大人社会科見学—国立歴史民俗博物館—

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【国立歴史民俗博物館入り口を撮影】

SNAKEPIPE WROTE:

何年も前からROCKHURRAHが「気になる場所」として挙げていたのが、佐倉にある国立歴史民俗博物館だった。
同じ佐倉にある川村記念美術館には、小旅行気分で数回通ったことがあり、その頃から話題にのぼっていた博物館なんだよね。
何年越しに実現したのか分からないくらい、念願だった博物館行きを決定!(おおげさ)
よく晴れた風の強い日、佐倉に出かけたのである。

博物館へはJRもしくは京成佐倉駅からバスで行かれるという。
車を所持していないROCKHURRAH RECORDSは、公共交通機関を利用して移動するので、徒歩かバスで行かれるかどうかは非常に重要なんだよね。(笑)
佐倉駅に到着すると、運良くバスが待っている。
なんと2人だけの貸し切り状態!
博物館に行く人たちは、マイカー族なのかもね?
最近ではマイカー族って使わないか。(笑)

バス停から博物館までは、長い急な上り坂を歩くことになる。
強い風に飛ばされないよう帽子を押さえながら進む。
上り切ると、大きな建物と広大な城址公園が見えてくる。
もう少し風が弱かったら、公園内も散策するのも楽しかったかもね。

開館時間を1時間程過ぎた入場だったせいか、そこまでお客さんは多くない。
チケットを買うために並ぼうとすると、「入館者確認票」の提出を求められる。
氏名と住所、何名にて来館したのかを記名し、提出しないと入館できないという。
体温を測るのはもちろんだけれど、確認票を書いたのは初めてかも。
国立の機関だから余計に厳しいのかな。
コロナ対策だから仕方ないよね。 

すべての条件をクリアして、いざ入場!
展示は第1展示室から第6展示室まで区分けされている。
まずは第1展示室の「先史・古代」から観ていこう。
まるで日本史の授業を受けているように、石器時代人の生活、縄文文化や稲作の開始などに関する物品や復元模型が並んでいる。
この展示室で最も興奮したのが、縄文土偶と土器!
以前より土偶には興味津々で、ミニチュアの土偶をデスクに飾り、可愛がっているSNAKEPIPEなんだよね。(笑)
画像には、複数の土偶が並んでいるけれど、これらはもちろん複製。
複製だからこそ、こうして一堂に会することができるってわけだ。 
調べてみると展示されていた「縄文のビーナス」などは、国宝に指定されている土偶だったんだね。
今から4500年以上前に作られた土偶や土器には、なんともいえない迫力があるよ。
右に載せた土器の画像、斬新だよね!
あの岡本太郎が、この土器を観て「なんだ、コレは!」と叫んだのは納得。
実際に使用するために作ったとしては、デコラティブで不思議なデザインだもんね。
この土器を作った人は、アーティストに間違いないよ!(笑)

観た瞬間に「ねじ式!」と叫んでしまった土偶。
腕の押さえ方と顔立ちが似て見えるんだよね。(笑)
今から3000年前の作品とのことだけど、この頃にすでに「ねじ式」の原型があったとは!

こちらはお目々ぱっちりの「みみずく土偶」ちゃん!
まるでキャラクター用にデザインされたような愛らしさ。
本当に4000年前の物なのかと疑ってしまうよ。
極端にデフォルメされた顔がみみずくに似ていることから、その名がついたという「みみずく土偶」ちゃん。
やっぱり愛称は「みみちゃん」かな。(笑)
あまりの可愛らしさに、レプリカが欲しくなったSNAKEPIPEだよ!

弥生時代のものとされる鏡。
なんでしょうか、この精巧な造りは!
正確に円を描き、更に正方形が刻まれている。
丸いビスが、まるでスタッズみたいでカッコ良いよ。
ぐるりと囲んだ円には、漢字とおぼしき文字まであるし。
この鏡は恐らく中国産で、日本に輸入された物だと思うけど詳しい説明はされていなかったよ。

「有鉤銅釧」とキャプションが書いてあるけれど、これだけだと意味が分からないよね。
下に英語で書いてある説明でやっと何のための物か分かったSNAKEPIPE。
これはブレスレット!
とがった部分がまるでパンクじゃないの。(笑)
元々は貝を切ってブレスレットにしていた名残で、このようないびつな形が一般的になった、ということは帰宅後調べて知った事実。
とがった部分に関しては、不明とのこと。
きっとパンクなトゲトゲ好きがいたに違いないという説は認められないかな。(笑)

第1展示室での縄文時代に興奮し過ぎて、鑑賞にかなりの時間を費やしてしまった。
まだまだ先は長いのにね!
第2展示室は「中世」とのこと。
平安時代半ばから戦国時代までを中世とするらしい。
第1展示室が5000年以上のスパンで構成されていたので、中世は1000年分にも満たないってことになるのかな?

土偶や土器のあとに現れたのが、この「ひとがた(人形)」だった。 
どんどん歩き進めていくうちに、「とほほ」な展示を探していることに気付いたSNAKEPIPE。
抜けた表情だったり、ぞんざいな作りになっている展示物を発見すると夢中で写真を撮ってしまう。
「とほほ」物には目がないからね。 (笑)
8世紀から9世紀頃の物とされる「ひとがた」は、一体何のために制作されたんだろうね?
まさかと思うけど、愛玩用の人形じゃないよね?

いきなり戦国時代の画像になっているけれど、この間にも興味深い展示はたくさんあったよ。
写真の下のほうにある鉄砲は、その装飾に目が釘付け!
この鉄砲は使用するためのものだったのか、それともインテリアだったのかは謎だけど、非常に美しかったよ。
燧石銃というフリントロック式の銃だそうで。
こういう銃もその時代には、日本にあったんだね。

キリシタン大名の洗礼名が載っていたよ。
印鑑だったのか、シンボルだったのか不明だけど、まるでロゴマークに見える図が秀逸で驚いてしまう。
「フランシスコ」を「FRCO」と略し、更に「F」と「R」を重ねて1文字に見せているところが現代的だよね!
右下の黒田長政、NAGAMASAをNGMSと母音を抜いて表記しているのも見逃せないよ。

第3展示室は「近世」。
16世紀末から19世紀半ばの人々の生活に焦点が当てられている。
NHKの番組「浮世絵EDO-LIFE」を観て、江戸時代の庶民の暮らしぶりを知ったROCKHURRAH RECORDS。
江戸時代は、思っているよりもずっと進んでいて、様々な楽しみをたくさん知っていたみたいなんだよね。

裕福な女性の衣装として展示されていた着物。
まるでパッチワークのように、複数の別の模様が組み合わされていたり、下の柄に合わせて、リボンが立体になっていたりと驚くような技巧が凝らされている。
オーダーメイドでしつらえているのか不明だけど、これは作るのに相当な技術が必要じゃないかな?
お値段がいかほどだったのか、そしてどのくらいの頻度で着物を買い替えていたのか気になるわ〜!

江戸時代には旅行が大ブームだったらしい。 
「お伊勢参り」をはじめとする観光旅行が好まれ、温泉に入ることやお土産を買うなど、現代と変わらない旅を楽しんでいたという。
SNAKEPIPEが気になったのは、そんな旅の途中で旅人が食べていた食事を紹介した展示だよ。
上が中山道にある宿の夕食で、ご飯と汁と魚と豆腐だって。
粗末、と書かれているけど、どうだろう。
下は東海道にある宿の夕食。
びっくりなことに鰻が出てるんだよね!
これはかなり豪華だと思うよ。
江戸時代の人は、美味しい物食べて旅行してたんだね。

第4展示室に到着する頃には、もう13時近くになっていた。
すっかりお腹はペコペコ!
縄文時代に興奮し、時間配分を間違えたみたいだよ。(笑)
あともう少しだから頑張ろう、ゴールは目の前だ!とROCKHURRAHと励まし合う。

第4展示室は「民俗」。
ここで注目したのは「妖怪の世界」の展示。
河童や海に現れる妖怪の絵などを見ることができる。
画像は「化物行灯」という明治時代の物。
平面に描かれた展開図を切り抜いて立体的に組み立てる玩具だという。
複製で販売して欲しいくらい気に入った逸品だよ!

「狐の窓のつくりかた」は、指を交差させ隙間から覗くと異界が見えるというもの。
ROCKHURRAHと一緒にやってみたけれど、この形にするのは至難の業。(笑)
誰もができるような易しい方法で見える、というのは面白くないもんね。
他にも異界を見るための方法がいくつか載っているので、知らない世界を知りたいと願い人が多かったことが分かるね。

第5展示室は「近代」。
19世紀後半から1920年代までを特集している。
大正から昭和の初め頃の浅草を再現した風景を歩くことができる。
ちょっといかがわしくて猥雑な雰囲気を味わえるよ。
この時代といえば、思い出すのは江戸川乱歩!
きっと乱歩はこんな場所を歩いていたに違いないね。(笑)

当時使用されていたマッチの展示もあった。
ROCKHURRAH RECORDSでは「ビザール・グッズ選手権」というカテゴリーの中で、 日本を含めたマッチのパッケージ・デザインについて特集したことがある。
小さな箱を彩る凝った意匠に魅了されるんだよね!
今回展示されていたのは、メーカーやショップが宣伝用に作成していたものなのかな? 
「味の素」や「シャチハタ」の文字が見えるよね。
じっくり観ていると、「とほほ」なデザインもあって嬉しくなってしまう。 
もっと接写で撮ればよかったな!

第6展示室は「現代」。
1931年の満州事変から1970年代までを特集していたよ。
もうこの頃には14時近くになっていて、お腹と背中がぺったんこ状態!
展示はもちろん鑑賞したけれど、ランチにありつきたい気持ちが優先してしまった。
画像は館内にあるレストラン「さくら」で注文した「古代カレー」だよ。
古代米を使用しているとのこと。
プチプチした食感が面白かった。

歴史の教科書を総ざらいしたような感じで、興味深い展示に満足した。
広範囲に渡る展示なので、特別驚くことはなかったけれど、充分楽しむことができたよ!
一番興奮した縄文時代は、改めて好きだということを実感。
先日行った岡本太郎記念館でも同じ感想を持ったけれど、縄文時代の土偶や土器にも強いパッションを感じるんだよね。
ほとばしる情熱とでもいうのか、技巧ではない魂の叫びというのか。(陳腐!)
下手のほうがいいんだ。笑い出すほど不器用だったら、それはかえって楽しいじゃないか。」
という岡本太郎の言葉が良く分かった気がするよ。
またROCKHURRAHと、お出かけしましょ!(笑)

大人社会科見学—夢の島熱帯植物館—

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【ススキが秋を感じさせる一枚】

SNAKEPIPE WROTE:

夏が終わり、すっかり秋めいてきた今日この頃。
俄然活動的になっているROCKHURRAHとSNAKEPIPE!
2015年以来、ご無沙汰となっていたブログのカテゴリー「大人社会科見学」を、これほど頻繁に更新することになるとは。
インドア派からアウトドア派に変わりつつあるみたいだね。
夏以外は、だけど。(笑)

以前よりROCKHURRAHから誘われていたのが「夢の島熱帯植物館」だった。
熱帯、と名付けられているだけあって、館内は暑いくらいの気温設定がされているらしい。
そのため「行くなら寒くなってから」と話し合っていたのである。
そして機が熟した。(おおげさ!)
11月のキレイな秋晴れの日、「夢の島熱帯植物館」に向かったのである。

夢の島、と聞いて「あのゴミの?」と連想してしまったSNAKEPIPE。
同じように思ってしまった方は、それなりに歳を重ねてるはず。(笑)
1978年(昭和53年)に東京都立夢の島公園として開園しているんだよね。
その当時の映像があったので、載せさせて頂こう。 

ほんとに昭和54年には大人気スポットになっていたんだね!
そんなに昔から公園になっていたのに、どうして「ゴミ」のイメージのままだったのか。
ROCKHURRAHは昔観た映画か漫画に、ゴミ処分場としての夢の島が出てきた、薄い記憶があるそうだ。
SNAKEPIPEは、恐らくドキュメンタリー番組か何かで観たのかもしれないな。
同じようにゴミのイメージを払拭していない人、どれくらいいるんだろうね?
夢の島公園には「熱帯植物館」以外に「アーチェリー場」や「陸上競技場」があるんだって。
面積43ヘクタールというから、相当広いよね。(笑)
東京ドーム約9個分だもん。

夢の島公園に到着。
午前の早い時間だったせいか、人の姿はほとんど見えない。
道幅は広くて、とてもゆっくり歩くことができる。
ここは自転車で公園内を巡るのも気持ち良さそう!
熱帯植物館を目指して歩いていると、来年に迫った東京オリンピックに向けた工事について書かれた看板をみつける。

どうやらアーチェリー場がオリンピック会場として使用されるみたいだね?
NHKの大河ドラマ「いだてん」では、1964年に開催された東京オリンピックの裏話が披露されている。
オリンピックにかける熱意や情熱が語られているけれど、来年のオリンピックって盛り上がってる?
どこでどんな競技が行われるのかも知らないのは、ROCKHURRAH RECORDSだけかしらん。
そんな話をしていると、いつの間にか周りには木々がいっぱい!
ここって都内だよね、と聞いてしまいたくなるほど自然豊かに感じてしまう。
1978年から今年で40年以上経過して、今ではこんなに植物が根付いているんだね。
ゴミのイメージを持ってしまってごめんなさい!

植物館近くに植えられていた植物に目を奪われる。
なんて鮮やかな色なんだろう!
これ、花じゃなくて葉なんだよね。
植物館に入る前なのに、すでに興奮状態。
ROCKHURRAHと一緒に、競うように写真を撮る。
植物について詳しくないので、名前は表示されてないと分からないのが残念だよね。

これが熱帯植物館だ!(笑)
チケットは大人250円。
さすが東京都の施設だよね、この値段は嬉しい!
青空をバックに正面入口を撮影。
初めて見た熱帯植物館は、とても大きくて3つのドームが印象的。
館内は暑いだろうから、ここでジャケットを脱ぐことにする。

植物館は植生地域によって3つに分かれていた。
最初に入ったのがAドームで、ここでは主に熱帯の水辺に生える植物を鑑賞することができる。 
モワッとした熱気に加えて、ガラス越しの日光の影響もあり、少し汗ばむほど。
滝が流れる音が聞こえ、まるでジャングルに迷い込んでしまったように錯覚する。
水やりのあとだからなのか、それとも湿った空気のせいなのか、葉が濡れている。
それが余計にジャングルっぽいんだよね。

かつてジャワ島のジャングルを歩いたことがあるSNAKEPIPE。
植物が思い思いに根を張り、枝を伸ばし、葉を茂らせている様子を見た。
夜降ったスコールのせいで、濡れた葉が光を受けてキラキラ輝いていた。
大量の水から栄養を摂った木々は、益々元気いっぱいで、もっと大きくなろうとしているようだった。
高い木の枝から垂れるランの長い根。
ランというのは、本来こういうものなんだ、と知ったことを思い出した。 
あの時のジャングルと違うとすれば、昆虫や爬虫類がいないことかな。(笑)

写真を撮りながら30分程歩いたところで、休憩できる小屋を発見。
いかにも南方にありそうな造りで、雰囲気にぴったり!
ベンチがあったので、少しだけ休憩しようと座る。
途端にROCKHURRAHが「うわっ」と叫ぶ。
なんと蚊に刺されたという。
昆虫はいない、と先に書いたけれど、蚊はいたんだね。
そう聞くと急にSNAKEPIPEも、手の甲がかゆい気がしてくる。
次回熱帯植物館行く時には、虫除けスプレーして、ムヒを持参しないとね!(笑)

赤や黄色、ピンクの花が咲き誇っていた。
真上から見ると、とってもパンクな花を発見!
トゲトゲしててウニみたいなスパイキーヘア!(笑)
帰宅後調べてみるとエクメア・ファスキアタというブラジル原産の植物とのこと。
ROCKHURRAHとSNAKEPIPEは、観て「カッコ良い!」と感じると写真を撮っていた。
花が美しいのはもちろんなんだけど、2人共「葉」のほうに興味を持つことが多かった。
不思議な色や形、まるで現代アートのような造形美に圧倒されたんだよね。

同じ葉なのに、どうして下だけ色が違うんだろう?
そして葉脈がピンク色って、あまり見かけない気がするんだけどね。
植物館では植物の名前をプレートにして展示しているんだけど、プレートが見える場合とそうではないことがあった。
見えないほうが圧倒的に多くて、植物に詳しくないSNAKEPIPEには調べる手立てがないよ。
知ったからどう、ということもないんだけどさ。(笑)
熱帯植物は観ていて飽きなかった。
時間が許すなら、虫除けスプレーしてもっと眺めていたかった風景だよ!

植物館の3つのドームを約1時間かけて歩いたROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
鑑賞中、出会った他のお客さんは約5名程度。
すれ違ったのはほんの一瞬のことなので、ほとんどの時間をROCKHURRAH RECORDS専用の植物館として過ごしたことになる。
このストレスの無さ!良いね!(笑)

ドームを抜けてオーストラリア庭園へ。
ここで咲いていたのはエパクリス・ロンギフロラ。
赤と白からイメージして、クリスマス用に吊るした靴下みたい、と連想したSNAKEPIPE。
とても不思議な形だったよ!
ROCKHURRAHは「新生姜みたい」と言う。
なんでそんな連想になるかね?(笑)

食虫植物温室には粘着式、落とし穴式、はさみわな式など、様々なタイプの植物が展示されていた。
画像は落とし穴式のウツボカズラ。
実際に捕食シーンを見ることはできなかったけれど、その特異な形状には驚いた。
これら食虫植物をドーム内に設置すれば、蚊の被害は減るのかも?(笑)
枯れかかっているように見えるのもあり、全体的に食虫植物に元気がなかったのが残念だったよ。

この日は丁度「エチオピア展~人類の起源の地~」でのイベント「エチオピアのコーヒーセレモニーの実演」が開催されていた。
エチオピア連邦共和国大使館の方が来館されて、エチオピア・コーヒーを振る舞ってくれるという。
ドームに入る前に、案内係の方から参加を促されたけれど、所要時間が30分から1時間と聞いて遠慮する。
本当は「大人社会科見学」としては、絶好のイベントだったのかもしれなかったね?
ドームを出ると、庭には巨大カボチャがゴロゴロ転がっていた。
これは「ハロウィン・パーティ」の企画で、かぼちゃを転がして遊ぶためのものだったらしい。
子供用のイベントでお客さんを呼ぼうとしてるのかな?
企画には参加しなくても、植物鑑賞だけでも充分満足だったよ!

植物館を出て、夢の島公園内にある「都立第五福竜丸展示館」に向かう。
第五福竜丸とは、1954年にマーシャル諸島ビキニ環礁でアメリカがおこなった水爆実験により被爆した、静岡県焼津港所属の遠洋マグロ延縄漁船のこと。
ROCKHURRAHは以前から、第五福竜丸の存在を知っていたらしいので、夢の島公園に展示されていることに驚いたらしい。
どうして知っていたのか聞いてみるときっかけはゴジラからだという。
ゴジラは水爆実験により放射能を浴び、突然変異した恐竜という設定だったんだね。
1954年に初めて登場したゴジラのポスターには「水爆大怪獣映画」って書いてあったよ。
映画で直接というよりは、少年雑誌の特集で現実の水爆実験を知ったようだけどね。
第五福竜丸の被爆とゴジラ映画の公開年が同じとは!
そんな話をしながら道なりに進んでいくと、展示館が見えてきたよ。

展示館に入ると、いきなり第五福竜丸が眼前に迫る。
パネルの展示もされていて、アメリカがマーシャル諸島で1946年から1958年まで67回も核実験をしていたこと、被爆した人々の様子などを知る。
第五福竜丸は1967年に廃船となって、夢の島の埋立地に放置されていたところを保存されたという。
アメリカが約60年前まで核実験が公然と行っていたことを改めて知ることになった。
被爆した第五福竜丸に、独特の匂いをかいだSNAKEPIPE。
負の歴史を体験した船からは、強い悲壮感が立ち上っているようだった。
見えない壁が張り巡らされた中に、重たい何かが漂っているようで、息苦しさを感じてしまう。
強い印象を残す、この展示館も鑑賞できて良かったよ。

東京都立の施設なので、料金はリーズナブルな250円!
新木場駅からの徒歩、もしくは都バスで楽々到着できる。
たまたまだったのかもしれないけど、お客さんが少なめでゆったり鑑賞できるのも良かった。
そして植物の生命力から、エネルギーをもらったように感じられて、リフレッシュできたことが一番の収穫かな!
お気に入りの場所が増えて嬉しいね。
また寒い時に、是非訪れてみたいよ!
虫除けスプレーとムヒを忘れずに。(笑)

大人社会科見学—高尾山—

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【高尾山頂から淡く見えた富士山】

SNAKEPIPE WROTE: 

「気分転換に高尾山いいですよ」
こう話してくれたのは、以前通っていたWEBのスクールで一緒だった建築関係の仕事をしていた女性。
その話を聞いた頃のSNAKEPIPEは、アウトドアには全く興味がなく、一番重要だったのはパンク系のライブに行くことだったね。
あれから10年以上の月日が経過、今ではすっかりウォーキングやトレッキングの楽しさを実感している。
ちなみに高尾好きだった彼女は、1000m級の山々が連なる地域にお嫁に行き、1児の母として主婦業に専念しているそうで。
山登りも満喫してるかな?(笑)

2019年9月の「大人社会科見学—鳩ノ巣渓谷—」以来、すっかり奥多摩に魅せられているROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
もっと奥多摩方面に行って自然を満喫したい!と思っていた矢先に、台風被害の情報を知る。
もー、ほんっとに今年の台風は酷すぎるよ!
一番良い時期に計画していたトレッキングも、ZOZOチャンピオンシップもすべて「おじゃん」だもんね。
2019年の台風は「残念な思い出」として記憶に残ることでしょう。

奥多摩方面で通行止めになっている場所が多いようなので、別の場所を考えることにする。
ここで思い出したのが、冒頭の高尾の話。
ROCKHURRAH RECORDSが唯一、観ている民放の番組「朝だ!生です旅サラダ」にある三船美佳のコーナー「週末行ってみっか!」で、今まで何度か紹介されたことがある高尾山。
「新宿から電車でおよそ1時間で到着!」
などと言いながらケーブルカーに乗り込む三船美佳の姿を思い出す。
気軽に行かれそうなので、一度行ってみっか!(笑)

交通の問題はなさそうなので、高尾山についての情報を集める。
高尾山は標高599mで、ケーブルカーで山頂付近まで行くことができるため、多くの観光客で賑わうという。
山頂に至るルートは有名なもので6つ。
希望としては小川に沿って歩く6号路と呼ばれるコースを歩いてみたかったけれど、台風の被害により途中から通行止めだという。 
トレッキング初心者のROCKHURRAHとSNAKEPIPEは、一番易しいルートにしたほうが無難なのかもしれないね?(笑)

明日は晴れる、という天気予報を確認して、高尾行きを決める。
普段より早起きして、新宿駅を目指す。
新宿から京王線で高尾山口駅までの直通電車に乗る計画を立てる。
ところがっ!
予定していた電車にタッチの差で間に合わず…。
これはSNAKEPIPEが途中駅でトイレに寄ったためで、 ROCKHURRAHには大変申し訳ないことをしてしまった。
本当にごめんなさい!
直通電車は逃したけれど、北野駅で乗り換えれば高尾山口駅には問題なく到着するんだけどね。(笑)

とってもオシャレな駅舎の高尾山口駅。
後から知ったけど、建築家、隈研吾による設計だったんだね。
到着した時間、午前8時頃。
すでに登山の服装をした観光客でいっぱい!
そして電車から降りた瞬間に寒さを感じる。
防寒用のソフトシェルジャケットは用意していたけれど、ダウンジャケットを着ていても良かったかもしれない。
駅の売店にアウトドア用品で有名な「mont-bell」のジャケットやウェアが販売されていて、びっくり!
薄着で来た人は意外な寒さに驚き、慌てて保温性の高いジャケット購入するかもしれないよね?(笑)

足腰が強くて、何度も高尾に足を運んでいる人ならケーブルカーを使わないんだろうな。
ROCKHURRAHとSNAKEPIPEは、初めての高尾山。
今回は迷わずケーブルカーに乗ることにしたよ!
高尾山口駅からケーブルカー乗り場までは、道なりに歩いておよそ5分程度。
途中には朝早くから店をオープンさせている、お土産屋が並んでいる。
ケーブルカーの切符は、ひとまず片道分(490円)を購入。
元気があったら帰りは徒歩で、と考えたからだった。 

この時間からケーブルカー待ちの長い行列ができている。
もしかしたら乗り切れず、一本待つことになるのかと思いきや、すんなり座席を確保。
一回で最大135人が乗れるんだって!
心配しなくても大丈夫ってことだね。(笑)
「清滝駅」(標高201m)から「高尾山駅」(標高472m)まで、およそ6分だという。
急勾配が日本一のケーブルカーなんだって?

ROCKHURRAHとSNAKEPIPEは、母親(推定70代)と息子(推定40代)のように見える2人連れの前に座った。
会話の様子から、2人は何度も高尾を訪れているようだったよ。
ケーブルカーが発車し、背中側に上っていくことが分かった。
途中から急勾配の度合いが増し、前の2人連れの方向に転げ落ちそうになってしまうほど!
「ひー!何か捕まらないとっ!」
慌てるSNAKEPIPEは2人連れに笑われてしまったよ。
勾配の度合い、画像で分かるかな?

高尾山駅に到着。
空気がキリッとして、気持ちが良い。
順路を確認し、まずは高尾山薬王院を目指すことにする。
道が整備され、たくさんの人が歩いているので、道に迷うことはなさそう。(笑)
途中、研ナオコがやってた「ナオコばぁちゃん」か、もしくは「悪魔の手毬唄」の「おりん」と同じくらい腰が曲がった老女(例えが古い)が坂を上っているのを目撃!
山頂を目指しているんだろうか?

ついに薬王院に到着! 
ここまでの道は、特にトレッキングを意識することもなく、初詣で訪れる神社や寺に行くための参道を歩いている感じだったよ。
この日のSNAKEPIPEは、山登りの達人のような服装だったので、誰でも簡単に歩けるとされる1号路にいるのが逆に恥ずかしいくらい。(笑)
高尾山なら、そこまでの装備は要らないのかも、と思ったSNAKEPIPE。
この考えは間違いだったことに、後で気付くことになるんだけどね。(ふふふ)

薬王院は744年、今から1200年以上前に聖武天皇の勅令によって建立された寺だという。
そんなに由緒正しいお寺だったとは!
門をくぐると、すぐ目の前に現れたのが天狗の像。
正面から撮影してしまうと、鼻の高さが分からず、天狗に見えないね。(笑)
高尾山には、古来より天狗信仰があったという。
修験道の道場にもなっていたという高尾山は、いわゆる霊山なんだね。
天狗という存在はとても興味あるので、いつか研究して発表したいところだよ。(一体何者だ?)

薬王院から山頂に至る道は、上りの階段が続き、さすがに太ももがパンパンになってくる。
1号路でこの上りなんだ?
ナオコばぁちゃん、上れたのかなあ。
階段が終わっても、上ったり下ったりする坂が続く。
整備されているとはいっても、あの階段の後だと結構キツいね。
ようやく山頂に到着。
山の頂上まで登った、という感覚はない。
高尾山の山頂は平たくて広いのか、多くの観光客が思い思いの場所に座り、弁当を広げている。
午前9時半だったので、朝ごはんかな?

「見られるとしたらあっちの方角だよ」
とROCKHURRAHが指差す。
えっ?見られるって、何が?
その方向に歩いていくと、大勢の人達がいる。
連なる山をじっと見る。
SNAKEPIPEとは違う角度から山を見ていたROCKHURRAHが言う。
「ほら、あそこに富士山が!」
 ほんとだー!
うっすらと霞んだ富士山が見える!(笑)
その画像をトップに載せたよ。
富士山が見える位置から少し下った場所で、お弁当を食べることにする。
こんなに寒いならホット・ドリンクにするんだったなあ!
人が多かったけれど、山を眺めながらの朝食はとても美味しかったね。(笑)

10時になり、高尾ビジター・センターがオープンしたので、少し見学する。
ムササビの剥製や植物の写真が展示されているのを見る。
そして帰り道について協議したのである。
1号路を通って山頂に来たので、せっかくなら違うルートを選択したい。
4号路には吊橋があるというので、その道を歩いてみようか。

山頂からの道なので、当然のように下る。
1号路とは違って、そこまで人が多くない。
「U」マークは一体何の意味があるんだろう?
Uターン禁止とか?(笑)
非常に道幅が狭く柵もないので、一歩踏み間違えたら、山肌を転げ落ちること間違いなし!
歩いているうちに少しずつ人が増えてきた。
上ってくる人もいれば、同じように下る人もいるので、歩き辛い。

後続の人をやり過ごしたり、前から来る人に道を譲ったりしながら進んで行く。
もう少し道幅が広ければ、植物観察したり休憩しながら歩けるんだけどね?
交通渋滞が起きてしまうので、急かされてしまうのが難点。
しっかりした木の根が縦横無尽に土から出ている場所では、歩幅の調整をして苦労していたSNAKEPIPE。
そんな中を訓練なのか、走り抜けて行く集団がいる。 
よく転ばないなあ、と感心してしまったよ。

歩き続けて約30分で、目的の吊橋に到着。
中華系の女性2人がポーズを取って記念撮影していたよ。
鳩ノ巣で渡った吊橋は、5人の体重で危険を感じるほどだったけれど、これはしっかりした造りなので、そんなに怖くなかったね。 
吊橋から下を見下ろすと、チョロチョロとした水の流れが確認できた。
もっと迫力ある川のほうが好みだね、と言い合いながら渡り切る。
ここから先はまた1号路に合流、無事にケーブルカー乗り場に到着したのである。
予想以上に4号路で疲れてしまったSNAKEPIPEなので、帰りもケーブルカーに乗ることに決定!
徒歩で下る元気はなかったよ。(笑)

ケーブルカーを降りた後、今回は通行止めになっていたため歩けなかった6号路の入り口付近まで足を延ばしてみた。
川沿いの道はとても雰囲気が良いので、次回はこちらの道を通りたいね! 
ただし、道幅は狭く一方通行規制がかかることもあるルートらしいので、トレッキング初心者のSNAKEPIPEには難しいのかも?(笑)
それでも滝があるというのは魅力的なので、いつか歩いてみたいな!

登山客が世界一多いとは聞いていたけれど、本当に多かったのがよく分かった。
そして599mという高さなので大丈夫だと思い込み、そこまでの防寒対策をしなかったのは反省点かな。
4号路ルートでは、トレッキング・シューズを履いていて正解だったので、やっぱり装備は必要だね!
山をナメてはいかんぜよ!だね。(笑)
また自然を感じるプチ旅行、計画しよっと!

ZOZO CHAMPIONSHIP 未観戦

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【ZOZOチャンピオンシップの画像】

SNAKEPIPE WROTE:

10月26日の明け方、夢の中で大泣きしていたSNAKEPIPE。
その前日には、自分なりに納得していたはずだったのに、やっぱり心の奥底では悲しい気持ちでいっぱいだったんだろうな。
一体何の話をしているかというと、日本で初めての開催が決定したPGAツアー「ZOZO CHAMPIONSHIP」 のこと!

PGAとは「Professional Golf Associateion」の略語で、男子プロゴルフ協会を意味するんだよね。
ちなみに女子の場合は、レディスなのでLPGAとして区別されている。
そしてPGAツアーというのは「アメリカ合衆国及び北米における男子プロゴルフツアーを運営する団体、およびこの団体が運営するツアートーナメントの名称」とWikipediaに解説されている。
このトーナメントは毎年10月から翌年9月までの一年間でおよそ50試合が行われ、賞金や獲得ポイント数を競うのである。
ほとんどの試合が北アメリカで行われるけれど、アジアやハワイなど別の地域で開催されることもある。

「PGAツアー日本初開催」のニュースを初めて耳にしたのは、いつだっただろうか。
開催決定は2018年11月20日に発表されたようだけど、丁度その頃、ROCKHURRAH RECORDSは事務所移転後の処理に追われていたはず。
2019年の春頃、タイガー・ウッズが日本での大会に出場を表明した、というニュースに驚いたことを思い出す。
14年ぶりにマスターズで優勝した後のタイガーの発言だったので、大きく報道されていたよね。
その後、ローリー・マキロイ、ジェイソン・デイなど大物選手が出場を発表した。
そうしたニュースを聞く度に、ワクワクしていたROCKHURRAH RECORDS。

ここで「なんでいきなりゴルフの話?」と思った方のために、簡単に説明させていただこう。
2017年3月の記事「SNAKEPIPE SHOWROOM 物件12 ゴルファー達の物件編」に書いているのは、どうしてゴルフが好きになったのか、ということ。

どの世界でも共通だと思うけど、実際に自分が体験すると今まで知らなかった楽しさや苦労が分かってくる。
ゲームの中で遊んでいるだけでも充分楽しかったけれど、たまたまLPGA(日本女子ゴルフ)のテレビ中継を目にしたSNAKEPIPEは、初めて実際の試合を観て更にその面白さに興味を持ったのである。

記事にあるテレビ中継というのは2015年のことなので、あれから今年で4年が経過している。
4年もの間、毎週PGAツアーを鑑賞しているROCKHURRAH RECORDSにとって、プロゴルファーはスターなんだよね。(笑)
名前を顔が一致し、どんなプレーが得意なのかも知っているゴルファー達がPGAツアーとして一同に会し、日本でプレーするなんて夢のような話!
会場となるのは千葉県印西市にあるアコーディア・ゴルフ習志野カントリークラブだという。
昨年まで千葉県民だったROCKHURRAH RECORDSにとっては、そこまで遠い距離にあるゴルフ場ではない。
こんな機会は滅多にないよ!(笑)
チケットを購入することに決めたのである。 

開催期間は10月24日から27日の4日間。
4日を通して観戦する、もしくは1日だけのチケットもある。
通して観たいのは山々だけど、そこまで休みも取れないよね。
もちろん金銭的な問題もある。
最も高いのはVIPラウンジ付4日間通し券に駐車券がある60万円の物。
即、完売していたのには驚いた!
練習ラウンドの様子を見学できるチケットが最安値で6,000円。
せっかくならば試合の様子が観たいので、26日だけのチケットを購入することに決定する。
このチケットが13,000円。
スポーツ観戦をしたことがないので、この金額が妥当なのかどうかは不明だよ。

最近の海外アーティストが来日した場合のチケットはいくらで販売されているのか調べてみようか。
来年の3月に東京でライブ開催予定のNew Orderは、指定席で12,000円、スタンディングで10,000円とのこと。
たまたまかもしれないけど、同じような価格帯だね。
海外アーティストのライブってもっと安かったよね、とROCKHURRAHと話す。
とは言っても2人の記憶は何年前のことになるのかね?(笑) 

ローソンチケットの会員登録をし、10月26日のチケット購入予約をする。
抽選になるというので、結果を待つこと約10日。

この度は抽選にお申し込みいただきありがとうございました。
厳正なる抽選を行った結果、お客様はご当選されました。

このメールが届いた時は本当に嬉しかった!(笑)
実際にチケットを手にしたのが、9月7日。
画像がそのチケットね。
初めてのスポーツ観戦!
ゴルフ場に行くのも初めてのこと。
10月26日を心待ちにしていたのである。

10月に入ってからも台風が発生しているニュースを、戦々恐々と聞いていたROCKHURRAH RECORDS。
何故なら、ゴルフ観戦は完全に野外だからね。
悪天候により中止(サスペンデッド)になるPGAツアーの試合を、何度かテレビで観ているので、それを恐れたのである。
台風19号が日本列島に甚大な被害をもたらし、その後も20号、21号が発生する。
ネットでは10月22日に行われた練習日の様子がアップされていた。
にこやかにファンと触れ合い、楽しそうな雰囲気の選手達。
益々観戦が待ち遠しくなるよ!(笑)

いよいよ24日には第1ラウンドがスタートした。
会場には1万8000人の観客動員があったという。
最寄り駅から会場までを結ぶバスの待ち時間が長いことを知る。
縦横15cmを上限としたバッグ、もしくは透明の袋のみ持ち込みできるという、当初の規定が変更されていた。
ROCKHURRAH RECORDSでは、最小限の荷物を洋服のポケットに入れて、手ぶらで観戦する予定を立てていたんだよね。
15cmのバッグなんて、一体何を入れるためのものなんだ?(笑)
第1ラウンドを観戦した人の記事を読む限りでは、荷物検査がぞんざいだったり、コースを誘導する係もいい加減だったそうで。
日本のゴルフとPGAでは、ルールが違うようなので、関係者も初めて対応することばかりで戸惑ったのかもしれないね?

そして翌25日の金曜日は、台風21号の影響による大雨の予報。
第2ラウンドは順延となることが発表された。
25日だけのチケットを購入した人には、払い戻しのアナウンスがされた。
この日は千葉県を中心に雨による被害があり、とても試合ができる状態ではなかったみたい。
それにしても25日を楽しみにしていた観客は悔しかっただろうなあ!
翌日の26日は晴れる予報なので、初のゴルフ観戦の準備をしたROCKHURRAHとSNAKEPIPE。
普段以上に早起きをする必要があるため、早寝する予定だった。

明日の支度をしていたSNAKEPIPEに、ROCKHURRAHが真顔で呼びかける。
「これ、見て」とパソコンを指差す。
26日の試合は朝の6時半からスタートすること、などが書かれている。
やっぱり早く行かないとね、と言いながら画面をスクロールすると、出てきたのが「残念なお知らせ」。
えっ、何これ?ちょっと待って!
2度、3度と読み返す。
うそでしょーー!明日は晴れるんだよっ!

コースが水没した記事が出ていた。
これを修復して、26日は試合を行うということらしい。
残念なお知らせがZOZOチャンピオンシップのHPにアップされたのが、19時30分のこと。
ワクワクしながら準備をしていたのに、ガックリ!
決定するのに、時間がかかり過ぎだよね。
25日の大雨では順延は仕方ないにしても、26日はなんと無観客試合になってしまうとは!!
晴れて試合が行われるのにも関わらず、観戦できないなんて思いもよらなかったよ。
何ヶ月も前から楽しみに待ち焦がれ、準備してきたのに、まさかこんな事態になるなんて。
ROCKHURRAHと共に「しんなり」してしまう。
気力と体力をいっぺんに奪われた感じ。

初めて日本で開催されたPGAゴルフツアーの観戦を記事にしたかったのに、非常に残念でならない。
いつも通り、テレビで鑑賞することになったZOZOチャンピオンシップ。
楽しみにしていた選手との対面は叶わなかったね。
是非とも実物を観たかった選手を紹介していこうか。

名実共に世界1有名なゴルファー、タイガー・ウッズ
今回のゴルフツアーの観戦を希望した人全員一致で、タイガーが観たかったはず。
ROCKHURRAH RECORDSもご多分に漏れず、タイガーのプレイを楽しみにしていたよ。
そしてこの試合で、優勝回数世界記録保持者であるサム・スニードの82勝に並んだタイガー。
8月に膝の手術をしてからの初戦で優勝とは。
数々のスーパープレイを披露して、さすがはタイガーだったよね。

ゴルファー生命の危機から、復活優勝を経て、昨年のマスターズで優勝したタイガー!
どん底を経験したタイガーが、43歳になってもトップ・プロとして君臨している様子を観ることができて、本当に嬉しいよね!
他のツアーの時には、ずっと厳しい表情しか見えないことがあるけれど、日本でのタイガーはリラックスしていたのか、笑顔もあって調子が良さそうだったよ。
タイガーのプレイ、観たかったなあ!

ローリー・マキロイは北アイルランド出身の30歳。
2007年にプロ転向して以来、PGAツアー17勝!
マキロイは「ここぞ」というシーンで、驚くようなプレイを展開するゴルファーなんだよね。
ゴルフではショットやパットなどの腕前以外にラッキーを呼び込む力も必要で、その力の有無が本当の意味での実力なのかもしれない。
マキロイには、その力があるんだよね!
マスターズに優勝すれば、キャリア・グランドスラム達成だもん。
その日も近いかもしれないね?

2017年にゴルフ関係者だった女性と結婚しているけれど、いくつになっても「やんちゃ坊主」という印象があるよ。
ROCKHURRAH RECORDSでは、以前より「マキロイはイアン・マカラックに似て蝶!」として話題に上っていた。
イアン・マカラックとは、80年代ニューウェーブを代表するイギリスのバンド「エコー・アンド・ザ・バニーメン」のヴォーカルなんだよね。
マキロイの唇がもう少し厚くて、いわゆる「タラコ唇」だったら、もっと似てたかも。(笑)
プレイ以外にも、どれだけイアン・マカラック似だったのか、観たかったなあ!

ジョーダン・スピースが参戦すること知った時は、本当に嬉しかった!
「若き天才」と呼ばれる26歳のスピースは、全米プロ選手権に勝つと、キャリア・グランドスラムを達成することになる実力の持ち主。
2016年のマスターズで2回も池ポチャしてしまった時から、ROCKHURRAH RECORDSでは応援している選手だよ。
2017年の全英オープンで優勝して以来、優勝から遠ざかっているのが気がかり。
また強いスピースに戻って欲しいし、それが日本でだったらどんなに良かったか!
目の前にいるスピースを応援したかったなあ!

PGAツアーを初めてテレビで観た時、池に入ったボールを打つために、裸足になりパンツの裾をまくりあげて笑いながらプレイしていたのがジェイソン・デイだった。
ゴルフってこんなことするんだ?と驚いたことを覚えている。
オーストラリア出身の人懐っこい笑顔の持ち主で、家族を大事にしているエピソードも好感が持てるゴルファーなんだよね。
PGAツアー12勝のデイの、笑顔を観てみたかったなあ!

今回大活躍した松山英樹について何もコメントを書いていないけれど、これはROCKHURRAH RECORDSの好みの問題なので、許してね。

今回は「未観戦」という記事を書くことになってしまい、残念でならない。
26日のテレビ中継を観ている限りでは、観客の誘導さえ上手くできれば、混乱や危険は避けられたように感じたよ。
無観客試合はそんなに珍しくないと、盛んにテレビ中継中にアナウンサーや解説の丸山茂樹が発言していた。
アメリカ本土で、いくらでも観戦のチャンスがある場合には、別の試合が観られるだろうけど。
日本では来年まで1回しかチャンスがないので、比較にはならないように思ったよ。

最初だから仕方がないのかもしれないけれど、ZOZOのHPも情報公開が遅過ぎ!
試合の開始時間は直前に変更されるわ、前述したように持ち物に関する情報も変更されるし。
ROCKHURRAH RECORDSのように、何ヶ月も前から観戦を楽しみにしているファンは失望したに違いない。
お粗末な対応が目立ったように感じられたよ。

ZOZOがスポンサーとなってPGAツアーを日本で開催するのは、来年以降続くようだね。
同じゴルフ場が会場となるのか分からないけれど、今年の「想定外の大雨」を教訓として、次回はスムーズな開催を希望するよ。
来年こそは、是非応援にかけつけて、観戦記事を書きたいな!(笑)