ビザール・ツール選手権!37回戦

ホラー映画の効果音が出せる楽器は$299で買えるよ!】

SNAKEPIPE WROTE:

前回ROCKHURRAHが「俺たちドイト系」という記事を書き、冒頭でROCKHURRAHとSNAKEPIPEがホームセンター好きであることを告白している。
ホームセンター行くと、ネジやら工具類を見るだけでワクワクしてしまう!
こんなに大きな工具があるなんて!
どうやって使うの、これは?
などと「ひゃーひゃー」言いながら見ているのが大好き。(笑)
実際に使用する関係者にとっては、日常的に目にしている物なんだろうけど。
ROCKHURRAHは子供の頃からアーミーナイフを所持していたり、レザーマンのマルチツールを持っていたりと、この手の物には目がなかったらしい。
画像を載せたスパイダルコ社のスパイダーレンチには、よだれが出たという。(笑)
様々な使用法がある、ギミックに一目惚れしたんだって。
そんなところからヒントを得て、今回はアメリカのamazonで購入できる、ちょっと不思議なツールを紹介していこうかな!
それでは早速いってみよう。

Tailpipe Cutter」 と書いてある商品なんだけど、この不思議な形ったら!
ペンチのように見えるツールに、まるで自転車のチェーンのような代物がくっついている。
なんだかスケバン刑事が武器で持ってそうじゃない?
あれはヨーヨーだったか。(笑)
果たして、これは一体なんだろう。
チェーンっぽく見える部分がカッター・ブレードで、どうやらパイプを切断するための物らしいよ。
お値段は$34.95、日本円で約3,700円。
見ているだけで楽しいので、コレクションに加えたくなるよね!(笑) 

これは一体何?
シルバーとゴールドの2色使い、とてもカッコ良い!
パッと見ると、まるでワインオープナーのようだけど、ちょっと形状が違うよね。
画像だけでは大きさが分からないけれど、何かを引き上げる物のようじゃない?
果たして何を引き上げるんだろうね。
正解は、巻爪を矯正するためのツールなんだよね!
Toenail Correction Brace Kit」という商品名で販売されている。
どうでしょう、この画像。
とても痛そうだよね。(笑)
毎日5分〜15分矯正を行うと1ヶ月〜4ヶ月で巻爪が完治するという謳い文句が記載されているよ。
実際に使用した人の感想では「使いやすい」「完治した」などと書いてあるけど、本当かなあ。
お値段は$6.96、日本円で730円くらい。
たまに巻爪になるSNAKEPIPEは、シルバー1色のほうにしようかな!(笑)

まさか、爆弾! 
amazonでそんなに物騒な物を扱うなんて!
と思ったのも無理はない形だよね?
正解は「Magnetic Light」、訳すと磁石式ライトってことだね。
様子が分かる動画があったので載せてみようか。 

意外と小さかったのね!
なんともキュートで、意味もなく購入したくなっちゃうよ。
お値段は$5.97、日本円で630円くらい。
日本への送料が590円で、手にすることは可能らしい。
いいなあ、欲しいなあ!(笑)

こんな歯車いっぱいのデザインは見ているだけで嬉しくなってしまうSNAKEPIPE。
何のためのものなのか分からなくても欲しくなっちゃうんだよね。(笑)
Spinner Gears Linkage」という商品名で販売されている、ハンドスピナーという玩具だという。
指で持ってクルクル回す玩具が人気、というニュースを何年か前に見た記憶があるけど、それなのかな?
この商品を指で持って回すとしたら、結構大変そうだけど、どうなんだろう。
回転させるだけで集中力が増したり、アンガーマネジメントの効果が期待できると書いてあるけど、本当かな?
お値段は$21.89、日本円で約2,300円。
日本への配送は不可とは、非常に残念!

これはさすがに手袋だって分かるけどね。 
一体何のために爪がついてるのかが分からないのよ!
色のせいかもしれないけど、「デビルマン」のコスプレ用手袋に見えてしまうんだけど? (笑)
Gloves with Fingertips」は土を掘る際、大活躍する手袋らしい。
農業関係や園芸が趣味の方には、お馴染みの商品だったのかもしれないね? 
実際に使用した方は「硬い土は掘れない」「良い仕事はするけど、手袋が臭くてたまらん」などのレビューが投稿されていたよ。(笑)
そうは言ってもレビュー数は450を超えているので、人気商品なんだろうね。
お値段は$7.59、日本円で800円ほど。
SNAKEPIPEがガーデニングを始める時に購入してみよう!(うそ)

最後はこちら!
これは見れば何のための商品なのか一発で分かるよね。
その名もズバリ「Practice Arm」 、看護師用練習腕セットになるのかな。 (笑)
採血や静脈注射など、現場ですぐに働くために練習する必要があるからね。
amazonのレビューには「人の腕に針を刺すのが怖い」「練習の結果、採血に成功!」などと書かれていて、ホッとしたSNAKEPIPE。
最初から上手にできる看護師さんばかりじゃないことが分かったからね!(笑)
それにしてもこのキットを使って、腕に何度も針を刺す練習している様子は、かなり怖いかも。
気になるお値段は$119、日本円で約12,500円。
医療関係に進みたい人には、マストアイテムかもしれないね?
SNAKEPIPEは個人的に購入してみたい気分だよ。(笑)

今回はアメリカのamazonで購入できるビザールなアイテムを特集してみたよ!
まだまだ不思議な商品がありそうなので、またの機会をお楽しみに!
と言いながら、一番面白がってるのはSNAKEPIPEなんだよね。(笑) 

俺たちドイト系

【何だかわからないがDIYっぽい映像、本文とは何も関係なし】

ROCKHURRAH WROTE:

先日、用事があり家の近所のドイトに行ってみると「この度、ドイト各店舗の運営がPPIHからコーナン商事株式会社に承継されたことに伴い、2020年1月27日(月)より全店休業とさせて頂いております」などと入り口に書いてあって営業してなかったのでビックリした。
ドイト、などと書いても近場にこの店がある以外の全国の人にとっては「何それ?」だろうけど、確かドン・キホーテ傘下のホームセンターの名称だ。
調べてみると東京、埼玉、福島などの一部の地域にしか店舗がないためにあまり知名度はないと思うし、ROCKHURRAH家の二人もたまたま越した近くに店舗を見つけただけで、それ以前にはドイトなんてものも知らなかったよ。
以前は千葉に住んでいたため、「ホームセンターと言えばコーナンPROショップかスーパー・ビバホームに限る」と二人で語り合っていたものだった。
引っ越した先は都内で、そこまで巨大店舗が近場にはないし困っていたところ、実は歩いてゆけるほど近所にそういう名称のホームセンターがあると知って、喜んだのだった。ちなみに一部の地域を除いて全国展開しているカインズも歩いてゆける距離にあったので喜びは二倍・・・ってほどには利用してないけどね。

この冒頭でもわかる通り、ROCKHURRAHとSNAKEPIPEはホームセンターが大好きなのだ。
10年くらい前は近くにコーナンPROショップがあるところに住んでいたため、大型連休の恒例行事みたいにスチールラックを買っては作り、部屋の配置換えなど作業に明け暮れていたものだ。
一般家庭にはここまでないと思えるくらいにスチールラックをさまざまな事に活用してて、物流倉庫を部屋にしたみたいな暮らしをしていた。大量の服を所有しているのでクローゼット=スチールラックだらけの部屋、というイメージだ。
これがアダとなって引っ越しの時はスチールラックの解体と組み立てに明け暮れる毎日。イヤになるくらい作って分解したものよ。
ラック以外でも何に使うのかよくわからない小さな金属パーツやボルトやナットなどなど、使う用事はなくてもついつい見てしまうのがウチの特色。二人ともそういう嗜好が似通っていて良かったよ。

ちなみにコーナンは割と全国に展開しているから知名度が高いホームセンターだと思うけど、現場関係のプロが揃えるだけの資材を扱っているPROショップまで併設されていると魅力倍増だ。
ドイトは他の店舗を知らないから近場だけに限って言えば、店構えや広さはそこまで大した事はなく普通のホームセンターに見える。が、中は意外とマニアックにPROショップやスーパー・ビバホームなどと同じような様々なパーツや工具を扱っていて、そこが良かったんだよね。
ドンキ系列からコーナン傘下になって何が変わるのかは不明だけど、リニューアルしたらまた行ってみよう。

さて、この導入部が一体今回のブログ記事とどうつながってゆくのか、みなさんも興味津々だとは思うが、ドイトという不思議な店名がカギとなっている。
ウチも「ドイトってなーに?」と思って近場だから試しに行ってみたらその疑問が氷解した(大げさ)のだ。
この店は大胆にもDO ITと書いて、これをドイトと読ませてると気付いた時は腰が抜けたよ(さらに大げさ)。
ローマ字くらいは何とか読めるけど英語はさっぱり、というおばちゃんとかがそのまま読んだのを大胆に店名にしたのか、逆にネイティブな発音を聞いてそのまま店名にしたのか?創業者が土井さんだったとか?などと気になって仕方がない。

ドイトの名前の由来はDo It Yourself(自分でやれ)からだと思うが、この頭文字D.I.Yが日本でも言われはじめたのはいつごろからだろう?ROCKHURRAHが育った北九州には大昔からナフコと言うこれまた意味不明な店名のホームセンターがあったけど、子供の頃からおそらくDIYコーナーとかあったと思う。
スチールラックを頻繁に作る割には日曜大工への興味はあまりないROCKHURRAHだが、ヒマと金と場所があったら自分で何でも手作りするのは楽しいだろうね。

ロックの世界でも卓越した演奏テクニックがなくても、自分たちだけで何とかやるDIY音楽としてパンクやニュー・ウェイブ、さらにパーソナルになった宅録なども生まれたが、出来上がりの良し悪し、オリジナリティのあるなしに関わらず、何かを創造する事は楽しい事だと思う。
音楽に限らずROCKHURRAHもSNAKEPIPEもそういう自作への情熱というか欲求が似通っているために、一緒にいて刺激しあえるところがいい。最近は色々と自作とは遠のいてるけどなあ。

いやー、今回は前置きが非常に長かったけどやりたい企画は単純明快、そう、ズバリ「Do It」が入った曲特集なんだよ。この展開で全く違うキーワードだったら逆にビックリだろうけどな。
いつもと違うのはDo itと入った曲をいくつか思い出したわけじゃなくて、この前置きだけ先に思いついたという逆さまだった事。結果を先に書くならいっぱいあるかと思った「Do It」はあまりなくて、今回もまた企画失敗の香りがぷんぷんしてきたよ。
まあそういう精神からすれば、失敗を恐れずにDo it(ドイト)!って事になるだろうから、何とか頑張ってみるか。
今回はちゃんと動いてるビデオの動画があまりなくて残念だが、たまにはこういう事もあるさ。

パンク / ニュー・ウェイブの世界で有名なドイトと言えばイアン・デューリーの1979年作2ndアルバムのタイトルがズバリ「Do It Yourself」だったのをまず思い出す。が、このアルバムにはそういうタイトルの曲は入ってなくて単にアルバムのタイトルなだけだった。
他に何かないかなと思って、真っ先に思い出したのがこれ、エコー&ザ・バニーメンの「Do It Clean」だ。
デビュー・アルバムから日本盤で堂々とリリースされていて、順風満帆にファンを増やしていった恵まれたスタートだったバニーズ(このバンドを80年代的に呼ぶと略してエコバニだったけど、通ぶった呼び方ではバニーズと言っててROCKHURRAHも周りもみんなこう呼んでた)だけど、全英1位とかってわけでもないバンドだったから、さすがにシングルまでは出してくれてなかったね。

この曲はアルバムには未収録のシングル「The Puppet」のB面だったから、輸入盤屋が近くにない地域の人にとっては当時は聴くに聴けなかったに違いない。
その頃「リヴァプール物と言えばROCKHURRAH」というくらいに奇妙な収集癖で、誰も知らないようなバンドを漁ってたんだが、誰でも知ってる大物、例えばエコー&ザ・バニーメンなどは「いつでも買える」というような理由で素通りしていた事を思い出す。もっとマニアックな人を気取っていたような、若くてひねくれてたあの頃の自分が今思えば恥ずかしいよ。
こう書くと全然持ってないか聴いてないかのように思われてしまうが、人並み以上にこのバンドの音楽も知ってるし好きなのは間違いないよ。東京に来る前から聴いてたしね。
そして、いつでも買えると思ってたレコードがこんなにも早くいつの間にか身の回りから消えてゆくとは、その頃は想像もしなかった。いや、消えたのはレコードじゃなくてレコード屋と言うべきか。

1980年リリースの「Do It Clean」は彼らの初期の作品につながる力強い名曲だけど、襟や袖の部分が切れたTシャツがヒラヒラしてるところでのギター、気が散って仕方ないような気がするよ。そんな神経質じゃ大物にはなれないか。
そして途中で何か探す謎の動きもあって珍しいビデオなんだけど、探してたのは何とタバコだった。そう、写真でもよく見かけるけどヴォーカルのイアン・マカラック(当時の呼び方のまま。今は違う呼び方されてる)はステージでの喫煙率が高いんだよね。アシスタントがつけてくれて無事に吸えたみたいだが日本では禁止されそうだね。
そういうアクシデント(?)も含めてファンにはたまらない貴重な映像だね。
邦題は「ドイトをきれいに(大ウソ)」。

続いては日本盤が出ていたにも関わらず微妙に地味な位置にあったバンド、グロリア・マンディの「Do It」だ。
邦題は「忘れじのドイト(絶対ウソ)」。
この「俺たち◯◯シリーズ」はROCKHURRAHが捏造した勝手放題な邦題をつける時とつけ忘れる時があって、つけ忘れたまま記事をアップさせた後で忘れた事に気付くと悔しい。けど、わざわざその部分だけ修正して更新するのもバカに思えてね。この歳になってこんなバカな事を真剣に考えるのも情けないなあ。

さて、このグロリア・マンディは時代的にはパンクの真っ只中からニュー・ウェイブに向かう頃の1978年〜79年に活動してたバンド。日本でも「反逆の狼火」などというタイトルでアルバムが出てたけど、指紋みたいなジャケットに全く魅力を感じずにROCKHURRAHは素通りしてしまった。改めて思うがROCKHURRAHは何にでも素通りが多すぎの気がするよ。
後に東京に出て最初は東北沢に住むんだけど、その超貧乏時代にこのバンドの「Glory Of The World」というシングルをなぜか買ったのを覚えてる。まだ毎日通うレギュラーな仕事やバイトがなく、単発のスポット的な仕事しかしてないような時だったな。
当時の下北沢にはレコード屋も数軒あったのに、まだ土地勘がないもんだから確かレコファンの近くにあった「五番街」という店で買ったような記憶。
この店がレコード屋だったのか何の店だったのか覚えてないが安いサングラスを買って、下北にもメガネ屋はあるのに、どういうわけか新宿で度付きサングラスにして以降、ROCKHURRAHと言えば度付きサングラスというイメージでずっと現在に至ってるよ。ああ懐かしき80年代のシモキタ。
それにしてもこの頃の若きROCKHURRAHは意味不明の行動してるな。二回も電車に乗って(作る時と取りに行く時)何で新宿で度付きサングラスにしたのか?

で、シングル聴いた印象は何かちょっと地味な感じで粘着質のヴォーカルが絡みつく、パンクなのかニュー・ウェイブなのかポジパンの先駆けなのかグラムの残党なのか判断の付きかねるシロモノだったな。
このバンドはジャケットとかにバンドのヴィジュアルを載せないタイプだったようで、声だけ聴いてもどんなバンドなのか想像がつかない。後で1stアルバム聴いたらちゃんとカッコ良かったので、あの時に知ってりゃ良かったと少し後悔したよ。
ヴォーカルのエディとサンシャイン(女性メンバー)は後にエディ&サンシャインというちょっとオシャレなエレポップのデュオを始めて、フランスのパンク・バンド、スティンキー・トイズをどうしても思い出してしまう。
スティンキー・トイズもメンバーの男女二人でエリ&ジャクノというエレポップ・デュオを後にやっていて、イメージ的にもかなりかぶるんだけど、当時そう思った人は多いはず。
ちょっと派手なおばちゃん顔のサンシャインと不気味な髪型で病的なエディ。
いかにもフランス風イケメンのジャクノとキツそうな目つきが鋭いエリ。
均衡が取れてるのかどうか、その後別離があったのかどうかは全く調べてないけど、まあ仲良くやって(ドイト)下さいよ。何じゃ?このいいかげんなコメントは?

動画なしが続くが、次はポルトガル産ニュー・ウェイブのバンド、ストリート・キッズの「Let Me Do It」だ。
邦題は「別れのドイト(ウソ)」。
当ブログの別企画で「80年代世界一周 葡萄牙編」などと書いても良かったのだが、惜しげもなく今回使ってやれ(ドイト)。まあそこまで温存するほどのバンドでもないしね。

ジャケットの雰囲気からしてディスク・ユニオンの7インチ・セールとかで200円で売っててもおかしくない感じだし、そう書いてたらどこかで見た事あるような気がしてきた。
ん、書いてるのは2020年だけどROCKHURRAHが言ってるのは最も頻繁にレコード漁りをしていた80年代のどこかの中古盤屋で、という話だよ。
ジャケット右側の二人が区別つかないところに見覚えがあるな(いいかげん)。
このバンドについて詳細は全くわかってないんだけど、この曲が1980年のデビュー・シングルらしい。

今もやってるのかどうかは知らないがROCKHURRAHが子供の頃、福岡地方のCMで「ポルトガル人が長崎へ カステラ カステラ・・・」などという歌があったのを思い出す。大航海時代にスペインと覇権を争っていたポルトガルもいつのまにか一線を退いてしまい、何だかのどかな大国になってしまったものだ。
そんな国でもパンクやニュー・ウェイブはちゃんと浸透して、イギリスよりは一年遅れくらいでも自分たちで音楽を作ってムーブメントを起こしてゆこう、という心意気は良いね。これこそいち早く海外に目を向けたエンリケ航海王子(1394年 – 1460年)の気概を受け継ぐ精神。
うーん、何だか壮大な決意を持ったバンドだと誤解されそうだけど、曲も演奏も歌い方もイギリスのB級エレポップにありそうな雰囲気でポルトガルっぽさは皆無だな。
初期ニュー・ウェイブの香りがするものはいつもROCKHURRAHの評価は高いんだけど、これもまた1980年のポルトガルだと考えると斬新なものだったんだろうね。
ナンバーワンなどとジャケットにシール貼ってるから、どこかで大ヒットしたんだろうけど、その頃のポルトガルではどういう音楽が流行ってたのかは不明。リスボンは燃えていたんだろうか?

静止画のビデオだとやっぱり飽きてしまうから次はこいつを。
ファン・ボーイ・スリー with バナナラマの「It Aint What You Do It’s The Way That You Do It」だ、タイトル長いなー。邦題は「酒と涙と男と女とドイト(ウソでしかも字余り)」でこれまた長い。

1979年頃にイギリスで大ブームだったのが2トーン・スカと呼ばれるネオ・スカのバンド達だった。
60年代ジャマイカのスカがジャマイカの労働者と共にイギリスに渡ってきて、70年代のパンクやニュー・ウェイブと出会って程よくミックスされたのがネオ・スカ。まあネオ・ロカビリーとかネオ・モッズとかネオ・アコースティックとか何でもネオをつけたがってたような時代だったからね。
この辺については確かROCKHURRAHの過去のブログ記事でも同じような事書いてたはずだが、さてどこだったかな?
スペシャルズ、セレクター、マッドネス、ビート、バッド・マナーズなどなど、個性派の面々が独自の音楽を構築していったが、スカというジャンルだけにこだわったバンドよりも自由に何でも取り入れたものの方が個人的には面白かった。中でも見た目も音楽も一番好きだったのがスペシャルズだったよ。
そのスペシャルズのテリー・ホール、ネヴィル・ステープル、リンヴァル・ゴールディングの三人が脱退してそのまま仲良く結成したのがファン・ボーイ・スリーだ。ここにどういう経緯でか加わったのがまだ初期の頃のバナナラマだった。
元々パンクやニュー・ウェイブのミュージシャンとの交友関係が広かった女の子たちだから、素人だった頃から目立ってたんだろうな。バナナラマは誰でも知ってるようなヒット曲を何曲も出した、80年代ニュー・ウェイブの世界に燦然と輝くガールズ・グループだけど、個人的にはファン・ボーイ・スリーとやってたこの頃が一番良かったな。

この曲は元はジャズの名曲だったという事だけど、歌い出しのTain’t What You Do It’s the Way That You Do Itというフレーズは確かに往年のものと近い。が、アレンジの巧みさなのか再現力の乏しさなのかは不明だが、原曲とはイメージがかけ離れたカヴァーとなっていて、独自の路線になってるのはさすが。いかにも80年代初頭のファッションや男三人女三人の健全交際みたいなビデオもいいね。

最後はこれ。
パンク界きってのメロディ・メイカーだったバズコックスの「Do It」。うーむ、知らん・・・と思ったら、これは何と1993年の曲だった。邦題は「帰って来たドイト(ウソ)」で決まりだね。

ROCKHURRAHが好きだったのはもちろん70年代のバズコックスで、もっと限定して言うならば後にマガジンを結成するハワード・ディヴォートがいた頃が一番。「Boredom」や「Breakdown」を初めて聴いた時の衝撃はピストルズを聴いた時以来のものだった。しかし数曲しか残さずディヴォートは去ってしまい、残されたギタリストのピート・シェリーが頑張って軟弱ヴォーカル術をあみ出した。
それ以降は、パンクを色々聴いてる人間ならば誰でも知ってるような曲を次々と量産し、後の時代にも多大な影響を与えたバンドとしてレジェンド級に名高いのは皆さん知っての通り。

一番輝いてた頃には観れなかったが、確か1990年前後くらいに来日したクアトロのライブは行ったんだよね。
みんな太ったおっさんになってたけど、さすがに百戦錬磨のライブ・バンドだから非常に密度の高い公演で、歳を取った事なんか忘れて熱狂したものだ。 この曲「Do It」はそれよりもさらに後って事になるな。
年齢を重ねて恰幅も当然良くなってるが、それを感じさせないほどの現役感に溢れてて、それは初心に帰ったような「Do It」というメッセージからも伺える。全体的に演奏の重量感が増して、ピート・シェリーがそこまでヘナチョコ・ヴォーカルじゃなくなっていた事が残念。
そのピート・シェリーは2018年に63歳で亡くなっているが、パンクをこれだけポップな表現で現代にまで残した功績は語り継がれてゆくに違いない。

以上、たかがドイト閉店くらいの事で連想が広がり、ここまでのブログ記事を書き上げた人間は未だかつていないだろう。これぞドイトが教えてくれたDIY精神だね。

ではまた、アテ マイス(ポルトガル語で「じゃあまたね」)
 

好き好きアーツ!#53 世界アート(仮)探訪 3

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【アメリカ自然史博物館に行ったら、ベン・スティラーに会えるかも?】

SNAKEPIPE WROTE:

2018年7月以来、更新していなかった「世界アート(仮)探訪」をお届けしよう!
タイトルに「アート」とつけてしまったため、芸術関係の美術館や博物館に限定する予定だったけれど、そうとばかりも言っていられない。
今回は特にアートとは程遠い内容になりそうだよ。(笑)
早速いってみようか!

ネス湖の「ネッシー」やビッグフット(雪男)など、目撃情報はあるけれど、その存在が曖昧な生物のことをUMA(Unidentified Mysterious Animal:未確認生物)と呼んでいるらしい。
「ネッシー」にあやかって、芦ノ湖のアッシーや釧路湖のクッシー、洞爺湖のトッシー、長良川のハッシーなど、日本国内でも様々な「◯◯シー」と名付けられた生物がいるんだね。(笑)
そんな未確認生物について調査・研究を進め、展示を行っている博物館がある。
米国メイン州ポートランドにあるInternational Cryptozoology Museum(国際未確認動物学博物館)だよ!

画像には写っていないようだけど、「行きた化石」と言われる5.5フィート(約1m67cm)のシーラカンスが展示されているという。
そして1万点を超えるUMAの存在を証明する証拠が集められているというから、気になるよね!
「謎の生物」と聞くと、気になる人は多いはず。
ROCKHURRAHも興味があるというし、SNAKEPIPEも半分は嘘だろうと思いながらも、つい画面に見入ってしまうからね。
ちょっとインチキ臭さを感じながらも、近くに行ったら寄ってみたいよ。

ミュージアム・ショップにも注目だね。
UMAの代表格として、ビッグフット関連グッズがたくさん商品化されているんだけど。
画像にあるようにソックス($10)だったり、マグカップ($13)があったり、他にも「ビッグフット・バンドエイド」や「ビッグフット石鹸」も販売されているので要チェックだよ!
もちろんフィギュアやオーナメントもあるから、マニアにはたまらない。
自分用とお土産用と、両方買わないとね。(笑)

続いては、上に書いた「国際未確認動物学博物館」と同じにおいがする「INTERNATIONAL UFO MUSEUM AND RESEARCH CENTER(国際UFO博物館と研究センター)」を紹介してみよう。
このミュージアムがある場所、それがなんと1947年に米軍がUFOを回収したとして話題になったロズウェルだから、余計に気になるじゃないの!
この博物館の主旨は「ロズウェル事件やUFO研究に関連するその他の説明のつかない現象に関連する、書面、音声、視覚形式の資料と情報の収集と保存」だというから、本気なんだね。(笑)

と、書いたところでこの画像!
なんだか都築響一の「珍日本紀行」や「珍世界紀行」に載っているような雰囲気に感じてしまうんだけど?(笑)
ロズウェル事件については謎ばかりなので、証拠が陳列されていたら観てみたいと思うのが人情ってもんだよね。

ミュージアム・ショップも確認してみよう。
アニメ化されたエイリアン小僧が描かれたタンブラー($10.99)や「エイリアン」と大きく書かれたプレート($6)を発見!
このエイリアン小僧は、キーチェーンやマグネットにもなっているよ。
SNAKEPIPEだったら円盤型のマグネットにしようかな!(笑)

お次は「New Orleans Historic Voodoo Museum」にしてみよう。
その名の通りニューオリンズにあるブードゥー博物館なんだよね。
開館は1972年というから約50年の歴史があるという。
歴史的なブードゥー教の遺物、絵画、彫刻、その他の工芸品が展示されていて、ニューオリンズというユニークな都市を形作る豊かな文化について学ぶのに最適な場所とのこと。

内部の様子がこちら。
成り立ちが西アフリカだというので、確かにアフリカっぽい工芸品が並んでいるように見えるよ。
ブードゥーと聞くと、どうしても悪いイメージが頭をよぎってしまうけれど、実際のところはよく知らない信仰なんだよね。
この博物館行ったら、少しはブードゥーについて学べそうな感じ。
ミュージアム・ショップが見当たらなかったのが残念!

最後はこちら!
イタリアにある「Messner Mountain Museum」だよ。
「Messner Mountain Museum」には6つの博物館があり、それぞれ絶景に建てられているんだよね。
Corones」という名前の博物館を観て、まず驚くのはこの場所だよね。
クロンプラッツの山頂高原(2,275 m)にある、ザハ・ハディッドの設計による斬新な博物館!
山の歴史に関する展示がされているとのことだけど、この場所からの眺めが素晴らしいだろうね。

こちらはモンテライト(2,181 m)にある雲の博物館「dolomite」。
Enzo SivieroとPaolo Faccioという2人の建築家によって設計された、360度のパノラマを望むことができるガラス張りの建物なんだよね。
ロマン派から現代に至る絵画が展示されているようだけど、こちらもまた室内よりも外に目がいきそうだよ。

「dolomite」の注意事項として「良い天気の時」「ハイキングポールとリュックは禁止」「撮影は中庭のみ」などが記載されている。
登山で行くか、シャトルバスで博物館に行くかによっても荷物が変わってくるだろうね。
他の4箇所も素晴らしいので、HPで観てみてね!
それぞれ行き方が違うようなので、確認しないと。
すっかり行く気満々だけど、足腰大丈夫か?(笑)
 

一ヒゲ二鷹三茄子(意味不明)

【この映像を観て懐かしいと感じる人は同年代か?】
SNAKEPIPE WROTE:

2017年3月の「SNAKEPIPE SHOWROOM 物件12 ゴルファー達の物件編」や2019年11月の記事「ZOZO CHAMPIONSHIP 未観戦」 などでも書いたけれど、ROCKHURRAHとSNAKEPIPEはゴルフ観戦が大好き!
毎週放送されているPGAゴルフ中継を楽しみにしているんだよね。
観戦を始めた頃は選手の顔と名前が一致しなくて、特徴がある人から覚えていったっけ。
名前が変わっている、背が高い、お腹がでっぷり出ているとか。(笑)

そして特徴的なヒゲをはやしていたのがダスティン・ジョンソンだった。
当時はダスティン・ジョンソンとケヴィン・チャペル、もしくはスコット・ピアシーの区別がついていなかったけれど、ヒゲによって見分けられることに気付く。
「もみあげ」から「あごひげ」へと続く濃いヒゲは、まるで第16代アメリカ大統領リンカーンみたいなんだよね。
並べてみたけど、似て蝶でしょ?(笑)
2015年当時はそこまで多くなかったのに、ダスティン・ジョンソンの影響からなのか、現在ではヒゲのゴルファー率が非常に高いんだよ。
5年は観続けてるから、今ではヒゲによって人を見分けることはないんだけどね。
ゴルフ界では多いヒゲ人口だけど、アートの世界ではどうだろう?
今回はヒゲについて考察してみようか。

画家でヒゲといえば、一番最初に思いつくのはサルバトール・ダリかな。
スペインを代表するシュルレアリスムの画家だよね!
ぐんにゃり曲がった時計を描いた「記憶の固執」を始め、恐らくダリもが、あっ、誰もがダリの作品を一度は目にしたことがあるんじゃないかな。
SNAKEPIPEが衝撃を受けたのは、ダリとルイス・ブニュエルが製作した1928年の映画「アンダルシアの犬(原題:Un Chien Andalou)」だよ。
早稲田だったか高田馬場辺りの、こじんまりした劇場で観たんだよね。
なつかしい。(目に涙)
ダリのヒゲに話を戻そうか。
いつの頃からかダリのヒゲはコミカルになっているんだよね。
跳ね上がっていたり、リボンが結ばれていたり。(笑)
本来は美男子なのに、あえて変顔で写真に撮られることを好んだように見える。
ここまで顔が知られた画家というのも珍しいかもしれないね。

もう一人画家を紹介しよう。
ええ、女性です。(笑)
メキシコを代表する女流画家であるフリーダ・カーロは、インパクトのある眉毛と口ひげを描きこんだ自画像が有名なんだよね。
どちらかというと自慢げに描いているように見えるので、チャームポイントだったのかな?(笑)
以前フリーダ・カーロの伝記小説を読んだことがあるSNAKEPIPEは、フリーダの深い悲しみを知る。
個人的な出来事により噴出した感情をストレートに描き、強い印象を残すフリーダの作品が生まれる理由が分かった気がしたんだよね。
2002年には伝記映画「フリーダ(原題:Frida)」が公開され、サルマ・ハエックが見事にフリーダを演じているのを鑑賞した。
フリーダ・カーロの作品は数点、実物を鑑賞しているけれど、森美術館あたりで大規模な回顧展やってくれないかなあ。
是非とも鑑賞したいんだよね!

映画界でヒゲといえば、ジョン・ウォーターズ
説明する必要もないかもしれないけど、「ピンク・フラミンゴ(原題:Pink Flamingos 1972年)」で有名なカルト映画監督だよね。
B級を愛する「バッド・テイスト」を提唱したり、殺人者の描いた絵画を収集するなど本業以外にも注目を集めたり、毎年その年の映画ベスト10を発表し話題になっている。
ジョン・ウォーターズは、細いペンシルヒゲを生やしているんだよね。
Wikipediaによれば、どうやらそれは「付けヒゲ」とのこと!
なんともインチキ臭く見えて、ジョン・ウォーターズにピッタリのトレードマークなのに、付けヒゲとは。(笑)
そんなエピソードも含めて、やっぱりジョン・ウォーターズは良いね!

映画界という広い範囲では、我らがウィル・フェレルのヒゲにも注目したい。
俺たちニュースキャスター(原題:Anchorman: The Legend of Ron Burgundy 2004年)」 、2013年に公開された続編で演じたキャラクターであるロン・バーガンディには立派な口ひげがたくわえられていたね。
どうやら初回は付けヒゲで、続編では自身の本物のヒゲだったようだけど、 映像では違いがよく分からないよ。
ウィル・フェレルは、日本ではあまりウケないタイプのコメディアン / 俳優みたいで、なかなか新作映画が鑑賞できないのが残念でたまらない。
どうやら「フレンチアルプスで起きたこと(原題:Turist 2014年)」 をリメイクした「Downhill」で主演するらしいので、是非観たいよ!
映画配給会社の方、よろしくお願いします!

音楽の世界でのヒゲって誰を思い浮かべる?
ROCKHURRAHに質問すると「マーチ・ヴァイオレッツかな」と即答する。
それってどんなバンドなの?
80年代前半、ポジティブ・パンクが盛んだった時期にロンドン以外のシーンから登場したバンドだという。
最初の頃は、シスターズ・オブ・マーシーと同郷ということもあり、何かと比較されていたけど、ROCKHURRAHはシスターズにはない独自の魅力を見出して好きだったバンドだという。
彼らの特徴は、リズムマシーンによる硬質なビートに乗せた男性と女性のツイン・ヴォーカルのからみ。
ポジティブ・パンクという言葉を最も感じさせてくれるバンドだった、と語るROCKHURRAH。
で、ヒゲは?
デビュー当時から男性ヴォーカルであるサイモン・Dは、まるで漂流してきた宣教師のようなヒゲをたくわえていたという。
パンク系でヒゲってあんまりいないもんね?
載せた画像は、割と最近のものらしいので、当時とは少し違ってるようだよ。
あまりヒゲ男が出てこないけど、当時の映像を載せておこうね。

80年代のパンク・バンドで他にヒゲといえば、アンチ・ノーウェア・リーグだね。
ヴォーカルのアニマルは、1982年の画像でも野獣っぽいヒゲ姿を確認することができる。
それにしてもアニマルって名前にするところがワイルドさ全開!(笑) 
セックス・ピストルズの「Bodies」に「I’m not an animal!」って歌詞があるけど、それを逆手に取ったのかな?
ほとんどの画像でアニマルはサングラスにヒゲ。
ファッションセンスはヘルス・エンジェルスなどのバイク乗りっぽい感じだよね。
1981年にラルフ・マクテルの曲をカヴァーし、シングル・チャートの48位を記録したという。 

元がフォーク・ソングだったのに、バンド形式で、更にアニマルのだみ声になると、全く別の曲に変わっているところがすごい!
この映像も1982年のものらしいけど、アニマルの野獣具合がよく分かるよね。(笑)
 
ちなみにROCKHURRAHもアニマルと同じように、いつでもサングラスのヒゲ男。
ヒゲの種類でいうと「Ducktail」になるのかもしれない。
ヒゲを勧めたのはSNAKEPIPEなんだけど、よく似合っているんだよね!
今ではすっかりトレードマークになっているよ。(笑)

今回は「ヒゲ」をテーマにしてみたよ。
こうした括りでブログを書くのは2007年5月の「髪型・古今東西」や2008年11月の「帽子男世界一決定戦」 、そして2009年6月の「個性派女流アーティスト大集合!」以来、およそ10年ぶりということになるんだね!
たまにはこんな企画も面白いかもしれないな。