大人社会科見学—河口湖・富士山—

【バスの中から撮影した失敗作。(笑)チラリと見える美しい富士山】

SNAKEPIPE WROTE:

3月4日はSNAKEPIPEの誕生日である。
毎年プレゼントを考えてくれるROCKHURRAHが
「今年は温泉旅行にしようか」
と提案してくれた。
おおっ!
あ、憧れの露天風呂付き客室の温泉旅行!(笑)
場所をどこにするか考え、せっかくなので富士山が見える温泉にしようということになった。
富士山が見える露天風呂とは!(笑)
なんだかものすごく贅沢な温泉旅行になりそう。
わくわくして旅行を楽しみにしていたSNAKEPIPE。

旅館の予約を入れたのは2月の下旬である。
もちろん3月11日にあのような災害が起きるなんて予想もしていなかった。
計画停電の関係もあり、大丈夫なのか不安になりながらも旅館に確認したところ
「お待ちしております」
とのこと。
なんとなく言葉に濁りを感じたけれど、せっかくの旅行だもの。
行くったら行く!

3月の下旬、ついに予約していた日になった。
宿のある河口湖畔に行くために河口湖駅に向かう。
河口湖駅、という駅があることも知らないSNAKEPIPE。
実は千葉県内と東京都内以外はほとんど行ったことがないんだよね!
山梨県は今回初めて足を踏み入れる場所になるみたい。
河口湖駅に着いてまずびっくりしたのはその寒さ!
高く積み上げられた雪が道の両側に見られる。
今年は確かに寒いけれど、この時期に山梨県はまだ雪なんだね!
あっ、富士山があんなに大きい!
頂上にはもちろん雪が残っている。
とても美しい富士山を間近に見られるなんて感激だよ!

旅館に行くまでには時間があるため、まずは河口湖北原ミュージアムに行くことにした。
以前森アーツセンターで開催された「超驚愕現代アートコレクション」がとても興味深かったので、北原コレクションをもっと鑑賞したかったのである。
まずは腹ごしらえ、と北原ミュージアムに隣接するハッピーデイズカフェで昼食。
河口湖が一望できる高台にあるカフェは、室内がとても暖かかった。
BGMはビートルズ。
北原さんのチョイスだろうね。(笑)

お腹を満たしてミュージアムへ。
「懐かしの広告キャラクター展」という昭和30年代に生まれた企業キャラクターが特集されていた。
SNAKEPIPEが知っていたのはペコちゃんとサトちゃんくらいだったけど、じっと観ていたら
「こちらのポコちゃんは、現在の評価価格150万円でございます」
と職員が近寄って来て説明を始める。
いや、別に買うつもりないんだけど…。(笑)
1階で鑑賞していると、スーッと職員が近寄って来て説明を始めるので逃げ腰になってしまった。
説明を受けて嬉しいと思う人とそうじゃない人がいるからね。
2階に行くと付いてこなかったのでちょっとホッとする。
自分の好きなように鑑賞したいからね!
レコード、雑誌、香水瓶、ポスター、薬の箱、そしてもちろんブリキのおもちゃなど
「よく集めたねー!」
と感心してしまう貴重なコレクションの数々。
昭和のデザインって良い物がたくさんあるんだね。
復刻されることはないのかしら?
とても楽しいミュージアムで行って良かったと思う。

次に向かったのは山梨宝石博物館
特別宝石に興味を持っているわけでも、石の付いたアクセサリーを持っているわけでもないけれど石の持つパワーを感じてみたいと思い行ってみたのである。
説明によれば、ここは日本で唯一の宝石専門博物館とのこと。
いろんな石が展示されているのだ。
入ってみてびっくり!
まるで巨大な宝石屋さんに入ったみたい。
黒を基調にした室内にガラスケースがズラーッと並んでいる。
その中に今まで聞いたこともないような名前の石がこれでもか、というくらい展示されている。
原石から始まり、磨くとこんなに光り輝くんですよ、という段階も解る寸法。(笑)
高さ180cmもある巨大な水晶の展示もあり、まるで御神体みたいな雰囲気。
あの水晶を発掘した人は驚いただろうなー!

そろそろ旅館のチェックインの時間。
河口湖をゆっくり散歩、と洒落込みたいところだけど、雪が降ってきたよ!
寒いのなんのって!
万が一に備えて防寒してきて本当に正解。
まさかこんなに気温が低いとは思わなかったからね。
そのせいなのか車も人もほとんど通っていない。
河口湖ってもっと観光が盛んなのかと思ってたけど?

旅館に着いて人が少ない理由が分かった。
予想通り、震災と計画停電の影響でキャンセルが多発したらしい。
そのためなんと旅館のお客さんはほとんどいないとのこと。
幸いにもROCKHURRAHとSNAKEPIPEが到着した日、停電は中止。
ここまでガランとした旅館も珍しいね。
大浴場まで貸切状態になっちゃったし。
泳いじゃったからね!(笑)

部屋に案内されてびっくり!
目の前に富士山がっ!
頂上付近には雲がかかってしまったけれど、あれは紛れもなく富士山だ!(笑)
部屋に付いている露天風呂は24時間いつでも入れる状態で、寒さのために表面から湯気が立っている。
なんて素晴らしい環境なんでしょ!
早速露天風呂に入り、冷えた体をほぐす。
頭は寒いけれど、首から下はホカホカ。
頭寒足熱を実践してとても気持ちが良い。
あー!極楽、極楽!
来て良かった、と思った瞬間である。(笑)

旅館の中で特筆すべき事項といえば、翌朝朝食を取るためにホールに向かう時のこと。
すでに着替えを済ませていたので、SNAKEPIPEは自分のブーツを履いて食事処に行こうとすると
「旅館では下駄だよ」
とROCKHURRAHが主張する。
同じく着替えを済ませていたにも関わらず下駄で行く?
見ると靴下に無理矢理下駄を突っ掛けている!
5本指ソックスならまだしも、普通の靴下だよ?(笑)
服はミリタリー系装備なのに、足元は下駄!
はっきり言ってヘン!
歩き辛かったらしく、スタスタ歩くSNAKEPIPEに追いつくのが大変みたい。
「待って~」
とまるで老人のようなROCKHURRAHに大笑いした。(笑)
ところが食事処に同じスタイルの、下駄・靴下おっさんがいるんだもの!
また大笑いしたSNAKEPIPEだった。

朝食を終えた後すぐに出発。
この日の予定は樹海の風穴氷穴である。
西湖に向かうレトロバスに乗って約40分。
雪道を歩いてお目当ての風穴へ。
思っていたのと全然違って青木ヶ原樹海も雪景色。
もっとジャングルっぽい道を歩くんだと想像してたんだよね。(笑)
「おおっ、エコバニごっこができる!」
「U2ごっこもできるかも?」
「シャイニングごっこもできるじゃん」
(注:上記のバンドや映画はどれも雪深い中での撮影をしていたため)
などと他愛もないことを話しながら、エコバニになりきって記念撮影。
80年代にタイムスリップだよ!(笑)

そうこうしているうちに風穴に到着。
ツララは垂れ下がってるわ、手すりは凍ってるわ、足元は滑るわ!
滑りやすいので足元に気を付けてと言われてはいたものの、まさか凍ってるとは思わなかったよ!(笑)
階段を降りて降りて洞窟内に入って行くと、ライトアップされた巨大な氷の塊が!
昨日は水晶で、今日は氷。
巨大な塊ばかりを観てるなあ。(笑)
なんとも神秘的で幻想的で、滑りそうになりながら降りた苦労を忘れた。

去年の夏、猛暑を乗り切るための涼しい場所をテレビで紹介していた時に、風穴を観たことを思い出す。
風穴から出て来た人のメガネが温度差のために曇って、
「中はとても涼しかったです」
と答えていた記憶がある。
ところが!
この日もかなり風のある寒い日だったため、風穴洞窟内のほうが暖かく感じたほど。
サングラスも曇らなかったし。(笑)

風穴のチケット売り場の方に氷穴の行き方を聞いてみると
「この左の道をまっすぐ行って、三叉路に出たら一番左をまっすぐです」
と簡潔な答え。
そんなに大変じゃなさそう、と歩いて行くことにする。
がっ、前述したように青木ヶ原樹海は雪景色。
当然ながら雪かきされているわけではないので、完全な雪道を歩くことになった。
一番積もっているところで約30cmの積雪量というところか。
そこをザクザク音を立てながら氷穴目指して歩くROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
なんだかまるで軍隊の雪原地帯訓練みたいだよ!(笑)
こんなに長い雪道を歩いたことがないので、大変だけれど嬉しくて張り切って行進してしまった。
さすがにこんな悪路では誰も徒歩で氷穴に向かおうとは思わなかったらしく、雪の青木ヶ原樹海に存在しているのは樹木と行進する2人のみ!
風で木々が揺れる音と2人の足音しか聞こえない。
晴れていたせいもあるけれど、その静寂はとても心地良かったな。

それにしても…。
歩いても歩いても全く「氷穴はコチラ」なんて書いてある看板が見当たらない。
道を間違えたとは考えにくいけれど、ここは青木ヶ原樹海…。
万が一道に迷ったら…ぐわ!こ、怖い!
「とにかくこの道を進んで行くしかないよ!ね!」
と自分に言い聞かせるように、口に出して言いながら行進を続ける。
歩き続けること約1時間。
トラック車体の青色が遠くに見えた時は本当にホッとした。
やっと氷穴に到着したよ!
雪道の行進、楽しかったな!と言えるようになったし。(笑)

いよいよ、氷穴である。
風穴を見学して来ているので、同じような洞窟なんだろうと思っていたら!
氷穴は洞窟に入るまでが風穴以上に過酷!
凍った急な階段を降りて、降りて、降りて。
まだ下に降りるのか、と思っていると
「こんなに狭い隙間は行かれないよ~」
と先頭で降りていたROCKHURRAHが尻込みしている。
人が一人ようやく通れるくらいの大きさの穴を降りないと洞窟に到達しないようだ。
へっぴり腰になっているROCKHURRAHに、後ろから頑張れ!と声をかける。
「わー」とか「ひゃー」とか何かを叫びながらROCKHURRAHの降下完了。
SNAKEPIPEのほうが小柄なので(当たり前か)そこまで恐怖を感じないで降下。
そこが最後の試練で、残りの行程はそんなに苦労しないで歩いて見学。
氷穴は洞窟内よりも、降りる課程が印象的だったね!

河口湖駅に向かうバスの中のこと。
観光旅行で来ていたらしいアメリカ人女性2人が乗っていた。
ずっと2人で喋りまくり。
どうして外国人ってあんなにお喋り好きなんだろ?
そのうち、その女性のうちの1人が
「オーマイガッ!」
と言うと、もう一人も
「オー!ジーザス!」
となんだかとても驚いている様子。
何かと思うとバスの窓からくっきりキレイな富士山が見えるではないですか!
外国人2人は写真を撮り始めた。
負けじ、とSNAKEPIPEもカメラを構える。
だけど、動いてる車内からの撮影って難しいよねー。(上の写真参照)
バスの運転手さんも気を利かせて、かなり徐行運転をしてくれている。
あんなにキレイな富士山が見えただけで良かったな!(負け惜しみ)

1泊2日の旅行だったけれど、今まで行ったことがない場所で初めて目にする物や経験ができてとても有意義だった。
またいつの日か温泉旅行に出かけたいな!

大人社会科見学—横田基地日米友好祭2010—

【飛んでる画像はウソです。実際撮ったのは右上だけ】

ROCKHURRAH WROTE:

「夏嫌い」と何度も明言していて暑さにも湿気にも滅法弱いROCKHURRAHだが、今年の夏の猛暑は苦痛極まりない。夏はそこまで苦手じゃなかったはずのSNAKEPIPEでさえさすがに参ってしまい、家に帰ると二人ともぐったりという日々が続いている。二人が特別なわけじゃなくて今年は誰でもそうだろうね。
そんな過酷な夏のくせに最も暑かったろうと思えるお盆時期には休みが取れず、少し遅れて短い夏休みとなった。この暑さの中、旅行したり帰省したりはどうせしないつもりだったけれど、せっかくの休みなので近場でもどこか行きたいとは前々から思っていて、そんな二人が考えたちょっとしたおでかけは「そうだ、横田に行こう」というもの。

というわけで8/21と22日の2日間に福生の横田基地で行われた「横田基地日米友好祭2010」というイベントに行ってきましたよ、というだけのROCKHURRAHには珍しい内容の記事が今回のものだ。このブログの愛読者はほとんどいないと思えるから自分で説明するが、その手の記事をSNAKEPIPEが書く事はあってもROCKHURRAHが書いたのははじめての事だから「珍しい内容」というわけだ。

さて、U.S. AIR FORCE 第374空輸航空団の拠点となるのがこの横田基地ということだが、本州では最大の米空軍基地として知られている。
前にも書いたがミリタリーな服装が好きなだけで軍隊そのものや兵器に興味あるわけではない二人だから、軍事おたくなら誰でも知ってるような事もロクに知らない。
今回もそういう方面のうんちくなどは何もないわけで、そういうのを期待して読んでる人はここでやめた方がよかろう。単にここに来れば本場の空軍ルック(言い方変か?)がたんまり見れるんじゃない?と思ったから行ってみただけだ。

強いて書き加えるならば、ROCKHURRAHは幼少期に基地の町で育って、実際に住んでいたのも米軍ハウスだったので、そこの米軍基地イベントは大昔に経験した事がある。そのノスタルジーが常々あったというわけでこの友好祭を知り、行きたいと思うのも当然の流れなのだ。さらに子供の頃はタミヤの戦車や歩兵、ハセガワの戦闘機といったプラモデルをチマチマ作ったりMGCやマルイのモデルガンを撃ちまくったり、火薬とセメダインの匂いがする少年だった。意外と兵器好きな一面もあったなあ、と思い出す。あの頃は何軍とかのこだわりも何もなくて、単に見た目のカッコ良さだけで選んでいたものよ。あらら、もしや今でも全然変わってないのか?

5月のブログでもちょっと書いた通り、ここに二人でやってきたのはごく最近の事。我が家からはかなり遠い東京の西の果てという印象があったから、電車の時間なども調べて前日は早寝してこの日に臨む事に。そして当日は朝の5時に起床という休みの日にはあり得ない早起きをして準備した。ちょっとした遠足気分だね。

この日のためにSNAKEPIPEは久しぶりにTシャツを制作していたんだが、その意気込みの甲斐あって素晴らしいのが出来上がった。本物のベトナム・ファティーグ・ジャケットを解体してTシャツにパーツを移植、ただそれだけじゃなくてパンク的な要素も盛り込んだ独特のミリタリー+パンクの世界を表現したもの。これにブーニー・ハット、ポケットがやたら多いカーゴ・パンツ、HH(ダブルH)のミリタリー・ブーツ、そして仕上げが熱中症&日焼け対策のためのシュマーグ(アフガン・ストールまたはアラブ・スカーフ)といういでたち。個々のパーツへのこだわりはよーくわかるが全体的には何だか得体の知れない迫力あるスタイルとなった。しかも今から行くのは空軍基地であって熱帯ジャングルでも砂漠でもないんだよ(笑)。
ROCKHURRAHもこの日のために、というわけでもなくてTシャツ作ったんだが最近はミリタリーというよりはタクティカル系、あるいはPMC(Private Military Contractor)系のスタイルがお気に入りなので、そういう雰囲気のコーディネイトで出かけた。簡単に言えば民間軍事請負企業が戦地に送り込んだ現代の傭兵スタイル(の真似事)ね。ごつい、暑い、でも抜群に穿きやく頑丈なTAD GEARのカーゴパンツと軽い、見た目が気持ち悪い、でも最高に履き心地が良いBATESのタクティカル・ブーツ、マルチカムのキラー・キャップなどを合わせてみた。ん?もしかしてコーディネート変?そして仕上げはSNAKEPIPEの真似をして買ったシュマーグを首に巻いて、やっぱり何だかわからない不気味な格好と相成ったわけだ。おまけにシュマーグ巻いたせいでせっかく作ったTシャツが全く見えてないよ。
この場違い&怪しい二人で横田基地に乗り込んでみよう。

9時前に横田に着くというのを目標に、必ず座れる電車を選んで眠ってゆこうという計画だ。そしてまんまとウトウトする事が出来てここまでは良かった。しかし朝の9時前だというのに最寄り駅の牛浜は満員の大混雑。初めての参加なのでどのくらいの混雑なのかは予想出来なかったし、漠然と横田基地=広々=周辺も広々という印象があったのにこの牛浜駅前は非常にちっぽけで道も狭い。そこに溢れる人々で朝から熱気ムンムンという状態だ。横田基地のゲートをくぐる際に荷物検査や人相風体(?)チェックがあるとの事なので尚更スムースに進めないのだろう。
何とか苦労して二人とも無事ゲートを通過する事が出来たが、見ればそこかしこにもっと怪しげな奴ら(本物のミリタリーおたく集団)がゴロゴロいるわけで、ROCKHURRAH達の怪しさなどかわいいものだった(笑)。持ち込み禁止のアルコール類を没収されてる現場も見たのでただの形式的な荷物検査というわけでもなさそう。みんなニコニコ笑ってはいるが、本当は怖い米兵。

最近の米空軍が採用しているユニフォームはABU(Airman Battle Uniform)と呼ばれるものでベトナム戦争時代のタイガー・ストライプ迷彩をデジタル化してそれをモノクロームにした(というよりはクリーム×グレーといった色調)ような迷彩柄。
ウチが前に書いたブログ「CAMOのマイハウス」では割愛したけど陸軍のACU迷彩(Army Combat Uniform)、海軍のMARPAT迷彩(Marine Pattern)と共に現代的な迷彩のポピュラーなものだ。
入り口からいきなりその全身ABUにベレーというスタイルの兵士達がわんさか、これはさすがに本場の迫力で、個人的にはこれを見ただけでも来た甲斐はあったと思える。しかし古典的なウッドランド迷彩やドイツのフレクター迷彩が大好きというSNAKEPIPEは特に感慨もない様子で割と冷ややか。確かにそっちの方が色数も多いしデザイン的に優れているとは思うけど。

友好祭とは言っても開放されているのはこの基地のごく一部のスペースだけ。そこにハンバーガーやホットドッグ、ピザというような食べ物の屋台、それにTシャツやキャップといった衣料品を扱うブースが並んでいてアメリカン気分を満喫出来るというお祭りだ。さらに格納庫のような建物が開放されていて、そこでアメリカン・ロックやヘヴィメタルのようなライブが催されるという。今年の目玉はアースシェイカーとバウワウ、うわっ、思いっきり70〜80年代のジャパニーズ・ハードロックがここでは大人気なのかね?今どきの若い兵士はたぶん知らんでしょうというラインナップ。
ハードロックにもアメリカン・ファストフードにも特に興味ない二人だからこの辺は全部すっ飛ばしてTシャツや米軍パッチ(ワッペン)などのブースを視察してみる。全体的にYOKOTA AIR BASEというロゴが入ったものが多く、今日ここでしか買えないといったおみやげ感があるデザインが主流だね。普段はあまり見向きもしないROCKHURRAHだが、珍しく気に入ったデザインのものがあったのでSNAKEPIPE用のと自分用のをそれぞれ記念にと、別の店で買ってお互いのプレゼントとした。センテンス長いな。
パッチ類は思ったよりもマニアックな特殊部隊のものなどが外で買うよりずっと廉価で売ってたのでそれもついでに買った。どさくさに紛れてどこでも買えるようなものも売ってたりする、という印象があったが思ったよりはちゃんとした品質のものが多くて、アメ横よりはマシかもと思える。これは予想外だった。キッズ用のABUなども売っていたが需要あるのかね?衣類に関しては基地内のPXが出店であればもっと興味深いものもあっただろうけど、そこだけが残念(調べたわけじゃないので詳細は不明)。

さらに奥に進むと今回の横田のメインとも言える軍用機の地上展示を間近で見る事が出来る。ここはさすがに戦闘機おたくのカメラ集団がすごくて、誰もが撮りまくり状態だった。近場で見るとやはり迫力あるねえ。
最初に書いた通りROCKHURRAH達は軍用機を見て「ここのシェイプが素晴らしいね」くらいは言えるがメカとしてのスペックなどは全然わからない。F-4ファントムとかF-15イーグルとかまでが何となく判別出来る程度で、それ以降の知識はほとんどない素人なのだ。一部で話題だった最新型の超高級戦闘機、F-22ラプターもあったのか?歩いた範囲内にはなかったし、性能はともかく見た目があまり好きじゃないので、血眼になって探さないという方針にした。まあ詳細はわからなくてもみんな充分にカッコ良い機体なのは確か。楽しむ事は出来る。
その対面では輸送機やヘリなどの展示が行われていて、実際に中に入る事が出来るため大盛況。映画「ブラックホーク・ダウン」でおなじみのUH-60ブラックホークと兄弟分であるSH-60シーホークらしきものがある(これまたそう思っただけで本当は何と言うヘリなのか不明)。コックピット部分を撮影したかったために乗り込んだROCKHURRAHだったが、何を思ったかSNAKEPIPEが気を利かせて窓から顔を出した姿を記念撮影してくれてるよ。何だか小学生とお母さんみたいな一幕だな(笑)。でも今回のいでたちでこういう軍用ヘリに乗った姿は結構本格的に見えて日本人離れしていたかも、と後で自画自賛。

一回り歩いて楽しいひとときだったが緑と言ったら芝生程度で木陰もない、建物の陰や風通しの良い場所は人で満員。全体的にコンクリート部分が非常に多い空軍基地だから予想通り暑いのなんのって。SNAKEPIPEがあまりの暑さに頭痛を訴え、屋内ライブ会場に避難することにした。中は一応直射日光を防げるし、まだ少しだけ座れる場所があったので床に直接体育座りで一休み。いくら楽しみにしていた友好祭でも熱中症で倒れたら悲惨だからね。水分補給してしばらく休むとSNAKEPIPEも回復してきたと言う。本格的な熱中症にならなくて良かったよ。

時刻は昼になろうとしていて、食べ物屋台はどこも行列。入った頃はまだそんなでもなくて高を括っていたんだが、これは何か買うのも至難の技となってしまった。休む前に食べ物と飲み物を買っておけば良かったと後悔してももう遅い。仕方ないからもう一度外の屋台に何か買いに行く事に。うまそうでリーズナブルな店はさすがに長蛇の列、しかしもう選り好みしてる余裕がないからヒマそうな店を見つけてホットドッグとドリンクを買う事に。空腹でたまらなかったわけではなくて食後に頭痛薬を飲みたかっただけなのだ。
格納庫の外側にやっと日陰を見つけて半ば無理やり座った二人。本当は人がいたんだがSNAKEPIPEが一応病人風だったためによけてくれたのか?ホットドッグはソーセージ以外何も入ってないシンプルなもので何と450円。観光地的な物価なのか?いや、200円ハンバーガーなどは長蛇の列で大人気だったわけで、横田基地全体が高いわけじゃない。並ぶのイヤだったから仕方ないよね。

周りの芝生に座ってた人々が米兵に何か言われて次々と退散してゆく。見ればちゃんと拳銃を持ったミリタリー・ポリスか警備員のような人物。芝生に入っちゃいかんよ、というような事らしい。いくらお祭りとは言ってもここは軍施設であり規律正しい組織なのだ。それとなく見張っている軍人も各所で見かけたしね。自分勝手でマナーの悪い人間をもっと追い出してくれよ、MPさん。などと思って、逆にすがすがしい光景だった。

うーん、ありきたりなレポートではあるがかなり長い文章となってしまった。
来年以降にも是非行きたいと思うROCKHURRAHだったが、暑さ対策はしっかりと。当たり前だとわかってはいても充分じゃないんだよね。そしてこれしきの事でへばらないような体力作りが今後の課題かな。
より暑くなると思っていたシュマーグが実は大変役立つアイテムだと言う事がよーくわかった。あれはダテじゃなかったんだね。この記事が元で来年の横田が国籍不明のシュマーグだらけになったらこりゃまた困るけどね。

大人社会科見学—NHKトップランナー観覧—

【ここに集合!と出された看板】

SNAKEPIPE WROTE:

「大変!」
とROCKHURRAHが叫びながら走ってきた。
「当たったよ!NHK!」
「うそーーーー!」

話は少々さかのぼる。
「お願いがある」
と長年来の友人Mから電話があったのは、忘れもしない7月12日のことだ。
友人Mとはこのブログに何度か登場している、アート系好きの情報収集能力に優れた才能を持つ女性である。
「今度NHKのトップランナーという番組に松井冬子が出演するから、その観覧希望に応募して欲しい」
とのこと。
松井冬子とは日本画の手法を使って心象(内面世界)を描くアーティスト。
内臓や幽霊など、人によっては目を背けたくなるようなモチーフも描いている。
その題材や作品自体も話題だけれど、ご本人の美貌にも注目が集まっている。
友人Mは松井冬子の作品にもご本人にも心酔している大のファン。
本人以外に2名を申し込めるので、ROCKHURRAHにも協力してもらいそれぞれがMを含めた3人の名前を記載し応募した。
それから1時間も経たないうちにSNAKEPIPEのパソコンが壊れたのである。
だから忘れもしない日、なんだけどね。(笑)

そして初めの話、7月20日になるのである。
どのくらいの応募があるのか分からないけれど、見事当選!
頼まれただけの、しかも一番松井冬子に興味がないROCKHURRAHが当たるとは!(笑)
好き好きアーツ#3 松井冬子&金村修」で記事にしているけれど、あの時も3人で松井冬子のトークショー行ってるんだよね。(笑)
収録予定は7月25日なので渋谷のHNKスタジオまでお越しください、とのこと。
応募した時に申し込んだ人数と名前の人以外はダメですよ、とも書いてあった。
早速友人Mに連絡すると飛び上がらんばかりに喜んでいる。
当日は予定があったらしいけれど、それをなんとかクリアして3人でNHKに向かったのである。

トップランナー観覧希望の方と書かれた看板が出るのは17時です、と案内には書かれていたけれど、ちょっと早めに着きたいというMの強い希望により行動する。
Mは普段から早足しかも気が急いているため、ものすごいスピードで前方を歩いている。
SNAKEPIPEとROCKHURRAHは鉄板入りのブーツで行ったので、足が重たくてMを見失わないようにするのがやっと。(とほほ)
なんとかNHKまで到着。
でもまだまだ先があったのだ。
NHK郵便局の近くが集合場所らしいけど、この場所とっても分かり辛い。
あんまりNHKに用事なんてないよね?(笑)
テレビが好きな人はいざ知らず、ROCKHURRAHとSNAKEPIPEはテレビをほとんど観ないし、テレビ局にも縁はないからね。

またもやMが早足で駆け回り、看板が出そうな場所まで調べて手を振って待っていた。
ふー。暑い日にあんなに速く歩きたくないよー。
周りにはほとんど人がいなくて、歩いているのはNHK関係者ばかり。
そこでじっと待つこと約30分。
やっとトップランナー関係者が看板を持って登場したのである。

Mがどこからか聞き込んできた情報通り、3人で待っていた場所バッチリに看板が出され
「トップランナー観覧希望の方はこちらに2列でお並びください」
と関係者のにこやかな声。
Mの希望通りになんと1番で並んだのである。(笑)

ちょっと意外だったのが、関係者がみんな若いこと!
SNAKEPIPEの勝手な思い込みかもしれないけど、なんとなくNHKには年配のスタッフしかいないような気がしちゃって。
服装もかなりラフで首からIDカード下げてなかったら、誰がスタッフで誰が観覧希望者なのか判断できないほど。
実際に一日だけのアルバイトのようなスタッフも見受けられたしね。
スタッフやお客さんを仕切っていたドリカムの吉田美和似の女性に感心してしまった。
多分元々の素質に加えて様々な訓練を受けているのだろう。
人前で話をする訓練や的確に指示を与える教育、とかね。
あの女性だったら恐らく職にあぶれることはないだろうな。(笑)

並ばされた後、名簿で名前を確認、観覧者と判るステッカーを腿に貼らされたりして、NHK敷地内に入るまでに相当の時間がかかっている。
玄関からスタジオに行くまでは、ちょっと迷路のような作りになっていて、方向音痴のSNAKEPIPEは一人では無理。(笑)
NHK内部は思ったよりも殺風景で、まるで役所とか学校みたいな感じ。
テレビ局ってあんな感じなのかな?

中に入ってからも待たされる、待たされる!
収録前にすっかり疲れてしまったSNAKEPIPE。
ROCKHURRAHも同じだったようで、眠たそうな顔。
一人Mだけが元気いっぱいで目がギラギラしていた。(笑)
敷地内に入ってからは注意事項が示されて、携帯の電源は切って欲しいと言われたので実際どれくらい待たされたのかはっきり分かってないけどね。
他の注意事項は撮影、録音は禁止、収録内容についてブログなどで公開するのはやめて欲しいというのもあった。
なので、今回書いているこのブログも、収録内容については触れないからね!

やっと会場入り、というところまで来た。
ここでもまた注意事項。
貴重品以外の手荷物はすべて別の場所に置いて欲しい、とのこと。
ペロンと畳が数枚置かれた場所に全員がバッグや傘を置いていく。
せめてコインロッカーくらいあってもいいのにな、と思ったSNAKEPIPE。
どこの誰が来ていると分かってるかもしれないけど、貴重品以外の盗難だって考えられなくはないからね。
高級ブランドのバッグを持ってる人だっているだろうから。

そしてついに収録会場に入る。
右手に4段左手に3段の白い大きな階段のような作り。
そこに小さい座布団が人数分置かれている。
スタジオの中ってこんな風になってるんだね!
いつもそうなのか今回だけなのかは分からないけど、全部で64人分。
7割が女性、という感じか。
「最前列は女性の方でお願いします」
と指示をされた。
一番で入ったMは当然のように最前列に座ったため、SNAKEPIPEもその隣へ。
ROCKHURRAHは2段目に座り、離れてしまった。
しばしの別れじゃ、ROCKHURRAH!(笑)
それにしてもこの座布団だけで、背もたれがないので腰が辛い!
なるべく背筋を伸ばすようにしてたから余計に疲れそう。(笑)
やっぱりROCKHURRAHと同じように2段目あたりが良かったのかも?

周りを見渡すと、テレビカメラが3台。
遠隔操作で動く上方からのテレビカメラが1台。
スチール写真担当のカメラマンが一人。
このカメラマン以外はまたみんな若いスタッフばかり。
みなさん、あんまり面白くなさそうに仕事してるように見えたけど勘違いかな?(笑)

司会者、箭内道彦田中麗奈登場。
田中麗奈は思っていたよりも背丈があって、顔の印象は全体が吊り上ってる雰囲気。
結構キツい顔立ちなんだね
箭内道彦はいかにもカタカナ職業の人って感じ。
1964年生まれだから年代的にいっても80年代風なんだよね。(笑)
さすがに頭の回転が速いのか、話も上手く場をなごませていた。
松井冬子の登場が少し遅れたので、お客さんを飽きさせないようにアドリブでつないだりしていた。

(ここからは番組の核心に触れるような話はあえて書かないようにするので、ご了承を。)
そしていよいよ松井冬子登場!
相変わらず艶やかで美しく、とても華やか。
2008年7月ナディッフでのトークショーは知ってる人との対談だったから、上手いリードで割りと自然だったけれど、今回はちょっと違ってたかな。
緊張のためなのか、場に馴染んでない感じ。
元々声のトーンが低い松井冬子だけど、今回はもっと低くなってる。
マイク通してるはずなのに、会話がよく聴き取れない!
SNAKEPIPEの耳が悪いのかな?(笑)

あまり弾まないながらも番組は進行していき、
「はい、ありがとうございました!」
を合図に小休止。
その間にメイクや髪型の点検。
松井冬子にはなんと3人ものヘアメイクさんが駆け寄り、顔やら髪が直されていく。
扇子で扇ぐ係までいてびっくり。
大丈夫だよ、全然崩れてないから!(笑)

収録途中でちょっとしたトラブルが発生し、待たされてる時間があった。
お客さんに悪いと思ったのか、司会の箭内道彦が気さくに話しかけてくれる。
なんと箭内道彦、いきなりROCKHURRAHに質問してるよ!
派手な色の服だったのと、やっぱり目立ってたからだろうね。
それにしても普通に返答してたROCKHURRAH、恐るべし!(笑)

番組終了近くになると会場の雰囲気にも慣れてきたのか、松井冬子も饒舌になってきた。
笑顔も見えてきて、なごやかなムード。
箭内道彦は自然に人を笑わせる才能があるみたいだね。

そしてついに終了。
お土産に「TOP RUNNER」とプリントされた黒いトートバッグをもらう。
トートバッグとはいってもTSUTAYAの貸し出し用袋のような素材の、小さいバッグ。
記念品だね!

結局待たされた時間を含めて約4時間。
疲れたな~!
放送は8月28日とのこと。
ROCKHURRAHとSNAKEPIPEは映ってるかな?(笑)
どんな風に編集されているのか楽しみである。

大人社会科見学—上野動物園—

【巣作りをしていた愛らしいプレーリードック達】

SNAKEPIPE WROTE:

10月10日、久しぶりに社会科見学と称して上野動物園に行ってきた。
大人社会科見学は産業科学館に行って以来のことなので約1年ぶりだ。
そして前回動物園に行ったのがいつのことなのか思い出せないほど昔のため、ROCKHURRAHもSNAKEPIPEも子供みたいにワクワクしていた。
ROCKHURRAHは「お洒落なチンピラ」といった風情、SNAKEPIPEは「ウエスタンショップの店員」のような服装でとても動物園向きではない。(笑)
ライブに行くのと同じくらい気合を入れて、上野へ。

当日は午前中が曇り、少し雨もパラついていた。
せっかくお弁当まで持って行ったのに、ちょっと残念・・・と思っていたら午後にはすっきり晴れて社会科見学日和になっていた。
やっぱり日頃の行いが良いせいか?(笑)

上野にはたまに行くけれど、大抵向かうのはアメ横方面。
公園側を歩くのは本当に久しぶり。
動物園までの道のりを地図で確認してしまった。
傍から見たらすっかり「おのぼりさん」みたい。(笑)
ゆるゆる歩いていると無事に動物園へ到着。
えっ、入場料大人600円!二人で1200円!
すごいリーズナブルだなあ!
さすが歴史のある動物園だね、などと言いながら園内マップを確認。
特にどの動物と目的がある社会化見学ではないので、一通り歩くことにする。

まずはフクロウがお出迎え。
真っ白いフクロウってかわいい!(笑)
ワシやタカの壮観なこと!
あんなに狭い場所じゃ羽を充分に広げることもできないだろうなあ。
などと感想を言い合いながら歩いていくと
前はここにパンダがいた場所、に出た。
そうか、今は上野にパンダがいないんだね。
代わりに、という感じでレッサーパンダがスター扱いされているようだったけれど、なぜか姿を確認することができなかった。
ライオンもメスしかいなかったようで、オスは見当たらない。
動物園って「つがい」でいるわけじゃないんだ?
一匹だけじゃちょっとかわいそうな気がするな。

結構な距離を歩き、まずは前半戦とでも言うべき東園を歩き終える。
ゾウやゴリラ、トラといった「いかにも動物園に来た」と思える動物は、その大きさに圧倒され怖かった。
子供の頃は「わあ、すごい」だった感想が「怖い」に変化している。
いつの間にかいろんな想像してるんだろうね。
「こっちに緑モヒカンの鳥がいる!」
「こっちはグラムロックか越地吹雪みたい!」
などと言い合い、自然の造形や色彩に目を奪われる。
東園の中で一番SNAKEPIPEが反応した動物が上の写真「プレーリードック」だ。
テレビで見たことはあるけれど、実際に見るとそのなんとも愛くるしい姿に思わずにっこりしてしまうほど!(笑)
とってもかわいかった。

さてそろそろお腹も空いてきたしお弁当の時間にするか、という時に上野動物園はもってこいだ。
そこかしこにベンチや水飲み場、手を洗う場所、トイレなどが完備されている。
場所を探してウロウロする、という時間のロスが全くない。
テーブルと椅子がある休憩所も多く、見渡すとほとんど皆さんお弁当持参。
飲み物だけ買ってのんびりしている様子。
これまた非常にリーズナブル。(笑)
撮影禁止や持込禁止、など「禁止事項」が多い公共施設が多い中、上野動物園の「ゆるさ」は今時珍しいほど素晴らしい!
とても気持ちが良かった。

お腹も満足して、続いては「いそっぷ橋」を渡り西園に向かう。
西園の半分は不忍池が占領しているためやや「こじんまり」している。
こちらの目玉は恐らく珍獣のオカピやコビトカバ、キリンなんだろうな。
「両生は虫類館」にはワニやヘビ、イグアナ、カエルなどの人によっては身の毛もよだつほど大嫌い!というような動物がいっぱいなのにもかかわらず、意外なほど大人気!
押せ押せの人だかりにびっくりしてしまう。
世界最大にして凶暴なイリエワニがいる水槽が一番人気で、なんとワニの顔(というか頭)が水槽にぴったり貼り付いている!
寝ていたのかもしれないが、70~80cmの巨大なワニ頭をどアップで目にする機会はあまりないと思う。
あまりの大きさと迫力に腰を抜かす人が続出!(大げさ)

ROCKHURRAHとSNAKEPIPEが反応したのは「小獣館」という小さい動物を展示している場所。
ネズミやリスのいろんな種類が見られる場所で、とってもかわいい動物がいっぱいだった。
いい年した大人が「かわいい~!」と「うっとり」しちゃう光景はやや不気味だけれど、本当にかわいいんだから仕方ない。(笑)
西園では「小獣館」がお薦め!

特別なスター動物不在だったせいか、もしかしたら入場者数も少なかったのかもしれないが、人混みをなるべく避けたいと思っているROCKHURRAHとSNAKEPIPには都合が良かった。
そしてパンダがいなくても充分楽しかった。
あちこち見ていると、結構な距離を歩いていたと思う。
ちっ、万歩計でも買って試してみれば良かったな。(笑)
童心に返ることもできて、健康にもなる一石二鳥!
また大人社会科見学したいと思う。