メガネは顔の一部です~

【ちっが~うよ~!ケント・デリカットじゃないよ~!トレヴァーだよ~!】

SNAKEPIPE WROTE:

先日「目覚ましテレビ」で「ちょいダサメガネが大流行」という特集をやっていた。
確かに街や電車の中でセルロイドのメガネをかけている人が増えている気がする。
発端はどうやらJohnny Deppで、まるで変装グッズの
「鼻メガネ」
のようなダサいフレームのものが人気とか。
お洒落としてはちょっとキビシイ感じだけど、ハズすのが目的とのこと。
うーん、いまいち理解できないかも。(笑)

音楽の世界でのメガネはどうだろうか?
今回は80年代を中心にほんの一部だけど「メガネミュージシャン特集」を書いてみよう!

度付きのいわゆる「素通しメガネ」としてパッと思いつくのは、Elvis Costelloかな。
デヴュー当時からスーツにネクタイ、メガネというサラリーマンスタイルで、パンク~ニューウェイブやってる珍しいタイプ。
しかもそのスタイルをずっと通してるし!
因みにROCKHURRAHは福岡の大型レコード店に勤めていた時に、来日中のコステロ氏と店のトイレで並んで用を足した経験を持っているらしい。
おお!コステロと連れションとは!(笑)

次に思い付くのはBugglesYesArt Of Noiseなどの活動で有名なTrevor Horn。
トレヴァー・ホーンって、誰?という方のために解説すると「ラジオスターの悲劇」を大ヒットさせたバグルスのヴォーカルで、PVで改めて観るとそのメガネの大きさに腰を抜かすほど!(大げさ)
とてもミュージシャンには見えず、はっきり言って「ヘンなおじさん」だよね!
でも音楽センスはグンバツなので、人は見かけによらないもんだ。(笑)

80年代のメガネといえば、やっぱりThomas Dolby
「彼女はサイエンス」のヒットでお馴染み。
真ん丸メガネで、「カリガリ博士」をイメージさせる雰囲気。
知的な科学者風をウリにしていた。
テクノ系になるとメガネもそんなに違和感がなくなってくるね!

他にテクノ・ニューウェイブ系でのメガネと言えば、DEVOかな。
素通しメガネやメガネなしの映像も多いけれど、やっぱりディーボといえば黄色いジャンプスーツに3Dメガネみたいな四角いサングラス
人間性を廃し「俺たちはロボット」みたいなピクピクした動きも特徴的。
今観ても全然古くなくて充分カッコいい!

四角いサングラスで思いつくのはToy Dolls
ヴォーカルのオルガのサングラスなしの写真は観たことないぞ。
白いフレームのサングラスが似合う人にはオルガか電撃ネットワークの南部か、という感じだ。(実際には南部はあまり白フレームじゃないけど)
どちらも「笑い」の要素アリだからつながってるかも。(笑)

パンクでのメガネ/サングラスと言えば一番初めに思い付くのはやっぱりこの人、RAMONESのJoey Ramone!
ジョーイもサングラスなしの写真は観たことない。
もうすっかり顔と一体化していて、あのもじゃもじゃの長髪とゴーグルみたいなサングラス、ライダースにジーンズはトレードマーク。
あのスタイルを真似ればすぐにでもジョーイごっこができるね!(笑)
お、過去にもROCKHURRAHが似たことを「もどーきー・イン・ザ・UK」で書いてましたな!

真似されるスタイルでの代表といえばこの人、DamnedCaptain Sensible
赤いベレーにサングラス、とくればキャプテンだ。
今現在そのスタイルを継承している人はラフィンに戻ったベレーかな。
いや、でもキャプテンというよりは前述の南部に近い気がするけど、いかが?(笑)

そして最後に忘れちゃならないのがROCKHURRAH本人か。
ROCKHURRAHも度付きサングラス歴が長く、本人いわく
「顔の一部」
とのこと。
昼夜全く関係なくいつでもサングラスで通してるスタイルはさすが!
素通しメガネかけるとまるで別人で笑えるほどである。(笑)
度付きサングラスのデザインで印象が変わるので、何本も所持して使い分けするほどのこだわりようである。
お洒落さんだね!

SNAKEPIPEもそろそろ新しいメガネ、作ろうかな!

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