した写真」から取り戻すことができる気がして楽しくなった。
意図せず写ってしまった「失敗写真」に、これからも注目していこうと思う。 

奇想のモード 鑑賞

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【庭園美術館の入り口を撮影。ド派手なピンクが目を引くね!】

SNAKEPIPE WROTE:

2022年になって初めて、長年来の友人Mと会う約束をした。
せっかくなので、展覧会や映画など何か鑑賞したいよね!
「ここはどうだろう?」と、お互いにアイディアを持ち寄って検討する。
SNAKEPIPEは東京オペラシティギャラリーで開催している「ミケル・バルセロ展」を提案する。 
友人Mは東京都庭園美術館の「奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム」が面白そうだと言う。
シュルレアリスムに目がないSNAKEPIPEなのに、その展覧会はノーチェックだった!
教えてくれてありがとう、友人M!(笑)
今回は庭園美術館に行くことにしたのである。 

曇っていて風が強い、とても寒い日に目黒に向かう。
服装失敗したかも、と思いながら待ち合わせ場所である庭園美術館まで歩く。
前回来たのは2019年3月の「岡上淑子 沈黙の奇蹟」以来なので、およそ3年ぶりになるんだね。
先に来ていた友人Mと合流し、早速会場に向かう。
何度来ても、旧朝香宮邸に「うっとり」しちゃう!
それなのに重要文化財なので、館内の撮影ができないんだよね。
アール・デコの雰囲気とアートとの融合が素晴らしいんだけど、撮影不可なら仕方ない。
新館の撮影はできたので、たくさん撮ってきたよ!
そのため今回のブログは、購入した図録の画像も併せて載せているよ。

入り口入ってすぐに展示されていたのが、ヤン・ファーブルの甲冑。
これは玉虫の羽根を使って制作されているんだよね。
さすが曽祖父が、あの「昆虫記」を書いたファーブル!
キッチリひ孫にも、その精神が伝承されてるよね。
一体何匹の玉虫を使用したんだろう?
死後にも輝きを失わないという玉虫に驚いたよ。

19世紀半ばにつくられたという髪の毛を使用したジュエリー。
画像はブローチで、喪に服す意味以外にも愛情表現として身につけることも多かったという。
こうした細工ができる職人がいたってことだよね。
他にも透かし模様にしたピアスやブレスレットなどが展示されていたよ。
小谷元彦の髪の毛を編み込んで制作されたドレスも圧巻だった。
黒い髪の毛には情念がこもってるように感じられて、おどろおどろしかったよ。
金髪とは違う印象を持ってしまうのは何故だろう?

有名ブランドであるシャネルのデザイナー、ココ・シャネルと同時代にライバル的な存在だったというエルザ・スキャパレッリ
 「ショッキング」という名前がついた香水瓶がキュートだよね!
SNAKEPIPEはスキャパレッリの名前を聞いたのは初めてだったけれど、この香水瓶を完成に導いたのが女流画家のレオノール・フィニという説明を読んで嬉しくなった。
2015年に「SNAKEPIPE MUSEUM #33 Leonor Fini」で紹介したことがあるからね! 
レオノール・フィニに感じたエネルギッシュな女性像は、おそらくスキャパレッリにも通じるのだろうと想像する。
他にもドレスやアクセサリーなど、たくさんの作品が展示されていたよ。
スキャパレッリについては、もう少し調べてみたいと思った。

1939年にサルバドール・ダリが描いたという、雑誌「ヴォーグ」の表紙。
ダリが雑誌の表紙になってるなんて、豪華だよね!
そして調べて驚いたことに、なんと「ヴォーグ」の創刊は1892年とのこと。
そんなに歴史がある雑誌だったとはね。
更に時代が古い、1862年創刊の「ハーパース・バザー」の表紙を多く手がけたのが、ROCKHURRAHと一緒に2017年3月に「グラフィズムの革命展」を鑑賞したカッサンドル! 
知ってる名前が出てくると嬉しいね。(笑)
ダリと同時代のカッサンドルの作品も多く展示されていたよ。 

第6章「裏と表」で、まさかヴィヴィアン・ウエストウッド(セディショナリーズ)のデザインが展示されているとは思わなかったよ。
パンクのイメージでしか捉えてなかったガーゼ・シャツだけど、確かにシュールだね!(笑)
他に、マルタン・マルジェラやドルチェ&ガッバーナの作品などが展示されていたよ。
マルジェラは、他のチャプターでも作品が展示されていたので、シュルレアリスムを現代に取り込んでいるデザイナーと言えるのかもしれないね。

撮影禁止である旧朝香宮邸での展示が終わり、新館へと向かう。
ここからは撮影可能!(笑)
第8章は「ハイブリッドとモード」。
画像は舘鼻則孝の「太郎へのオマージュ」作品群ね。
岡本太郎を意識して制作され靴やヘアピンなどが、迫力満点で展示されている。
シルバーで光ってて、とても好き!(笑)
他に花魁の高下駄からインスピレーションを得たという、ヒールがない靴も多数展示されていて見事だった。

友人Mが一番楽しみにしていたのが串野真也の作品!
人間が履くことで「キメラ」を想起させることを主題にしているという。
足を通さなくても、すでに「キメラ」な作品が多くて、夢中で写真を撮ってしまった。
ガラスに光が反射してしまうので、SNAKEPIPEの画像はイマイチだけどね。(笑)
どの部分にどんな革や素材を使用しているのか、とても興味があるよ。
実際に履こうとは思わないけれど、ずっと観ていたくなる作品だった。
1980年代生まれの面白い日本人デザイナー2人の作品を観られて、とても良かったよ!

「奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム」展は、館内の雰囲気とマッチしていて、素晴らしい展覧会だった。
コロナじゃなかったら、もっと感嘆の声を上げたり、友人Mと語らいながら鑑賞できたのになあ。
次回はどんな企画を立ててくれるのか、楽しみだね! 

MONDO 映画ポスターアートの最前線 鑑賞

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【国立映画アーカイブの入り口を撮影】

SNAKEPIPE WROTE:

ROCKHURRAHから誘われたのは、国立映画アーカイブで開催されている「MONDO 映画ポスターアートの最前線」という企画展の鑑賞だった。
国立で映画を扱っている施設といえば「国立フィルムセンター」があったはずだけど?
調べてみると2018年に東京国立近代美術館より独立し、新しい組織「国立映画アーカイブ」になったそうで。 
ニューヨークのMOMAで、例えばカルト映画「ピンク・フラミンゴ」が永久保存されたことが話題になったりするように、日本にも邦画を保存する国立の組織があるってことなんだね。
検索してみると「薔薇の葬列(松本俊夫監督 1969年)」も所蔵されていたよ!(笑)
あまり行った記憶がない国立フィルムセンター、じゃなかった国立映画アーカイブは、チケット予約の必要もないそうなので、天気の良い日に出かけることにしたのである。

銀座線の京橋駅より徒歩1分という、方向音痴にも優しい立地にある国立映画アーカイブ。
ほとんどのお客さんの目当ては映画の鑑賞だろうね。
今回は香港映画を上映していて、チケットは予約が必要だったみたい。
ROCKHURRAHとSNAKEPIPEの目当ては企画展の「MONDO 映画ポスターアートの最前線」で、常設展「日本映画の歴史」も鑑賞できるという。
他のお客さんはほんの数名だったので、ゆっくり鑑賞できそう!(笑)
写真撮影もオッケーだったので、たくさん撮ってきたよ。
感想をまとめていこうか。

まずは「日本映画の歴史」から観ていこう。 
1919年の映画「カチューシャ」のポスターや当時活躍していた役者のスナップ写真などが展示されている。
中でも目を引いたのは「丹下左膳」のポスターだよ。
主演の大河内傳次郎の顔をアップで描く手法は、いわゆる浮世絵の大首絵と同じだよね。
「ウエスタン式時代劇」というコピーも気になるし。(笑)
そして驚くのは、フォントの素晴らしさ!
1933年の映画とのことなので、時代はアール・デコ後半といったところか。
浮世絵とアール・デコのミクスチャーと言っても過言ではないかも。
このポスター制作したのは、一体誰なんだろうね。

1953年に初号機が完成した、コニカラー・システムというコニカミノルタ製の撮影機材がこれ。
なんともレトロな佇まい、手書きのように見える商品名が良い味出してるよね!
ほんの5、6年ほどしか出回らなかったらしいけど、オブジェとしても良い感じ。
映写機などの展示もあって、映画の人気が高まっていたことがわかるよね!
他に注目したのが荻野茂二監督が手がけた実験映像「AN EXPRESSION(表現)」や「色彩漫画の出来る迄」で、思わず見入ってしまった。
映像が載せられないのが残念だよ!

順路に従って歩いていくと、「MONDO 映画ポスターアートの最前線」に続いていた。
71点ものポスターが所狭しと展示されている。
これは米国テキサス州オースティンを本拠地として活動している「MONDO」による作品群とのこと。
「MONDO」はデザイナーやイラストレーターに映画ポスターを描いてもらい、オースティンにあるギャラリーで展示を行っているという。
ポスターはオンライン・ショップで購入できて、$50から$55、5,700円から6,300円くらいなので、手が出せない金額ではないよ。
ポスターは全てシルクスクリーン印刷のため数量限定だというから、余計にマニアにはたまらないかもね?
それでは気になった作品を紹介していこう!

悪魔のいけにえ(原題:The Texas Chain Saw Massacre 1974年)」はトビー・フーパー監督作品で、ホラー映画好きのROCKHURRAH推奨の一本だよ。
 ほとんどホラー映画を観たことがなかったSNAKEPIPEもお勧めされて一緒に鑑賞したっけ。
怪奇現象や霊が出てくるようなホラー映画とは違い、リアリティのある恐ろしさ!
ポスターは、そんな人間の怖さを表しているよね。 
ポスターを描いたのはジェフ・プロクターだって。
このTシャツあったら、きっとROCKHURRAHは購入したに違いないよ。(笑)

ジョン・カーペンター監督の「遊星からの物体X(原題:The Thing 1982年)」を描いたポスター。
この映画もROCKHURRAHにお勧めされて鑑賞したSNAKEPIPE。
とても怖かったよ!
2011年に公開された「ファーストコンタクト」も観たはずだけど、 あまり記憶にない。(笑)
とてもホラー映画のポスターには見えない南極観測所の静寂を描いたのは、ジェイソン・エドミストン。
カナダ在住のアーティストだって。 

2011年8月に書いた「SNAKEPIPE MUSEUM #11 Tomer Hanuka」で取り上げたトマー・ハヌカの名前を目にして嬉しかった。
美しい色彩と構図に魅了され、10年以上前からファンになったアーティストだからね!
アニメ映画「戦場でワルツを(原題:Waltz with Bashir 2008年)」の映像美も印象に残っているよ。
今回の展覧会では、トマー・ハヌカの作品2点を鑑賞することができた。
1つはヒッチコック監督の「サイコ(原題:Psycho 1960年)」。
ヒロインの、あの有名なシャワー・シーン後を描いていてナイスだよ!

もう1点はニコラス・ローグ監督の「地球に落ちてきた男(原題:The Man Who Fell to Earth 1976年)」。
デヴィッド・ボウイ主演の映画だということは知っているけれど、なんと未鑑賞!
そのためポスターの意味が分からなくてごめんなさい。(笑)
ROCKHURRAHは観たことがあるらしいけれど、昔のことなので内容を忘れてしまったとか。
トマー・ハヌカらしい中間色を使用していて、美しいポスターだよね!

レポマン(原題:Repo Man 1984年)」はアレックス・コックスのデビュー作だったね。
主演だったエミリオ・エステベスの名前も懐かしいけれど、最も強く記憶に残っているのはオープニング・シーン。
この場面をパクっていたのが、大昔放映されていた深夜番組「FM-TV」だったことを思い出す。
あの番組大好きだったんだよね。(笑)
「レポマン」のオープニングを使用してモヒカンにしちゃったポスター、秀逸だよ!
描いたのはジェイ・ショーという「MONDO」の初期から携わっているアーティストだって。

カリガリ博士(原題:Das Cabinet des Doktor Caligari 1920年)」を観たのは大昔のことなので、あまりよく覚えていないよ。
丸尾末広がカリガリ博士を題材にしていたのを観たことがあるけれど、ベッキー・クルーナン版のポスターも素晴らしい!
黒い線が特徴的で、構図の大胆さや色味の少なさが効果的なんだよね。
遠目からでも注目されるポスターだと思うよ。

最後に紹介するのはキューブリック監督の「時計じかけのオレンジ(原題:A Clockwork Orange 1971年)」だよ!
SNAKEPIPEだったら、好きな映画ベスト10にこの映画をチョイスするかも。
この映画のポスターだったら、主人公のアレックスを描く場合が多いんじゃないかな。
ロリー・カーツは「コロヴァ・ミルク・バー」のオブジェをアップで描いているよ。
2008年8月の「好き好きアーツ!#04 スタンリー・キューブリック」で、「あのマネキン人形も一体欲しい」と書いているSNAKEPIPE。(笑)
また「時計じかけのオレンジ」が観たくなったよ!
 
公開当時に発表されたポスターも面白いけれど、現役で活躍しているアーティストによるオマージュとしてのポスターも見事だったね。
自分が好きな映画が、違う視点からポスターになっているのは刺激的!
敬愛するデヴィッド・リンチのポスターが展示されていなかったのが少し残念だったかな。(笑) 
鑑賞できて良かった展覧会だったよ! 

ビザール・スポーツ・ウェア選手権!47回戦

【フィットネスといえばオリビア・ニュートンジョンだよね!】

SNAKEPIPE WROTE:

運動不足を実感し、筋力アップとボディラインの引き締め(笑)を目指し、昨年12月から新たに始めたのが、マシン・ピラティス!
ピラティスとは第一次世界大戦中の1920年代にドイツのジョセフ・H・ピラティスが考案したリハビリを行うために開発されたエクササイズだという。
身体の歪みを矯正し、インナーマッスルを鍛えることでダイエット効果も期待できるんだって。
マットを使うレッスンよりもマシンでピラティスを行うほうが効率が良いらしい。
マシン完備のスタジオを探し、長年来の友人Mと一緒にレッスンを始めたのである。 

今の段階でレッスンを7回ほど体験しているSNAKEPIPE。
インストラクターの先生によって鍛える部分が違うため、翌日の筋肉痛を感じる箇所が違っている。
体のどこかに痛みがあると、効果があるように期待してしまうね。(笑)
インストラクターの先生達は皆、ボディラインを強調するようなウェアを着ていて、女性専用のスタジオじゃなかったら大変なことになってしまいそう。
男性の目が釘付けになってレッスンどころじゃないかもしれないからね!

インストラクターの先生達は、一体どこでウェアを購入してるんだろう。
SNAKEPIPEも負けないような逸品を探してみたいよ。 
動きやすい服装という指示があるだけなので、何を着用していても問題ないからね。
見つけたのは、パンダ柄のヨガ用レギンス。
いつの間にスパッツって言わなくなったんだろうね?(笑)
米国Amazonで販売中の商品なんだけど、淡い色合いは膨張して見えるだろうな。
パンダの顔がいびつに見えてしまう可能性もあるし。
ちなみにお値段は$24.96、日本円で約2,800円だって。
パンダ好きの友人Mに勧めてみようかな!

ピラティスのレッスンは、まだ初級クラスを受けているSNAKEPIPE。
もう少し上達したら、上級者に見えるウェアを揃えてみたいよ!
そこで見つけたのがこれ。
ドクロから何か出てますがな!(笑)
ここまでド派手にする必要はないんだけど、とても気に入ったよ。
どこで購入できるのかは不明なのが残念。
こんなパンツ穿いてレッスンを受けてみたいものよ。

面白いウェアはないかなと探していたら、ビザールなユニフォームを発見してしまった。
画像検索してると、どうしてもビザールに目が行ってしまうのはSNAKEPIPEの性なのね。(笑)
トップバッターで登場したのは、2014年のソチ・オリンピックに出場したメキシコのスキーヤー。
なんとマリアッチの衣装がプリントされたウェアなんだよね!
メキシコらしさは良く表現されているけど、その服装だったらソンブレロ型のヘルメットのほうが良いかも?(笑)

コロラド・ラピッズは米国コロラド州デンバーをホーム・グラウンドにしているサッカー・チームとのこと。
デンバーというのが、どういう土地柄なのかよく分からないSNAKEPIPEだけれど、胸にフリンジが施されたユニフォームはあまり見かけないよね。
更にパンツが日本風に言うとジョギング・パンツ、いわゆるジョグパンというのもビザール要素にプラスされちゃうよ。(笑)

コロンビアのサイクリング・チームのユニフォームは、遠目でみると部分的に裸に見えちゃうよね。
色はゴールドらしいんだけど、股間の影も怪しげ。(笑)
デザインする人は色彩にも気をつけないとね!

一方コロンビアの男性チームはどうかというと、これがまた!
肌色に近いベージュを使用しているから、困っちゃうよね。(笑)
「もっこり」部分も強調されているようだし、一体どんな基準で採用しているんだか。
着用している選手達も迷惑だっただろうなあ。
ユニフォームの色だけ変更すれば、全く問題がなかったはずなのにね?

最後はこちら!
2012年のオリンピックで銀メダルを獲得したアメリカのトラックレース・チーム。
メダル獲得よりも別の意味で有名になってしまったみたいね。
どうして「あの場所」だけ色を変えてしまったのか、、、。
嬉し泣きしている画像のはずだけど、こんなユニフォームを着なくてはいけなかったことに涙しているように見えてしまうのはSNAKEPIPEだけ?(笑)

今回はビザールなユニフォームについて書いてみたよ!
アスリート達は真剣なのに、観客は思わず笑ってしまったかもしれないよね?(笑)

SNAKEPIPEは明日もレッスンなので、頑張って鍛えてくる予定だよ!
やる気が出る楽しいウェアも探さないとね。(笑)