映画の殿 第45号 ビューティー・インサイド

20210620 top
【ビューティ・インサイドに出演した面々】

SNAKEPIPE WROTE:

Netflixでお家時間を楽しんでいる話は、今まで何度も書いてきたよね。
そしてドラマに夢中になっていることも「映画の殿 第41号 Netflixドラマ編」や「映画の殿 第44号 Netflixドラマ編 part2」で記事にしてきたSNAKEPIPE。
最近は韓国ドラマを観ることが多いんだよね。
映画でも韓国物を選ぶ傾向が強くなっている今日このごろ。
今回は「ビューティ・インサイド(原題:뷰티 인사이드 2015年)」という韓国映画についてまとめていこう。
まずは予告映像ね!

あらすじはこちら。

家具デザイナーのウジンは18歳のときから目覚めると姿、性別、国籍等の全てが変わるようになってしまった。
男、女、老人、子ども、外国人・・・。
人に会う仕事ができないため、才能とインターネットを活かして活躍している。
そんな彼の「病気」のことを知っているのは母と親友だけ。
ある日、アンティーク家具専門店で働く美しいイスに出会い、一目で恋に落ちてしまう。
彼女に会いたい一心で、毎日初めてきた客のようにお店に通う。
彼女に告白する「見た目」になる日を待って、ついにデートに誘い、ふたりはロマンティックな3日間を過ごす。
しかし、同じ姿でいるため3日間徹夜をしたウジンは、うっかり電車で寝てしまい起きると全く別の顔に・・・。

トレイラーとあらすじで、どんなストーリーなのか分かるよね。(笑)
毎日違う自分と対面することになる主人公なんて、聞いたことないよ!
そんな病気はないと思うけど、この発想力で映画を作ってしまう韓国ってすごいね。
※ネタバレしているかもしれないので、未鑑賞の方はご注意ください

主人公ウジンが一目惚れしてしまう女性イスを演じたのは、ハン・ヒョジュ。 
ROCKHURRAH RECORDSでは韓国物を観始めて日が浅いため、他の作品で観たことがない女優なんだよね。
「嫁として連れてきてほしい女優」の第一位で、清純派女優なんだって。
イスはアンティーク家具店で働いているんだよね。
家具デザイナーのウジンは客として店を訪れるんだけど、通っても毎回違う顔だからお得意様として認識されることはない。
届け先の住所は同じはずだけど、その点はどうしたんだろう?(笑)

ウジンとして出演している俳優は、全員で123人だったとか?
このキャスティングだけでも大変だっただろうね。
そんなウジンを演じた俳優で気になったのは、「ミセン」でキム代理を演じていたキム・デミョン
ウジンは毎朝自分の顔を鏡で確認するんだけど、喜ぶ時とがっかりする時があるんだよね。
残念ながらキム・デミョンの時はハズレだったのかな?

イスに告白するために、カッコいいルックスになる日を待っていたウジンが、「勝負顔」として選んだのがこの顔。
梨泰院クラス」以来、すっかりパク・セロイとして認識しているROCKHURRAH RECORDSだけど、名前はパク・ソジュンね。
この顔を維持するためにウジンは徹夜する。
眠ってしまうと別の顔になっちゃうからね。(笑)
それでも限界は3日で、イスとの約束前に眠ってしまうウジン。

起きたらこの顔になっていたんだよね! (笑)
イスとデートの約束をしていたのに、これでは行かれない、とガッカリするウジン。
映画として中身はウジン1人と考えれば、気持ちは分かるけど、この役を演じている役者さんの立場で考えると気の毒に思ってしまう。
一度変わった顔に再び出会うことはないのかな?

トッケビ」で死神役を演じていたイ・ドンウクもウジンとして出演していたよ。
まだ「Netflixドラマ編part3」を書いていないけれど、次は「トッケビ」も書くつもりなんだよね。(笑)
きっとこれから先、イ・ドンウクを観たら、「あ!死神!」と叫ぶこと間違いなし。
ウジン役はコロコロ変わるから、毎日別の顔に会うイスは苦労するよね。

新しい一日の始まりには新しい顔になるウジンなので、観ている側も混乱してくるよ。
観たことがある役者だった場合、どのドラマや映画だったか思い出そうとする。
画像は「ミセン」で、いやな課長役を演じていたキム・ヒウォン。
もしこの顔で「ROCKHURRAHだよ」と挨拶されたらどうしよう。(笑)
自分や相手がウジンのような病気だったら、と想像するだけで怖くなるよね。

パーティで恋人を紹介する場面で登場したのが、画像左のイ・ジヌク
イスの同僚である女性陣が「素敵!」と目を輝かせていたので、ウジン大成功だったね。(笑)
SNAKEPIPEも意図していたわけじゃないんだけど、どうやら「当たり」と「ハズレ」の画像を交互に使用していたみたいだよ。
こんな毎日じゃウジンも疲れるだろうなあ。

男性になるとも限らないから驚くよね。 
画像は日本人女優の上野樹里
日本映画もドラマもほとんど知らないので、演じている上野樹里も初めて観たと思う。
性別や国籍なども関係なく、もちろん外見も無視して、ウジンという人間に対峙することができるのか?

 LGBTや国際結婚、年の差など様々な愛の形態があるからね。
外見を重要視する人もいるはずだし。
そうした全てを乗り越えて「ウジン」を好きでいられるのか試されるイス。
最初は奇をてらった映画だと思って観ていたけれど、だんだん深いテーマに気付く。
ウジンやイスを自分に置き換えて想像してみるとよく分かるね。

映画に出てきた家具も素敵で、アイディアを形にできるウジンも素晴らしかった!
ビザール・グッズ選手権!」で 何度も椅子を特集しているSNAKEPIPEなので、家具にも注目だったね。
実際に受注販売している家具デザイナーがどれくらい存在するのかわからないけど、そんな技術があって生活できるのは羨ましいと思ったよ!(笑)

単純なアイディア勝負で映画にしたのかと思いきや、深いテーマに考えさせられた「ビューティ・インサイド」。
もしかしたらお目当ての俳優がどこかに出演しているかも?(笑)
とても印象に残った映画だったよ!
 

SNAKEPIPE SHOWROOM 物件18 泊まってみたいホテル編

20210613 06
【泊まる気満々だった「変なホテル」】

SNAKEPIPE WROTE:

先日ROCKHURRAHの故郷である北九州に帰省したことを「大人社会科見学—TOTOミュージアム—」で書いたよね。
小倉や博多に滞在していた時には、ホテルを転々としたROCKHURRAH RECORDS。
最近は旅行をしていなかったので、久しぶりの外泊になったんだよね。
明日はどのホテルにしようか、とネット検索する。
コロナの影響なのか、どのホテルもプライスダウンしていたみたい。
博多でのホテル選びの時、ROCKHURRAHが「ここはどう?」と提案してきたのが、ロボットが従業員になっている「変なホテル」だった。 
何かしらの情報番組で、そんなホテルがあることは知っていたSNAKEPIPE。
すっかり乗り気になったけれど、活動拠点である天神から少し遠いため、断念する。
フロントが非接触というだけで、室内には特別な仕掛けがあるわけではないんだよね。(笑)

今回のSNAKEPIPE SHOWROOMは、世界中の素敵なホテルの中から、SNAKEPIPEが泊まってみたいところを紹介しよう。
SNAKEPIPEの好みなので、リッチでゴージャスではなく、ビザール要素が含まれてるのは間違いない。(笑)
 
最初に紹介するのは、1958年のブリュッセル万国博覧会のために建設されたモニュメントであるアトミウムだよ!
鉄の結晶構造(体心立方格子構造)を1650億倍に拡大したという建築は、今観ても斬新でカッコ良いよね。
アンドレ・ワーテルケインという建築家の手によるものとのことだけど、例えばブラジルのオスカー・ニーマイヤーも1950年代に素晴らしい作品をたくさん設計してるんだよね。
1950年代の建築物を探す企画もしようかな。(笑)

そしてこのアトミウム、美術館やレストランといった施設があるそうだけど、なんと子供用の宿泊施設にもなっているそうで。
小学生だけ、というのは教育の一環のためらしいけど、大人だって泊まりたいよね!
お値段は€25(日本円で約3,300円)から、とのこと。
子供だと言い張って予約してみようか?(笑)

続いても球体が出てくるよ。
パナマのソベラニア国立公園にあるキャノピータワーは、元々麻薬戦争のためにパナマ運河を管理する目的でアメリカが建設したレーダータワーだったという。
現在はバードウォッチングや熱帯雨林を体験できる場所になっているんだって。
バードウォッチングと聞くと一番最初に思い浮かぶのは、鳥飼否宇先生の著作に出てくるトビさんだよね!
きっとトビさんも定期的にキャノピータワーに通っているに違いないよ。(笑)
一泊$116(日本円で約12,700円)だって。
この上ないポイントらしいので、ウォッチャーにとってはお手頃かもね?

以前から気付いていたんだけど、SNAKEPIPEは丸い形をした建造物に興味があるみたいなんだよね。
何故か円形の建物を選んでしまう傾向があって。
しかもシルバー色でピカピカ光っているとなれば、垂涎モノ!(笑)
ニュージーランド、クライスト・チャーチにあるサイロ・ステイは、SNAKEPIPEの好みそのものだよね。
穀物貯蔵用サイロを改造してホテルにしているだけではなく、環境問題にも取り組んだエコな設計なんだって。
キッチンまで完備されているので、食材を調達すれば自分でも調理可能とは嬉しいね!
お値段は$132(約14,500円)とは、あまりエコじゃないかも?(笑)

次は精神世界を見つめ直す旅にしてみようか。 
60年代のヒッピー文化は、ベトナム戦争と関わりがあって、閉塞感からの開放が根底にあったようだよね。
そうした状況を知らなくても、サイケデリック・アートだったり映画、音楽や文学などで60年代に興味を持つ人も多いはず。
SNAKEPIPEも好きなんだよね!
そんな60年代愛好家(?)が楽しめるのが、フランスのラオンレタップにあるミュージアモーテルだよ!
1960年代に「未来のユートピア」をコンセプトに構築されたというコンクリートのコテージは、「ポップ・アート・ルーム」や「ヴィンテージ・ルーム」など部屋ごとに別の装飾がされているという。
お値段は$77(約8,400円)とのこと。
どの部屋に泊まるのか迷いそうだよね!
それにしてもこのホテルがアメリカじゃなくてフランスにある、というのがビックリだよ。

最後はこちら。
チェコ共和国リベレツのホテル・イェシュチェトは、標高1,012mにあるという。
まるでSF映画のセットのような建物は、建築家カレル・フバチェクにより1966年から1973年の間に建設されたという。
このホテルには、頂上行きのケーブルカーに乗る必要があるので、悪天候の時にはたどり着けない可能性もあるとか。
運良く宿泊できたなら、室内やレストランから絶景が楽しめるという。
一泊$46(約5,000円)とは思えない高級感があるホテルだよ!
チェコに行った時には是非泊まりたいよね。

今回はSNAKEPIPEが泊まってみたいホテルを選んでみたよ!
他にも、たくさんの気になるホテルがあるので、第2回も書いてみたいと思う。
次回をお楽しみに!(笑) 

ライゾマティクス_マルティプレックス 鑑賞

20210606 01
【相変わらずの構図でスミマセン】

SNAKEPIPE WROTE:

2021年4月に東京都現代美術館で鑑賞した「マーク・マンダースの不在」の感想を書いたSNAKEPIPE。
「素晴らしい展覧会なので、ROCKHURRAHと一緒にもう一度鑑賞しよう!」という文章で締めくくったのだけれど、その直後に美術館は緊急事態宣言により閉館となってしまう。
例えば松濤美術館のフランシス・ベーコン展などは「臨時休館の再延長とフランシス・ベーコン展閉幕」となってしまった中、東京都現代美術館は6月1日から完全予約制で開館されることになった。
これは急いで行かなければ!
早速ROCKHURRAHが近い日付の予約をしてくれる。
せっかくなのでマンダース展と同時開催している「ライゾマティクス展」も行くことにする。
実は「ライゾマティクス」について全然知らないんだけどね。(笑)

どうやら「ライゾマティクス」は4月にNHKの「日曜美術館」で取り上げられたせいもあってか、人気の展覧会のため時間指定をする必要があるらしい。
早い時間を指定し、美術館に向かう。
前日は暴風雨が吹き荒れ、少し歩いただけでずぶ濡れになる悪天候だったけれど、日頃の行いが良いため展覧会鑑賞の日は良い天気に恵まれたROCKHURRAH RECORDS。
雨男のROCKHURRAHのパワー不足のせいかもね?(笑)
マンダース展の時間指定はないので、最初に「ライゾマティクス展」を鑑賞することにしよう。

まずは東京都現代美術館のサイト内にあった動画を載せておこうか。
「ライゾマティクス」とは一体何者?というのがわかるかも。
というより、この動画で展覧会の概要が分かるかもよ?(笑)

では会場に入ってみよう。
最初にお目見えしたのが、巨大なスクリーンに映し出される「ライゾマティクス」のオリジナルロゴと地下茎の映像だよ。
「ライゾマティクス」が、複数人でメディア・アートを構築する集団だと知る。
1976年東京生まれの真鍋大度が代表となり、2006年に「株式会社ライゾマティクス」を設立し、今年が15周年だという。
プログラマーや研究者などを含む団体の総称が「ライゾマティクス」と聞くと、今まで知っていたアートの形態と大きくかけ離れていることが分かる。
チームで作るプロジェクトなんだね。

今回の展覧会名にもなっている「マルティプレックス」という作品が素晴らしかった。
会場についた時には、画像左上のようなカウントダウン映像だけが流れていて、これから一体何が始まるのか全く不明。
カウントがゼロになるまで待っていると、イベントが始まった。
プロジェクション・マッピングのような 映像の投影と音響が入る。
そのうち5つの立方体が動き始める。
プログラミングされて動いていることは分かるのに、立方体自身が意思を持っているような錯覚に陥る。
鑑賞後ROCKHURRAHと話したのは、例えば「2001年宇宙の旅」のHALや「攻殻機動隊」のタチコマのように話すことができる機械とは違い、「マルティプレックス」の立方体は、純粋な無機物なのに感情移入しそうになるところが新しいということ。
今回の展示で一番面白かったよ!
本来はこうした作品の場合、動画でお伝えしたいところだけど、動画撮影禁止だったため、静止画で紹介することになったのが残念。
上に載せた会場の動画では、全く別のバージョンに見える「マルティプレックス」が紹介されているので、様々なパターンがあるのかもしれないね?

もう一つ「particles」という大掛かりな作品があった。
こちらも「マルティプレックス」同様、カウントダウンから始まるみたい。
またもやゼロになるまで待つことにする。
この会場には椅子が用意されていたので、ROCKHURRAHと座って待つ。
イベントが開始されるまでの時間が長く感じられ、せっかちなSNAKEPIPEは少しジリジリしてしまった。(笑)

ようやくイベントが開始される。
レールを動き回るボールに光が当たり、小宇宙のような空間になる。
ボールはまるで線香花火の火球(先の火種部分)のように見えて、儚い雰囲気だった。
「particles」のオリジナルは2011年で、今回は2021年版として発表された作品とのことだけど、10年前との違いはどこだったんだろう。
まばゆい光が美しかったよ!

最後に今回の展覧会で使用されているシステムやデータの展示があった。
会場内での人の動きをスキャンしたり、数値化している様子が分かる。
「ライゾマティクス」が行っているメディア・アートは、最近よく鑑賞する形態なんだよね。
例えば2019年12月の「未来と芸術展」で観たアウチの「データモノリス」や2021年3月の「2021年宇宙の旅 モノリス_ウイルスとしての記憶、そしてニュー・ダーク・エイジの彼方へ」展など、似た印象の展覧会だったと思う。
人間の動きや脳の活動を符号化し解読するプロジェクトなど、アートと研究が、それぞれの境界を超えて開発されているのは興味深いよね。
アニメやSF小説の世界が現実味を帯びているみたいだから。
今回は「ライゾマティクス」の初大規模個展とのことだけど、SNAKEPIPEには少し物足りなかったかも。
それでも日本でのメディア・アートの世界を知ることができたので、行って良かった展覧会だよ! 

大人社会科見学—TOTOミュージアム—

20210530 01
【TOTOミュージアムの外観を撮影】

SNAKEPIPE WROTE:

2018年11月4日以来、約2年半ぶりにブログの更新をしなかった先週のこと。
実は「やんごとなき」理由により、ROCKHURRAHの故郷である北九州に帰省してたんだよね。
北九州に上陸するのは、2016年2月以来になるので、およそ5年の月日が経過していることになる。
観光目的の場合には、ネットカフェなどを利用してブログの更新もできたのかもしれない。
残念ながら、今回の帰省では、そんな時間を作ることが難しかったんだよね。

それでもなんとか「ROCKHURRAH RECORDSらしさ」を取り戻そうと、訪れたのが「TOTOミュージアム」!
なんで北九州にTOTOなの?と思ったSNAKEPIPEに
「TOTOの本社があるからだよ」
とあっけなく答えるROCKHURRAH。
日本のトイレといえばTOTOだよね?
北九州の小倉が本拠地とは知らなかった!
なんとROCKHURRAHは、高校時代にTOTO本社横を毎日バスで通っていたんだって。
TOTOミュージアムができたのは2007年のことらしいので、当然のようにROCKHURRAHも初めての訪問になるんだね。

ミュージアムに連れて行ってくれたのは、ROCKHURRAHのお兄さん夫妻。
美味しいランチを頂いた後、一緒にミュージアムに行くことになった。
皆さん小倉っ子(笑)で、もちろんTOTOミュージアムの存在は知っているのに、訪れるのは初めてとのこと。
意外とそういうものかもしれないね?

早速ミュージアムの中に入ってみよう。
1Fはショールームになっていて、ミュージアムは2Fだった。
エレベーターを上がってすぐにミュージアム・ショップがある。
SNAKEPIPEはショップに期待をしていて、面白い物があったら購入したいとワクワクしてたんだよね。
一通り見て回ったけれど、残念ながら琴線に触れる逸品は見当たらず、、、。
北九州市の環境マスコットキャラクター「ていたん」のトイレットペーパーには、少し心が揺れたけれど、持って帰るのも大変だしね。(笑)

ミュージアムは最初にTOTOの歴代便器の展示があった。
画像は1927年に日本で最初に商品化されたサイホンゼット式腰掛け便器だって。
木製の便座のフォルムが素晴らしいよね!
この高級便器は、国会議事堂などに設置されたという。
歴史を感じるよね。

TOTOといえば、ウォシュレット!
初代ウォシュレットの展示もあったよ。 
1980年にウォシュレットが発売され、CMが話題になったっけ。

戸川純が出てたんだよね。
とても懐かしい。(笑)
ミュージアムでも、このCMが流れていたよ。

TOTOは元々東洋陶器という会社名だったことを思い出せば不思議ではないんだけど、ミュージアムには陶器の展示もあったんだよね。 
その陶器類が素晴らしくて、「うひょー」とか「ひー」などと奇声を発しながら鑑賞するSNAKEPIPE。
ROCKHURRAHは慣れているけど、もしかしたらお兄さん夫妻は呆れていたかも?
画像は1940年(昭和15年)頃のティーセットだって。
蒔絵付けと吹き絵付けに白抜き金手描き、と説明されている。
色合いの美しさに目を奪われたよ。

こちらは朱赤に鶴が描かれているティーセット。
赤と白に鶴、という非常におめでたい雰囲気だよね。
和洋折衷を具現化していて、販売されていたら欲しくなってしまう逸品だよ! 
こちらも1940年(昭和15年)頃の商品だというので、当時の美的感覚が高かったことが分かるね。
一体どんな人が使っていたのか気になっちゃうよ。(笑)

続いては「化粧台アイテム」と表示されていた陶器だよ。
ご婦人がお化粧をする時に使用したであろう、陶器なんだけど?
壺っぽいものから香炉のように見える物まであって、どうやって使っていたのか不思議だよ。
もっとも注目してしまうのは、手前にある人の手を中央に立てた小皿ね!
指輪やネックレスをかけておくための物かな、と想像する。
大正時代に制作されたという陶器類も見事で、手の皿は本当に復刻して欲しいと思ったよ!

家庭の水回りから出るCO2を50%削減できる商品の提供を目指すキャンペーン「TOTO GREEN CHALLENGE」の宣伝企画として制作されたのが、バイオ燃料で走る「トイレバイク ネオ」。
実際に走るキャンペーンも行ったらしいけど、便座に座っての運転は大変だっただろうね。(笑)
その「トイレバイク ネオ」が展示されていたので撮影してみたよ。
試しに座ってみたかったなあ。(笑)

TOTOミュージアムは展示室が3つに分かれていて、続いて第二展示室に入る。
そこで興奮したのがこのミニチュアセット!
カタログに載っている製品をお客さんに確認してもらうために、ミニチュアで制作したものだという。
ショールームがなかったから、というのが理由のようだけど、小さくして営業に使うというアイディアが素晴らしいよね!
精巧に作られた小さい物は欲しくなっちゃう。(笑)
特に何をするわけでもないけど、コレクションしたくなるよ。
こういう物をミュージアム・ショップで販売してほしかったなあ!

歴代の便器の展示で素晴らしかったのが、画像のこちら。 
陶器に草花を描いてあって素敵なんだよね。
元々は木製だった物を衛生面と耐久性の問題を解消させるため、陶器製品が主流になったと説明されているよ。
現在の白い便器がそっけなく見えてしまうほど、絵柄付きは新鮮に映るよね。
「すごい」「キレイ」と大絶賛した後に「他社品」 と書いてあることに気付く。
なんと、TOTO製品じゃなかったとはね!(笑)

第三展示室だったように記憶しているけれど、青い光が出る、まるで稲妻のようなシャワーがあったんだよね。
詳しい説明を記録してこなかったので、商品名や青い光の正体について書けないことがもどかしい。
光に驚いてしまい、ROCKHURRAHが動画撮影したことで安心してしまったことが原因ね。(笑)
その動画がこちら。

このシャワー、浴びてみたい?

TOTOミュージアムの中のお客様用トイレがどんなことになっているのか、気になっていたSNAKEPIPE。
画像が女子トイレの様子なんだけど、いたって普通なんだよね。(笑)
便器のほうも、特にこれといった特徴はなく、期待が裏切られてしまった。
ここでしか体験できなかったり、ペイントされてる便器を見せてくれたりなど、趣向を凝らしたトイレかもしれない、と勝手にワクワクしてしまったSNAKEPIPEが悪いんだけどね。
ちなみに男子トイレは、もう少しオシャレだったとROCKHURRAHから報告があったよ。
写真を撮るのは忘れたらしいので、比較ができなくて残念!

トイレ内部はシンプルだったけれど、ミュージアムの建築にも見どころがあったんだよね。
数々の受賞をしている建築物、と調べて知ったよ。
楕円形を基調とした建物の形もユニークで、最初は「上から見たら便器になってるかも?」と皆で話していたんだよね。(笑)
展示も全体的にゆったりとしていて、画像のような中庭もあったよ。
ガラスに水滴のような3つの模様があるところに注目!
TOTOは「水と地球の、あしたのために」 というスローガンを掲げているので、水の大切さをこうした装飾からも発信したいのかもしれないね。
ROCKHURRAHが気付いて、撮影してくれたよ! 

小倉っ子のお兄さん夫妻も「行って良かった!」と喜んでいたTOTOミュージアム。
日本のトイレの清潔さは、恐らく世界一なんじゃないかと思うよ。
1970年代からの変化についてパネルが展示されているのをみると、 公衆トイレのめざましい進歩が分かったね。
確かに昔はこんなだった、と改めて思い出したり。(笑)
日本の衛生面を支えている世界的な企業である、TOTOの企業努力を知ることができたよ。
今回の大人社会見学も大成功だね!(笑)