ROCKHURRAH紋章学 ナイフ・メーカー・ロゴ編

【ナイフといえばマック・ザ・ナイフ。弘田三枝子バージョンね!】

SNAKEPIPE WROTE:

ROCKHURRAH RECORDSでは、最近ホームベーカリーを使用して自家製パンを作っている。
決められた分量の小麦粉や塩などを容器にセットしてスイッチを押すだけ、という手軽さ。
「作っている」と自信満々で言えるほどのことはしていないんだけどね。(笑)
安全な材料を使い、自宅で焼き立てパンを食べることができるのは嬉しい限り。
簡単で美味しいパンに夢中だよ。(笑)

パンは1.5斤なので、食べる際にはカットする必要がある。
所持していたパン切り包丁は、「包丁5本セット」の中に入っていた思い入れのないもの。
焼き立てパンをうまく切ることができず、パンくずがボロボロ出てくるんだよね。
断面も美しくなくて、せっかくの美味しいパンが台無し!
一大決心をして、パンを切るのに特化したブレッド・ナイフを購入してみた。
今までパン切り包丁と書いていたものを、わざわざ「ブレッド・ナイフ」と変更したところに特別感がにじみ出ているよね。(笑)
このブレッド・ナイフ、そこまでお値段が高いものではないのにもかかわらず、切れ味最高!
パンくずが出ることもなく、ストレス・フリーで大満足。
より一層美味しく食べることができて良かった。

今回は、ナイフ・メーカーのロゴを特集しよう。
Amazonのカスタマー・レビューみたいな前振りが長過ぎたね。(笑)

最初に紹介するのは、ドイツのZwilling J. A. Henckels AG(ツヴィリング J.A. ヘンケルス)。
調べて初めて知ったけれど、創業は1731年というから、およそ300年の歴史があるメーカーということになるんだね!
日本は江戸時代で、暴れん坊将軍、徳川吉宗の時代だよ。(笑)
その頃にこの双子マークを商標登録していたというから、驚いてしまうね!
ROCKHURRAH RECORDSが愛用している爪切りと同型タイプの画像を載せてみたよ。 
画像はツヴィリングの爪切りなので、マークが双子なんだよね。
ウチにあるのは、ヘンケルスブランドなので、マークには1人しかいないの!
お値段の違いが、明確化されているとは知らなかったよ。(笑)
リーズナブルとはいっても、爪切りとしては高額だったけどね。
さすがにヘンケルス、よく切れるよ!

 続いては蝶マークのBenchmade(ベンチメイド)。
創業は1979年というアメリカのメーカーなんだよね。
蝶をみて想像できる通り、バタフライ・ナイフで有名だという。
ベンチメイドがオレゴン州を拠点にしているのは、オレゴン州がナイフに関する法律が緩めだということらしい。
ベンチメイドのサイトには、アウトドアやタクティカルな目的で使用する動画が載っている。
ナイフが必需品という場面がたくさんあることが分かるね。
こんなに美しいバタフライ・ナイフを見ると、意味もなく欲しくなってしまうよ。
実はROCKHURRAHもSNAKEPIPEも、かつてバタフライ・ナイフを持っていて、素早く刃先を出す練習をしていたことがあるんだよね。
あれは一体いつのことだったろう。
そしてあのナイフはどこにいってしまったのか。(遠い目)

蝶の次は馬だよ!
Rick Hinderer knives(リックヒンダラー ナイブス)は、米国オハイオ州のナイフ・メーカー。
どうやらリック・ヒンダラーは、最初に芸術性の高い美しいナイフを制作していたらしい。
消防士だったリックは、レスキューダイビングチームに加わった後、実用性とデザイン性を兼ね備えたナイフを作り始めたという。
確かに持ちやすそうで、レザーのケースもオシャレ!
ブレードの滑らかなラインも美しいよね。
切れ味も良さそう。
どうしてロゴが馬なのかは、分からなかったよ。

アメリカのSpyderco(スパイダルコ)は蜘蛛をモチーフにしたロゴだね。
2012年9月の「がっちりBUYましょう!vol.7 衝動買いツール編」で、ROCKHURRAHがこのメーカーについて触れている。
スパイダルコのスパイダーレンチが入手できなかったため、レザーマンの商品を購入したという。
載せた画像が、そのスパイダーレンチ。
確かに意味もなく、欲しくなるデザインだよね!
今でもROCKHURRAHにとって憧れのブランドだって。
見つけたらプレゼントしようかな!(笑)

Microtech Knives(マイクロテックナイブス)もアメリカのメーカーだね。
ロゴに使用されているのは、鷲の爪だという。
色合いのせいか、家紋のように見えてしまうよ。(笑)
鷹のマイクロテックは飛び出すタイプのタクティカル・ナイフが主流らしい。
空から急降下して獲物を素早く確保する鷲の爪をイメージに使用するのも納得だね!
なんだか持っているだけで強くなった気分になれそうなナイフじゃない?
黒色のナイフ、カッコ良くて欲しくなってしまうね。
残念ながらマイクロテックのナイフは日本では銃刀法違反に当たるようで、入手することはできないみたいだよ。
余談だけど、マイクロテックのサイトデザインが、ロシア構成主義っぽい色合いだったのも良い感じだね!

次に紹介するのはイタリアのViper(ヴァイパー)。
ここまで蝶、馬、蜘蛛、鷲と来て、ついに蛇だよ。 
蛇は蛇でも、SNAKEPIPEとは違って、毒蛇らしいので注意が必要だね。 (笑)
ヴァイパーは、1987年にイタリアの刃物の産地として有名なマニアーゴに設立されたという。
様々なラインナップがあるけれど、載せた画像は「Classic 4000 – Damasco」というシリーズ。
どうでしょう、この芸術的なナイフは!
コレクション用なのかもしれないけど、うっとり眺めていたくなる逸品だよね。
さすがイタリアという気品にあふれているよ。
画像に、チラッと葉巻が置いてあるのもダンディズムの証だろうね。
毒蛇のイメージとはちょっと違うようだけどね?

Al Mar Knives(アルマール ナイフ)は印鑑がロゴに入っているので、日本製かと思いきやアメリカのメーカーなんだよね。
中国からの移民でアメリカで生まれたAlfred Clark “Al” Marが、1979年に設立したという。
中華系だから漢字の印鑑を使用したんだね。
1979年から2019年までは、岐阜県関市でナイフが製造されていたらしい。
創業者アルマールが、元グリーンベレー隊員ということで、タクティカル系が得意なんだね。
重厚な雰囲気が素晴らしい!
SNAKEPIPEが持つにはゴツ過ぎるけど、惚れ惚れするデザインだよ。

最後はこちら!
MCUSTA(エムカスタ)は日本のブランド。
上のアルマールが製造していたのと同じ、関市にあるメーカーだという。
印鑑を使用したロゴも似た雰囲気だよね?
載せた画像は「三昧」というシリーズの限定版で「朱雀」だって。
美しさに圧倒されてしまうよ。 
すでに完売しているとのことだけど、和風の美しいデザインは海外でも大人気なんじゃないかな?
いつか手に入れてみたいものだよ。

今回はナイフ・メーカーのロゴを特集してみたよ!
海外では動物モチーフが多いことが分かって面白かった。
またロゴ・デザインを探してみよう。
次回も楽しみに待っていてね!

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