Playback 2010

【ROCKHURRAH制作の3Dだよ!来年もこうありたいね!読めるかな?】

SNAKEPIPE WROTE:

早いものでこれが今年最後のブログになってしまった。
一年って本当にあっという間!
こうして年を取っていくのね。とほほ。
2010年はどんなことがあったんだろう?
日記代わりに一年を振り返ってみようか。

1月。
実はSNAKEPIPEもROCKHURRAHも今年の正月前に体調を崩してしまい、危うく寝正月になるところだった。
本当はROCKHURRAHは高熱があったけれど、楽しみにしていた正月だからと無理をして行事に参加。
親戚への挨拶などもあり、余計に具合が悪くなったように思う。
12月から1月って一番風邪を引きやすいから気を付けないとね!と言ってるSNAKEPIPE自身が現在風邪っ引きなんだけど。(笑)

2月。
ひきこもり絶好調の月!(笑)
だんだん季節が春めいてきて、大好きな冬物の服が着られなくなってくるこの時期は外出する際の洋服を決めるのに時間がかかってしまう。
元々家にいるのが大好きなので、外出は最小限に抑えることをモットーとする。(笑)
今年の2月はずっと映画ばかり観ていた記憶しか残ってないよー!

3月。
SNAKEPIPEの誕生月!
毎年喜んで年を取っていきたいと考えてはいるけれど、ここ最近はどーも…。(笑)
プレゼントに何が欲しい?と聞かれてもあまり思いつかず、答えるのに苦労するSNAKEPIPE。
自分で欲しい物を作るようになってから、なかなか購買意欲が沸かないんだよね。
買い物に興味が無くなると、ショッピングに出かけようという気にもならず益々引きこもり傾向が強くなっちゃうね。

4月。
毎年の恒例のお花見におでかけ。
少しは春めいてるだろうと薄いレザージャケットだけ着ると、まだまだ寒い。
この時期は厚着できないから大変なんだよね!
例年お弁当を持って桜の木の下でお昼を食べていたけれど、今年は行きたいお店があったのでお弁当なし。
行きたい店とは、とんこつラーメン屋さん!(笑)
花見に似合わないけど、どうしても食べたかったんだよね。
行ってみるとかなりの美味しさに大満足!
九州出身のROCKHURRAHも気に入ったみたいだから良かった。

肩こりが辛くなったので、ピローフィッターさんがいる売り場に枕を買いに行く。
接客してくれたフィッターさんが汗だくで説明してくれる姿に感動!
サイズを測ってもらい首のカーブに合った枕を購入したのは初めてだったけど、やっぱり寝心地が全然違うんだよね。
買って良かった逸品!

5月。
ゴールデンウィークを利用してのおでかけ。
今年は福生のミリタリーショップに行ってきた。
福生の町には随分昔に行ったことがあるけれど、ほとんど知らない場所。
「ぶらり。途中下車の旅」状態でなかなか楽しかった。
帰りに国分寺の「超山田堂」にも寄ってきたし。(笑)

毎年恒例の潮干狩りも楽しかった。
去年はROCKHURRAHと二人だけだったけど、今年は大勢人数で狩りへ。(笑)
この日は非常に寒くて、貝の採れ具合よりも暖まりたい気持ちが強くて貝掘りに集中できなかったのが残念。
気温が低いため、当然水温も低く貝も潜ってたみたいだね。
そのせいか今年のアサリはなかなか砂が抜けなかったよ。
来年に期待!(笑)

6月。
ミリタリー系ショップへ頻繁に足を運び始めたのがこの頃から。
以前よりフライトジャケットはいくつか所持していたけれど、どんどん本格的に購入することになるのがショップ巡りをするようになってからかな。
SNAKEPIPEは例えばウッドランド迷彩などのみんながすぐに思いつくミリタリーを好むのに対し、ROCKHURRAHは米国特殊部隊が着用するタクティカル系に興味があるようで。
ミリタリー系というキーワードは一つでも、その道はいくつにも枝分かれしてるのよね。(笑)
SNAKEPIPEも昔はこれほどじゃなかったはずなのに、いつの間にか全身ミリタリー女になっていて自分でもびっくり!
購買意欲がなくて、と書いたのが3月だったけどミリタリー系の洋服はかなり買ってるなあ。(笑)

7月。
ROCKHURRAHの誕生月。
真夏の誕生日なのに、毎年冬物をプレゼントするSNAKEPIPEである。
池袋にあるミリタリーショップにでかけ、防水機能のあるジャケットを購入。
ついでにSNAKEPIPE自身のミリタリー物(冬物)も購入。
ミリタリーショップは季節に関わらず夏/冬物の両方が置いてあるのがいいよね!
「早く冬にならないかね~」
と合言葉を言い合うのがこれくらいの時期から。

NHKトップランナーを観覧したのが7月下旬。
暑い渋谷を汗だくで歩いたっけ。
スタジオ内部に潜入したのは初めての経験だったので、興味深かったな。
この時の放映では、本当に小さく少しだけ映っていたROCKHURRAHとSNAKEPIPEを確認することができた。
4時間近くかかって収録して、結局放送時間は30分だもんね。
ほぼ7割がカットされてる計算だよ?
裏話特集が作れそうだよね。(笑)

8月。
ゴールデンウィーク中に一度行った福生にまたもや参上。
今回は横田基地で毎年開催されている「日米友好祭」という、言ってみればお祭りに行ってきたのである。
今年の夏って本当に暑かったよね?
行ったのがお盆過ぎの8月21日、通常ならお盆過ぎたから少しは秋らしくなってきたねというくらいの時期なのに、今年は尋常ではない暑さ!
しかも基地の中って影になる部分が非常に少ないため、日傘をさしていたにもかかわらずSNAKEPIPEには過酷極まりない環境だった。
頭がクラクラして、歩けなくなってしまったほど。
あれが熱中症の初期症状だったのかもしれないね?
初めての横田基地だったので、勝手が分からなかったけれど、次回行くことがあったらもっといろんな食べ物食べたり、グッズを手に入れて楽しみたいな!(笑)

9月。
大雨の中を千葉県民でもあまり足を踏み入れないと思われる僻地に出かけた。
あの時の雨はすごかったなー!
まだ暑い季節とはいえ、あそこまで全身濡れてしまうとやっぱり寒い。
室内に入ると冷房がかかっているから余計に冷える。
夏の雨も困りものじゃよ。冬も困るけど!(笑)
かなりの距離を歩いて歩いて、やっと見つけた古着屋倉庫。
本当はもっと早く帰りたかったのに、雨足は相変わらずのまま、更に雷が落ちる音まで聞こえてきたため帰れなくなってしまう。
なかなか良い品物が手に入ったのは良かったけど、もっと歩き易い季節に行きたいね。
もしかしたら冬のほうが良いのかしら?

田中一村展に行き、トリップ体験をしたSNAKEPIPE。
あれは一体なんだったんだろう?
日曜美術館で今回の田中一村展についての特集をやっていたのを観ると、奄美の地元の人が「田中一村の絵は怖い絵」と言っていたので、本当にトリップ効果があるかもね?
それにしても鑑賞後入った中華料理屋の味、ひどかったなー!(笑)

10月。
前から一度行ってみよう、と思っていた品川の水族館アクアスタジアムに行く。
都内で駅から歩いて行かれる便利の良い水族館ってなかなかないよね。
葛西臨海公園の水族館は駅から近いけど、葛西臨海公園駅自体が不便な場所なんだよね。
品川の水族館は平日昼間でも意外と人が多くてびっくり。
やっぱり皆さん、便利の良さから選んで来てるのかな?
と思ったら「はとバスツアー」みたいなご一行さんもいたみたい。
品川って観光名所になってるのかな?
水族館でまず初めに驚いたのがチケット売り場にいた女性の対応の悪さ!
こんなに無愛想な女が正面入り口に立ってて許されるんだ?
この時点でアクアスタジアムのレベルがある程度分かってしまったSNAKEPIPE。
内部に進むと、ああ、やっぱり…。
品川という立地と駅近だけがウリだったみたいで、アクアスタジアムには失望した。
館内が狭い!
それにも関わらず人が多い!
狭い、ということはそれだけ魚の種類も少ないってことね。
1800円出して、これだけ?と不満を持つのはSNAKEPIPEだけではないだろう。
一度行けばもういいわ。2度目は有り得ないね!

11月。
夏から計画していた帰省プラン。
長崎まで足を伸ばし、軍艦島にも行ってみた記念すべき旅になった。
長崎で食べた老林のちゃんぽん、蘇州林の皿うどん!
本当においしかった。
また食べに行きた~い!(笑)
軍艦島にも上陸できて良かったし!
ただし、着ていた洋服のせいなのか、皮膚がかぶれてしまい困ったことに。
わざわざ長崎で皮膚科に行くことになるとはね!とほほ。
いろんな意味で思い出になった長崎観光だったね。(笑)

今回の博多ではとんこつラーメンをよく食べたなあ。
1日3食ラーメン、とまではいかないけど前回の博多よりかなり食べたね。
博多の人にとってラーメンは主食というより、「おやつ」とか夜食の感覚だろうからやっぱり盛りが軽いんだよね。
少し経つとお腹が減る感じ。
ちょっと食べ過ぎたかな?(笑)

12月。
今年最初で最後のライブの話は先週書いたばっかりだから割愛。
ROBINのメンバーと一緒に写真撮影ができるなんて本当に嬉しかった!

ROCKHURRAHとのクリスマスプレゼント交換も無事に終わり、年賀状制作も終了。
2010年も残すところわずか数日になっちゃったね。
「もういくつ寝るとお正月」状態、あ、あとは大掃除があったわ。(笑)
部屋をキレイにして、体調整えてお正月に備えましょ!
皆様も良いお年を!
また来年もよろしくお願いします!

なお、扉の画像は今年流行のキーワード、3DにちなんでROCKHURRAHが作ったもの。
まずは画像をクリックして拡大表示。
黒丸が3つに見えるように焦点を合わせてから画像を見てね!
どんな文字が飛び出すかな?(笑)

昔の名前で出ています、か?(其の三)

【ゆかりのあったレコード屋の袋やロゴたち】

ROCKHURRAH WROTE:

前回同じタイトルで其の二を書いたのが去年の11月末。何と半年も経ってしまったがまだやるのか?と本人さえ呆れてしまうこの企画。寝たきりでネタもないというわけじゃないんだが、パンクやニュー・ウェイブが最も輝いていた時代のレコード屋、そしてレコードを探しまくった青春の日々、インターネットがまだ普及しない時代の音楽好きの努力、それらを書き留めて我が忘備録としよう・・・なんて事は全然考えてない。
ただ「ああ、こんなレコード屋あったなあ」と一人でも思い出してくれる人がいればそれでいいのだ。

かつてROCKHURRAHのパンク&ニュー・ウェイブのネタ帳はVOLUMEという電話帳みたいな洋書だった。要するに世界各国のニュー・ウェイブ系バンドのメンバーとかレコードのリリースとかが紙のデータベースとなっていてお目当てのバンドを検索したり出来るもの。毎年刊行されているのかは不明だったが解散したり消えてしまったバンドはそのままデータが残り、新しく増えてゆくバンドはどんどん載っけるという方針の本だから例えば1984年度版は1982年度版より三倍くらいの厚さになっているというシロモノ。ちょっと考えればわかりそうなもんだがこの方針で毎年刊行してゆくとどんどん分厚くなってしまい、常識では考えられない重さとなる。編集者や発行者は「世界一の音楽データベースを作ってやる」というような意気込みで分冊にするなど思ってもみなかったのだろうか?これまたパンク的な発想かな。
まあそういうニュー・ウェイブ辞書みたいなものを毎日のように眺めて「このバンド聴いてみたい」と思ってレコード屋巡りをしていたわけだ。

どこまで書いたっけ?前回はかつての「全国レコード屋MAP」みたいに土地の括りで書いたけど、実は分類するの苦手なんで、今回は気の向くまま思い出すままにいいかげんに書いてみよう。

MODERN MUSIC
明大前なんて他に用事ないから最後に行ったのはいつだったか?世田谷代田に住んで下北沢を生活の拠点にしていた時代は近所だったためよく行ってたのを思い出す。当時は実行した事なかったけどもしかしたら自転車でも行けたかも、という距離。
ここはアングラなロックやアヴァンギャルド関係は充実していたが個人的に不要のコーナーも多くて、この店を100%堪能した良い客とは言えなかったな。なぜかすごいプロレス好きの常連がカウンターを占拠しているので買いにくい店でもあった。什器から取り出すのに苦労するほどパンパンにレコードが詰まっていたなあ。がしかしモノクロのNICOの袋を多数所持していたという事は結構買ってたんだろうね。
このレコード屋の思い出はここまでなんだけどModern Musicという言葉について独白してみたい。高校の修学旅行は沖縄だったのだが、その直前にビーバップ・デラックスの「Modern Music」を聴きまくっていて、沖縄=「Orphans Of Babylon」や「Honeymoon On Mars」という彼らの曲がいつでも頭の中のBGMとして鳴り響く。全く関係なさそうなのにこの条件反射が一生ROCKHURRAHには付き纏ってゆくのだろうな。それこそ他の人には全く関係ない個人的な関連付けでした。

パテ書房
ちょっと前にSNAKEPIPEが国分寺の超山田堂について書いた時にROCKHURRAHの談話として店名を出してもらったが、大昔に恵比寿付近にあったのがこの店。東京に出てきたばかりの頃に土地勘も全くなくて苦労しながら行った覚えがある。あの頃ははじめてゆくレコード屋に対する期待が大きくていつでもワクワクしてたもんだ。そして後年になってROCKHURRAHは茶沢通り(三軒茶屋と北沢を走る狭い道)沿いにある中古ゲーム屋の店長になった。同じ店の店員でパンク、ニュー・ウェイブ、サイコビリーなどに詳しい男がいて、その子は池ノ上(下北沢の隣駅)に住んでいた。で、その子の情報で池ノ上に怪しいレコード屋があるという事を知ったんだが、それがこの店との再会だったわけ。詳細な記憶はほとんどないんだがここもまたアングラな系列で書房というだけあって本もレコードもマニアックなものが多数あったはず(たぶん)。
店主とおぼしき人物、なぜか客が入ったらサングラスをかけて腕組みしながらこちらを睨んでいる、というような事ばかりが印象に残っている。実はROCKHURRAHもずっとサングラスで客商売していた人間だからそういう事に関しては特に偏見はないんだけれど、一般的な客だかひやかしだかわからない者にとっては敷居が高い店なのは確かだろうね。雰囲気は全然違うけど前に京都にあった(今もあるのか?)伝説のアスタルテ書房をちょっと思い出してしまった。敷居が高いというよりは店内に入るのに勇気がいる店という点でね。

ZEST
当時の渋谷は東急ハンズの坂道を下ったところにタワーレコードがあったように記憶する(かなりうろ覚え)。この辺の量販店は基本的に行かないし注目した事なかったので記憶違いは許して。ZESTはその横の方にあるビルの上の一室だった。マンションの部屋がそのまま店舗になったような雰囲気で、ここも渋谷に行った時はよく訪れた場所だった。非常に狭い店だったな。スコットランドでギターポップ初期にポストカードという有名なレーベルがあったのだが、そこのマークと同じ猫をトレードマークにしていた。当然、得意分野はギターポップやネオアコだと思えるがそればかりとも言いきれず、壁にはドイツの重量級デジタル・パンクの雄だったTommi Stumpfのジャケットが飾られていたというような時期もあった。時代的にはネオアコ&ギターポップとノイズ&インダストリアル&ジャンク系(カオス系とも言われていたな)とかは同時期に発展したという事もあって、両方のニーズを満たす店ならばそういうのもアリだったのかもね。この店でかなり買ったとは思うがどういう系統を買っていたのか思い出せない。

CSV
同じ渋谷の「たばこと塩の博物館」隣くらいにこの店はあったような気がする。いかにもメジャーな店構えとレコード屋なのがわからない店名、カンマ区切りテキストじゃないの?しかし置いてるレコードはなかなかマニアックでさすが東京の文化は高いのう、と田舎者だったROCKHURRAHは思ったものだ。大昔に代々木にあった前衛的プログレの殿堂イースタン・ワークスがルーツらしいが、随分イメチェン(死語)した印象。場所柄、サブカル文化人(嫌な言葉)や有名人もよく見かけたという噂も聞く。しかし、かなり短命なレコード屋だったし、そもそも渋谷があまり好きじゃなかったので数えるほどしか行った覚えはない。大晦日にオールナイト・セールやってた時に行ったような記憶があるが袋も覚えてないし、買った事なかったのかもね。

思い出のレコード屋特集というような趣旨で書き始めたのに文章読み返してみると何だかちっとも思い出らしくないな。レコード(モノ)にもレコード屋(場所)にも愛着はあるのに結局はそこにいる人たちと個人的なつながりが全くないからなんだろう。「あんな店で働けて羨ましい」とかそういうネガティブな気持ちばかり持っていた若い頃の自分に問題があったのか?。向いてないからあまり自分の事を分析したり考えたりするのは止めよう。
さて、次回があるのかどうかは本人の気分次第。書きたくなったらまた書いてみよう。

逸品制作日誌 フレクターカモ・ヒップバッグ

【ドイツ軍カーゴパンツを使用して制作したヒップバッグ(私用)】

SNAKEPIPE WROTE:

ゴールデンウィーク真っ只中、今年は例年よりも長いお休みでゆっくりできるよね!
とは言っても特別な予定はない。(笑)
せっかくだからどこかに出かけてみようか、と普段はなかなか行かれない西東京に行ってみた。
目的は「ファントム」というミリタリーショップ。
ROCKHURRAHが是非とも行ってみたいと強く要望する。
2週前のブログ「CAMOのマイハウス」でもお分かり頂けると思うけど、かなりのミリタリーマニアだからね!
一番近い店舗は渋谷店だと知っていたけれど、せっかくなら基地のある横田店を目指してみよう。
SNAKEPIPEはかなり昔に友人のお供で行ったことがある福生だけれど、ROCKHURRAHは未開拓の地とのこと。
散歩がてら少し福生の町を歩いてみることに。

ファントム横田店の一番近い駅は東福生のようだけど、福生と東福生はそれほどの距離がないようなので歩くこと約10分。
国道16号沿いに長い塀が出現!
おおっ、これが横田基地!
そして「U.S.AIR FORCE 横田基地」と書いてあるゲートのはす向かいにファントムはあった。
こんなに目の前にあるとはびっくり!
しかも表のディスプレイ、銃が飾ってあり「危ないから触らないで」と書いてある。
基地正面前で大丈夫なのかなあ?(笑)

SNAKEPIPEはちょこちょこっと店内を見回しただけで、そんなに楽しい場所とは思えなかったファントム。
何故なら自分が着られるようなサイズがなかったから。(笑)
ところがマニアのROCKHURRAHはじっくり丁寧に見ていて、長い長い!
途中で飽きたSNAKEPIPEが「まだ~?」と様子を見に行くこと数回。
名残惜しそうなROCKHURRAHだったけれど、今回は特に買う物もなかったようで。(笑)

「ファントム大したことなかったね」
という言うSNAKEPIPEに
「なかなかすごいよ!Crye PrecisionやARMAとか揃ってて!」
と熱く語るROCKHURRAH。
でもねえ、やっぱり自分が着られないのは面白くないんだな。(笑)
先日行った秋葉原にあるミリタリーショップのほうが楽しかったSNAKEPIPE。
なぜならアメリカ物だけじゃないミリタリーがあったから。
ドイツのカモフラージュのキャップを購入しちゃったし!
そういう意味では上野の中田商店もいろんな国のミリタリーが見られるから楽しいんだよね。
ROCKHURRAHも本当の好みはどちらかというとあまり出回ってない国のミリタリーらしい。
たまたま最近購入したECWCS(ゴアテックス素材のパーカー)以来メーカーによる素材の違いに興味を示しているため、アメリカ物を研究してるみたい。
それにしても最近ミリタリーショップ巡りしてるな。(笑)

せっかく西東京地域に足を踏み入れたんだから、ということで2009年2月の記事「HELL- RACERミニアルバム到着」に登場した国分寺にある「超山田堂」に寄り道することにした。
そのブログで「いつか国分寺の超山田堂に遊びに行きたいな!(笑)」と書いてあるように、いつか行ってみたいと思ってた夢が実現!
15時の開店少し回った頃に到着。
本とCDがほとんどのお店で、少しだけ洋服とプリントTシャツが置いてある。
どこに何が置いてあるのか探すのが難しいお店はSNAKEPIPEが苦手なタイプ。
ところがここでもROCKHURRAHは水を得た魚のよう。
SNAKEPIPEとは逆でROCKHURRAHにとっては非常に居心地が良いお店らしい。
昼間歩き回ったせいで目が疲れていたから、あまり良く見られなかったと後から聞いたけど充分長く居たように思ったけどね?(笑)
好きなタイプのアングラでマニアックな品物が数多くあって、
「まるでかつて恵比寿(その後池ノ上に移転したけど現在は不明)にあったパテ書房を彷彿とさせる」
とこれまた得意分野(?)を披露するROCKHURRAH。
SNAKEPIPEは途中で飽きちゃったんだけどね。(笑)
一応目的の「ファントム」と「超山田堂」に行かれた、ということで良しとしようか。

前述したように秋葉原のミリタリーショップでフレクターカモのキャップを購入したSNAKEPIPEは、もう一点何かフレクターカモを使った物が欲しくなっていた。
洋服では本気の人に見えてしまいそうなので、小物で何かいいものがあったら買う気だったのに!
ファントムにはアメリカ物しかなかったしね。
と、いうことで自分で作ることにした。(笑)
古着屋でフレクターカモのパンツを購入し、それを解体して作ったヒップバッグ。
肩から斜め掛けしても大丈夫な設計。
ダブルジッパーにして容量も大きめにしたので、折り畳みの傘まで入っちゃう。
フラップ付きのポケットを前面に配置してアクセントにしてみた。
帽子とペアでかわいいぞ!
今年の夏はこれだね!(笑)

HELL-RACERミニアルバム到着

【超山田堂から届いたCDと手作り封筒。関連フライヤーまでありがとう!】

SNAKEPIPE WROTE:

今年も例年通り、またもや福岡物産展にて数々の名産品を手に入れ舌鼓を打ち、知り合いの写真展を観に新宿に行く、という恒例になりつつある行事を無事に済ませた今週。何故だかとても不思議なんだけど、物産展と写真展が全く同じ時期に被るんだよね。
もしかしてセット?(笑)
相変わらずおいしかった「かしわめし」や「ふくやの明太子」、焼きたての「梅ヶ枝餅」。
千葉県にいながら旅行気分を味わってしまった。
チープだけどお得感満点!
写真展はこれまた相変わらず精力的に活動されてるのがよく判る2会場を使っての展示。
それぞれを違うテーマで構成。
なかなかテーマを2つにしての写真展なんてできないよね。
さすがに燃えてますな!(笑)

そして今週は待ちかねていたCDが到着!
HELL-RACERの手作りCDRである。
以前FUK来日公演の際に一緒に出演していたHELL-RACERと記念撮影させてもらい、その写真を家宝にしている話を書いた。
あの時にエディ氏に話かけたのはCD売ってないんですか?であった。
これから出るのでよろしく、の言葉をもらい楽しみに待っていた。
ライブ後はHELL-RACERのHPチェックをおこたらなかったのだが、すでに気付いた時は完売御礼、とのこと。
初売りがThe Spanish Barrow’in Guitarレコ発にエディ氏がギターで参加した11月の新宿ロフトだったようなので、あまりに遅過ぎ。
しかもメンバーが自宅で手作りしてる、という本当のインディーズらしい。
うーん、残念。
フルアルバムももちろん楽しみだけど、手作りCDも興味あったなあ!としょげていた。
ではフルアルバムは一体いつ発売なんだろう、とまたHPを開いたのが2月上旬のこと。
なんとそこには手作りCDを追加生産したこと、通販で現在も手にいれることが可能、の情報が載っていたのである。
こ、これは!
エディ氏がいる、原宿にあるアトラクションで直接購入する方法もあるが、特に原宿に用事もない。
通販での購入を決める。
委託先として載っていたのは国分寺にある超山田堂というお店。
HPを見るとなんとも不思議なサイケな色彩のサイト。
CD以外に古着なども扱ってる実店舗のようだ。
実は今まで国分寺には一度も行ったことないんだよね!
新宿より西は吉祥寺までかもしれない。(笑)
超山田堂のサイトでは通販に関してまずは在庫を問い合わせて欲しい、と書いてあったのでメールを出してみた。
翌日ちゃんと返事が来たのだが、差出人が「やまだちゃん」となっていて笑ってしまう。
ま、「超山田堂」だから山田さんがやってて不思議じゃないんだけど。
自ら「やまだちゃん」と名乗る(恐らく)店主は只者じゃないよ!(笑)

在庫は無事にあるようなので、早速注文。
到着を楽しみに待つこと約5日間。
届いた封筒はなんと手作り!
「手作り封筒にて失礼いたします」
なんて走り書きまでされている。
中はダンボールをあてた梱包がされていて、
「今回はどうもありがとうございます。また今後ともよろしくお願いします」
という手書きメッセージまで入っていた。
これはエディ氏の手書きなのか「やまだちゃん」からのものなのか?(笑)
HELL-RACERのCDも手作りとは思えないほどキレイに仕上がっていて、あまりの上手さにビックリ。
みんな手作り派なんだな、と感心。

ROCKHURRAH RECORDSも手作り推進派で、オリジナルブランドを作ったりしてるけれど、封筒まで手作りの「超山田堂」には恐れ入った。
通販というとパソコンや携帯に入力して、印刷もすべてプリンターでされているため、相手先に人がいることを忘れてしまいがち。
以前「手作りについて」書いた時にもそのことに触れたことがあるが、これは好みの問題で「誰かが触ったと思うと気持ち悪い」と感じる人もいると思う。
今回の「超山田堂」から届いた荷物には「先にやまだちゃんがいる」というのが分かって、SNAKEPIPEはとても好感を持った。
同じ通販をやっている端くれとして、大変勉強になった。
勝手に記事にさせてもらってごめんなさいね、超山田堂様!

はいはい、そしてなんといっても一番重要なのはHELL-RACERのCDの中身!
今回は5曲入りのミニアルバム!
HELL-RACERというとインストの印象が強かったけれど、今回は4曲にヴォーカルが入っていてノリがグンバツ!(笑)
イイッ!HELL-RACER、イイッ!サイコー!
一人踊り狂ってしまったSNAKEPIPEである。
ほとんどがライブで聴いた記憶がある曲で、こうして音源が手に入ったのは嬉しい限り!
ガレージ、サーフ、ホットロッド、パンク要素が入り混じったとってもゴキゲンなチューン!(古いか)
フルアルバムも楽しみ!
ありがとう、やまだちゃん!
ありがとう、HELL-RACER!

いつか国分寺の「超山田堂」に遊びに行きたいな!(笑)