劇的ビフォ→アフターpart3 ムートンリフォーム

【リフォーム前と後のムートンコート写真(私用)】

SNAKEPIPE WROTE:

去年の年末のこと。
古着屋で見つけたのがムートンコート(写真左)である。
女性モノには珍しいランチコートタイプ!
品質表示タグを見ると「made in Canada」だって。
ははーん、カナダ寒そうだもんね。
もちろん「Genuine Leather」、本物のムートンである。
試着してみると、びっくりするほどぴったり!
かなり細身に仕上がっている。
しかもお値段はな、なんと驚きの3900円!(またこれか!)
これは買うしかないでしょ!(笑)

わーい、素敵なムートンが手に入ったー!と着て出かけようとすると
「あれ?き、キツイ…」
げーっ!試着の時にはぴったりサイズだと思っていたのに、少しでも厚手のニットの上には着られないことが判明。
ボタンを無理にかけようとするとボタンが弾ける始末…。
かなり寒がりのSNAKEPIPEはムートンの下にもレザージャケットを着ることがあるので、とてもこのままではお出かけできない。

そこで一大決心!
「そーだ、身ごろを足せばいいんだ!」
身ごろを増やす、ということは袖も太くしないといけない。
ってことでムートンの解体を始めたのが先週のこと。
結局は全部バラして、継ぎ足したのである。
今回でムートンのリフォームは3回目なので、手馴れたものである。

何を継ぎ足すかも問題で、全く同じ素材がない状態には「異素材」しかない。
ちょっと似てるけど違う、というレベルが一番カッコ悪いと思うSNAKEPIPEは
「こんなのアリ?」
というシルバーのレザーを継ぎ足してみた。(笑)
レザーの裏にはまた別のムートンを貼っているので、厚さは問題ない。
袖と身ごろ(脇)部分にシルバーを加え、それだけでは面白くないので胸部分にもムートンを貼ったシルバーポケットを付けてバランスを考えてみた。
これで約15cmは身ごろが増えたので、中にレザージャケット着てもオッケー!
見た目も思ったより馴染んでいて
「カナダ製からイタリア製に変身」
といった雰囲気に大満足である。(笑)

ウエスタン風の着こなしも70年代風にキメるのも楽しそう。
今からスタイリングを考えワクワクしているSNAKEPIPEである。

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