お気に入りの作家

【HOLGER-CZUKAY肖像】

SNAKEPIPE WROTE:

幼少の頃から読書が好きである。
図書館はSNAKEPIPEのオアシスといっても過言ではない。(大げさか)
その時々で興味のある分野が変化し、気に入ると徹底的に突っ込んで読み進めてしまうので、しまいには読む本がなくなっていく。
毎度その繰り返し。
本選びに四苦八苦してしまうほどである。
去年ROCKHURRAHに教えてもらった作家、
古川日出男
もほとんど全部読んじゃったし。

先週から読み始めた一冊は丁度SNAKEPIPEの好みにドンピシャで、嬉しくなってしまった。
鳥飼否宇」という作家の「痙攣的」という本。
◆廃墟と青空
◆闇の舞踏会
◆神の鞭
◆電子美学
◆人間解体
の5つの短編から構成されている。
タイトルはそれぞれがジャーマンロックからの引用だ。
音楽と現代アート、そしてミステリーが混在した内容で興味深い。
暗黒舞踏家の名前として
「掘賀舟海」(ほるがしゅうかい)
なんていうのがあって、思わず笑ってしまった。(笑)
あまりジャーマンロックには詳しくないSNAKEPIPEなので、これくらいしか分からなかったけれど、きっと他にもそんな当て字みたいな名前があったんだろうなあ。
(ROCKHURRAH註:最後の作品でノイ!、ラ・デュッセルドルフのクラウス・ディンガーがクラウス殿下という名前で登場、笑ってしまう)

ということで、今回の写真は本物の「HOLGER CZUKAY」。(アインシュタインでもスキャットマン・ジョンでもありません)
「ペルシアン・ラブ」がかつてCMにも使われて(サントリーだったか?)有名だったね。
懐かしい!

鳥飼否宇は他の作品も読んでみたいと思った。

千葉で観た3ピースバンド

【Far East Evilsジャケット写真】

SNAKEPIPE WROTE:

1月26日に発売された「Far East Evils」を購入。
これはサイコビリー系の3バンド「ROBIN」「PULLING TEETH」「LINK 13」のコンピレーションアルバムで、各々2曲ずつの6曲入りである。
この企画の成り立ちについて、「FOLLOWUP」なるDISK UNION発行の小冊子にインタヴューが載っていたが、
「千葉ルックでやったEXTREME ATTITUDEがきっかけ」
とのこと。
はいはい、SNAKEPIPEも現場にいましたとも!(笑)

3バンドとも上手い!
聴いていて心地良い、縦ノリである。
特に「PULLING TEETH」が素晴らしい。
ライブで一度しか聴いていないので、まだどんなバンドなのか実際のところよく解ってないけれど、演奏の上手さはピカ一!
他のアルバムも聴いてみたいな、と思った。

「LINK 13」は今まで何度もライブに足を運んでいるので、まるでライブをそのまま聴いている雰囲気だ。
今回はアナログレコードで購入しているせいもあって、臨場感あふれる音。
「LINK 13」も上手いなあ!

そして大のご贔屓、「ROBIN」の登場。(笑)
今までライブで2回「Should I Stay or Should I Go」を聴いていて、
「絶対、この音、欲しい!」
と思っていたので、今回手に入ったのが嬉しくてたまらない。
「Should I〜」は今までも様々なサイコビリーバンドがカヴァーしていて、それほど目新しい曲ではないけれど、SNAKEPIPEはROBIN版が一番だと思う。
(ROCKHURRAHも同意見らしい)
もう一曲のほうは新曲で、書き下ろし、とのことであるが、、、
「あれ?前にもこんな曲なかったっけ?」
と思ってしまったのはSNAKEPIPEだけだろうか。
3月に新譜が出るらしいので、そちらに期待、かな。(笑)

販売用PINK JACKET完成!

【SNAKEPIPE作ピンク豹柄ジャケット】

SNAKEPIPE WROTE:

去年、ROBINのライブ用にピンクの豹柄をあしらったGジャンを制作した。
ライブ以外でも着ていると、かなりの人数の人から
「素敵!」
「私も欲しい!」
という声を頂き、とても嬉しく思っていた。
今回は販売用に制作。
近々オンラインショップで発表する予定である。
興味のある方はご一報下さいませ!(笑)

最近の休日の楽しみになっていたのが、
「ゼルダの伝説〜トワイライトプリンセス〜」というゲーム。
専らSNAKEPIPEは傍から口をはさむだけ!
コントローラーを握っていたのはROCKHURRAHである。
このゲームはシリーズ物で、何作も前から遊んでいたROCKHURRAHからの教育(?)を受け、いつの間にかストーリーを知ることに。

今回の「トワイライトプリンセス」は任天堂が新しいゲーム機「Wii」の発売に合わせて発表した主力商品で、「Wii版」と「ゲームキューブ版」との二つのバージョンがある。
我が家では「Wii」を購入しなかったため、オンライン販売された「ゲームキューブ版」で臨むことに。
ところがっ!
きっと今回の「トワイライト〜」は恐らく「Wii」で遊ぶことを想定して作られたソフトだろうな。
「ゲームキューブ版」は前と比べて操作性に若干違和感があったらしいので。(ROCKHURRAH談)

画面がとてもキレイで、音楽がカッコ良かった。
人物の顔などは日本向け、というよりは外人向けに設定してるのかな、という雰囲気。
外国で人気があるのも納得である。
関西系の「お笑い要素」もあって、真剣な場面なのに笑いを誘ったりする演出もさすがである。

週末ごとに「新しいダンジョン」のボスを倒し、一つ一つ物語を進めていった結果、「THE END」の文字を観ることに、、、。
ゲームだから終わりがあるのは当たり前だし、最後のボスを倒すことで平和な世界が訪れて「めでたしめでたし」、というのはお決まりなんだけど、、、。
楽しみが終わっちゃったのは残念だし、悲しい。
今回は「裏ゼルダ」もないようだし。

任天堂さん!
早く新しいゼルダ、出してください!
ゲームキューブでね!(笑)

おばちゃんコート「劇的ビフォ→アフター」

muton.before.jpg
muton.after.jpg
【SNAKEPIPEリメイクおばちゃんムートン】

SNAKEPIPE WROTE:

今年初のブログである。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、このブログにて2006.11.26に記事にした途端、話題騒然、問い合わせ殺到だった「おばちゃんコート」の行方について書きたいと思う。(大げさか)
年末よりリメイク開始、ついに本日完成したばかりの逸品をご覧頂たい。(自分用なので販売用じゃないです。あしからず)

前の様子とは全く別物、ライダーへと変身した姿となった。(笑)
これ、実際の作業として約10日間。
その間のほとんどは「ほどく」作業で、縫ったり切ったりしたのはほんのわずか。
「おばちゃん」もやればカッコ良くなるじゃんね!
しかも「元手3900円」で。(笑)

きっとこれで「おばちゃんコート」がどうなったのか、心配で夜も眠れなかった紳士・淑女の皆様も安心して頂けるはず。
冬本番に間に合って良かった、良かった!